用件が重なり昨日は朝から家を出た。
午前中某プロジェクトの会議。午後は「住みよい那覇市を作る会」による那覇市を相手の住民訴訟の説明会に参加。
その後チャンネル桜那覇支局で「沖縄の声」の収録。 夜は徳永弁護士や上原正稔さんらとの夕食会に参加の予定だったが、実は某月刊誌の原稿を依頼され昨日が締切日。 だが、まだ原稿を書き上げていなかった。やむなく夕食会を断り帰宅したら、耳に飛び込んできたのが「イスラム国」による邦人拘束の衝撃的ニュース。
何とか原稿は20日中に仕上げ電送した。
やれやれ、何時もは有り余る暇が自慢の男だが、いつになく多忙な一日だった。
☆で、今朝の沖縄タイムスの大一面はこれ。
2邦人殺害を警告
「イスラム国」と声明
湯川・後藤さんか 235億円要求
他に沖縄タイムスは、安倍首相が中東を訪問し、資金援助を表明したことに対して「わざわざ刺激を与えかねない行動をとったのか大いに疑問だ」などの識者の意見を紹介し、まるで安倍首相の責任で有るかのような印象操作だ。
「イスラム国」日本人殺害警告=湯川さんら2人か―72時間以内、2億ドル要求時事通信 1月20日(火)15時27分配信
【エルサレム時事】シリア、イラクで勢力を拡大する過激組織「イスラム国」を名乗るグループが20日、湯川遥菜さん(42)=千葉市出身=とフリージャーナリストの後藤健二さん=仙台市出身、1967年生まれ=とみられる日本人2人を人質に取り、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ殺害すると警告するビデオ声明をインターネット上に公表した。イスラム国による日本人殺害警告が確認されれば初めてとなる。
政府関係者は20日夜、ビデオ声明について「本物の可能性が高いとみている」と述べ、信ぴょう性は高いとの見方を示した。
殺害警告を受けて、安倍晋三首相は菅義偉官房長官に対し、事実関係の確認に全力を挙げるとともに、関係国と協力し、人命第一に対応するよう指示。安倍首相は訪問先のエルサレムで記者会見し、「人命を盾に脅迫することは許し難いテロ行為で、強い憤りを覚える。直ちに解放するよう強く要求する」と表明した。政府は首相官邸の危機管理センターに対策室を設置した。
イスラム国が投稿したとされるビデオ声明には、湯川さんらとみられる男性2人が写っており、オレンジ色の服を着て、砂漠で並んでひざまずかせられている。
声明は「(安倍首相が)イスラム国から8500キロ離れた場所から、進んで(イスラム教徒を攻撃する)十字軍に参加を約束した」と非難。要求している2億ドルの身代金について、「1人1億ドル」と主張した。
安倍首相は、17日にカイロで行った演説で、イスラム国対策としてイラクなどに2億ドル程度の支援を行うと表明しており、声明は支援額と同額の身代金を要求した。これに対し、安倍首相はエルサレムの会見で、2億ドル支援は「避難民が必要としている人道支援だ」と述べ、予定通り実施すると明言した。
湯川さんは「民間軍事会社」を設立。2014年7月28日にトルコから陸路でシリアに入国し、イスラム国と交戦している反体制武装組織の部隊に同行、8月12日から14日にかけ、イスラム国がシリア北部アレッポ近郊で激しい攻撃を仕掛けた際に部隊からはぐれ、拘束されたとみられている。
一方、後藤さんは映像通信会社を創設。14年10月、自身のツイッターを通じシリアで取材中と伝えた後、同月23日を最後にツイッターの更新が途絶えている。
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沖縄タイムスの記事では安倍首相が中東訪問した後、2邦人が拘束されたような印象を受けるが、実際は昨年の8月に湯川氏が拘束され、後を追った後藤氏は同年10月ごろ消息を絶っている。
つまり、テロリストは身代金の要求は100%拒否すると思われる英米を避け、最も金を出しそうな日本人を前もって拘束し、殺害せずに生かしておいて身代金要求のタイミングを見計らっていたのだ。
安倍首相の中東訪問を見てチャンス到来と考えて人質の映像を公開した。
安倍首相が表明した2億ドルの援助は避難民への人道援助とインフラ整備などであって非軍事への援助。
