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被災者無視でオスプレイ批判…“新聞離れ”は「もはや止まらない」

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沖縄お悔やみ情報局

古来、人間が移動するときは徒歩を基本とした。   徒歩の次に川や海などの水上を船による移動となる。   船は手漕ぎ舟や帆船になり、エンジン起動の船になっていく。   鎖国の太平をむさぼっていた幕末、ペリー率いる蒸気船が浦賀に現れたときは、江戸中がひっくり返るような騒動だった。

 「太平の眠りを覚ます上喜撰(お茶の銘柄ー蒸気船のシャレ)たった四はいで夜も寝られず」

これは当時の江戸幕府や江戸庶民が黒煙を吐く海の怪物のような蒸気船に肝を潰し、あわてふためく様子を詠んだ狂歌だが、今の教科書では教えていないらしい。

明治期には蒸気船の次に、蒸気機関車が開通し、九州の山村を鉄道が走る計画が持ち込まれたとき、村の長老たちが「黒煙を撒き散らす怪物が村を走り抜けるのは罷りならん」と猛反対して、計画は頓挫したとの昔話を聞いたことがある。

新幹線が九州に続いて北陸に開通し、北海道まで新幹線が走る現代では「鉄道反対」を唱える長老の話は「昔々のお話」になってしまった。

乗り物の歴史は、その後蒸気船、蒸気機関車から航空機に変遷するわけだが、半世紀程前は、海外出張も船の旅が通常で、航空機による旅行はよっぽどのVIPでなければできなかったという。

仮に航空機の旅が実現しても、親戚一同が空港に詰め掛け、無事を祈ると同時に墜落事故による「万が一の別れ」を偲んだという。

ちなみに今上陛下が皇太子時代の昭和28年、英国女王戴冠式に参列されたとき、航空機ではなく、横浜港から米国籍の大型客船プレジデント・ウィルソン号でご出発されている。

ウィルソン号が江戸幕府が畏怖した黒船と同じアメリカの船籍だったことは歴史の巡り合わせか。

現在、沖縄の学生でも気軽に航空機で帰省している姿を見ると今昔の感にたえない。

勿論学生たちは航空機事故にあえば、生存率が極めて低いことは承知である。

だが、現在の乗り物にノーリスクを主張したら、自家用車やバスだってリスクは有るので、リスクなしでは生活していけない。

現在航空機の有用性を認めない人はいないが、離発着に長大な滑走路が必要なのが唯一の欠点である。

その点、滑走路の要らないヘリが被災地支援や救急医療などでは活躍するが、遠距離の場合速度の点では固定翼機に数段劣る。

ヘリと固定翼機の良いとこ取りをして開発されたのがオスプレイということができる。

オスプレイは画期的な航空機の出現ということができるが、時代を変えるような新型の移動器機が出現したときは、必ず蒸気機関車の黒煙に驚く九州の長老のように、情報音痴のジジ・ババが反対運動を起す。

さらにイデオロギーを背景に反日サヨクメディアがオスプレイ反対運動を扇動するするから、問題は長期化する。

押し紙問題で読者の新聞離れが目立つ昨今だが、新聞が世論に背を向けイデオロギー優先の捏造記事をばら撒いている限り、新聞に未来はない。

そろそろ好い加減にして欲しい。

2016.5.1 12:53

更新

【新聞に喝!】
被災者そっちのけでオスプレイ投入論争…“新聞離れ”は「もはや止まらない」 ノンフィクション作家・門田隆将 ひゅうが艦上でオスプレイに生活支援物資を積み込み、被災地に空輸した(海上自衛隊提供)ひゅうが艦上でオスプレイに生活支援物資を積み込み、被災地に空輸した(海上自衛隊提供)  

 新聞は大災害の時(とき)にどんな役割を果たすのか。

 東日本大震災の際、地震と津波で壊滅的な打撃を受けた被災地では、電気も水もなく、テレビも無用の長物と化した。そんな時、被害の実態から生活情報に至るまで、被災者が求める情報を伝え続けたのは新聞だった。福島県での福島民友や福島民報の活躍は今も記憶に新しい。その意味では、新聞とは、災害時における立派な社会のインフラ(基盤)といえる。今回は果たしてどうだろうか。

 未曽有の大災害となった「平成28年熊本地震」の報道が、イデオロギーの“主張の場”と化しているのである。こんな時でも、新聞にとって一番大切なのは、「自分たちの主張なのか」と、読者も呆(あき)れているだろう。

典型的な例が、オスプレイ報道である。私は、安倍晋三首相が「米軍から航空機輸送について、実施可能との連絡を受けました」と表明した時に、この報道を予想していた。

 大地震は「道路の寸断」をもたらし、山間部では孤立化する集落が続出する。そこで威力を発揮するのは、滑走路の必要がない垂直離着陸機だ。米軍でいえば、かのオスプレイになる。

 懸念した通り、昨年、安保法制反対を唱えた各紙が一斉に批判を展開し始めた。〈必要性 疑問の声〉と朝日が異を唱えれば、毎日も〈災害で初「政治利用」の声〉(いずれも19日付)と噛(か)みついた。

 毎日には、熊本ではなく、「佐賀」の主婦が登場し、「被災者の方々はおにぎり一つでもありがたいと思う状況。政府は(オスプレイの国内配備のために)どんな状況でも利用するのか」とコメントしていた。しかし、その「主婦」が実は、反原発の原告団の代表だったことがわかり、ネットで糾弾されている。

