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今朝の沖縄タイムスは一面トップを「子宮頸がんワクチン」「副反応被害報告24件」に譲ったものの、学者バカの「違憲・騒動」の余韻が一面中段と三面に残っている。
■一面中段
6人中5人「違憲」
安保法制 初の地方公聴会
■三面トップ
学者95%以上「違憲」
憲法審査会 指摘の2氏 安保法案の撤回求める
小林節氏 慶応大学名誉教授
ルールなき政治は阻止
長谷部恭男氏 早稲田大学 教授
法案数多くの重大欠陥
立憲主義の機器叫ぶ市民
安保法案「珍妙」な政府
砂川判決持ち出し「こじつけ」
中国の公船が連日尖閣近海で領海侵犯をしている事実をほとんど報じない沖縄タイムスが、珍しく尖閣関連の見出しで紙面トップを飾った。
■6月13日7面トップ
中国、尖閣に無人機か
監視検討軍文書で判明
■6月14日11面トップ
対戦閣で基地計画
中国・温州市 大型船も停泊
念のため沖縄タイムスの共同丸投げ記事と、毎日新聞の記事を並べてみよう。
尖閣諸島にらみ、中国が基地計画 浙江省・温州市 沖縄タイムス 2015年6月14日 12:53
【上海共同】東シナ海などでの監視活動を担い、尖閣諸島の周辺海域への公船派遣を繰り返している中国海警局が、浙江省温州市に大型船が停泊可能な大規模基地を建設する計画を進めていることが13日までに分かった。
尖閣諸島に近い温州での拠点建設により、尖閣での監視活動を支援する態勢を強化する。
尖閣にさらに近い同省・南キ(=「鹿」の下に「几」)列島で中国軍が軍事拠点の整備に着手したことも既に判明している。海警局と軍がそれぞれ尖閣をにらんだ拠点を整備することで日本への圧力を増し、領有権主張を強める構えだ。
浙江省のウェブサイトで今月上旬、温州市が海警局と行った会議の内容が掲載され、その中で海警局が大型基地を建設する計画を明らかにした。ただ、基地建設に関する記載はその後削除された。(共同通信)
☆ 中国:尖閣監視へ拠点整備 領海侵入、恒常化毎日新聞 2015年06月14日 08時30分(最終更新 06月14日 09時16分)
浙江省温州市 拡大写真【北京・石原聖】中国の海洋警察「中国海警局」が沖縄県・尖閣諸島に近い浙江省温州市で進める大型船も停泊可能な基地の建設計画は、拠点施設の整備を充実させ、尖閣諸島の日本の領海への侵入を恒常的に行う体制を整える狙いがある。海警局は日本の海上保安庁に相当する執行機関で、大型巡視船の建造も急ピッチで進めている。
「温州指揮総合保障基地」と名付けられた建設計画は、海警局と温州市の関連部局との会議の中で示された。温州市の関連部局のサイトに基地建設に関する情報が載ったが、その後、削除された。
会議では、日本が尖閣諸島を国有化した2012年9月に、中国が尖閣諸島周辺での「公船航行を常態化させた」と指摘。温州市は、尖閣諸島を担当する海警局東海総隊の本拠地がある浙江省寧波市よりも約100キロ尖閣諸島に近いことから「釣魚島(尖閣諸島の中国名)の海上権益を守るために常態化しているパトロールに有利だ」と強調した。今後、温州市内の候補の中から建設場所を選ぶとしている。完成時期は不明。
海洋安全保障の専門家によると、温州市に近い海域は、尖閣諸島の周辺を航行する中国の公船が、海が荒れた時に避難する「船だまり」として使われていた。中国は13年に尖閣諸島を含めた東シナ海に防空識別圏を設定し、日本の実効支配を崩し、領有権主張を強める体制を整える意志の表れと言える。
☆■翁長知事の訪中・・「時間がなかったから・・・」
集団自衛権の行使を「違憲」と主張する沖縄タイムスは、尖閣侵略を目論む中国に対しての集団自衛権の行使にも「違憲」を主張するつもりなのか。
上記はいずれも共同配信が目立つ紙面。 記事はいずれも共同記事に丸投げであり、沖縄タイムス独自の記事ではない。
尖閣問題では一番の当事者である沖縄の新聞がこんな無責任な対応で許されるのか。
尖閣近海での中国の狼藉行為については、なるべく報道したくない沖縄タイムスなので、一種のアリバイ記事ということが出きる。
