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「普天間固定化」 は詭弁だって

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本日の話題

 1)辺野古移設≠辺野古新基地建設   (2)普天間固定化は詭弁?   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ■辺野古移設≠辺野古新基地建設   今朝の沖縄タイムス、県知事選を終え、行きつくまもなく衆院選への臨戦態勢。   タイムスが支援するのは勿論「建白書勢力」   一面トップにはこんな大見出しが躍っている。   辺野古移設推進を明記   自民公約「自衛権」触れず   少しでも言葉に敏感な人なら、この見出しをみて「アレ?」と思うだろう。   衆院選で自民党が公約にする「辺野古移設」と沖縄県知事選で争点となった「辺野古移設」とはまったく別のものなのか。   いや、そんなはずはない。   仲井真知事は辺野古移設に伴う埋め立て承認をしたために、沖縄2紙に「金で沖縄を売った男」という不名誉なレッテル貼りをされ、それを妄信した県民に知事の座を追われた。   その埋め立てを申請したのは防衛省であり、県知事選の争点の「辺野古移設」と衆院選の争点の「辺野古移設」は紛れもない同じ案件である。   しかし、衆院選の争点を報じる今朝の沖縄タイムスの何処を探しても「新基地建設」の文言は見当たらない。   それどころか一面に続いて三面トップにもこんな大見出しが・・・。   辺野古移設 本部に追従   自民党県連「やむなく容認」   前職で2人   沖縄2紙は県知事選の初期の段階では「普天間移設」の文言を使用していたが選挙戦が過熱し始めるや、全てのメディアがまるで申し合わせをしたかのようにいっせいに「辺野古への新基地建設」という造語を使用し始めた。   仲井真知事が「辺野古移設は新基地建設ではない。 それどころか普天間基地の約三分の一への統合縮小」だと訂正しても沖縄メディアは黙殺、最後まで「新基地建設」で押し通した。   そして今度は全国的な衆院選となると全国民の目が気になるので、言葉を正確に用いて「辺野古移設」を使用する方針なのか。   新聞には言論の自由を担保するため「編集権」という伝家の宝刀がある。   編集権に従がえば「社の方針」と異なるニュースを報道するか没にするかは新聞の裁量権に委ねられる。   だが選挙報道の場合、有権者の判断基準になる情報を「編集権」により自由に没にしたり、勝手に用語を捏造したりして、有権者の判断を意図的に誤誘導するのも編集権といえるか。   新聞が選挙に及ぼす影響を考えれば、「証拠隠蔽」や「捏造」は明らかに編集権の逸脱である。   金を払って購読する読者にとっては、犯罪行為といわれても仕方がない。      ■普天間固定化は詭弁?   普天間基地の辺野古移設に反対したら、結果的に普天間の固定化に繋がることは小学生でもわかる理屈。   その簡単な理屈がわからないのが「沖縄の民意」という。   「沖縄の民意わ我われが作る」と豪語する沖縄2紙の記者。   記者出身の屋良氏は、「普天間固定化」は詭弁だとトンチンカンな発言で読者を混乱させる。   沖縄の政治家に欠けているもの― 「普天間固定化」 の詭弁 沖縄タイムス 2013年12月5日 12:11

屋良 朝博(やら ともひろ)

フリーランスライター

1962年北谷町生まれ。フリーランスライター。フィリピン大学を卒業後、沖縄タイムス社で基地問題担当、東京支社、論説委員、社会部長などを務め2012年6月退社。「砂上の同盟」で平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞。

 「普天間が固定化する」。自民党本部が沖縄の自民政治家を落とした殺し文句だった。この言葉の主語、責任者は誰なのか。いつもそこがあいまいだ。

 

 菅義偉官房長官らは自民沖縄県連をどう喝した。「県外移設はあり得ない。負担軽減と抑止力を考え、日米両国で決めた。このままでは、普天間が限りなく固定化する」

 

