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続・失われた日本人の正直

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担当(090-2588-5051) 実行委員会準備会    2016.4.12 05:04更新 【産経抄】
鳩山由紀夫氏がそこまで中国に肩入れするワケ 4月12日

 ▼文書に亡父の名前が挙がっていた、英国のキャメロン首

相も厳しい批判にさらされている。首相官邸前では先週末、

千人を超える参加者がデモを行い、首相に辞任を求めた。

 ▼文書によれば、中国の習近平国家主席をはじめ最高

指導部7人のうち、3人の親族が租税回避地に設立された

会社に関係していた。故毛沢東元主席の孫の夫を含めた、

過去の指導者の親族も名を連ねている。

 ▼「反腐敗」を掲げてきた習政権にとって都合の悪い情報

には、当然、厳しい統制が敷かれている。もっとも情報が漏

れたとしても、国民はそれほど驚いたり、怒ったりしないそうだ。

「中国では『汚職をしない政治家や官僚は、この世に一人も

いない』という人間界の真理を皆が知っている」。昨日の夕刊

フジで、ジャーナリストの有本香さんが、中国のメディア関係

者の声を紹介していた。したがって、デモの心配はない。

失われた日本人の「正直」 2006-06-04 よりの引用である。

≪ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、

かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。

(鴨長明  方丈記)≫
 
この世に常なるものはない。

すべては流転する。

今そこにあるもの、繁栄も安定も永久ということはない。

鴨長明は、無情の世を川の流れに見立て、虚しくもはかない人生をその水の上に浮かぶうたかた(泡沫)に例えた。
 
            ◇       ◇      ◇
 
「私は法律は守るが、モラル、正義の実在は否定している。合法と非合法のスレスレの線を辿(たど)ってゆき、合法の極限をきわめたい」。
 
これは今話題の村上ファンド村上代表の語録でもなければ既に逮捕済みの弟分ホリエモンの語録でもない。

 
昭和23年戦後の混乱期に「光クラブ事件」を引き起こした山崎晃嗣という人物の「語録」からの引用である。
 
この人物は東大出の頭の良さを売り物にし、それまでの常識に逆らう発言で世間の注目を浴びた。

その点でも彼の語録は後輩の村上氏やホリエモンの言動と重なる。
 
山崎は東大在学中にヤミ金融「光クラブ」を設立。
商店主らに高利で金を貸し付け、事業を急拡大させて世間を驚かせた。
 
敗戦により人々の価値観は揺れ動いていた。

戦前の慎み深い日本人らしさは失われてアメリカ型の合理主義に走る若者が増殖した。

「アプレゲール」とは反社会的で無責任な若者たちをさす。

山崎の「アプレゲール」そのものの生き方はそんな「大変動の中から生まれた時代の申し子」だといわれた。
 
結局山崎は、物価統制令違反などの容疑で逮捕され、それがきっかけとなって事業が破綻し、青酸カリを飲んで自殺する。
 
一方、第二の敗戦といわれたバブル崩壊は、人々の倫理観を揺さぶり、拝金主義を蔓延させた。

そんな退廃的な社会風潮の中かアダ花のように咲き誇ったのが「ヒルズ族」で代表されるIT企業集団である。
 
その中の代表選手としてマスコミでヒーロー扱いされていたのが村上ファンドでありホリエモンである。

そのホリエモンは既に逮捕され、村上氏は今証券取引法違反の容疑で明日にも逮捕(琉球新報6月4日)と報じられている。

同じような発言を繰り返し自ら実行した後輩のホリエモンは逮捕された。

こうした風潮を反映してか、最近日本人が従来美徳としていた「正直さ」が失われつつあることは嘆かわしい。

「日本人の正直さ」ついて東京新聞がホリエモン逮捕時にコラムを書いていた。


◆東京新聞 2006年2月1日 私説・論説室から  

『正直』はどこへ?

 大森貝塚の発見で有名な米国人動物学者のE・S・モースに「日本その日その日」(平凡社・東洋文庫)という著書がある。

 明治初期に来日したモースが、日本の制度や風習を目にして、観察した記録である。その中に「日本人は生得正直である」と記した部分がある。

 一八八二(明治十五)年に瀬戸内地方を旅したときのことである。広島の旅館に着いたモースは、さらに遠くに向かうため、財布と懐中時計を旅館に預けた。女中はその預かり物をお盆に入れて、畳の上に置いた。

 旅館はふすまで仕切られていて、かぎはない。金庫などはもちろんない。不安にかられて、宿の主人を呼んだ。だが、主人は「ここに置いても安全です」と言った。

 半ば実験だと思って、モースはそのまま旅に出た。一週間後、旅館に帰って驚いた。

 《帰ってみると、時計はいうに及ばず、小銭の一セントに至るまで、私がそれらを残していった時と全く同様に、ふたのない盆の上に乗っていた》

 寒暖計やひしゃくまで盗まれる欧米のホテルでは、考えられないことだった。そこで「日本人は正直だ」と感心したのである。

 さて、現代のわれわれ日本人は正直と称賛されるかどうか。マンションの耐震強度偽装事件では、本来“正直”であるはずの構造計算書がでたらめだった。正直な答弁が求められる国会の証人喚問も不発に終わった。

 ライブドア事件では、企業買収をめぐって虚偽の発表をしたうえ、粉飾決算の疑いも持たれている。うそがまかり通る現代ニッポンをモースはさぞや残念がっているだろう。 (桐山桂一)

正直と謙虚を忘れた日本人は国の指導者にもいる。

ホリエモンは粉飾決算で株主を騙したということだが、逮捕時の罪状は「偽計取引」と「風説の流布」だった。

法律のグレイゾーンで脱税か節税かで「偽計行為」の疑いで問題を起こした現役の大臣がいる。

T(竹中)大臣。 経済学者で今でも小泉内閣を支え主要閣僚を務めてている。

K(慶応)大学教授の頃10年間に8回も日本とアメリカに住民票を移し変えていたと言う。

そして何故かその間1月1日は住民票は日本で無くアメリカにあったという。

その心は?

日本の税法では1月1日に日本に住民票が無ければ税金を払わないですむとの事である。

これを暴く報道をしたフライデーとT(竹中)大臣は係争中とのこと。

税法学者の日本大学名誉教授・法学博士北野弘久によると「・・・Tのアメリカの地方税などについてのフライデーからの「求釈明」に対して、Tは『本件と関係がない」として全く回答しなかった。Tが回答しないのは、「回答することがそのまま自己(T)の住民税脱税の自白」につながるからである。』と述べている。

北國新聞:FLASH24:社会・科学
2005年05月31日(火) 23時更新 116日前

竹中平蔵郵政民営化担当相が、「悪質な税金逃れをした」との記事で名誉を傷つけられたとして、写真週刊誌フライデーを発行する講談社などに1億円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は31日、200万円の支払いを命じた1審東京地裁判決を変更、120万円の支払いを命じた。(以下略)

ホリエモンや村上ファンド迄には司直の手が伸びてもそれ以上上の大物までには手が届く事はないであろう。

Tは小泉改革のブレインと言われているが、彼の周りには何時もある種の胡散臭さが漂う。

彼が作った経済財政諮問会議の主要メンバーのK、そして一連のアメリカ型経済を信奉するグループ,と彼の周囲には常に危うさが伴う。

 

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