沖縄タイムスが熱烈支援する翁長知事は、訪米の前に長期にわたり訪中したが、尖閣の件についてはひと言も話題にせず、その理由を「時間がなかったから」という始末だ。
訪米中、激しく米政府を批判する口調とは大違いである。
⇒沖縄・翁長知事、中国で尖閣に触れなかったのは「時間なかったから…」
翁長知事の中国べったりの対応について、尖閣諸島の当事者である石垣市長が、知事の対応に批判の矢を浴びせている。
翁長雄志知事が4月の訪中時、中国の李克強首相と会談しながら尖閣諸島周辺の領海侵犯に抗議しなかったことについて、中山義隆市長は15日、「尖閣には来ないで、しっかり平和的にお付き合いすべきだと言うべきだった。それを言わずに帰って来たのは非常に残念だ」と述べた。長浜信夫氏の一般質問に答弁した(15日付八重山日報)
尖閣諸島の警護は海保に委ねられているが、辺野古で侵入禁止ラインを突破しようと試みる無法ものん対応も海保に委ねられている。
沖縄2紙は刑事特措法の遵守を無法者たちに訴えているが、沖縄2紙は海保の方が無法者であるあのような印象記事に賢明である。
辺野古沖で作業継続 反対市民数人が拘束される
沖縄タイムス 2015年6月11日 12:58
名護市辺野古への新基地建設問題で11日午前、大浦湾のボーリング調査用のスパット台船3基に作業員が上り、うち2基から掘削棒が降りている。
午前10時半ごろ、フロートを越えた抗議船1隻に海上保安官3人が乗り込み、作業現場から離れた汀間漁港近くで解放した。同11時ごろにはカヌー数隻がフロートを越え、スパット台船に近付いた市民数人を海保が拘束。同11時半現在、解放されていない。
米軍キャンプ・シュワブゲート前では午前7時ごろ、工事車両を止めようとした男性が機動隊員ともみ合いになり、左手の中指を切って血を流した。共同通信加盟社論説研究会のメンバー28人も視察に訪れた。
辺野古沖で作業続行 市民ら海とゲート 前で抗議 琉球新報 2015年6月11日 11:28
名護市辺野古沖の海底掘削調査に使用されているスパット台船=11日午前、名護市の大浦湾
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設をめぐり11日午前、海底掘削(ボーリング)調査を行う大型クレーン船1隻とスパット台船3基で作業が確認された。建設に反対する市民らは海上と米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議した。
海上で抗議する市民らは船4隻とカヌー14艇を出し、浮具(フロート)沿いで作業中止を訴えた。浮具に乗り上げた抗議船に海上保安官が乗り込み、沖合に強制的に移動させる場面もあった。
一方、ゲート前では午前6時から新基地建設に反対する市民ら約30人が抗議した。午前9時半には、全国地方紙の論説委員ら25人がテントを訪れ、集会やゲート前の様子を視察した。
☆
「くるさりんどー山城」の基地内侵入を「公開動画」が暴露して以来、さすがの捏造新聞も「不当逮捕」などとデタラメ報道はしなくなった。
だが、「市民vs過剰警護の海保」という印象操作は相変わらずである。
実際に辺野古の現場を訪問し、自称平和活動家たちに異常な抗議を目の当たりにした市会議員が抗議している。
海上保安庁への筋違いな抗議をやめてください 石垣市議会議員 砥板 芳行
政府の普天間基地辺野古移設計画で、移設反対派は海上警備を行っている海上保安庁を標的にした抗議活動をエスカレートさせています。
現在、反対派は、警備のために現場に向かう海上保安官の乗った車両の通行を妨げ罵声を浴びせたり、第11管区海上保安本部前で抗議集会を行ったり、「海保はテロリストだ」と書かれた横断幕を路上や海上保安部施設ゲートの門を塞ぐように設置したりしています。
最近では、辺野古警備を担当している中城海上保安本部の入り口が、何者かによって外から施錠させられ、海上保安官が2時間余も施設から出られなくなるという事件も起きています。
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