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一括交付金が藪蛇!杉田副長官、沖縄県副知事と協議

 

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県と政府の事務レベルの協議は、何の合意点も見いだせずに終わった。

予想通りである。

そもそもトップ同士の協議が全くかみ合わず平行線のままで、事務レベルの協議をしても合意を見いだせるわけがない。

 

辺野古集中協議 杉田副長官、地元協力で安慶田副知事に回答

 

 
沖縄タイムス 2015年8月24日 15:46


 杉田和博官房副長官は24日午前、米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止で「地元の協力がなければ実現しない」という政府の考え方について、「いろいろな意味がある」と述べ、具体的に言及しなかった。名護市辺野古の新基地建設に関する政府と沖縄県の3回目の集中協議で、安慶田光男副知事が「地元の協力とは普天間の辺野古移設を前提にしているのか」と質問したことに答えた。非公開の協議後、安慶田副知事が記者団に語った。

 安慶田氏によると、協議では県から辺野古沿岸の臨時制限区域内での立ち入り調査が台風の影響で遅れているため、集中協議期間の終わる9月9日以降にずれ込む可能性があることを説明。またうるま市の津堅島訓練場水域で米軍が事前通報なしに実施したパラシュート降下訓練などで日本側の主体的な対応を求めた。

 政府は沖縄の基地負担軽減や、日米地位協定に関する取り組みを説明。北部訓練場の一部伴う返還に伴う県の協力、国庫支出金に関する理解を求めた。

 辺野古問題をめぐる県と政府の見解の違いに、安慶田副知事は「翁長雄志知事と菅義偉官房長官で話し合っている。私たちは事務レベルなので、政治的な話はない」と語った。

 また、安慶田氏は集中協議の期間が終わった後も、「協議会は残っていくものだと思って国に要望している。(菅)長官も内々、そのへんは理解してるものだと解釈していて、この1カ月が終わったから協議会そのものが解散だということにはならないと理解している」との考えを示した。

                  ☆

トップ同士の協議が平行線のまま、無意味なパーフォーマンスを強いられる担当者は、さぞかし閉口しただろう。

安慶田副知事の「(見解の相違は)翁長雄志知事と菅義偉官房長官で話し合っている。私たちは事務レベルなので、政治的な話はない」とのコメントがこの協議の性格を表している。

以下は東子さんのコメント。

抜くに抜けない竹光「取り消し」を抜かないために「工事再開していないから、まだ竹光「取り消し」を抜くべきでない」とかわしたい

そこで、工事が再開させない理由が必要
  ・潜水調査が完了していない
     ←調査に差し障ると工事中断続行を強要
  ・協議終了していない
     ←協議には静かな環境が必要だが、工事を再開すれば静寂が破られるから協議ができない、国が協議の環境を破壊したと国を悪者にして工事中断続行を強要


はい、はい、布石打ってきましたよ。

「辺野古集中協議 杉田副長官、地元協力で安慶田副知事に回答 2015年8月24日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=129961

>安慶田氏によると、協議では県から辺野古沿岸の臨時制限区域内での立ち入り調査が台風の影響で遅れているため、集中協議期間の終わる9月9日以降にずれ込む可能性があることを説明。
>また、安慶田氏は集中協議の期間が終わった後も、「協議会は残っていくものだと思って国に要望している。(菅)長官も内々、そのへんは理解してるものだと解釈していて、この1カ月が終わったから協議会そのものが解散だということにはならないと理解している」との考えを示した。

考えを示したwww
願望、勝手解釈、屁理屈につなげる準備。

                ☆

竹光は一旦抜いてしまったら刀としての威圧力が消滅してしまう。

抜くぞ、抜くぞ、と叫んでいるうちが花。

翁長知事は「辺野古埋め立てはさせない」と叫んでいるうちが花。

実りのない合計5回の協議を終えた時点で、「埋め立て承認」の撤回をしてしまったらどうなるか。

第三者委員会の「法的瑕疵あり」が、竹光であることがばれてしまう。

安慶田副知事は、協議会が終った後も「協議会は残っている」と勝手に解釈している。

だが、菅官房長官は協議の延長戦を否定している。

⇒ 菅氏、辺野古協議延長に否定的 「あくまでも1カ月」2015年8月9日  

事務レベルの協議とは、安慶田副知事による延長戦の打診が主なる目的だったのではないか。

それを裏付けるような本日の沖縄タイムス第二面トップの見出し。

辺野古の協議無風

県、事務レベルを意識

政府関係者「拍子抜け」

県の矛盾探る政府

辺野古以外 知事は明確化必要

 

■一括交付金が藪蛇

沖縄タイムス2面にはこんな「不都合な真実」の掲載もある。

一方、沖縄経済は米軍基地に依存しているのではないかーという五回に対する県の見方に、政府側が「反論」する場合も。 沖縄振興特別措置法に基づく効率補助のある国庫支出金は人口一人当たり1位で、杉田氏は「その辺の努力は認めてほしい」と発言した。 県は地方交付税は17位、合計は6位と、突出して多いわけではないとの認識。県幹部は「国努力を否定していない。基地があるから予算面で優遇されているのは誤解だと説明している」と話した。 杉田氏の発言には前段がある。 18日に首相官邸での協議で、翁長知事が「本県と他府県の国からの財政移転の比較」との資料を提示。「沖縄が過度に優遇されているのではない」と強調した。 これに政府関係者は「知事の思いもわかるが、内閣府として県の要望に応えるような額を確保してきたとの自負がある」

財務省からの交付金は17位かもしれないが内閣府から交付される一括交付金が群を抜いて一位なのは周知の事実。 

財務省と内閣府。 金の出所は違っても国民の血税であることに違いはない。

翁長知事はとんだ藪蛇をしてしまったようだ。

>辺野古以外 知事は明確化必要

翁長知事は辺野古反対を叫ぶが、その一方で辺野古以外の代替案を問われると「日本の政治の堕落」などとわけのわからない文言で誤魔化してきた。

⇒「日本の政治の堕落だ」沖縄県の翁長雄志知事 国と対決姿勢 ...

