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稲田防衛大臣が失言!
次から次へと、身内の者が、よくもやらかしてくれるものだ。
いくら安倍・菅コンビが最強のタッグを組んでも、内閣を支えるべき閣僚がこの体たらくでは!
「後ろから斬りつけられた」という自民党幹部の意見も、決してオーバーではない。
稲田朋美防衛相、都議選応援演説で「自衛隊として(自民候補を)お願いしたい」(6/27産経)
稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区で開かれた東京都議選(7月2日投開票)の自民党候補を応援する集会で「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としても、お願いしたいと思っているところだ」と訴えた。自衛隊の政治利用と取られかねない発言だとして、野党からは辞任要求が出ているほか、与党からも問題視する声が出ている。
稲田氏は、集会の会場近くに陸上自衛隊練馬駐屯地(練馬区)があることに触れ、テロ対策などで自衛隊と都政が連携する必要性を強調した。その上で「自衛隊、防衛省とも連携のある(候補)をぜひお願いしたい」と述べた。
集会後、記者団には「地元の皆さんに感謝の気持ちを伝える一環だったが、あくまでも自民党として応援している」と釈明した。
自民党幹部は「自衛隊員に投票を指示したわけでない」と述べ、問題視しない考えを示した。一方、公明党幹部は自民党議員による相次ぐ不祥事を念頭に「オウンゴールの大合唱だ。野党に付け入る隙を与えただけだ」と批判した。
民進党の蓮舫代表は産経新聞の取材に「閣僚として異質な発言だ。自衛隊を選挙応援に使ったことに抗議する。組織のあり方をはき違えているのでないか」と述べた。共産党の小池晃書記局長はツイッターで「防衛相を即刻辞職すべき」と指摘した。
☆
そもそも、稲田氏は防衛大臣の器ではなかった。
通常の答弁のときでも、絶えず追い詰められているような口ごもる喋りは、聞くものに不安感を与える。
国防に命をかける自衛隊も、稲田大臣のようにいつも自信の無いような答弁の人物が自分たちのトップだと考えたら、脱力感を覚えるだろう。
自衛隊は防衛大臣の私的軍隊でもなければ自民党の私的軍隊でもない。
その辺の区別を最高司令官たる防衛大臣が混同するようでは、謝罪・撤回ですむ問題ではない。
弁護士でありながら自衛隊についての根本的な認識が欠落していると言わざるを得ない。
これは知識の問題ではなi。
国防に対する基本的姿勢の問題だ。
稲田氏は当初から防衛大臣の器ではなかったのだ。
遅きに失した感は否めないが、安倍首相は明日にでも稲田氏を更迭すべきだ。
ここで、身内から足を引っ張る者が続出し、都議会選で大敗→内閣支持率の急落、という構図になったら、安倍首相退陣という最悪のシナリオも覚悟せねばならない。
野党は問題外として、自民党内部に安倍氏に代わる人材が見つからない現状では、病巣は早期発見、早期手術で、稲田大臣の馘首以外に選択肢は無いのではないか。
沖縄タイムス。琉球新報の両紙と意見が一致することは滅多に無い。
だが、稲田防衛大臣の罷免に関しては珍しく一致した。(笑)
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