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担当(090-2588-5051) 実行委員会準備会
昨日のエントリーで、「翁長沖縄県知事に対する公職選挙法違反の告発が26日までに、受理された」と書いたが、次のような【付記】を追加した。
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コメント欄で、宜野湾署を通じて告発をした当事者より、「告発は未受理」との指摘が有りますので、当事者の意見を尊重し、「告発の受理」は未確認情報として保留にさせていただきます。
本件については情報が錯綜していますが、次の点だけは間違いない事実のようです。
(1)沖縄県警は上司の告発の「受理・不受理」を苦慮している。(荷が重い)
(2)那覇地検は責任逃れで、県警一本にたらい回ししたい。(受理したら立件を迫られる)
(3)第三の道として警察庁への打診が水面下で行われている。
本件は現在も進行中の案件ゆえ、当局に圧力を加える意味で、「受理・不受理」以外の他の部分は事実としてそのままにしておきます。
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■翁長知事の喉に突き刺さった三本の棘
翁長知事の喉には現在三本の致命的棘が突き刺さっている。
それはこれだ。
1)上記の「公選法違反」の告発
2)「和解条項9」の受諾
3)那覇軍港移設(新基地建設)の容認
3)については、後述するが、和解条項9を受諾した意味は大きい。
従来のプロ活動家のように、確定判決に対し「不当判決」などと、騒動を起こすことが出来なくなるのだ
翁長知事は、以上の三つの致命的失点を受けて、いま瀕死の状態にある。
和解条項第9項は、「原告および利害関係人と被告は、是正の指示の取消訴訟判決確定後は、直ちに、同判決に従い、同主文およびそれを導く理由の趣旨に沿った手続を実施するとともに、その後も同趣旨に従ってお互いに協力し誠実に対応することを確約する」と明記されている。
これは「是正指示取消訴訟」で国が勝訴した場合、その後の「埋立承認撤回」などの知事権限もすべて封じ込めて国の意図する辺野古移設を実行するという条項である。
この条項を遵守すれば「判決には従がうが、あらゆる手段で辺野古阻止」などとバカなことはいえなくなる。
そして、(3)の那覇軍港移設では、辺野古移設では「新基地建設反対」を叫び、その同じ口で「那覇軍港容認」などと二重基準の言動が不可能になるからだ。
ちなみに、辺野古移設は既存のキャンプ・シュワブ内への移設であるので、「新基地建設」は間違いであると再三指摘している。
その一方、那覇軍港の浦添沖移設は、何もない海を埋め立てて新たに軍港を建設するわけだから、紛れもない「新基地建設」である。
那覇軍港の受け入れ当時者の松本浦添市長は、沖縄2紙によってすっかり悪玉にされていたが、「軍転協総会」で久々に翁長知事への質問の機会を得て、「翁長知事」の二枚舌を見事に暴き出してくれた。
松本市長、GJである。
軍転協総会(H28.2.17開催)における本市の質疑内容について
公開日 2016年02月27日
最終更新日 2016年03月07日
平成28年2月17日(水)に開催された軍転協(沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会)総会において、出席した松本哲治市長による質疑の様子がテレビ等にて報道されました。
この動画は、琉球放送が同日放送しました『RBC THE NEWS「軍転協 普天間基地の県外移設などを要請へ」です(※本動画は、現在、ユーザーにより削除されております)。
なお、本定期総会における松本市長の質疑内容につきましては、以下のとおりとなっています。
平成27年度軍転協定期総会 松本哲治市長質疑内容市長 浦添市の松本でございます。ちょうど良い機会でございますので、私も(要請事項の)Ⅰ-1の嘉手納飛行場より南の施設の返還等に関連して、ご確認をさせて頂きたいと思います。現在、計画の中では、那覇港湾施設、通称「那覇軍港」は浦添沖に移設をするというふうな形になっておりますけれども、翁長県知事並びに沖縄県といたしましては、『この部分に関しては計画どおり推進していく』ということをもう一度確認をさせて頂きたいと思います。そのような認識でよろしいでしょうか。
公室長 私の方でお答えしたいと思います。要請書(案)の1ページの下から2行目のところから『在沖海兵隊約9千人の国外移転』について書いておりまして、その中で『嘉手納飛行場より南の施設・区域の返還については、将来の沖縄の米軍基地のあり方に大きな影響を与えるとともに、沖縄の振興発展の将来を左右する大きな転機となることから、確実な実施がなされる必要があります。』と書いてございますので、そのとおりでございます。
市長 ありがとうございます。まだまだ浦添市民の中には『翁長県知事が浦添市に軍港をもってくるということは信じられない』とおっしゃる方も多いものですから、もう一度確認させていただきたいんですけど、今の文言のとおり『軍港の浦添移設は確実に推進をしていく』という県の立場でよろしいでしょうか。