こんな感情的文言で辺野古移設の当否をまじめに議論できるはずはない。

沖縄タイムスも、「辺野古以外の明確化」などと、翁長知事に要求し始めたのではないか。

これも翁長知事に対する一種の圧力である。

 

普天間の危険除去を確認 杉田副長官、沖縄県副知事と協議

 産経

 杉田和博官房副長官と沖縄県の安慶田光男副知事は24日午前、沖縄県庁で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題をめぐる3回目の集中協議に臨み、普天間の危険性除去に取り組む方針を確認した。安慶田氏は、翁長雄志知事による名護市辺野古での移設作業停止指示を不服として沖縄防衛局が農相に取り消しを求めた審査請求を取り下げるよう求めたが、杉田氏は「国の立場は変わらない」と拒否した。

 杉田氏は冒頭で「忌憚ない意見をお願いしたい」と要請。安慶田氏は「互いに主張は違うが、良い形で協議がまとまればいいと希望する」と応じた。これに先立ち、杉田氏は翁長知事と約10分間、非公開で面会した。

 政府から外務省の冨田浩司北米局長、防衛省の黒江哲郎防衛政策局長、中島明彦地方協力局長、内閣府の関博之政策統括官(沖縄政策担当)が出席。県からは町田優知事公室長が同席した。

 政府は8月10日から9月9日までの1カ月間、普天間飛行場の名護市辺野古移設の関連工事を中断し、その間に計5回程度の集中協議を開く。

                                                    ☆

 >普天間の危険性除去に取り組む方針を確認した

これが普天間移設の出発点であり、翁長知事もこれに同意するはずだった。

とろがが、翁長知事は沖縄の歴史にさかのぼって協議するという。

スタート時点が異なっては協議が平行線で終わるのも当然である。

 >安慶田氏は、翁長雄志知事による名護市辺野古での移設作業停止指示を不服として沖縄防衛局が農相に取り消しを求めた審査請求を取り下げるよう求めたが、杉田氏は「国の立場は変わらない」と拒否した。

国の方針は事務方が勝手に変更できるわけがない。

 

「協力前提」、国側の具体的説明なし 第3回辺野古集中協議

琉球新報 2015年8月24日 12:22 

 米軍普天間飛行場の辺野古移設計画をめぐって政府との第3回集中協議で杉田和博官房副長官らと会談した安慶田光男副知事は24日午前11時32分、県庁で記者団の取材に応じた。安慶田氏によると、5年以内の運用停止について「県の協力が前提」とした菅義偉官房長官の発言についてただしたところ、政府側からは具体的な返答はなかったという。
 安慶田氏は5年以内運用停止への協力について「それぞれの立場で取り組むということだと理解した」と述べた。
 第3回協議で県側は(1)臨時制限区域内の調査(2)国の行政不服審査請求(3)普天間飛行場の5年以内の運用停止(4)パラシュート降下訓練、米軍関係事件、事故発生時の対応について―の各項目で要望した。
 政府側からは(1)負担軽減策(2)環境面についての日米地位協定の見直し(3)北部訓練場の返還についての協力(4)国庫支出金―の項目で説明があったという。
 普天間飛行場に配備されている機体数について、今後の負担軽減のために両者の認識をすり合わせ、73機あったものが、空中給油機15機の岩国移駐によって、現在は58機が残っていることを確認した。
 第3回協議は県側から安慶田副知事のほかに町田優知事公室長、末吉幸満土木建築部長、島田勉農林水産部長が出席した。政府は外務省の冨田浩司北米局長、防衛省の黒江哲郎防衛政策局長、中島明彦地方協力局長、内閣府の関博之政策統括官(沖縄政策担当)が出席した。
 杉田氏は協議に先立ち、県庁で翁長雄志知事にもあいさつのためとして5分程度、非公開で面談した。【琉球新報電子版】

             ☆

>安慶田氏によると、5年以内の運用停止について「県の協力が前提」とした菅義偉官房長官の発言についてただしたところ、政府側からは具体的な返答はなかったという。

菅官房長官の発言がすべてであり、事務方がこれに口を差し挟む権限はない。

普天間飛行場の移設には「県の協力が前提」という官房長発言は当然の発言である。

              ☆

協議が終了したら、否応なしに竹光を抜く羽目に陥る翁長知事。

事務方レベルの協議で延長戦を模索したが、どうやら安慶田副知事の勝手な思い込みであり、実現は無理の様子。

サヨクブログでは、こんな書き込みも。

⇒ <検証>政府との協議終了後、辺野古はどうなるのか?---協議延長と引換に承認取消しを延ばしてはならない

 

竹光を抜くべきか、ぬかざるべきか。

翁長知事の悩みは尽きない。

 

ヤジ馬として興味津々の第四幕の開演を首を長くして待つ今日この頃である。

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