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プロ市民が県を提訴!高江ヘリパッド工事で

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 沖縄お悔やみ情報局

「狼魔人日記」まとめサイト

 

■御知らせ■

住民訴訟は、県内外の有志の方々の支援をもってつないで参りました。敗訴ではありましたが、不正を明らかにし、記録として残した事には意義深いものがあったと思います。全国の真正保守派をはじめ穏やかなノンポリの方々にも真相を知って頂かねばなりませんし、映像として残すことが必要と思います。

 そこで、チャンネル桜とテル・キャスターの協力を頂き、以下の通り、報告会を行いますので、宜しく準備願います。

日時;7月27日(水)14時~15時(打ち合わせ込みで)

 会場:チャンネル桜沖縄支局

 出演者:司会 金城テル

代理人弁護士 照屋一人

 

 

現在同時進行中の「辺野古移設」と「高江ヘリパッド建設」の二つ問題を根っこではつながっている、と書いた。

確かに米軍基地反対という点では同根であるが、翁長知事(県)の立場から見れば決定的に違う点がある。

先ず辺野古移設問題では、翁長知事と支援の活動家や沖縄メディアも「辺野古移設反対」と同じスローガンを唱える。    つまり翁長知事(県)と支援の活動家たちで意見の違いはない。

ところが「高江ヘリパッド建設問題では、市民団体が建設反対を「唱えているのに対し、翁長知事は「ヘリパッド工事」そのものに明確に反対を示していない。 

新聞報道で翁長知事が政府を批判しているのは大勢の機動隊の投入で起きている「市民」と機動隊との「もみあい」を誇大に報じる記事を見て「異常だ」などと批判しているが、国のヘリパッド工事そのものを批判しているわけではない。 つまり翁長知事自身は高江の(もみあいの)現場を一度も訪問することなく、新聞報道の「市民が機動隊に肋骨を折られた」などの捏造報道を見て「異常だ」と批判の姿勢を示している過ぎない。

むしろ県は、法令違反を犯す「市民」を取り締まるように防衛局に要請され、「市民」の暴挙を防ぐため県警が検問などで道路封鎖で「市民」と対立する場面が生じ始めている。

本日の沖縄タイムス社会面に、「市民」と翁長知事(県側)との対立を示す記事が掲載されている。 

重要な記事だが、不思議なことに最下段のベタ記事ある。

県道検問や封鎖

県「適法」と反論

高江仮処分申請に

ヘリパッド建設予定地の東村高江周辺の住民ら8人が、県道70号の検問や封鎖の禁止を求める仮処分を那覇地裁に申し立てた件で、県や県警本部、名護署側は申し立ての却下を求める答弁書を那覇地裁に提出した。いずれも25日付け。

答弁書で県側などは福岡県警が19日に実施した検問について、適法だと判断。「抗議活動で交通環境が悪化しており、住民への注意喚起や交通安全のためだった」と主張した。 道路封鎖については、申し立てがあった21日の時点では実施していないと反論・また、抗議活動は「車を無断駐車し、道路使用・占有の許可を得ていない」と指摘。県の指導を無視した違法なもので、憲法で保障されない活動だとしている。

 この記事の持つ意味は大きい。

辺野古移設問題では、翁長知事は「オール沖縄」やプロ市民の支援を背に受けながら、国や米軍と「辺野古移設反対」と対決すればそれだけで済んだ。 しかし、そのうち翁長知事も「前門の虎、後門の狼」に悩まされる時期が来ると書いた。

上記記事は、従来翁長知事を背後で支援していたプロ市民が、県側に法廷闘争を仕掛けたことを意味する。

つまり「後門の狼」が翁知事に噛み付いたのだ。

結局、翁長知事は辺野古問題では早期決着を望む国により再度法廷に引っ張り出され、高江ヘリパッド建設問題では、発言力を増した共産党、そして沖縄2紙により「ヘリパッド工事に反対と明言せよ」と迫られ、挙句の果てに支援者のはずの「市民」から法廷闘争をもちかけられる羽目におちいったのである。

絵に描いたような「前門の虎 後門の狼」である。

 

                 ☆

 