ところが国内メディアは安倍首相の「憲法改正」や「集団的自衛権の行使」などを批判し右翼政権、「戦争へ向かう政権」などの歪曲報道を発信。 人気歌手の桑田某までがチョビヒゲをつけた安倍首相=ヒトラーを演出するくらいだ。安倍政権が右翼政権なら世界の先進国は全て極右政権ということになる。
2 日前 800×522 - ameblo.jp
おーい、日刊ゲンダイ。これだけ汚い言葉で自由にのびのび言いたいこと言わせてもらってるあんたらが、言うに事欠いて「息苦しい」はねえだろ(笑)
【世界に逆行…この国の息苦しさ(日刊ゲンダイ) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150118-00000013-nkgendai-ent …
安倍首相=右翼政権の印象が非軍事的援助を軍事援助と見なされてしまい、今回の身代金要求に繋がってしまったようだが、平和目的の人道支援さえ敵対行為と見なすなど、「イスラム国」の言い分に一欠けらの大義もない。
にもかかわらず、安倍首相が中東支援を表明するから邦人に危険が及んだなどと、反日サヨクが泣いて喜ぶ展開になっている。
人質には気の毒だが、安倍政権にとって「身代金を払う」という選択肢は有り得ない。
金を払えば、日本人を誘拐すれば「日本政府は容易に金を払う」という国際世論が確定してしまう。
そうなればテロリストは、日本人を積極的に誘拐の対象にしてくるだろう。
「イスラム国」の要求に屈することは、日本人全員を危険に晒す行為である。
さらに払った身代金は次のテロの資金になる。世界中がテロとの戦いをおこなっている中、日本だけがテロリストを支援した」ということになってしまう。
身代金を拒否して人質が殺されれば「人命軽視」で批判するだろうし、身代金を払えば「テロを支援した」と批判するだろう。
どっちへ転んでも反日サヨクは、安倍首相には何の落ち度もないのに「イスラム国に人質が取られたのは安倍のせい」って言ってる。
「パリのデモに何で安倍総理は参加しなかったのだ」と言っていた反日サヨクがその同じ口で、「中東で対テロ対策の支援を決めたから日本人が身の危険に晒された」などと言っている。
バカも休み休み言え、といいたくもなる。
再度確認する。
安倍首相が中東支援を表明したから日本人が巻き込まれたわけではない。
テロリストは安倍首相の支援表明以前から日本人を誘拐し、利用できる機会を伺っていて、それが今回の中東訪問だっただけ。
誘拐された2人も自らの意思で危険な現地に行っていただけで、安倍首相の責任とは言えない。
「日本には憲法9条があるから、海外でも日本人は安全」といった妄想を発信するのはそろそろ止めにしよう。
九条に神通力が有るならば、常日頃「9条があるから攻撃されない。話せば分かってもらえる」とか言っている糸数慶子氏や共産党議員に解決のための交渉へ現地に行ってもらうしかないだろう。
自己責任とはいえ、なんとか2人の無事の解放を望むが、「安倍憎し」で凝り固まった反日サヨクなが嬉々として政権批判しているのを見ると、人質2人が死ぬことを一番望んでいるようで、嫌悪感さえ覚える。
嫌悪感を覚えるのは辺野古の浜で「流血の惨事」を期待する前泊沖国大教授と同じだ。
人質の2人についてはニュースとして古いが下記の朝日報道が詳しい。
シリア北部で、千葉市の湯川遥菜(はるな)さん(42)とみられる男性が拘束された。紛争地入りは、設立したばかりの民間軍事会社の実績づくりのため、と周囲に話していた。インターネット上には、自ら銃を構える写真も。現地に詳しいジャーナリストらは、スパイに間違えられた可能性を指摘する。
シリア拘束可能性の邦人男性、千葉市の湯川遥菜さんか映像通信会社「インデペンデント・プレス」のジャーナリスト、後藤健二さん(46)は4月、シリア取材中に湯川さんと知り合った。北部の街で、反体制組織「自由シリア軍(FSA)」拠点の屋内にとどめ置かれ、入国目的などの事情を聴かれていた。FSAの部隊と交流があった後藤さんは、湯川さんの通訳を頼まれた。現地の言葉だけでなく英語力も不十分だったという。
シリアに来た理由について、「設立した民間軍事会社は出来たばかりで実績がない。経験を積むためには現場を見なくてはダメだと思って一人で来た」と話した。湯川さんは部隊側に、民間軍事会社と書いた名刺を渡していた。「紛争地で軍事会社を名乗るなんてあり得ない。敵方の手先と誤解されていた」と話す。危うく感じた後藤さんは部隊のリーダーに、「ここは危険だ。彼はジャーナリストなどの戦地に通じたプロではない。国外に出してほしい」と求めたが聞き入れられず、部隊はその後、湯川さんにシリアの状況を案内して回った。
