米国人の書いた慰安婦問題について宜野湾よりさんが興味深いコメントを下さっているので紹介させていただきます。
元合衆国陸軍のアーチー・ミヤモト氏の著書 Wartime Military Records on Comfort Women では、主に第二次大戦時のアメリカ軍の記録と同盟国オランダ、オーストラリア、また日本の記録や文書等の一次資料を並べて慰安婦の実相を示しているという。米国アマゾンでは、現時点でレビューを書き込んだ4名のいずれもが、慰安婦に対する知識や見方が変わった旨を述べ、高評価をつけている。
https://www.amazon.com/Wartime-Military-Records-Comfort-Women-ebook/dp/B01NC0KEB4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1493032751&sr=8-1&keywords=archie+miyamoto
この本とアーチー・ミヤモト氏についての日本語の説明がないか探したら、マイケル・ヨンJPブログにあった。
2017年2月4日付
http://michaelyonjp.blogspot.jp/2017/02/blog-post_4.html
2016年1月19日付
http://michaelyonjp.blogspot.jp/2016/01/blog-post_19.html
引用終了
☆
日本がしてもいないことで安倍首相が朴大統領に謝罪したことに、自分は強く反対する。日本は「20万人をさらって性奴隷に」などしていない。慰安婦のほとんどは売春婦だった ― これは歴史的事実である。そもそも「20万人拉致して性奴隷にした」というストーリーは、反日分子が言い出したことだ。また、20万人という数字についても証拠となる史料は存在しない。
謝罪したことで安倍首相に背を向ける者もいた。私も沢山言いたいことがあったが発言を控えていた。冷静になる時間が必要だった。
このことを米国人に当てはめてみよう。安倍首相の謝罪は、オバマ大統領が、「第二次大戦中、米軍はヨーロッパとアジアで20万人もの女性を拉致して性奴隷にしました」と言っているようなものだ。もちろん米軍兵士による強姦事件は多数あった。しかし実行犯は米国自身の手によって絞首刑にされた。同様に犯罪を犯した日本兵も日本によって処罰された。
「ヨーロッパとアジアで米軍が大規模な強姦をした」などという誤った認識に基づいて 米国大統領が謝罪したら、国立アーリントン墓地をブルドーザーで整地してしまうのと同じくらい退役軍人を貶めることになる。
同様にこの謝罪は、安倍晋三首相が 靖国神社をブルドーザーで整地してしまうようなものだ。
米国がアーリントン墓地を更地にしても、日本が靖国神社を潰しても、大変な騒動が起こるだろう。もし米国でそんなことが起こったら私は直ちに母国に戻って阻止しようとするし、日本人も同じことをするだろう。
今まで安倍首相は、国家の危機的問題にひじょうにうまく対処してきた。だが今回の謝罪に関しては、ガッカリした。
だが、過酷な戦闘を3度も体験した、ある退役米軍将校は 私とは違う考えをもっている。彼の名はアーチ-・ミヤモト(Archie Miyamoto)。 彼の書いたものを沢山読んだ。私は彼の意見をひじょうに高く評価している。私が頭を冷やそうと思った理由は彼のコメントを読んだからだ。
アーチ-の意見を添付する。(米国軍属のアーチ・宮本氏)
Comment from Mr. Archie Minamoto:
アーチ-・ミヤモト氏のコメント (リンク先記事のコメント欄から)
アーチ-・ミヤモト: 退役米陸軍中尉、朝鮮戦争に2度服務、ベトナム戦争では韓国のタイガー部隊とともに行動した。台湾の軍事顧問を2度 務めた。
安倍首相が慰安婦問題で韓国に謝罪し、その問題に関して最終合意をしたことを、私は高く評価し、支持する。
一方、韓国は慰安婦問題を解決するために誠意を持って合意したのかもしれないが、国内の反対意見を抑えて合意した内容を実行することが不可能のようである。それでなんとか、契約書に見えないような小さな字で書いてある、相手に不利な条項を見つけようとしている。
もちろん、そんなことをすれば 両国の合意はお流れになり、現在 韓国が瀕している危険な状況を更に悪くする、という不幸をもたらすだろう。 韓国人は、「日本側の謝罪は慰安婦の募集に政府が関与したことを認めていない」と言って責めている。 だが、連合国軍の戦時中の資料には、捕獲した朝鮮人慰安婦と雇い主を尋問した結果、彼女らは雇い主と契約した売春婦で、その契約は平均 一年だと書いてある 雇い主は民間人で、日本政府や日本の軍部に雇われたり給料を払ってもらっているわけではない、業者である。 軍の関与は、業者の資格を確認したり、女性が営業できる条件を整える、などというものだった。 日本軍は 慰安婦の移送や、治療が必要な場合の医療を施し、雇い主が儲けを慰安婦と平等に折半しているか、を監視した。 前借金を払い終えて契約が完了した慰安婦が帰国するときは軍が運んだ。 当時、売春は合法的な商売であり世間に受け入れられていたのである。 「朝鮮人慰安婦は拉致されたものだ」という記録は一切 無い。 朝鮮は日本に占領されたのではなく、併合されていたのである。
朝鮮半島の警察官は朝鮮人で、日本帝国軍には何十万人も、一説には50万人ほどの朝鮮人兵士や将校、中には司令官もいた。 朝鮮人の神風特攻隊員までいたほどである。 そんな環境で朝鮮人女性を拉致するなど、全ての朝鮮人男性は腰抜けの臆病者でなければ、無謀であり、不可能であったし、示唆するだけでも侮辱である。 今やこの問題は、韓国政府が自国民に納得させられるかどうかという、韓国の国内問題に移った。
韓国人は目を覚まして 現実に向き合うべきだ。
日本を敵国扱いしたり、アメリカの世論を反日に導くことで 何の利益があるというのか?