翁長沖縄知事、菅氏に「世論操作やめて」 辺野古再提訴めぐり反論 沖縄タイムス 2016年7月26日 05:00 普天間移設問題・辺野古新基地 翁長雄志 普天間移設問題 注目 政治      「世論操作はやめてください」。沖縄県の翁長雄志知事は25日、渉外知事会の要請で会談した中谷元・防衛相に菅義偉官房長官への伝言を依頼した。

 事の発端は21日に首相官邸であった政府・沖縄県協議会だ。決められた段取りに従って、最後に菅氏が事実確認として違法確認訴訟の提起方針を伝え、知事は「はい」と返答。これに菅氏が「政府に対する批判は全くなかった」などと会見で述べた。

 民意を背に国と闘う翁長県政にとって新基地建設は最重要課題。知事は「提訴しますよと言われれば『分かりました』としか言いようがない。それなのに、中身まで了解したといわれる。一方的に政府の考えを私が飲んだと(菅氏は)話した」と反論した。

 10分しか会談時間がなかったことが問題だ。一方、菅氏は会見で知事が中谷氏に「(予定)時間を過ぎるので、自分に発言の機会がなかった」と語ったとした上で、「(知事が)『はい』といったら、それは自然に『はい』と取るのが当然のことでないか。時間があるないの問題ではない」と述べた。

                      ☆

>事の発端は21日に首相官邸であった政府・沖縄県協議会だ。決められた段取りに従って、最後に菅氏が事実確認として違法確認訴訟の提起方針を伝え、知事は「はい」と返答。これに菅氏が「政府に対する批判は全くなかった」などと会見で述べた。

>民意を背に国と闘う翁長県政にとって新基地建設は最重要課題。知事は「提訴しますよと言われれば『分かりました』としか言いようがない。それなのに、中身まで了解したといわれる。一方的に政府の考えを私が飲んだと(菅氏は)話した」と反論した

 

あくまでも翁長知事の立場の沖縄タイムスの記事では分かりにくい。

本件について当日記は、25日のエントリーで次のように書いた。

≪菅官房長官は21日の行われた「政府・沖縄県協議会」で、翁長知事に対し、事前に違法確認訴訟を提訴すると伝えていた。 違法確認訴訟の提訴に対し、翁長知事は「異存はない」と明快に答えていた。 しかも菅氏は、お互いの認識にずれがないように「確定判決に従がう」など4項目を一つ一つ挙げ確認した。(25日付沖縄タイムス)

ところが知事は協議終了後、記者団に「直ちに提訴の判断が示されたのは残念」と政府を批判した。協議時間は約10分で詳細な議論が交わされることはなかったものの、数分間での態度の変化に政府側は「沖縄は中と外で言っていることが変わる。 菅氏は会見で「(協議中に)知事から政府に対する批判は全くなかった」本人がすべて同意した」と(不快感を示した。(同紙)

都知事選では鳥越候補の認知症疑惑が話題になっているが、翁長知事の場合も協議後数分間で意見が異なるようでは認知症の疑惑が浮上しても不思議ではない。≫

菅官房長官が翁長知事に、違法確認訴訟を提訴すると伝え、お互いの認識にずれがないように「確定判決に従がう」など4項目を一つ一つ挙げ確認したていた。  これに対し翁長知事に異存があれば「納得できない」のひと言くらい抗議できたはずだ。

「異存がない」ということは、国の違法確認訴訟の提訴を「受けて立つ」という意味以外に考えようがない。 

東子さんのコメントです。

 「翁長雄志知事「世論操作やめて」 菅官房長官に不快感」
http://www.sankei.com/politics/news/160725/plt1607250043-n1.html

>菅氏は25日の記者会見で「私が確認して(翁長氏が)『はい』と言ったら、それは『はい』と受け取るのは当然だ」と反論。

世間の常識は、菅官房長官の言い分の方に、納得でしょう。
翁長知事は子供じゃあるまいし、「はい」の意味を知らないとは、言えない。


「(3)確定判決に従う」は、そもそも2月15日の代執行訴訟の第4回口頭弁論で被告人としての本人尋問で答えている。

「辺野古代執行訴訟:翁長知事「最高裁敗訴なら従う」 2016年2月16日 07:27」
普天間移設問題・辺野古新基地 普天間移設問題 政治 注目 辺野古代執行訴訟
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=154168

