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「海兵隊は方便」の余波

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 人気blogランキングへ クリックお願いします  鳩山前首相の「海兵隊は方便」発言で躍り上がって喜んだ沖縄2紙も、一夜明けてよく考えてみたら、ルーピーの発言に一喜一憂する己の愚かさに気がついたようである。 昨日(14日)の沖縄タイムスは、一変して怒り心頭の記事満載! 一面と社会面トップで悪態つくだけではたりないのか社説とコラムまで動員して ルーピー首相を罵倒する記事。 ちなみに琉球新報も社説で「万死に値する大罪」と最大級の鳩山批判をしているようだが、精神喪失状態の殺人が罪にならないのと同じように「ルーピー状態」の言動は大罪どころか罪にもならないのではないか。  その証拠にあの国税庁さえ巨額脱税を訴追しなかったではないか。 それを大上段に構え、あれこれ大騒ぎする新聞の方がおかしいと思うのだが・・。 沖縄タイムス[大弦小弦](2011年2月14日)
2011年2月14日 09時28分      
 「政界の宇宙人」が本物の宇宙人に思えてきた。その言動に触れれば触れるほど、普通の人とは違う空気を吸っているように映る ▼鳩山由紀夫前首相。普天間飛行場移設問題のインタビューで、在沖米海兵隊の意義について「抑止力」という言葉を使ったのは「方便」だった、と答えた。県民へ説明するために後付けした理屈のようだ ▼ちょっと待ってくれ宇宙人、いや鳩山さん。普天間の県外国外移設が頓挫した揚げ句の説明にしては軽率すぎないか。かつての国のリーダーとは思えぬ思慮のなさ。基地の重圧に苦しむ県民の心を逆なでするもので、受け入れがたい ▼広辞苑によれば、「方便」は仏教に由来する言葉。「衆生を教え導く巧みな手段。真理に誘い入れるために仮に設けた教え」とある。しかし、世間ずれした宇宙感覚に、そんな深い意味が込められているとは仏様も思うまい ▼「うそも方便」のような知恵も感じられぬ単なる言い逃れだ。しかも普天間問題が袋小路に入り込んでいる時期に、「方便」を持ち出す無感覚。菅政権もさぞかし肝を冷やしているだろう ▼一問一答では、真摯(しんし)に受け答えしているようにも読めるが、過去と照らし合わせると、政治家としての不誠実さが透けて見える。もはや発する言葉が無重力状態である。あまりに軽く、遠い。(平良哲)                                              ☆ 沖縄タイムは一面、社会面トップだけでは飽き足らず、コラムや社説でも鳩山前首相に罵詈雑言を浴びせかけているが、それでも足りずに「海兵隊不要説」の仕掛け人とも言える屋良朝博論説委員兼編集委員が一面に登場し、「海兵隊『解』はある」という論考を掲載している。 ところがその何処を読んでもまともな「解」らしきものはなく、わずかにそれらしきものは次の二つの既述のみである。 (1)「海兵隊を運ぶ艦船は長崎県佐世保にある。地上・航空両部隊をセットで本土移転すればいいことだ。 (2)機動展開力に富む海兵隊が沖縄にこだわる必要はない。国外移転や部隊ローテーションを工夫するなどさまざまな検討が可能だ。 先ず(1)長崎県佐世保の艦船を利用する案だが、地政学的に言えばこれはあくまで朝鮮半島の有事を考えた場合に限定される。沖縄が一番懸念する台湾有事を視野に入れた場合長崎から出動するより沖縄から出動する方が有利であることは下記の地図で確認するまでもないだろう。 沖縄から台湾までの距離は鹿児島より近い。 中国が台湾併合のため有事を引き起こすという沖縄にとっては喫緊の想定も、中国を母国と慕う沖縄タイムスにとっては口が裂けても話題にできないのだろう。 (2)のローテーション説については、「日本の安全保障は日本全土で負担すべき」という説に従っているようだが、地政学的視点の欠如した噴飯ものの論である。 ちょうど一ヶ月前のコラムで沖縄タイムスはローテーション論と大同小異の「くじ引き移転説」を書いている。   金口木舌 2011年1月13日   昨年10月に小欄で紹介したカタログ誌の「通販生活」(カタログハウス)。前号の「普天間基地はアメリカが引き取ってください」の文言が耳目を集めたが、今月発行の春号も目を引く
▼表紙には枕17個を積み上げた写真。同社の昨年売り上げ1位の商品だ。全国で人気なのに、わずか17個の購入だったのが宜野湾市。「安眠できる幸せとは、メディカル枕でも安眠できない沖縄県民の犠牲の上につくられていたのだった」と表紙は記す
▼「ゆえに通販生活としては、沖縄県民の『普天間県外移転要求』をつよく応援しないわけにはいかないのだ。普天間基地はアメリカに引き取ってもらおうよ。それがムリなら、クジ引きで本土の都道府県に移転しようよ」
▼明快な主張は早くもメールやツイッターで反響を呼んでいる。「表紙がこれだけ話題になるのは今までにない」と編集部の平野裕二さん。「表紙から政治ネタなんて」という批判もあるが、「よくぞ書いてくれた」との評価が7割以上だ
▼同誌は時折、表紙で強いメッセージを発する。高浜原発の即時停止を求めたこともあった。「今後も何らかの形で沖縄の基地や日米安保問題を取り上げていきたい」と心強い
▼先日の来県で県外移設の再検討を拒んだ岡田克也民主党幹事長。枕を高くして眠れない実態を知るためにも、一度基地の周りで寝てみるといい。
                                                            ☆  那覇から大阪、東京よりも中国の海軍基地の方が至近距離にある。 沖縄の地政学的位置を見れば「くじ引き分担論」がいかにばかげたまやかしであるかは自明である。    【おまけ】 何も考えずに発言する愚かな人物の発言で、新聞が三日も一面トップを飾るのもおかしなものだが、沖縄タイムスはルーピー首相に裏切られてのがよっぽど悔しいのか、「方便発言」の波紋がまだ続いている。  本日(15日)の沖縄タイムスの大見出しはこれ。 ★一面トップ 知事、方便発言に困惑 ★二面トップ 方便発言に政界動揺        ☆  実に三日続きで一面トップが「方便」の記事! 当初は「最低でも県外」を信じていたばかりに、可愛さあまって憎さ百倍という気持ちだろうが、 いい加減にして欲しいね。                                                              ☆  東條由布子憂国講演会のご案内 演題:語る「開戦前夜」 東條英機は戦犯なのか、昭和殉難者なのか。今だから語れる、家族のみが知る開戦を決断した祖父東條英機の知られざる真実。 講師プロフィール 東條英機の長男・英隆の長女。NPO法人環境保全機構理事長 日時:2月27日(日) 開場:18:00  開演:18:30 場所:県立博物館・美術館(博物館講座室) 入場料:1,000円 主催:東條由布子講演会実行委員会 お問い合わせ:運営事務局 仲村雅巳 090−1942−1675 人気blogランキングへ クリックお願いします        ブログセンターランキングへ。              ブログセンターランキングへ。       

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