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よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします 「狼魔人日記」まとめサイト 自然の猛威の前には人間の力は極めて弱い。 現在の人間の知見では、突然来襲する自然の猛威を避けることが出来ない。 しかし、人間の経験と学習は、ある種の自然の猛威が人災になることを防いできた。雲仙・普賢岳大火砕流の犠牲者は避けることが出来たはずである。
雲仙・普賢岳大火砕流による犠牲者はまぎれもなく人災である。
雲仙・普賢岳大火砕流を人災に陥れた張本人は、加熱したマスコミの傲慢な取材合戦である。
雲仙・普賢岳の大火砕流から25年で追悼式典 NHK 6月3日 4時40分
43人の犠牲者を出した長崎県の雲仙・普賢岳の大火砕流から25年経過した3日、地元の島原市では犠牲者を追悼する式典が行われた。
例年この時期に追悼式典が行われるが、マスコミは自分たちの傲慢な取材合戦の犠牲になった警察官や消防団員に対する謝罪の言葉を決して報道しない。
マスコミの警告無視の定点越えがなかったら、一人の犠牲者も出なかったはずだ。
にもかかわらず、マスコミは自分たちの取材合戦の結果、多くの犠牲者がでた事実を決して報道することはない。
雲仙・普賢岳、大火砕流から25年 長崎で追悼式
真野啓太
朝日新聞 2016年6月3日11時36分
雲仙・普賢岳の大火砕流から25年を迎え、亡くなった人たちの慰霊碑前で献花する鐘ケ江管一元島原市長(右端)と市職員ら=3日午前7時59分、長崎県島原市、小宮路勝撮影
長崎県の雲仙・普賢岳で43人の死者・行方不明者が出た大火砕流から25年。ふもとの同県島原市の島原復興アリーナでは3日午前、市主催の犠牲者追悼式が行われた。市民らは災害の教訓を忘れないとの誓いを新たにし、熊本地震の被災地に向けて「災害からは必ず復興できる」と呼びかけた。
現在の島原、雲仙、南島原の3市にまたがる雲仙・普賢岳は1990年11月、198年ぶりに噴火活動を始め、91年6月3日午後4時過ぎに大火砕流が発生。取材をしていた報道関係者やタクシー運転手、地元消防団員らが犠牲になった。噴火活動は5年ほどで収まったが、14年9月の御嶽山(長野・岐阜県境)の噴火(死者・行方不明者63人)まで戦後最悪の火山災害だった。
市主催の追悼式は節目の年に行われ、開催は5年ぶり。式辞で古川隆三郎市長は、噴火でできた平成新山の山頂や斜面には今も1億7千万立方メートルの不安定な溶岩があるとして「崩落対策が今後の重要な課題」と述べた。熊本地震にも触れ、「災害からは必ず復興できるとの応援メッセージを発信し、支援につなげたい」と、災害を経験した島原からエールを送った。
大火砕流で消防団員の父を亡くし、自身も今は消防団員の島原市の会社員、井上康一さん(29)が遺族代表であいさつ。「大切な家族を失ったあの大惨事から25年」「あの日見た、家族が悲しむ姿は今でも心の中に残っている」と振り返り、「噴火災害の脅威を私たちの子どもの世代にも伝え、災害の歴史を風化させることのないよう努めたい」と語った。熊本地震の被災地にも思いを寄せ、「明日の見えない日々を過ごしていると考えると、胸の痛い思いであります」と話し、早期の復興を願った。
被災者が多く移り住んだ島原市の仁田(にた)団地にある公園の慰霊碑などではこの日、遺族や住民らが花を供えて手を合わせた。(真野啓太)
☆雲仙・普賢岳火砕流の犠牲者と阪神淡路大震災、3・11東日本大震災あるいは熊本地震の犠牲者は根本的に違う。
いずれも自然災害のように思われるが、阪神淡路大震災などの犠牲者はある意味大自然の猛威を避けられない面もあった。
だが、同じ自然の猛威ではあっても、雲仙・普賢岳火砕流の場合は、人災であった。
火砕流の危険を事前に予知した気象庁や警察、消防団らが立ち入り禁止地域を設け、一般住民は全員安全地域に避難をした。
避難した住民には1人の犠牲者も出なかった。
ところが取材競争に狂奔するマスコミは警察の立ち入り禁止警告を無視し、危険地帯に入り込んだ。
>取材をしていた報道関係者やタクシー運転手、警察官、地元消防団員らが犠牲になった
記事では触れていないが、立ち入り禁止の警告を無視した報道陣が、危険地域にタクシーで乗り付け、空き家に土足で上がりこみ電話も勝手に使用していたという。(無人の家の冷蔵庫を勝手に利用したという泥棒行為もあったという)
取材のためには何をやっても許されるという傲慢なマスコミが招いた犠牲者である。
報道関係者の警告無視の行動がなければ一人の犠牲も出なかったはずだ。
報道関係者やタクシー運転手の身を案じて、警察官や消防団員が救助のため禁止地域に入らざるを得
なかった。
そのために多くの警官、消防団員が犠牲になったのだ。
当時の報道は死亡した報道関係者のことを「命を賭して取材した」などとヒーローに仕立て上げたが、彼らは自分がヒーローになるため警察官、消防団員など多くの関係者を巻き添えにしたことを、忘れてはいけない。 マスコミが報じない「雲仙・普賢岳噴火災害の真相」 2007-06-06 マスコミが犯人の長崎・雲仙普賢岳噴火災害 2009-06-04 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします