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八重山日報に続いて、八重山毎日新聞が「建白書」に付随する「確認書(裏契約書)の存在を報道した。
一昨日のエントリーでこう述べた。
「沖縄2紙が「裏契約書の存在」を報道するか、それとも徹頭徹尾黙殺で通して翁長氏の支援を続けるか。新聞の使命、そして良心を試す絶好のリトマス試験紙として興味津々である」と。
新聞としての良心と使命感が一欠けらでもあるなら、裏契約書の存在は避けては通れない最重要事項なのだ。
八重山毎日は遅ればせながらも、新聞としての良心があることを、読者に示したことになる。
八重山毎日新聞 2014年11月04日
建白書に署名押印する条件として作成された確認書
辺野古の県内移設断念中山市長 建白書提出前に確認書
オスプレイ配備に反対する県民大会実行委員会が昨年1月、普天間飛行場の県内移設断念も同時に求める全市町村長連名の建白書を作成する際、中山義隆市長は「県内移設の選択肢を否定するものではない」とする確認書を交わした上で署名していたことが分かった。
中山市長は当時、辺野古移設について地元の理解を前提に選択肢としてあり得るとの立場を示しており、確認書はこれに基づくもの。
中山市長は、建白書に「普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること」の文言が入っていたため、「私の考えに合わない」と拒否したが、再三の署名依頼に確認書を作成した上で署名した。
確認書は「石垣市長中山義隆は米軍普天間基地の移設について原則、県外への移設を理想とするものの、普天間基地の早期移設と周辺住民への危険性の除去を最優先と考えており、県内移設の選択肢を否定するものではない」とする内容。また事前の文言調整を十分に行うことも求めている。
確認書には中山市長、実行委員会事務局長の玉城義和氏、立会人として当時の県市長会会長で那覇市長の翁長雄志氏がそれぞれ署名押印。同年1月25日付で作成し、翁長氏らは同28日に安倍晋三首相に手渡している。
中山市長は3日、取材に対し、「オスプレイの強行配備に反対する内容の要請活動のはずだったが、要請書が建白書に変わり、なおかつ普天間の県内移設断念の文言が入っていたので署名できないと伝えた。41市町村長の署名押印をそろえたいと言われ、確認書をつくった。県内移設断念についてはオール沖縄ではなかった」と指摘した。
☆
八重山毎日新聞といえば「八重山教科書問題」では、琉球新報、沖縄タイムスと並んで「発狂3紙」と揶揄されるほど偏向した論調で「ルール破りの竹富町教委」を最後まで擁護したことが記憶に新しい。
その八重山毎日でさえも、今回の知事選挙で「裏契約書の存在」を読者に隠蔽したまま投票日を迎えることに対し、新聞としての使命感と良心の呵責に耐えられなかったのだろう。
今回は依然として沈黙を守っている沖縄2紙との「鉄の結束」を破って、八重山日報のフォロー記事をさらに一歩踏み込んで報道したことは素直に評価しておきたい。
八重山毎日は10月の新聞週間にちなんで、新聞が果たす役割とはと題する社説を書いている。
その記事で「『知る権利』の危機」を訴え、「読者目線の新聞」を目指し、次のように決意している。
「地方紙として「新聞週間」を、あらためて地域に根ざした住民目線の報道のあり方を問い直す機会としたい」
今回の「裏契約書」の報道は、八重山毎日がまさに住民目線の報道を実践したことになる。
八重山毎日の取材に対し、中山市長はこう答えている。
「オスプレイの強行配備に反対する内容の要請活動のはずだったが、要請書が建白書に変わり、なおかつ普天間の県内移設断念の文言が入っていたので署名できないと伝えた。41市町村長の署名押印をそろえたいと言われ、確認書をつくった。県内移設断念についてはオール沖縄ではなかった」
読者の狢さんが何度も指摘すするように、今回の知事選で「裏契約書」の存在は避けては通れぬ重要案件である。
八重山毎日のGJである。
「辺野古移設」が最大の争点なら、沖縄2紙は「裏契約書の存在」を読者に開示するのが報道機関としての責務のはず。
「知らなかった」では通る話ではない。
