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今朝の沖縄タイムスは「衆院選」関連の記事満載だが、派手な選挙関連記事の陰に隠れて、辺野古の工事変更をめぐる沖縄タイムスの思惑が垣間見れる興味深い見出しを紹介しよう。
先ず一面の下部はこれ。
運搬変更承認見送りへ
辺野古県が調整へ
沖縄タイムスとしては任期満了直前の仲井真知事が判子の押し逃げは納得できず、新知事に判断を委ねたい、という思惑が滲み出ている「変更承認みおくり」の文字だ。
ところが、同じ問題が二面の見出しだとこう変わっている。
知事判断へ環境着々
辺野古工事 県・国 思惑にずれ
タイムス内にも記者によって「思惑にずれ」があるような見出しのニュアンスには失笑させられるが、事実関係は、タイムスによるとこうなっている。
想定されう仲井真氏の判断は複数ある。
申請3件のうち、
①審査が整わない「土砂運搬方法」の変更1件を不承認し、残る2件を承認する。
②同1件を次期県政に先送りし、残る2件を先行承認する。
③3件とも先送りする。
この3パターンだ。
<県庁内では「法的に承認せざるを得ない軽微な2件を先送りすれば次期政権知事が困る」(県幹部)とし、辺野古反対の立場で当選した翁長雄志氏を気遣う見方も。 一方で「翁長氏は自身に判断を委ねるように求めており、尊重すべきだ」と先送りを求める幹部もいる。 全ては9日まで”承認権者”にいる仲井真氏氏の胸先三寸だ。>(沖縄タイムス)
最近サヨクの巣窟といわれる県庁内でも、「はんこの押し逃げより、置き逃げの方がひきょうだ」との声が出始めているとのこと。
仲井真知事が、翁長新知事を困らせようと思えば②か③のパターンだが、工事の早期完成が一日も早い普天間の負担軽減に繋がると確信する仲井真氏は、県幹部や沖縄2紙の思惑を無視し、粛々と行政法に則って最後まで知事の職務を全うするだろう。
仲井真氏が、新聞が罵倒するような「公約破りの史上最悪の知事」だったか、それとも県民の安全と生活を守るため反日サヨク勢力と戦った名知事であったか、それは歴史が決めることである。
【おまけ】
以下、関連記事をヒジャイさんのブログより引用させて頂く。
仲井真知事よ。テロリストに屈するな
私は沖縄防衛局の工事変更申請仲井真知事が承認するより翁長新知事に引き継がせたほうがいいと考えている。工事変更申請は事務レベルの問題である。不備に対して県が質問をするのには限界があり、県が承認するのは時間の問題であるからだ。
翁長新知事になって詳しく精査して、不許可にする箇所を指摘すれば防衛局はそこを改善すればいい。とにかく、工事変更を不許可にすることは不可能である。
だから、「翁長候補が当選すれば辺野古移設を阻止できる」と信じている革新の翁長支持者が翁長新知事に失望させるためには翁長新知事に引き継いだほうがいい。
沖縄防衛局は9月に「美謝川の水路切り替えルートの変更」を含む4件の工事変更申請を県に提出。そのうち当初計画より暗渠(あんきょ)(地下水路)が約4倍に延びる「美謝川」について県は、「生物への影響が大きい」と指摘。審査は長期間を要し、次期県政に先送りされる公算が大きかった。
しかし、防衛局は27日、環境保全の観点から問題の多い「美謝川」の変更申請を取り下げた。残り3件の承認を先行して取り付けることが狙いだ。県の審査が円滑に進めば仲井真氏の任期中に承認の可否を判断する環境が整う。
そうなったとしても、選挙で敗れ退任する仲井真氏に県政の重要課題を判断する資格があるのか。到底、多くの県民は納得しないだろう。
「沖縄タイムス」
このように選挙で敗れた仲井真知事には「県政の重要課題を判断する資格」はなく、翁長新知事が判断するべきだとタイムスは主張している。ということは翁長新知事が工事変更を承認すればタイムスも認めるということになる。翁長新知事が承認したほうが沖縄二紙と革新の衝撃が大きい。だから、翁長新知事に引き継いだほうがいいのだ。
タイムスは「県の審査が円滑に進めば仲井真氏の任期中に承認の可否を判断する環境が整う」と述べている。県の審査は客観性が要求されている。審査をするのは専門家であって知事ではない。審査の結果、客観的に問題がないという結論になれば、その旨を知事に報告するということである。
知事の判断にゆだねられるといっても、問題がないのに知事が一方的に承認をしないということはできない。そうすれば国は裁判に訴えるだろう。問題がなければ知事は承認をする。それが当然でありらこき翁長新知事でも同じである。
