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まず冒頭に本日の沖縄タイムスの見出しを二件紹介したい。
■社会面最下部のベタ
尖閣周辺中国船
「機関銃」装備か
■7面 総合面
体当たり受け
越漁船が沈没
南シナ海 中国船が
ただ注意してほしいのは、中国の脅威を示す上記記事が一面トップや社会面トップではなく、人目を避けるようなベタ記事として報道されている事実である。
昨一年を通して沖縄2紙が支援し続けてきた翁長知事の「辺野古反対」には「中国の脅威」という致命的アキレス腱が存在する。 つまり米軍の危険性は強調しても中国の脅威は話題にしないという理論的弱点だ。
このアンタッチャブルな「中国の脅威」を念頭において、本稿を読んでいただきたい。
☆
■武蔵野バトル・・・沖縄2紙を狂信する「意見書」の撤回を求め
昨年9月、翁長知事が、沖縄2紙や支援団体で構成する大名行列でスイス・ジュネーブに乗り込み「国連演説」を行った。 だが、翁長知事が沖縄県知事として国連から要請されたのではなく、発言権を持つNGOから2分間だけ提供された棒読みの「2分間スピーチ」であった。
翁長知事は、同じく2分間の発言権を提供された約100人のスピーカーの1人であり、流れ作業のような「2分間スピーチ」は、同行した取材団以外の誰の注目も浴びていなかった。
したがって翁長知事の「国連演説」に注目したメディアは同行取材をした沖縄2紙の針小棒大な記事だけが突出して目立った。
つまりここでも沖縄2紙の捏造報道に同業他紙が騙されたことになる。
翁長知事の後に、我那覇真子さんが「知事の話は嘘です」とのカウンタースピーチを行ったため、沖縄2紙の黙殺を尻目に、我那覇さんの快挙がネット上を駆け巡ったことは記憶に新しい。
我那覇さんの「国連スピーチ」の陰に隠れがちだが、武蔵野市議会での共産党系議員達との2時間に及ぶバトルをここでは特筆しておきたい。
勿論「武蔵野バトル」についても沖縄2紙は徹底的隠蔽を図ったが、県内紙では八重山日報のみが一面トップで大きく報道した。(全国紙では産経が大きく報道した)
1月3日の世界日報が「武蔵野バトル」について我那覇さんとのインタビュー記事を二面トップで大きく報道したので、紹介したい。
「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」我那覇 真子代表運営委員に聞く
沖縄県の地元2紙を「正す」ということだが、具体的にどういう報道が問題か。
2紙が偏向しているということでもあるが、事実を違え捏造していることがある。一つ例を挙げれば、昨年の2月22日、名護市辺野古の米軍基地キャンプ・シュワブの入り口前で山城博治さんという沖縄平和運動センターの議長が逮捕される事件があった。それが不当逮捕と報じられ、米軍の敷地との境を示す黄色い線を「越えてはいない」との本人のコメントも載ったが、事実は違った。実は黄色い線を歩いて越え、基地の中の警備員を挑発までして押し問答をしその末に逮捕された。これは不当逮捕ではない。
その事実が明らかになる前は、2紙は書きたい放題だったのだが、そのときの様子を一部始終撮影した動画が決定的な証拠としてユーチューブに流れた。ところが、訂正しないどころか逆にこの動画を流出させたのは誰かと犯人探しをし、論点をすり変えた。しかし、これは流出ではなく公開であって問題はなかったはずである。今でも訂正はなく、その動画をネットで見ていない人たちの中には不当逮捕されたと思っている人が今もいるかもしれない。
しかも、逮捕されたとき、新報、タイムスの記者も現場にいて一緒に線を越えて写真撮影をしていた姿も動画に映っている。したがって、動画が流れる前から2紙は事実を知っていたはずだ。それでも不当逮捕と報道した。こういうふうに基地反対運動を美化し、正義のためにやっている、それを取り締まる警備、警察、海保、政府が悪いんだという論調を作り上げているのが分かる。
新聞倫理綱領は「新聞の責務」として、「正確で公正な記事と責任ある論評」と記しているが。
報道を生業とするのでなく、自分たちの持っていきたいところへ情報をねじまげて操作することを目的としてやっているからではないか。ただ中には、事実を伝えたいと悔しい思いをしている若い記者も少しはいるとは聞くが。
翁長雄志知事の政治姿勢については。