公室長 はい。これにつきましては議会でも度々答弁しておりますけれども、現在、移設協議会が設けられております。その移設協議会の枠組みの中で話し合いながら、これまでの経緯を踏まえつつ協議していくということで確実な実施がなされる必要があるという方針に変わりはございません。
市長 了解いたしました。それでは浦添の海を埋め立てる新しい基地の建設に関して、沖縄県、そして良い機会ですので那覇市さんもそのような形で進めていくということでよろしいでしょうか。再度確認させてください。
公室長 すみません、那覇港湾の移設に伴って出来る埋立地につきましては、松本市長のお話しのような『新しい基地』という言い方はしてございませんので、念のためそれだけは確認していただきたいと思います。で、それにつきましては那覇市さんと沖縄県、浦添市さん、那覇港管理組合、一緒になって移設協議会で協議していくということに合意しておりまして、昨日も幹事会がおそらく開催されていたと記憶しております。
市長 では、浦添の沖を埋め立てて造る、そして、嘉手納の南にある基地が全部返還される中で一つだけ残る、浦添沖への那覇軍港の移設先については、これは『新基地ではない』というような県のお立場であるということでよろしいでしょうか。
公室長 『新基地』という表現はしたことございません。
県知事 この問題は平成13年に当時の浦添市長が『受け入れる』ということで、那覇港湾管理組合というのも出来てきたわけです。その中で今言う『新基地』という問題からしますと、当時の浦添市長の話は『那覇港湾内での移転である』と。『整備と育成の範囲である』と。その中で浦添ふ頭、あるいは西海岸の発展、それから将来の固定資産税の収入。こういうところから考えると、これはいわゆる整理・整頓の範囲内であるということが当時の浦添市の話でありました。
市長 では、そういった経緯も踏まえたうえで、翁長県知事および沖縄県としては、浦添に今後建設される基地は新建設ではないというお立場、ということですね。
県知事 そうですね。ですから、この那覇軍港の問題は平成13年からの経緯がありますので、それこそ移設に関する協議会、浦添市さんも那覇市さんも県も防衛省も入って、その中で議論を進めていくことになるだろうということで、今、私どもはそのように一応させてもらっているわけです。
市長 はい、ありがとうございました。少しくどいようではございますけれども、ちょうど3年前の2013年の1月に、当時、那覇市長でいらっしゃいました翁長県知事が『浦添への移設はしない』と。『即時返還を求めるんだ』というようなことを新聞等でも発表なされたんですけども、その立場とは今現在は変わって『計画どおり浦添地先への那覇軍港の移設は推進していきたい』ということでよろしいでしょうか。
県知事 今の松本市長の発言(内容)は、私は言ってないです。そういう話をしたのではなくて、那覇軍港は遊休化しているので、これから那覇空港は第二滑走路が出来ていくと。そうするとそこには物流拠点が無ければ、せっかくの並行滑走路が活きていきませんよと。そういった枠組みはあるけれども、その中で並行滑走路が完成する頃には那覇港湾は遊休化もしておりますので返してもらいたい、というところまでの話であって。それが、だから浦添市が港湾がどうのこうのという話は誰が話をしてその記事になったかは分かりませんし、そこでわざわざ出て行って訂正することはしませんけれども、公式の記録ではそう残っていると思いますので、そのようなことです。
市長 ちょうど確認が出来て良かったと思います。当時の琉球新報には記者の名前も出て、しっかりとそのような形(浦添への移設とは切り離して那覇軍港の返還を求めていく)で沖縄県全体に報道されてしまったものですから、我々浦添市民としても、あ、これはもう基地を出す側の那覇市長さんが『浦添への移設を求めない』のであればということで、話が色々展開してきたんですけれども、これは誤解であるということでございますので、当時の遊休化している軍港についてはそのまま返すという話ではなくて、今は着実に浦添への移設を進めるという県の立場でよろしいということですね。
県知事 「進める」ということを、知事や軍転協の会長としてと言うことではなくて、移設に関する協議会には15年の歴史があり、その中で決めてきましたから、その中で浦添市案のリゾート案が「さぁどうしますか」と議論されているように、いわゆるそういう議論の中から、諸々が出てくるというふうに考えております。
市長 ああ、じゃあ「推進はする」ということではなくて、「反対する立場ではない」ということですね。
県知事 今までの計画の私どもは、同じ計画で進んで来ておりますので、「移設に関する協会の中で、これは議論するものである」ということです。
市長 ありがとうございます。先ほど沖縄市の桑江市長からもありましたが、我々としましては、那覇市、そして沖縄県全体のためにこの協議会の中で県の立場を尊重し、我々としても苦渋の決断をしていこうということでございますので、やはり受け入れる先のしっかりとした声を聞いて頂きたいと。我々が国にいつも申すように我々沖縄県民の声に、しっかりと耳を傾けて頂きたいというスタンスと、我々も同じでございます。浦添市の市民が求める西海岸のあり方という声を沖縄県もそして那覇市の方にも届けていただいて、みんなでこの移設がスムーズに進むように、これからも(地元、浦添市との協議の)推進の方をよろしくお願いいたします。
