
トランプ米大統領がイラン核合意を離脱した。
トランプ氏は6月初旬までに予定される米朝首脳会談を見据え「イラン核合意の離脱は(北朝鮮への)重大なメッセージになる。米国はもはや口先だけの脅しはしない」とも述べた。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は「米国は(非核化などで)不十分な合意には応じないということだ」と記者団に語っており、離脱表明には北朝鮮をけん制する思惑もありそうだ。
北朝鮮の非核化は「リビア方式」に追い込む公算である。
2018.5.10 05:05
更新
【産経抄】5月10日北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり、「リビア方式」がキーワードとなっている。「アラブの狂犬」と恐れられたリビアの最高指導者、カダフィ大佐は2003年、核兵器開発含め大量破壊兵器の放棄を表明した。
▼米国が放棄を確認してから、制裁解除などリビアに見返りを与えた成功例である。大佐が、無残な最期を遂げたのは、8年後だった。排水管に逃げ込んだところを反体制派の民兵に引きずり出され射殺された。
▼北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長のショックはさぞ大きかっただろう。2カ月後に父、金正日総書記が独裁者のまま迎えた死との、なんという違いか。体制維持のためには、大佐の轍(てつ)を踏まず、何が何でも核兵器開発を進める。そう誓ったとされる。
▼もっとも、大佐が核兵器開発放棄を拒否すれば、米英両国による武力攻撃は避けられなかった。米朝首脳会談を前にして、リビア方式による北朝鮮の非核化を主張したのは、強硬派として知られるボルトン米大統領補佐官である。正恩氏もトランプ米大統領の本気度に気づき始めたようだ。
▼正恩氏は早速、中国・大連市を訪れて、習近平国家主席と会談した。「窮鳥懐(きゅうちょうふところ)に入(い)る」のことわざ通り、「後ろ盾」の懐に飛び込んだ。トランプ氏は、3年前にイランと結んだ核合意に欠陥があるとして、離脱を表明した。ポンペオ国務長官が訪問中の北朝鮮に対して、一切の妥協はしないとのメッセージにもなっている。
▼福井県立大学の島田洋一教授によれば、リビア方式ではパンナム機爆破事件などテロの清算も同時に行われた。北朝鮮にとって、拉致事件がそれに当たる。いよいよ日本にとって被害者奪回の正念場である。国会審議を18連休した野党議員も本気で取り組んでほしい。
2018.4.30 21:38更新
【激動・朝鮮半島】北の核放棄「リビア方式を念頭に」 ボルトン米補佐官が言及
【ワシントン=黒瀬悦成】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は4月29日、FOXニュースなどの報道番組に出演し、トランプ政権が目指す北朝鮮の核放棄の具体的方策について、リビアのカダフィ政権(当時)が核開発計画を放棄する際に実施した「リビア方式」を「念頭に置いている」と述べた。
「リビア方式」とは、2003年にカダフィ政権が非核化を宣言したのを受け、同国内の査察と核関連設備の全面接収で核計画の完全放棄が確認された後に制裁解除と経済支援を行った一連のプロセス。
ボルトン氏は、北朝鮮が核放棄のための具体的行動をとるまでは圧力を緩めないとした上で、北朝鮮がまず、1992年に発効した「南北非核化共同宣言」で表明した、核兵器の製造や保有、使用の禁止、ウラン濃縮施設などの放棄を「交渉の出発点とすべきだ」と語った。
また、先の南北首脳による板門店宣言でうたわれた「朝鮮半島の非核化」について、「北朝鮮と韓国の非核化を意味するものだ」と述べ、朝鮮半島での米軍の行動を縛るものではないとの認識を明らかにした。
ボルトン氏はさらに、米朝間の議論では、日本人拉致問題について話し合われることになるとの見通しを明らかにした。

