翁長雄志知事は25日、膵がんの治療のため県議会(新里米吉議長)6月定例会一般質問の2日目を欠席した。22日に知事欠席を把握していた議長が事前に与野党各会派へ伝えていなかったことから、この日、質問に立つ予定だった野党自民党は強く反発。この日の本会議は延会となり、自民の質問を28日に変更することで合意した。
午前10時予定だった本会議は約9時間にわたり空転し、午後7時20分に開会。謝花喜一郎知事公室長は22日夕、病院側から25日に治療、検査を行うよう連絡があったと説明。「多くの重要な議案審議をお願いしている県議会を欠席することに、知事に代わり深くおわび申し上げる」と謝罪。新里議長は「議員に対し十分な周知がなされず、本会議の開会が遅れ、混乱をきたしたことをおわびする」と陳謝した。
県議会事務局によると、知事欠席で一般質問の日程が変更になったのは1992年の大田昌秀知事時代以来。大田氏は風邪のため欠席した
沖縄タイムス+プラス ニュース がん治療の翁長知事、沖縄県議会を欠席 「事前説明なかった」と自民反発 2018年6月25日 10:58 沖縄県は25日午前、県議会(新里米吉議長)に対し、翁長雄志知事が同日の6月定例会一般質問2日目を欠席すると伝えた。謝花喜一郎副知事らが各会派を回り、「検査、治療で欠席する」などと理由を説明した。野党系の沖縄・自民の5人と、中立系の維新の2人の計7人が質問に立つ予定だった。自民は「事前に説明がなかった」と反発し、午前10時に予定されていた開始が遅れている。
謝花副知事によると、県議会が休会だった22日に検査、治療の予定だったが、病院側の都合でキャンセル。一般質問終了後の28日まで先延ばししようとしたが、治療の必要性があっため、それもできず、25日に検査、治療することが決まったという。
自民側は知事出席を前提としていたため、25日を休会、予備日を利用し、一般質問の日程を組み替え、知事の出席を求める考えを示している。
膵臓(すいぞう)がんの摘出手術を受けた翁長知事は「医師から徐々に公務を増やしていくよう指示を受けた」として、12日開会の6月定例会に「基本的に全日程に出席する」との意向を示していた。19~20日の代表質問、21日の一般質問初日に出席。22日に公務はなく、23日の沖縄全戦没者追悼式にも参列していた。
県側は①本会議の欠席、離席、退席とその際の副知事対応②自席に着席したままの答弁③本会議中の帽子の着用―に関し配慮を求め、開会前の議会運営委員会が了承していた。
一方で、自民側は「知事の責任感を理解するが、条件を付けて出席するのは会派や議員への配慮に欠いている」(島袋大幹事長)と、体調に不安を抱えたままの出席に疑問を示していた。
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知事の県議会ドタキャンで与党や沖縄2紙が狼狽するのは勝手だが、一番迷惑を被るのは沖縄県民だ。
知事は一刻も早く辞任し、病気療養に専念すべき。
これが一番の県民への奉仕となる。
次も沖縄2紙が決して報道しなしニュース。
八重山日報 2018年6月26日
〝登野城尖閣〟へ変更要望 市議会決議、市長「尊重する」 尖閣諸島の字名変更を求める決議案に起立して賛成する与党市議=25日午前、議場石垣市議会は25日の最終本会議で、尖閣諸島の字名を現在の「登野城」から「登野城尖閣」に変更し「尖閣」の地名を明記するよう要望する決議を賛成多数で可決した。中国が尖閣諸島の領有権を一方的に主張する中、日本が実効支配していることを内外にアピールする狙いがある。中山義隆市長は取材に「決議は尊重する」と述べたが、字名変更の条例案を提出するかどうかは明言を避けた。
決議では、尖閣諸島の保存活用について「日本政府は領土問題は存在しないとしているが、取り巻く環境は厳しい中で何ら対策が講じられない現状を憂う」と指摘。字名の変更を求めた。仲間均氏が提案した。
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