 この聞き慣れた言説は正しいのか。沖縄基地の7割は海兵隊が占有し、普天間を含め問題の大元は海兵隊駐留に起因する。彼らは長崎県佐世保の米海軍艦船に乗ってアジア太平洋地域を巡回する。いわば消防車を長崎に置いて、消防隊員は沖縄-という配置であり、「抑止力」を考慮しても駐留は沖縄でなくてよい。

 

 

軍事論でない

 森本敏前防衛大臣も昨年12月の離任会見で、「西日本のどこでも海兵隊は機能する」ことを認め、「県外」が困難なのは軍事論ではなく、国内政治の問題であることを暴露した。「本土は嫌だから沖縄が我慢しろ」と言うことだ。そんな「差別の構造」を隠すため、政府は「抑止力」「地政学」と詭弁(きべん)を弄(ろう)する。そもそも戦後岐阜、山梨両県に駐留した海兵隊は両県民の反基地運動に追われるように沖縄に移駐した。

 

 国内政治の問題を「日米両国で決めた」という認識が滑稽だ。米軍に基地を提供するのは日本独自の判断によるもので、米国が場所を特定するのは越権行為だ。海兵隊基地の要件は地上、航空、補給の各部隊が“近接”することであり、それなら「西日本のどこでも」満たすことができる。

 

 また、ヘリより早く遠くへ飛ぶオスプレイが配備されたいまなら、普天間の機能だけを九州に持っていくことも可能なはずだ。現に普天間のオスプレイが豪州へ移転する部隊を支援する運用も検討されている。

 

 沖縄の自民議員は、「このままでは固定化する」「原点は危険性の除去だ」という言葉を公約破棄の免罪符にするつもりだ。西銘恒三郎衆院議員は九州を巡ったが受け入れ地はなく、県外移設は不可能だと思い知ったという。それは選挙前から自明のことではなかったのか。沖縄の政治は、不条理な基地押しつけとの格闘だったはずだ。

                  ☆

 >森本敏前防衛大臣も昨年12月の離任会見で、「西日本のどこでも海兵隊は機能する」ことを認め、「県外」が困難なのは軍事論ではなく、国内政治の問題であることを暴露した

屋良氏のような左翼勢力が頻繁に「海兵隊に抑止力はない」の根拠として引用する森本元防衛相のインタビュー記事が有るので、一部抜粋して引用する。

基地と負担軽減の両立を・・
  =森本敏元防衛相インタビュー(3)=

基地と負担軽減の両立を

 沖縄の基地に海兵隊の部隊を駐留させることは日本の安全保障上、極めて大きな抑止力になる。この抑止力をどのように確実に維持するか。一方で沖縄の人が負っている負担をできるだけ軽減するために何ができるか。この二つを現実の中でどう調和させるかが政治だ。

発言の一部を切り取って自分いいように利用するのはサヨクの常套手段だが、頼みの綱の森本氏が最近の発言で在沖海兵隊の「抑止力」を認めているのでは、屋良氏のお得意の「海兵隊非抑止力論」はもろくも崩壊してしまう。 >「普天間が固定化する」。自民党本部が沖縄の自民政治家を落とした殺し文句だった。この言葉の主語、責任者は誰なのか。いつもそこがあいまいだ。

新聞記者出身にして国語能力に欠けるお方のようなので、主語は誰か教えて進ぜよう。

「辺野古移設」が頓挫した場合「普天間が固定化」の主語は、辺野古移設反対を主導した翁長氏とそれを支援する屋良氏のようなサヨク集団に決まっているじゃないか。

あまりにも明々白々なので主語は省かれているのに気がつかないのは屋良氏だけ。(涙)

屋良氏は記事の後半部分でもったいぶって「主語は政治」などとしているが、それも言うなら「主語はイデオロギー」と正確に記してほしい。

「普天間固定化」の詭弁などと、ヨタを言っているが、詭弁を弄しているのは、屋良さん、あなたですよ。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 



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