☆
>翁長知事:だから浦添市が港湾がどうのこうのという話は誰が話をしてその記事になったかは分かりませんし、そこでわざわざ出て行って訂正することはしませんけれども、公式の記録ではそう残っていると思いますので、そのようなことです。
>松本市長:当時の琉球新報には記者の名前も出て、しっかりとそのような形(浦添への移設とは切り離して那覇軍港の返還を求めていく)で沖縄県全体に報道されてしまったものですから、我々浦添市民としても、あ、これはもう基地を出す側の那覇市長さんが『浦添への移設を求めない』のであればということで、話が色々展開してきたんですけれども、これは誤解であるということでございますので
翁長知事や共産党、沖縄2紙により「公約破りの悪党」に仕立て上げられた松本浦添市長の濡れ衣がそそがれる一幕だが、もし琉球新報が捏造記事を書いているのなら訂正記事を要求するのが当然なのだが、それをしなかった。
東子さんの鋭いコメントを引用する。
「軍転協総会(H28.2.17開催)における本市の質疑内容について 公開日 2016年02月27日 最終更新日 2016年03月07日」
http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2016021800077/
翁長知事に「移設」と「新基地」の違いを言わせています。
この定義からすると、辺野古は「移設」です。
>市長 ああ、じゃあ「推進はする」ということではなくて、「反対する立場ではない」ということですね。
>県知事 今までの計画の私どもは、同じ計画で進んで来ておりますので、「移設に関する協会の中で、これは議論するものである」ということです。
>市長 ありがとうございます。先ほど沖縄市の桑江市長からもありましたが、我々としましては、那覇市、そして沖縄県全体のためにこの協議会の中で県の立場を尊重し、我々としても苦渋の決断をしていこうということでございますので、やはり受け入れる先のしっかりとした声を聞いて頂きたいと。我々が国にいつも申すように我々沖縄県民の声に、しっかりと耳を傾けて頂きたいというスタンスと、我々も同じでございます。浦添市の市民が求める西海岸のあり方という声を沖縄県もそして那覇市の方にも届けていただいて、みんなでこの移設がスムーズに進むように、これからも(地元、浦添市との協議の)推進の方をよろしくお願いいたします。
那覇軍港「移設」に関して翁長知事から「反対する立場ではない」という言質も取りました。
↑を踏まえて↓
「松本市長は、菅官房長官に対し浦添西海岸開発に対する要請を行いました」
http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2016031100020/
>平成28年3月9日、松本哲治市長は首相官邸で菅義偉官房長官に面談し、浦添市における西海岸開発に関する支援要請を行いました。
>読売新聞社 先ほど沖縄県の浦添市長が長官とお会いしていたと思うんですけど、どういったお話をされたんでしょうか。
>菅官房長官 松本市長からは、浦添市の中で那覇軍港の代替施設の浦添市の建設について、現状の説明と政府の支援についての要請がありました。
>読売新聞社 那覇軍港の移転問題に関しては県側が慎重な姿勢を示したりもしていますが、そのあたりについては何か議論をされたんでしょうか。
>菅官房長官 いずれにしろ沖縄県の基地負担の軽減のため、出来る事はすべて目に見える形で実現する。これは安倍政権の基本方針ですけど、そういう意味で要請のあった内容について出来る限り支援をしていきたいと、そういう趣旨の話をさせていただきました。
ありゃりゃ、ぐいぐい那覇軍港移設に話が進んでいる。
(おまけ)
「「オール沖縄」へ軍港移設で注文 浦添・松本市長 2016年3月7日 07:00」
注目 浦添市 政治
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157332
>きっかけは市長の軍港受け入れは公約破りだとした西銘健市議(共産)の指摘だった。
>これに対し市長は、(1)翁長雄志知事が軍港の浦添移設推進を明言している(2)共産党を含めたオール沖縄勢力が翁長知事を支持している-ことに触れ、「共産党を含めたオール沖縄勢力が軍港の浦添移設を容認していると推測される」と発言した。
>軍港に繰り返し反対してきた西銘氏は「事実をゆがめる発言だ」として市長に謝罪を求めたが、市長は応じずじまい。
>「まずは共産党が知事やオール沖縄と議論を」「オール沖縄の皆さんが軍港をどうするのか正式な形でご報告いただければ、共産党の立場はおのずと明らかになる」と譲らなかった。
共産党が知事やオール沖縄を支えていることは、公然の秘密なのねwww
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