翁長新知事に引き継いだほうが沖縄二紙や革新の痛手は大きいだろう。だから、仲井真知事は承認しない方がいいと思っていたが、次の記事を見て考えが変わった。
反対派市民、辺野古工事車両止める「県民無視の暴挙」
【名護】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で1日午前9時20分ごろ、工事車両が同基地内に入ろうとしたため、それを阻止しようとする反対派市民らが山型鉄板の上に座り込むなどして、一時騒然となった。
市民側の代表が警察と話し合い、けが人を出さないためにミキサー車1台のみ基地内に入り、後に続いていた資材を積んだトラックは入れなかった。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は、仲井真弘多知事が埋め立て工事の変更申請について、任期中に承認意向としていることと合わせ、「県民の意思を無視する暴挙だ。こういうことをするなら、基地に入るすべての車両を止めるぞ」と怒りの声を上げた。
「沖縄タイムス」
沖縄平和運動センターの山城博治議長はテロリストである。
84歳の老婆がシュワブに入るトラックのミラーにしがみつき転倒して失神した事件が起こったが、年寄りがトラックにしがみつけば失神どころか命が危険である。。命の危険を承知で山城博治議長は老婆をトラック阻止の特攻隊に使ったのである。彼は老婆の命をなんとも思わない人でなしのテロリストである。そのテロリストに沖縄の警察は妥協し敗北した。
「市民側の代表が警察と話し合い、けが人を出さないためにミキサー車1台のみ基地内に入り、後に続いていた資材を積んだトラックは入れなかった」
この妥協は警察権力の敗北である。
山城議長の思想は実力で「基地に入るすべての車両を止める」ことである。これはテロ思想である。ミキサー一台以外のトラックを阻止したのだからテロ行為の勝利であるし、沖縄の警察のことなかれ主義が招いた警察権力の敗北である。今の沖縄は沖縄二紙、革新、翁長新知事の勢力が席巻し、警察でさえテロ行為に圧されているのだ。
仲井真知事はこの理不尽な圧力に屈してはならない。
山城代表は、仲井真知事が埋め立て工事の変更申請について、任期中に承認意向としていることに、「県民の意思を無視する暴挙だ」と言っているが、それでは仲井真氏が当選すれば、彼は辺野古埋め立ては県民の意思だと理解して、辺野古埋め立て阻止運動を止めていたか。そんなことはあり得ない。山城代表は誰が当選しようと辺野古飛行場建設阻止運動は続けていただろう。「県民の意思」は山城代表にとって辺野古飛行場建設阻止運動を高めるための口実でしかない。「県民の意思」がどうであろうとあらゆる手段を使って辺野古飛行場建設を阻止するのが彼の目的なのだ。だから、老婆の命の危険を無視してトラック搬入阻止の特攻隊に使ったのだ。常識のある人間なら老人を命の危険があるトラック阻止に使わない。
仲井真弘多知事が12月9日までの任期中に承認する意向を自民党関係者に伝えたのなら、承認をするべきである。もしやらなかったらテロリストの脅しに屈したことになる。
それはあってはならない。
仲井真知事が三つの変更申請を承認したとしても、審査が長期間を要しそうな美謝川の変更申請は残る。それを翁長新知事は審査することになるが、時間がかかるだけであっていずれは承認することになる。その時に山城議長は怒り心頭に来て翁長新知事を非難するだろう。その時は確実にくる。楽しみに取っておこう。
美謝川の件が承認されれば辺野古飛行場建設問題すべてがクリヤーされることになる。埋め立て工事は順調に進み、次第に埋め立て反対運動は下火になっていくだろう。
辺野古埋め立てを中止させるために残された方法はテロ行為による工事の破壊活動しかないが、カヌー隊や山城代表のようなテロリストが数万人くらいいても辺野古埋め立て工事を阻止するのは無理だ。
ここはイスラム国に侵略されたイラクではない。警察・自衛隊が強固な日本であるからだ。
仲井真知事は沖縄警察のようにテロリストに屈しないで、沖縄防衛局の変更要請の審査結果に問題がなければ毅然として承認するべきである。
テロリストたちは怒りで燃え上がり、辺野古の埋め立て反対運動は激しくなるだろうが、そんなものどうってことはない。
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