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「外交で友好関係を築き、自衛隊解消へ」 共産・志位氏(朝日新聞 6月23日)
■志位和夫・共産党委員長
(党の安全保障のスタンスを記者に問われ)日米安保を廃棄する展望をもっているが、
自衛隊を一緒に解消するという立場ではない。
安保条約廃棄に賛成でも自衛隊必要と(いう人もいて)、国民的合意のレベルが違うと考える。
自衛隊は違憲の軍隊だが、これは一気になくすことはできない。政権を担ったとして、平和外交で友好関係を築き、「自衛隊がなくても日本の安全は大丈夫」と、圧倒的多数の合意が熟したところで、(憲法)9条全面実施の手続きに入る。すなわち、自衛隊解消に向かう。政権を担っても、自衛隊との共存の関係が、一定程度、一定期間は続く。(日本外国特派員協会の記者会見で)
☆
浮世離れした日本共産党の政策の中でも取り分け能天気な主張が国民の生命と安全を守る国防・安全保障政策である。
安全保障は共産党の致命的弱点ということができる。
>「自衛隊がなくても日本の安全は大丈夫」と、
>圧倒的多数の合意が熟したところで、(憲法)9条全面実施の手続きに入る。
>すなわち、自衛隊解消に向かう。
9条があれば自衛隊は要らないというが、自衛隊を解消したら災害救助はどうするつもりか。
日米安保と自衛隊の撲滅は叫ばない安保法案反対派
「違憲か合憲か」に集中する矛盾だらけの国会論戦
政治家、憲法学者、マスメディアなどが集団的自衛権が憲法違反として反対するなら、だれが考えても憲法違反の自衛隊を、解釈論で認めているのはどう説明するのか。
自衛隊に対しても憲法違反として解消すべきではないか。
現実の安保環境を見ると自衛隊が圧倒的多数の国民から支持されているから、憲法違反と主張できないのではないか。
安倍首相はまかり間違ってみ共産党と連携することはないだろうが、翁長沖縄県知事は「根っからの保守」と自称しながら共産党と連携し、知事の座を得た。
翁長知事は「日米安保は理解する」といいながら、尖閣侵略を狙う中国の脅威についてはひと言も意見を述べない。 日本政府の要人と会談する前に中国を訪問し、中国の李首相と面会していながら、尖閣侵略の件はひと言も話さなかったと言う。
翁長知事を支援する日本共産党にとって中国の脅威を口にすることはは禁句であることを、沖縄選出の共産党員・赤嶺政賢衆議院議員が証明してくれた。
それを伝える東子さんのコメントです。
先週のBSフジ「プライムニュース」に出演していた共産党:赤嶺政賢議員がおかしかった。
司会の反町理キャスターが「みなさんに中国の脅威はあるか、ないか、お聞きします」と言ったときだった。
回答の最後が赤嶺政賢議員だったが、「中国の脅威がある」と言えないものだから、「外交は話し合いで~、沖縄は沖縄戦の経験か~」と、反町理キャスターが「議論をしようと思っていません。脅威があるか、ないかだけお答えください」と何回か遮って繰り返したが、一向にYesNoを言わないので「はい、いいです」といって打ち切られた。
以後、質問は赤嶺政賢議員にいかず、無視されていた。
南沙のことをアメリカ、EUが一緒になって、怒っているのに、「中国の脅威」は無いと言えないわね。
もし「中国の脅威」は無い」と言おうものなら、即、反町理キャスターに突っ込まれるし、国会議員としての見識も問われる。
かといって、「中国の脅威」はあると言ってしまうと、「辺野古阻止」と言っている沖縄の政治家の拠り所、木端微塵。
「中国の脅威」を無視して組み立てた論理なのに、気遣ったつもりの中国に壊される。
なんと気の毒なこと。
赤嶺議員の「勇姿」をしんぶん赤旗はどのように報道したか。
調べてみたらこんな記事が・・・。
しんぶん赤旗 2015年6月21日(日) 憲法生かし平和外交を BSフジ番組 赤嶺氏が主張日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は19日放送のBSフジ番組「プライムニュース」に出演し、「戦争法案」について、自民、民主、維新各党の衆院安保法制特別委員会委員と討論しました。赤嶺氏は、世界と北東アジアの平和と安定のために、戦争法案による軍事的対応の強化ではなく、「憲法9条を生かした平和外交が大事だ」と主張しました。
政府与党が戦争法案の口実とする「安全保障環境の変化」について赤嶺氏は、「1990年代の北朝鮮の核開発をめぐる情勢など、今よりもひどい情勢があった」と指摘。「現在では、北東アジアの平和を求める流れが強くなっている」と強調しました。
司会の反町理氏は「安全保障上の危険性が増していないのであれば、憲法解釈変更が絶対だめだということは分かる」と応じました。
自民党の小野寺五典議員は、北朝鮮のミサイル開発や中国の軍事的台頭をことさらに強調して戦争法案を正当化。維新の党の丸山穂高議員も「私も同感だ。環境の変化は著しい」と共感しました。
安倍晋三首相が集団的自衛権行使の例としてあげる「公海上での米艦防護」について議論になり、赤嶺氏は「ミサイル攻撃のような事態を生まない努力が大切だ。軍事力を高めれば抑止力が高まり平和になるという考え方を改めるべきだ」と批判。米艦防護の例について「その場合であっても日本は攻撃を受けていない。米国の無法な戦争に巻き込まれていくことになる」と警鐘をならしました。
提言を求められ赤嶺氏は「ぬちどぅ宝」(命こそ宝物)としたパネルを掲げ、「憲法9条にたった外交で、軍事的脅威はつくるべきではない。戦争法案廃案へ尽くす」と表明しました。
☆
なるほど、さすがはしんぶん赤旗。 眉に唾してご用心ご用心。 司会の反町理キャスターが「みなさんに中国の脅威はあるか、ないか、お聞きします」と繰り返し質問したことに対し、赤嶺議員がまともに答えることができず、無様な姿を晒した様子は一行も書かれていない。 実際は赤嶺氏は、オウムのように手垢の付いた文言を繰り返し、司会者に発言を止められた。 >提言を求められ赤嶺氏は「ぬちどぅ宝」(命こそ宝物)としたパネルを掲げ、「憲法9条にたった外交で、軍事的脅威はつくるべきではない。戦争法案廃案へ尽くす」と表明しました。 いやはや、恐れ入りました。 で、中国の脅威は「話し合い」ですか、赤嶺さん。 存在そのものが矛盾の塊の翁長知事、こんな人物にタマを握られいたら、中国の首相と面会しても蛇に睨まれたカエル。 中国による尖閣の領海侵犯にひと言も触れることは出来なかったのだろう。
【おまけ】
昨日の戦没者慰霊式典で、安倍首相に「戦争屋、帰れ!」と罵声を浴びせた基地外は共産党系の活動家だったもよう。
https://m.youtube.com/watch?v=zA-fCcVV6QA&feature=youtu.beもっと見る
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