われわれ県民とか日本のための政治ではなく、日本を狙っている中国に付け入る隙を与えるような活動しかしていない。国連での昨年9月の演説もそうだが、あたかも国内に紛争があるようなことばかりを主張している。
普天間基地の辺野古への移設反対という趣旨の意見書を可決した東京・武蔵野市議会で12月10日、約2時間にわたって意見陳述したが。
議会運営委員会の構成は議長を含め7人で、2人以外は「新基地建設反対の意見書」に賛成した。驚いたのは、傍聴席の29人中、27人が動員をかけられたと思われる人たちで埋まっていたこと。私が中国の脅威の話をしたらクスクス笑い出す。「翁長知事が国益に反することをしている」と語ったら「国益ってな~に」といった野次を飛ばして反対の空気を作り出すのが巧妙だった。司会をしていた女性の議員も「質問したい」と手を上げ攻撃をしてきたことから用意周到だったという感じをもった。
武蔵野市以外、国立や小平の両市、他県の自治体でも同様の意見書が可決されているが、これに今後、どう対処していくか。
自分の動きとは別になるが、名護市の辺野古選出の保守系議員らが全国の約800の市に「移設賛成」の意見書を採択してほしい旨の陳情書を送り、すでに長崎県佐世保市、新潟県糸魚川市、佐賀県多久市、沖縄県石垣市が可決した。東京都豊島区議会ではそれ以前に同じ内容の意見書を独自に可決していたので、2月に名護から送られてきた意見書を改めて可決する見通しだという。
豊見城市議会では12月22日、辺野古に言及して移設賛成の意思を表明した。いい流れができてきているので、われわれ民間の立場で加勢できればと思っている。
(聞き手=早川一郎政治部長)
☆
■中国の脅威
共産党に支援された県知事を支援する勢力には、致命的なアキレス腱がある。
それは、日本の安全保障・国防問題であり米海兵隊の抑止力の問題に繋がる。
そして抑止力の問題は尖閣近海の中国の領海侵犯と繋がってくる・・・・つまり中国の脅威である。
⇒【動画】【翁長知事の正体】中山石垣市長が正体を暴いた!やっぱり翁長知事は・・・。
翁長知事の辺野古反対の弱点は中国の脅威については不問にしてしていることだ。
国側が翁長知事との協議中に国防問題に絡めて「中国の脅威」を主張すべきだが、外交上は「日中友好」を標榜する国の意見として「中国の脅威」と強調できない立場にある。
さて、翁長知事の「辺野古反対」を支援する意見書を可決する。
>私が中国の脅威の話をしたらクスクス笑い出す。
人間誰でも、自分の弱点を疲れると激怒するか聞かぬ振りで論点をずらす。 弱点であることに無知な場合は笑って誤魔化す。
上記のクスクス笑った「反辺野古」派の人たちが、どの程度中国の脅威を認識しているかは不明だが、沖縄2紙が独占的に影響力を持つ沖縄では「中国の脅威」に鈍感になっている。
■共産党の恐怖に鈍感な県民
さらに加えれば共産党に支えられた県知事が誕生するくらいだから、沖縄県民は「共産党の恐怖」についても極端に鈍感である。
ここで、沖縄県民を含むほとんどの国民が鈍感になりつつある「共産党の恐怖」に言及してみたい。
自民党の暴れん坊の異名をとったハマコーこと浜田幸一元衆院議員の「宮顕査問致死(戦前日共の小畑中央委員リンチ致死)事件の国会質疑事件」というのがある。
1988年(昭和63年)2月6日、衆議院予算委員会で質疑に立った日本共産党の正森成二議員が、「過激派への政府の対応は、泳がせ政策ではないか」との趣旨の発言をした。
これに対し、予算委員長だった浜田氏は、「(わが党が)殺人者である宮本顕治君を国政の中に参加せしめるような状況をつくり出したときから、日本共産党に対しては最大の懸念を持ち、最大の闘争理念を持ってまいりました」と、発言した。
さらに殺人者を持つ宮本顕治をトップに据えている共産党の体質をいかがわしいと主張して次のように述べている。
「昭和八年十二月二十四日、宮本顕治ほか数名により、当時の財政部長小畑達夫を股間に……針金で絞め、リンチで殺した。このことだけは的確に申し上げておきますからね」「私が言っているのは、宮本顕治君が人を殺したと言っただけじゃないですか。」
「そういう宮本氏を幹部として戴き、国政に関与させてきた日本共産党の姿勢に、大きな懸念を禁じえない」。
その5年後の1993年、浜田氏が「日本をダメにした9人の政治家」を出版し、第5章で「一人独裁の宮本顕治は、即みそぎを」のタイトルを設け、次のように記述している。