なぜなら10月29日、「建白書」への署名・捺印の方法に問題ありと疑念を持つ9市の市長が、合同記者会見を開催している。
これを沖縄タイムスは次のように報道した。
(沖縄タイムス 2014年10月29日 08:15 )
保守系9市長、翁長氏に普天間で質問
11月投開票の沖縄県知事選に出馬を予定している現職の仲井真弘多知事(75)を支援する県内の5市長は28日、那覇市内で会見を開き、同じく出馬予定の前那覇市長の翁長雄志氏(64)に対し、普天間飛行場の危険性除去の方法などについて問う公開質問状を発表した。
質問状では、翁長氏が普天間飛行場移設の移設先や時期などを提示せず、日本政府に責任を丸投げしていると指摘。「普天間基地周辺住民の安全、生命、財産を具体的にどのように守るのか」と説明を求めている。
南城市の古謝景春市長は、翁長氏が41市町村の代表が政府に提出した建白書をまとめる際に「反対することで振興策が多く取れる」と発言したと主張し、「さまざまな疑念がある」とした。質問状は、仲井真氏を支援する保守系市長9人の連名。
☆
だが、沖縄タイムスは恥知らずにも肝心な部分を隠蔽している。
この記者会見の席で古謝市長は「裏契約書」を記者団に示して、「建白書」を批判している。
沖縄タイムスは裏契約をの存在を隠蔽したのだ。(怒)
その動画がこれだ。
【必見動画】県内移設を否定しない確認書
これでは「知らない」で沈黙を守ることは出来ないはず。
このように記者会見の席で「裏契約書」の存在を明らかにしても、沖縄2紙は読者の耳目からこれを遮断し、黙殺を継続中である。
「裏契約書」の存在が知れ渡ったら、翁長氏に取って致命的打撃になることが必至であるからだ。
「特定の団体のコマーシャルペーパー」と成り果てた、琉球新報、沖縄タイムの「発狂2紙」は、毒を喰らわば皿までの心境で、翁長氏と心中する覚悟なのか。(涙)
【おまけ】
10月29日の記者会見で、翁長氏への質問は4点ある。
「オール沖縄の建白書」が真っ赤な嘘であることが暴露された質問1のみに焦点を当てる。
まず、質問1のみをを抽出した動画と文字起こしをしたのを御覧ください。
【動画】オール沖縄の建白書は真っ赤な嘘 !9市町村による翁長雄志への公開質問①
質問1
「辺野古反対と言っていればいい」、貴殿は「オール沖縄」、「県民の心はひとつ」と主張しています。
しかし、「県内11市のうち私達9市の市長は貴殿とは心をひとつにしていない」のが実情でございます。
その理由は様々ありますが、主な理由として
貴殿は41市長村の首長及び議長に建白書へ参加署名を求める際、保守系首長に
「辺野古について我々は反対しても国の方針を変えることはできないと思う。反対することで振興策が多く取れる。我々はどのような情勢になっても県政を支えよう!」
と発言されました。
その貴殿が突如知事選に出馬を表明され、何の具体策も表明されないまま、未だに、ただ反対だけ言っていれば良いという無責任さに私達はあきれ返っている次第です。
更に、17日の公開討論で貴殿はこの件に関し否定されたようです。
こうした疑念に対して県民に対して納得のいくご説明をいただきたいということでございます。
有権者に正しい判断で投票して頂くため、
以下は拡散依頼です。
翁長氏が建白書の同意を取るために「県内移設の選択肢を否定しない」という文言の確認書に署名捺印していた。 添付ファイル参照
「石垣市長中山義隆は米軍普天間基地野移設について、原則、県外への移設を理想とするものの、普天間基地の早期移設と周辺住民の危険性の除去を最優先と考えており、県内移設の選択肢を否定するものではない。」
「県内移設の選択肢を否定しない」という文言の確認書に署名捺印をしたということは、現在翁長氏が「辺野古に新基地は作らせない」と叫んでいること自体が大嘘ということになる。
その一方、仲井真氏の埋め立て承認を受け入れることを意味し、支援団体の共産党・社民党らを裏切っていることになる。
つまり現在翁長氏が主張する「普天間飛行場は国外・県外に移設、県内移設反対。辺野古新基地はありとあらゆる手段を尽くして造らせない。」という主張とは真っ向から対立することになる。
翁長氏は有権者を騙して上で「オール沖縄」を主張していることになる。