投稿日:2018年5月9日
アメリカのトランプ大統領はイラン核合意から離脱し、イランに対して過去最大級の経済制裁を行うと発表しました。イランが核開発を大幅に制限する見返りに、経済制裁を解除するとした核合意の枠組みの崩壊につながるおそれもあり、核合意の維持を求めてきたヨーロッパなど国際社会にも大きな波紋を広げています。
トランプ大統領は8日午後2時すぎ(日本時間9日午前3時すぎ)からホワイトハウスで演説し、「今の核合意のもとではイランの核保有を止められない。核合意は根本的に欠陥だ」と述べ、前のオバマ政権が結んだ核合意から離脱する考えを明らかにしました。そのうえで、「イランの政権に対する制裁を再開させる文書に署名する。われわれは最大級の経済制裁を実施していく」と発表しました。
アメリカ政府によりますと、トランプ大統領の今回の発表を受けて、イランの中央銀行などと取り引きする外国の金融機関やイラン産の原油など、資源の取り引きに関わっている企業などが制裁の対象になるということです。
アメリカ政府は取り引きの内容によって、90日と180日の2段階の猶予期間を設けるとしていて、この期間内に取り引きをやめなければ制裁を科すと警告しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180509/k10011431381000.html
【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領は8日午後(日本時間9日未明)、ホワイトハウスで演説し、米欧など6か国とイランが2015年に結んだ核合意からの離脱を表明した。
トランプ氏は大統領令に署名し、核合意に基づいて解除した全ての対イラン経済制裁について再開を指示した。
米国が制裁を全面的に発動させれば、イランの強い反発を招き、核合意は崩壊する恐れがある。
トランプ氏は6月初旬までに予定される米朝首脳会談を見据え「今日の行動は(北朝鮮への)重大なメッセージになる。米国はもはや口先だけの脅しはしない」とも述べた。ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は「米国は(非核化などで)不十分な合意には応じないということだ」と記者団に語っており、離脱表明には北朝鮮をけん制する思惑もありそうだ。
http://sp.yomiuri.co.jp/world/20180509-OYT1T50019.html


朝鮮人は今までのアメリカ大統領と同じとおもったらとんでもないからな?
今までの大統領は国内の韓国人勢力の懐柔とロビー、それに付随する議員どもの暗躍で朝鮮に融和だった。しかしトランプはそういったモノに揺らぐことはなく自己の判断で全てを実行している。


オバマが北朝鮮を見逃してきた8年が本当に無駄だったからな
北朝鮮は水爆を完成させてしまったからな


再び金正恩は中国を訪問したが、今度は「米朝会談が安全に行われるように、中国が『バックにいる』とアピールしてくれ」というものだろう。
金正恩にとっては、米朝会談がどこで行われようと、その場で「寝首をかかれる」可能性があるからな。
アメリカにとっては、その方がゴタゴタせずに一気に問題が解決する。

2~3日中に大きな変動が東アジアで起きるかもしれない。

有利な条件引き出そうなんて舐めた真似してるカリアゲはぶん殴られて当然。
アメリカは全面降伏以外認めないだろ。当たり前だ。
そしてこれだけ長引かせた責任は中国に取らせるだろ。


「ちゃんと破棄しなかったら分かってるな?」ってメッセージか。
子豚は息してるかなぁ?w

既に闇でしてたと思うが、もっと濃縮率を上げたウラン型、プルトニウム型も保有するだろうな



ころころ言動が変わって実際に何するか読めへん
単細胞なオバマと違って知能高すぎ

忠実に公約を守るマトモな政治家。

段階的に非核化でお願いしますと土下座したけど、断られたみたいね。
安倍ちゃんの外交が効いてる証拠。

なんで嫌うのかわからない

アメリカのメディアも日本と似たような状況なんだろう

条件は変えないと始めから言ってるのに、条件闘争してくるなよ
査察受けるか、滅びるかだ

一方その頃北朝鮮は、「ウリを怒らせたら白紙にするぞ」と恫喝した
恫喝が通用するとまだ思い込んでいたw