日米同盟がなければ、米国が韓国を防衛するのは莫大な経費がかかるので、実際問題ひじょうに困難になる。
核兵器を備えた北朝鮮は、韓国が弱味を見せたらいつでも攻撃する準備ができている。
韓国政府が中共におもねるので、それを見たアメリカ政府は態度を硬化させ、「韓国から米軍を撤退せよ」というアメリカ国民の声は日ましに大きくなっている。
また、日本国内でも、韓国を守るために米国と協力するのには反対するという意見が強まり、韓国に対する反感はかつてないほど高まっている。
韓国は高齢の慰安婦を引き回すのをやめて休息を与え、緊急に米韓日同盟を強化せねばならぬ。そうしなければ韓国が再び朝鮮戦争のときのように血なまぐさい戦場になる危険があるのだ。 アーチ−・宮本 以上の意見は慰安婦問題を少しでも検証した日本人にとっては、特に目新しい意見ではない。 だが米国軍属のアーチ・宮本氏が戦時中の連合軍の資料を元に書いた見解、というところに大きな意義がある。 【おまけ】 新刊紹介:「慰安婦について: 戦時中の米軍の記録」アーチーミヤモト 著 私の尊敬する英国人ジャーナリスト、アンドリュー・サーモン(Andrew Salmon)は作家でもあります。 彼はこの宮本氏の本を「第一次史料に基づいて書かれた 慰安婦問題についての概論であり、必読書である。」と評しています。
そんな重要な本を紹介しなければならないのですが、しかしそれ以上に興味深いのは、著者、アーチ−・ミヤモト(Archie Miamoto)氏です。私が今まで会った人の中でも彼の人生の面白さは トップクラスです。 宮本氏はアメリカ人ですが第二次大戦中の数年間を日本で過ごしました。現在 88歳。カリフォルニア在住です。
アーチー宮本氏は戦後、米国陸軍に入隊し、朝鮮で2度、ベトナムで2度、戦闘に加わりました。(彼のように朝鮮戦争で二度も戦った人を何人 知っていますか?)