帰国後も東京都内で会った。湯川さんは「『いつ来るんだ?』と部隊のメンバーからメールが来る。こんなに必要とされている。シリアに行かなければ」と熱っぽく語っていたという。後藤さんは「友人が困っているから行くんだと言われて、強くはとめられなかった」と悔やんだ。
湯川さんが民間軍事会社「ピーエムシー」を設立したのは今年1月。サイトでは、外国の治安不安定地域での情報収集や物資輸送・警護などを主な業務と説明する。だが、湯川さんの活動に協力する水戸市の元茨城県議、木本信男さん(70)によると、大手海運会社から「経験不足」と言われるなど、営業に苦戦していた。
春のシリア訪問後、「危なすぎて生活できる所ではない」と言いつつ、「何回も行かなければ」とも語っていた。7月に電話で話したときは、「いくつか仕事が入っている。ここが頑張りどころ」と語っていた。
シリア出発前の7月、千葉市花見川区の実家に数年ぶりに顔を出した。父の正一さん(74)には「外国に行ってくる」とだけ説明したという。「静かな優しい人間。無事をただ祈るばかりです」と話した。
■なぜ拘束されたのか
内戦が長期化するシリア情勢だけでなく、米軍による空爆が続くイラク情勢が緊迫したことで、湯川さんは欧米のスパイと疑われた可能性がある。
イスラム過激派系のツイッターサイト「ジハード(聖戦)ニュース」は「スパイ」と決めつけた。湯川さんは拘束された際に「カメラマンだ」などと答えたが、ジハードニュースは、湯川さんの会社のサイトを引用する形で「カメラマンではなく、戦闘計画立案などをする日本の『民間軍事会社』の社長である」と強調した。
「イスラム国」が勢力を強めたイラク北部では8日以来、米軍の空爆が続く。イスラム関連サイトには、米国への激しい敵意の言葉や、「イスラム国」を支援する組織への制裁を警告した15日の国連安全保障理事会決議への反発が書き込まれている。
「イスラム国」には欧米やアジアなどから戦闘員が加わっており、欧米人や日本人であることを理由に敵視する傾向は小さいとみられるが、欧米の情報機関の工作員が潜入することを警戒。スパイを示す「裏切り」の罪で、自らの戦闘員を処刑した例も公表している。
湯川さんはシリア北部のアレッポ郊外で、FSAに同行していたとされる。「イスラム国」はFSAと戦闘状態にあり、スパイだと疑われたとみられる。
■「銃持っていたら自殺行為」
現地で活動するフリージャーナリストたちは「戦闘地域では銃を持たないことが基本だ」と強調する。
湯川さんは7月、シリア北部のアレッポで自動小銃を試し撃ちする動画をインターネット上に投稿。拘束時の動画でも「なぜ銃を持っているのか」「兵を殺したのか」と尋問されており、銃を持っていた可能性がある。
1月に現地で取材をした玉本英子さん(47)は「もし銃を持っていたのであれば自殺行為ではないか」と語る。シリアの戦闘地域は、ほぼ無政府状態。「銃を持っているだけで戦闘員とみなされ、標的になる。写真家や記者だと抗弁しても信用されない」と言う。
アレッポで3度の取材経験がある西谷文和さん(53)は「(湯川さんは)写真家を名乗ったが、名前をネットで調べると民間軍事会社社長であるとわかる。スパイと見られる条件がそろっており、極めて不利だ」と語った。
反体制組織「自由シリア軍(FSA)」の戦闘員だったアブ・タメさん(22)は6月、朝日新聞の取材に「荷物運びをしながらFSAと行動を共にする日本人がいるとFSAの知人から聞いている。外国人は拘束されやすく心配だ」と話した。
シリア拘束、「ユカワ」名乗る 身代金の要求ない模様(8/18) シリアで日本人拘束か 「イスラム国」関与の可能性(8/18)
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【おまけ】
日本政府は話し合いで人質を解放させようとしてる(実質出来る事はそれしかない)のに、今まで「話し合いで戦争は防げる」とぶってきた人が「とっとと金を払え!」とわめいてるのはなかなかに興味深い。
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