また、朝日では、「防衛省関係者」なる匿名の人物が、「オスプレイの支援は必ずしも必要ではないが、政治的な効果が期待できるからだ」とコメントし、朝日の主張の正当性を裏づける記事が掲載された。本当にそんなことを言う防衛省関係者がいるのか、と誰もが首をかしげるだろう。自らの主張のためには、紙面に、活動家が単なる「主婦」として登場したり、正体不明の「防衛省関係者」がコメントしたりするのである。

 一方で、〈オスプレイの活用は効果的だ〉(読売)、〈着実な日米協力を示した〉(産経)と、米軍支援とオスプレイ投入を評価したのは、2紙(いずれも23日付社説、主張)だった。

 純粋に被災者の利益を考えるのか、それとも政治的イデオロギーに固執するのか。危急の時ほど、新聞にとって、日頃の編集方針や思想は、より剥(む)き出しになる。被災者そっちのけで主義主張を振りまわす紙面に、一般の読者は一体、どんな感想を抱いているのだろうか。

間違いないのは、“新聞離れ”は「もはや止まらない」という冷徹な現実だけである。

                   ◇

【プロフィル】門田隆将(かどた・りゅうしょう) 昭和33(1958)年、高知県出身。中央大法卒。ノンフィクション作家。最新刊は、迷走を続ける邦人救出問題の実態を描いた『日本、遥かなり』。

【おまけ】

オスプレイとはどんな機体?事故率は意外と低い!?

オスプレイの事故率は、米軍の機体のなかでも低い方だった

オスプレイの配備に反対する活動家が、必死に抗議活動をしている映像をニュース番組で見ているからか、

オスプレイって危ないんだー

となんとなく思っていました。

が、実際にオスプレイの事故率についてリサーチしてみると、意外にも

オスプレイの事故率は、海兵隊の全機体の平均より下回っている オスプレイの重大事故件数は、米軍が保有する回転翼機(ヘリコプター)のなかでも最小

という事実が分かりました。

それぞれ、順番に見ていきたいと思います。

オスプレイの事故率は、普通の機体よりも低い!?

オスプレイの事故率や事故件数についてのデータは、防衛省のHPにアップされている

別添5:MV-22オスプレイ 事故率について(PDF:294KB)

というPDFファイルを閲覧すると分かります。

米海兵隊が算出している「事故率」とは、

10万飛行時間あたりのクラスA飛行事故の件数

のことです。

クラスA飛行事故とは、簡単にいえば

機体への損傷が200万ドル以上に及ぶ場合
あるいは 搭乗員等が死亡又は全身不随等になった場合

と定義されていますから、俗にいう「重大事故」と言っていいと思います。

さて、この事故率ですが、

海兵隊の全機体の平均は、2.45。

コレに対して、オスプレイ(MV22)の事故率は、1.93。

のように、海兵隊の全機体の平均よりも、オスプレイの事故率は下回っているのが分かります(参照元、同上PDF)。

 

このことは、

「オスプレイは重大事故を引き起こす可能性が大きい!」と主張することは、間違っている

ということを意味します。

次に、米軍の全機体ではなく、回転翼機(ヘリコプター)で起こった重大事故(クラスA事故)の件数について見ると、オスプレイの重大事故件数は最小であることも資料から見て取れます。

 

つまり、データの上では、

オスプレイは他の機体に比べて危険、ということは無い

ということです。

データを改ざんしている可能性も無きにしもあらずですが、

アメリカが自国でバリバリ運用しているオスプレイについて、データ改ざんをしてもメリットはありませんので、その可能性は低いと思われます。

 

では、なぜ、沖縄の「市民団体」の方々は、オスプレイの配備に反対しまくっていたのでしょうか。

オスプレイの配備が危ないというより、普天間基地そのものが危ない

オスプレイの普天間基地への配備は2012年に行われましたが、

その際に、反対派の活動家の方々によって、

オスプレイ配備反対!

という猛烈な反対運動が行われました。

これは、

オスプレイは事故がたくさん起こっているし、危ない!

という印象を根拠にした主張・活動だったのでしょうか。

おそらく、開発段階でオスプレイが起こした事故のイメージが強いから、「オスプレイは危ない!」と思っていると思われます。

私が思うのは、

普通のヘリコプターであろうと、普通の戦闘機であろうと、オスプレイであろうと

普天間基地自体が危なすぎる

ということです。

普天間基地は、住宅街のすぐそばに存在します。イメージ的には、頭上を戦闘機が行き来するイメージです。

オスプレイうんぬんのまえに、普天間基地をさっさと移転しろ

と、私は思います。

 

普天間基地移転問題については、政治的に色々と難しい問題があって、移転は遅々として進みません。

政治家がうんぬんかんぬんやっている間にも、

普天間基地の近くの住宅街の子どもたちの頭上を、

米軍の戦闘機・ヘリコプター・オスプレイがガンガン飛んでいる

わけです。

 

色々と難しい問題があるのかもしれませんが、さっさと移転して欲しいものです。

 

まとめ

最後の方が、少し脱線してしまいましたが、この記事を最後にまとめてみたいと思います。

防衛省の資料を信頼するとすれば、オスプレイの事故率・事故件数は、普通の機体よりも小さい。 そのため、「オスプレイは危険な機体!」と主張するのは、論理的ではない オスプレイ配備に反対するエネルギーは、普天間基地移設に使うべき

ということになります。

ちなみに、オスプレイは近々、

自衛隊にも配備される
ほか 民間の救急医療等にも活用される

らしいです。オスプレイが安全だとすれば、徹底的に活用すべきですから、いいのでは?と思います。

あなたはどう思われますか?

 

 

 

 

 


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