「死んだ小畑という人がスパイでなかったことは、その後の調査によっても確実になっている。彼は最後まで、自分がスパイであることを認めなかった。しかし、宮本氏らは、初めからスパイと決め付けており、相手の言い分を聞こうともせず、一方的にいためつけた。こんなのは、査問とは云わない。明らかなリンチである。
裁判記録や関係者の調書によれば、殴る蹴る、さらには薪割り用の斧で頭を打ったりした。それでもスパイであることを認めなかったので、今度は目隠しし、猿轡(さるぐつわ)をし、耳には飯粒を押し込んで、両手を後ろに回し、針金と縄で縛り、足も同様にグルグル巻きにして身動きが出来ない状態にして、暴行を加え続けた。リンチは翌日も続いた。苦痛のあまり、小畑氏は『いっそ、ひと思いに殺してくれ』と叫んだ。しかし、宮本氏らは、頭から黒い布を被せて体を縛り上げ、火鉢の火を取ってきて足の甲に乗せたり、股間を露出させて絞めたり殴ったり、下腹部に硫酸を垂らしたりして責めたてた。
その結果、小畑氏は悶死した。宮本氏は仲間に命じて、死体を床下に埋めさせた。以上は、リンチに加わった人たちや関係者らの供述調書に書かれていることで、内容的には、宮本氏以外ほぼ一致しているし、死体の傷とも符合する。死体は頭のてっぺんから足の爪先まで、全身傷だらけ。共犯者らの証言があるにも関わらず、これを宮本氏は、『小畑が逃げようとして、自分で勝手に付けた傷だ』とか、『死んだのは、小畑が特異体質だったからだ』などとうそぶいている」。
宮本顕治が殺人者である件は、池田信夫氏のブログでも言及されている。
「中国の脅威」と「共産党の恐怖」に鈍感な沖縄県民には是非とも読んでほしい一文なので、全文紹介する。
同時投稿 共産党は「大衆党」になってよみがえるか
近ごろ共産党が元気だ。野党統一戦線を組もうという話は、最初はギャグだと思っていたが、民主党の岡田代表が「真剣に検討する」といい始めた。最近では「大衆党」に党名変更するという噂まである。この背後には、小沢一郎氏がいるようだ。2000年代に、共産党の議席は大きく増えた。総選挙の比例得票数でみても、2003年の総選挙では458万だったのが、昨年は604万と30%以上も増えた。この一つの原因は、社会主義の崩壊を知っている人が減ったことだろう。共産党の公約だけを見ているとぶれないので、いつ消えるかわからない他の野党より頼りになりそうだ。
しかし共産党の本質は変わらない。1961年の党綱領まで「プロレタリア独裁」があり、1973年に「プロレタリア執権」と言い換えられ、76年には綱領から消えた。そのころ今と同じような野党統一戦線で「民主連合政府」をつくるという構想があった。これは日本ではまずブルジョア革命が必要で、その上で共産主義革命を起こすという二段階革命論だった。
当時の共産党は38議席で、野党第2党だった。大都市で社共共闘による「革新自治体」が生まれたのも、このころだった。いま思えば、このころ共産党が「ユーロコミュニズム」のような構造改革に路線転換すれば、イタリアのように野党第1党になる可能性もあった。
上田耕一郎・不破哲三は構造改革派だったが、マルクス・レーニン主義に「擬装転向」した。その後の「柔軟路線」も上田兄弟が主導したもので、宮本はそれを党勢拡大のために容認したが、党執行部は宮本派で固めた。60年代以降の共産党は一貫して、宮本顕治党だったのだ。
1990年に、35歳で国会議員でもない志位和夫氏が書記局長に抜擢されたのも、彼だけが宮本に盲従する「忠犬」だったからだ。したがって今の「志位共産党」もレーニン以来の「民主集中制」であり、対外的には柔軟に見えるが、党内はきわめて保守的な志位氏の独裁である。
宮本の権力の源泉は「獄中12年」の伝説だが、立花隆氏が調査したように、彼が無期懲役になったのはリンチによる殺人罪で、非転向を貫いたからではない。彼は戦前から一貫してコミンテルンに盲従し、戦後もコミンフォルムの方針に従って火焔瓶闘争などを主張した。その権威主義のDNAだけは、志位共産党にも受け継がれている。
いずれにせよ共産党は30年ぐらい前に賞味期限の切れた毒饅頭みたいなもので、小沢氏が野党を破壊する「最終兵器」としては持って来いだろう。これで野党が壊滅したら、長い目で見ると日本の政治はよくなると思う。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします