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「菅・翁長会談」が行われた。
翁長知事は会談後の記者会見で「平行線に終わった」と発言したが、今朝の沖縄タイムスでは知事に「軍配を上げる」とお得意の捏造記事の乱舞である。
「辺野古移設」は2010年の民主党政権時代既に日米共同声明で確定している。 昨年の知事選の前、菅官房長官は「辺野古移設は終わった問題だか争点にならない」(趣旨)との発言をしていた。
したがって「知事が誰になっても」「粛々と工事は進む」のは、2010年5月の日米共同声明に従がったまでであり、法治国家として当然のこと。
2010年5月28日、当時の日米最高責任者である鳩山首相とオバマ大統領の日米共同声明で決まった辺野古移設を、何の法的権限もない県知事があらゆる手段で阻止を試みて徒労に終わる。
現在も工事が進んでいる状況では、官房長官に軍配が上がるのが常識的見方であろう。
今朝の沖縄タイムスは合計6面を使って、「菅・翁長初会談」で大発狂!
翁長知事の応援団を臆面もなく露にして、仲井真前知事の指摘に正しさを自ら証明してみせている。
そう、「沖縄タイムスは特定団体ののコマーシャルペパー」そのものである。
タイムスが狂喜乱舞する大見出しを抜粋・紹介しよう。
■一面トップ
辺野古断念を要求
知事「新基地できぬと確信」
菅氏と会談 平行線
■二面トップ
対話継続 狙い別々
知事 反対世論を喚起
菅氏 辺野古移設通す
「粛々と」上から目線だ
知事、強烈に政府批判
県内政党の反応
民意伝達 知事に評価
協議続行も求める
■三面トップ
知事「政治の堕落」
県民の声 メモ読まず直言
官邸「二人きり」高評価
識者評論 波平恒男・琉大教授
歴史沿い反論 知事に軍配
■四面
知事・官房長官会談全文
■社会面トップ
知事対峙 き然と
菅氏「粛々」に「怒り増幅」
■第二社会面トップ
民意貫く 誓う拳
1500人終結「オナガ」連呼
沖縄タイムスは左翼勢力のコマーシャルペーパーの本性丸出しで、「初会談」を「知事に軍配」などと勝利宣言しているが、菅氏の「普天間の危険性軽減」にはまともに応えられず、お得意の論点ずらしで菅氏を「米軍統治下のキャラウェイ高等弁務官」に例えたり、「粛々」という菅氏の言葉尻をとらえ「上から目線で怒り増幅」などと理論より感情に訴える作戦が見え見えである。
琉球新報もキャラウェイには諸手を挙げてこの通り。
⇒「キャラウェイと重なる」 知事、弁務官例え批判 菅官房長官と初会談
翁長氏は「『粛々』という言葉を何度も使う官房長官の姿が、米軍軍政下に『沖縄の自治は神話だ』と言った最高権力者キャラウェイ高等弁務官の姿と重なる。県民の怒りは増幅し、辺野古の新基地は絶対に建設することはできない」と強く批判した。
感情に訴えるといえば、一昨年12月の記者会見で仲井真前知事がふと漏らした「良い正月を」というひと言で「カネで沖縄を売った卑劣な知事」というイメージ作りに成功した沖縄2紙に柳の下のドジョウを期待しているのだろう。
⇒仲井真氏、「良い正月」で大敗のわけ
■それでも工事は粛々と進む
これだけ意見の対立する両者が一階の会談で勝敗が付くはずもなく、平行線で終わり対立は続く、というNHKのお見立てが客観的である。
あえて勝敗を決めるなら、現在感情論に訴える以外になす術のない翁長知事に対して、菅氏は現在でも埋め立て作業は「粛々と」進んででおり、その点から言えば菅氏の勝利といわざるを得ない。
会見後の記者会見で、翁長氏は「(会談は)平行線だった」と強がりを言っているが、菅官房長官は「工事は関係法令に基づいて、やはり進めさせていただくことに変わりません。」と述べている。
ちなみに菅官房長官の言う「粛々と」の意味は「関係法令にしたがって」という意味であり、恣意的判断の余地がないことも含まれる。
4月6日 4時06分 沖縄のアメリカ軍普天間基地を巡り、菅官房長官と沖縄県の翁長知事が5日会談し、菅官房長官が移設計画への理解を求めたのに対し、翁長知事は計画阻止を目指す姿勢を堅持して会談は平行線に終わりました。政府は、沖縄県側の理解を得る努力を続ける一方で、移設に向けた作業は進める方針で、政府と沖縄県が対立する状況は続く見通しです。 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、政府が計画を着実に進める方針なのに対し、沖縄県の翁長知事は計画阻止を掲げて、国と県の対立が深まるなか、沖縄の基地負担軽減を担当する菅官房長官と翁長知事が5日、那覇市で初めて会談しました。この中で、菅官房長官が「日米同盟の抑止力の維持と普天間基地の危険性の除去を考えたとき名護市辺野古への移設が唯一の解決策だ」などとして、計画への理解を求めたのに対し、翁長知事は「辺野古の新基地は絶対に建設することはできないと確信している」と述べ、計画阻止を目指す姿勢を堅持して会談は平行線に終わりました。一方、会談のあと菅官房長官と翁長知事はともに、今回の会談を契機に対話を続けていく姿勢を示しました。政府は、沖縄県側との対話を継続しながら、先の日米合意に基づいて、沖縄のアメリカ軍施設の返還や訓練の県外移転など基地負担の軽減を目に見える形で着実に進めるなど、移設計画への理解を得る努力を続けることにしています。
ただ、政府が、移設計画に遅れが生じないよう、名護市辺野古沖のボーリング調査など沖縄県側が中止を求めている作業を今後も進める方針なのに対し、翁長知事はあらゆる手法を駆使して計画の阻止を目指すとして、埋め立て工事に必要な岩礁を破壊する許可の取り消しも含めて検討するほか、安倍総理大臣と会談して計画中止を直接働きかけたい考えで、政府と沖縄県が対立する状況は続く見通しです。
星野典之、山岸一生
2015年4月5日11時32分
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、菅義偉官房長官と翁長雄志(おながたけし)・同県知事は5日午前、翁長氏の知事就任後初めて会談した。菅氏が計画を進める国の方針を説明する一方、翁長氏は移設反対の考えを改めて訴えた。
会談は約1時間、那覇市内のホテルの一室で行われた。冒頭約30分間が報道陣に公開され、菅氏、翁長氏の順に、約15分ずつ考えを述べた。
菅氏は「日米同盟の抑止力の維持や、(普天間飛行場の)危険性除去を考えたときに辺野古移設は唯一の解決策であると政府は考えている」と移設計画への理解を求めた。また、普天間飛行場が抱える機能のうち、緊急時の航空機の受け入れについて、「九州に移す予定で話を進めている」と述べ、新たな基地負担軽減策を検討していることを明らかにした。
翁長氏は「辺野古は建設できないとの確信を持つ。建設は絶対不可能だ。頓挫で起こる事態は全て政府の責任だ」と、移設に反対する考えを強調。自身が初当選した昨年11月の知事選について「争点は(前知事による辺野古の埋め立てに関する)承認への審判だった。圧倒的な考えが示された」と述べ、移設反対の民意の支持をアピールした。(星野典之、山岸一生)
☆
>頓挫で起こる事態は全て政府の責任だ」と、移設に反対する考えを強調。
これって、普通に考えたら頓挫させた側、つまり翁長知事の責任になる!(怒)
【おまけ】
「責任のない市民運動」 辺野古行動に島尻議員沖縄タイムス 4月5日(日)12時23分配信
自民党沖縄県連の会長に就任した島尻安伊子参院議員は4日、那覇市内の自治会館で開かれた県連大会のあいさつで、名護市辺野古の新基地建設をめぐる市民の反対運動について「責任のない市民運動だと思っている。私たちは政治として対峙(たいじ)する」と発言した。
さらに、米軍普天間飛行場の危険性除去のため辺野古移設を容認する立場から「反対運動の声の大きさに恐れおののかず、毅然(きぜん)と冷静に物事を進めないといけない。今日より明日がよくなるよう、真剣に議論し実行する」とも述べた。
島尻氏は大会後、沖縄タイムスの取材に対し「発言は市民運動を否定するものではない。そういった(反対する)方々の声にも耳を傾けたいが、運動と私たちの立場である政治は違うという意味だ。現実を見据えて物事を進めるのが政治の使命だ」と説明した。
☆
島尻議員も発狂・捏造新聞への対応を学習したようだ。
文末の釈明部分がなければ、「島尻議員、市民運動を否定!表現の自由へ弾圧」などと大キャンペーンを張られるとこだった。
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