>判決への対応について「最高裁までいって負けた場合は、判決に従う」と、法治国家の行政機関として、最高裁判決を受け入れる方針を示した。
>仮に敗訴し判決を受け入れる場合の新基地建設を阻止する手法については「あらゆる手段を講じて辺野古基地は造らせない(手段)のは別の形であると思う。法治国家なので、(最高裁)判決が出た場合は、これに従う」との見解を示した。
>-高裁ではなく、最高裁で判決が確定したら(承認取り消しを)取り消すのか。
>知事 最高裁までいって、負けた場合には判決に従いますということ。

「判決に従う」は、「法治国家の行政機関として」は当然のことだから、「従わない」とは答えられない。
が、「辺野古移設へ非協力的なことをするな」が含まれるとなると……。

前泊先生がプライムニュースで漏らした「余計なことを言ったんですよね」が、全てだ。
反対派の中で少し法の分かるものは、「余計なことを言ったんですよね」と思うほど、行政的反対活動を封じ込める言葉なのだ。

「判決に従う」は、反対派が行政的反対運動をさせるのに取り込んだ翁長知事を縛る言葉だ。


まともなことをまともに答えただけなのに、許してくれない沖縄県民の法の知識の無さと順法精神の無さに、苦しめられる翁長知事。
「沖縄県民の法の知識の無さと順法精神の無さ」を突いて、「国にハンドルの移った埋立をあたかも止められるように言って」当選した知事だから、仕方がないよね。                              ☆ 翁長知事は「納得できない」を「異存がない」と発言する特殊な言語能力の持ち主のようだが、言葉の意味を理解できない例をもう一つ。   シュワブ陸上部分は「埋め立て承認の区域外」 中谷防衛相 2016年7月26日 12:26 政治 普天間移設問題 普天間移設問題・辺野古新基地 注目

 【東京】中谷元・防衛相は26日の会見で、工事の早期再開を明言しているキャンプ・シュワブ陸上部分が「埋め立て工事とは直接関係ない」とする根拠について、埋め立て承認願書に記載されている施工区域外であることを挙げた。沖縄防衛局が県に再び説明する日時を調整しているという。

» 翁長沖縄知事、菅氏に「世論操作やめて」 辺野古再提訴めぐり反論

 中谷防衛相は「埋め立て承認の申請をする際に、埋め立てる部分の図面をもって、沖縄県と話し合い許可をもらった。陸上部分の隊舎、生コンクリートプラントなどは(願書で示した)区域の外に配置している」と語った。今後も、埋め立て工事とは関係ないことを県に説明するという。

                     ☆

 

翁長知事が行った「埋め立て承認取り消し」は、仲井真前知事が防衛局の埋めてて承認申請に対する「埋め立て承認である。 翁長知事らは辺野古移設を「新基地建設」などと嘘の発言をしているが、辺野古在のキャンプシュワブ基地の中への移設である。 したがって既設の米軍基地(シュワブ)内の工事は「埋め立て承認」とは関係のない工事である。

 【おまけ】

都知事選が過熱している東京で、高江ヘリパッド建設に抗議するデモがあった。

鳥越俊太郎さんは辺野古移設反対を叫んでおり、オスプレイに反対である。

それに現在でも辺野古基金の会長を務めている。

東京都知事選で落選しても、活躍の場は沖縄がある。

沖縄で「オール沖縄」に入ったら、都知事選ではダメでも、

沖縄県知事選では当選確実、

との噂も・・・。

 

高江・米軍オスプレイパッド建設強行に反対!~東京新宿・緊急抗議デモに400人

    西中誠一郎

 

 22日早朝に沖縄県東村高江で強行された「米軍ヘリパッド建設工事」に反対する抗議デモが、23日夕方に新宿駅周辺で行われ、緊急の呼びかけで約400人が集まった。筆者はレイバー映画祭を途中で抜け出し集合場所に向かった。アルタ前広場には既に人の輪ができていた。

 

まさか、沖縄県知事が県道封鎖をしてプロ市民の抗議活動を取り締まろうとは夢にも思わない東京のプロ市民たち。

県道封鎖は政府ではなく沖縄県ですよ。(爆)

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