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11月18日投開票の県知事選は残すところ、四ヶ月を切った。
保守系候補者は佐喜真宜野湾市長が自民党の公認を受け、先に立候補を表明し、選挙事務所まで開いた安里氏との保守分裂は避けられない見通し。
一方「オール沖縄」側の候補者は、新聞報道を見る限り翁長知事以外の名前は出てきていない。
しかも新聞論調では「県民投票の署名が集まった」、とか「撤回の時期である」とか、翁長知事を追い込むような報道のオンパレード。
だが、肝心の翁長知事は本日25日現在立候補の発言はしていない。
翁長知事の政策云々を聞く前に、知事の健康のことを懸念すべきだが懸念を報じる記事は一行も無い。
沖縄2紙が翁長知事を応援していることは読者には周知のこと。
だが、それにしても県政を四年間委ねる重要選挙を前にして、沖縄2紙の「知事の健康に関する沈黙」は県民の知る権利を奪ってはいないか。
保守革新に関係なく、県政を委ねる県知事の「健康情報」は、報道機関として不可欠のはずだ。
県民・有権者は下記のような報道から、すい臓がん摘出後の療養中の知事の健康情報を推測する以外に手段はない。
がん闘病中の翁長知事、全国知事会議の出席見合わせ 長時間の移動は困難
琉球新報 2018年7月24日 12:42
翁長雄志
膵臓
全国知事会議
県議会6月定例会の代表質問で答弁する翁長雄志沖縄県知事=6月19日、沖縄県議会
翁長雄志知事は24日午前、札幌市で開かれる全国知事会議(26~27日)への出席について、体調面を考慮して見合わせることを発表した。
今回の知事会議では「米軍基地負担に関する研究会」(座長・上田清司埼玉県知事)の報告・提言も議事となっており、翁長知事は最終日の27日の会合に参加すると出席登録していた。謝花喜一郎副知事が代理出席する。
翁長知事は不参加の理由として「私が出席して沖縄の米軍基地の現状、日米地位協定の問題点等を説明したいと考え、主治医と相談してきたが、長時間の移動による体への負担について懸念が示されたことから、出席を見合わせることにした」と文書で発表した。【琉球新報電子版】
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上記報道から推測できることは、出席予定だった全国知事会議への参加はドクターストップが掛かったということだ。
飛行機による移動さえ体への負担が懸念されるという主治医の意見が正しいなら、目前に迫った県知事選を街宣車で戦うことは不可能ではないか。ドクターストップの掛かった人物が、炎天下の激しい選挙戦に臨めるはずは無い。
仮に当選したとしても、四年間の知事としての激務に耐えられるかどうかの懸念もある。
「オール沖縄」や沖縄2紙は知事の健康がどんな状況に有るかを有権者に伏せて、やれ「県民投票」やれ「撤回」と、県知事を唯一の候補者に追い込むことは、人道的にいかがなものだろう。
「命どぅ宝」はオール沖縄の合言葉ではなかったか。
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