ひとまず 宮本氏の人生の概略をご紹介しましょう。本当は面白いエピソードが満載なのですが。
宮本氏は 日本で 第187 空挺連隊にいた後、米陸軍のフォート・ブラッグ(Fort Bragg)に戻り、その後、飛行学校に志願しました。卒業後、休暇で西海岸を訪れる途中、アリゾナのスーパースティション連山(Superstition Mountains この地域は秘匿されたスペインの金鉱 として有名)のあたりで探鉱者を車に乗せたところ「埋められたスペインの黄金を掘り出すために助けが必要」と言われたので一緒に砂漠に行き、金鉱で作業中、菌に肺が感染してしまいました。
その後 第2装甲騎兵連隊 および第4歩兵師団に飛行士として勤務、その間、肺の感染症を完治するために陸軍病院で入退院を繰り返し、計2年間は病院のベッドで過ごさなければなりませんでした。退院後 軍務に復帰した宮本氏は、 朝鮮戦争によって大学 を中断したので大学に戻ります。
大学 卒業後 軍に戻り、その後、第二次ベルリン危機のときにドイツに送られます。それから戻ってすぐにアラバマ州のフォート・ラッカー(Fort Rucker--陸軍 飛行学校) に送られました。そこでは飛行訓練を受けるのではなく、飛行教官だったそうです。宮本氏は、ベトナム戦争で米軍の飛行機の多くが墜落したのは 自分が飛行教官だったからだ、とジョークを飛ばしていました。
台湾には2度 軍事顧問として勤務。1回目に 行ったときは米国が陸軍飛行偵察ヘリコプターを タービンパワーのOH-6型に入れ替える事で、今まで使用していた偵察ヘリ 50 機を 台湾の陸軍に配備。それに加え、台湾でのヒューイの製造プロジェクトの責任者でもありました。
彼は2度のパープルハート戦地負傷賞、3度のレジオン・オブ・メリット(Legion of Merit)、殊勲飛行十字賞(Distinguished Flying Cross)、ブロンズスターメダル(Bronze Star), Air Medal 1ダース余り、その他。そして資格を表すバッジ(章)は、陸軍飛行操縦士(Master Armv Aviator) 章に加え、歩兵実戦経験者章(Combat Infantryman Badge), 落下傘章、中華民国飛行士章の資格の持ち主です。
アーチー宮本氏の執筆した、慰安婦問題に関するこの著作を強く 推薦します。しかし私が個人的に読みたいのは彼の自伝なのです!
https://www.amazon.com/dp/B01NC0KEB4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1486011319&sr=8-1&keywords=wartime+military+records+of+comfort+women
comments:も紹介しておきます。
sute said...
「在日朝鮮人から見た韓国の新聞」のリンクしておきます。
↓
「少女像」という名称が絶対にあり得ない理由http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/archives/68692878.html
このブログでは南朝鮮がいうところの「平和の少女像」に対して「売春婦像」とか「慰安婦像」と書いてきました。それというのも、「少女」という言葉を慰安婦が使用する事は絶対にできないからです。
慰安婦、というより酌婦という言葉の方が当時は一般的だったかもしれません。酌婦になるためには、自分の特定が "絶対条件" であり、次のような書類が必要でした。
・住所地警察署に証明書
・戸籍謄本
・医師による健康診断書
・18歳以下であれば親の承諾書
これらの書類が完備していなければ慰安婦として働くことができず、もちろん、失踪者(もしくは家出捜索人)として登録されていればその状況が解消されなければ酌婦にはなれませんでした。身元不明の朝鮮人は慰安婦になれなかったのですね。
February 4, 2017 at 5:44 PM
Fukuzo Moguro said...
Michael Yon JPさんの仲介でミヤモト氏とは数回、メール文通しました。
還暦の私がいきなり「小僧」になってしまう、すごい経歴の持ち主なので、Sirを連発して恐れ入ったものです。
カリフォルニア州が制定する教科書に「慰安婦」の記事が載ることを懸念されていて、自身が集めた資料と自分の見解に付け加えるものがあれば言ってくれ、ということでした。
「見解」のなかに、いいかげん、「日本に対する偏見に満ちた悪口雑言は止めたらどうか」という下りがあったように記憶します。ご自分が経験しているかどうか知りませんが、たぶん「日本人隔離政策」のことが念頭にあって、カ州の教科書問題は、同州在住の日系人には深刻な問題なのだな、と想像したものです。
「朝鮮人志願兵」の話をしたら、それは有力なデータだということで、厚生省(旧内務省)が保存している記録や国会質疑で出された数字を提供しました。下記ページの半ば付近に掲載されているもので、応募が殺到、ピーク時には約50人に一人しか志願兵になれなかった狭き門だった。
False Accusations of Comfort Women
http://www.howitzer.jp/korea/page03.html
徴兵制が半島で実施されたのは終戦間際のことでしたが、ピーク時に朝鮮人兵士は24万人に達した。これは前からテキサス親父が指摘していましたが、出典が分からなかったので使わなかった。国会質疑で厚生省が出してきた公式データということが分かって、国会議事録と共に提供しました。(こういったことがすぐに分かるのが、ネット社会のすごいところです)
これだけの男どもは、自国の女が引きずられていくのを、黙って見てたんかい! ということです。
朝鮮人が慰安婦の件を世界に向けて盛んに喧伝するが、やればやるほど、自分たちの先祖を貶めていることに気がついているのかな? 多少でも男性的気概のある人間なら、そこにすぐに気がつく。朝鮮人が女々しい卑怯者の集まりであるからこその慰安婦問題なのでしょう。
February 5, 2017 at 5:21 AM
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