翁長氏よ、「建白書」に裏契約書が存在したことを、知事選候補者として有権者に説明する責任が有るのではないか。納得できる説明が出来ない場合は、潔く立候補を辞退すべきではないのか。
【保守系9市長、翁長氏に普天間で質問】10月29日沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=88463
翁長氏は「反対することで振興策が多く取れる」といって建白書の同意を取った
11月投開票の沖縄県知事選に出馬を予定している現職の仲井真弘多知事(75)を支援する県内の5市長は28日、那覇市内で会見を開き、同じく出馬予定の前那覇市長の翁長雄志氏(64)に対し、普天間飛行場の危険性除去の方法などについて問う公開質問状を発表した。
質問状では、翁長氏が普天間飛行場移設の移設先や時期などを提示せず、日本政府に責任を丸投げしていると指摘。「普天間基地周辺住民の安全、生命、財産を具体的にどのように守るのか」と説明を求めている。
南城市の古謝景春市長は、翁長氏が41市町村の代表が政府に提出した建白書をまとめる際に「反対することで振興策が多く取れる」と発言したと主張し、「さまざまな疑念がある」とした。質問状は、仲井真氏を支援する保守系市長9人の連名
⇒クリックすると拡大します 【拡散依頼です】
【拡散依頼です】
平成26年10月27日月曜日に放送された『沖縄の声』。本日月曜日の沖縄の声では緊急特番としまして、沖縄支局キャスターのボギーテドコンと江崎 孝を進行役に迎え、11月16日開票の沖縄県知事選挙に立候補した「喜納 昌吉」さん、そして「喜納昌吉応援団 団長」の斉藤まさしさんをゲストにお招きし、出馬を決めた理由、そして知事選にむけてのお話などをお伺いします。
【アーカイブ】沖縄の声-公開質問状に対する翁長前那覇市長の解答!沖縄県知事選公開討論会、オスプレイは危険なのか[桜H26/10/22] 平成26年10月21日火曜日に放送された『沖縄の声』。... m.youtube.com
☆
■緊急の御知らせ■
奮ってご参加下さい。
「なかいま弘多総決起大会」
日時: 11月7日(金) 午後6時開場、午後6時30分開会
場所: 沖縄県立武道館(奥武山公園内、アリーナ棟)
■当日はモノレール、バス、タクシーをご利用下さい。
主催:「沖縄21世紀vビジョンを実現する会」 電話098-866-0139
那覇市牧志2-17-12(いとみね会館)
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■電子書籍出版の御知らせ■
県知事選挙の告示日(30日)まで余すとこ三日に迫りました。
仲井真県知事をして「特定の団体のコマーシャルペーパー」と言わしめるほど、常軌を逸した沖縄2紙の偏向報道により、新聞から情報を得る以外に術のない高齢者層を中心に「翁長氏優勢」の噂が絶えない今日この頃ですが、この選挙は先の沖縄市長選と同様に「新聞vsネット」の戦いになるものと考えます。
そこで電子書籍『そうだったのか「沖縄!』〜国家レベルの問題が山積する沖縄。その歴史と現在を新しい視点で解説〜、を緊急発刊することになりました。
告示日を目前にして特に三章と四章(江崎が執筆)は知事選挙にかかわる部分なので、取り急ぎ多くの方にこの二つの章を読んでいただきたいと思っております。
新聞等の捏造報道に惑わされることなく正しい判断で選挙権を行使するため、是非ともご購読くださいますようお勧めいたします。
拡散依頼
『そうだったのか「沖縄!」』
〜国家レベルの問題が山積する沖縄。その歴史と現在を新しい視点で解説〜
価格:300円
著者:
仲村覚(沖縄対策本部代表)
仲村俊子(初代沖縄防衛協会婦人部長)
石井望(長崎純心大学准教授)
江崎孝(ブログ狼魔人日記管理人)
序章:沖縄問題の本質(仲村覚)
一章:今明かす、祖国復帰の真実(仲村俊子)
二章:「沖縄祖国復帰の真実について」解説(仲村覚)
三章:沖縄県知事選挙の裏に潜む琉球独立工作(仲村覚)
四章:習近平も注目の沖縄県知事選「ネットvs新聞」の代理戦争(江崎孝)
五章:祖国との一体感を求めて開催された東京オリンピック沖縄聖火リレー(仲村覚)
六章:日本開国の拠点として狙われていた「琉球」(仲村覚)
七章:明治維新」と「琉球処分」(仲村覚)
八章:琉球國はチャイナ領土だったのか(石井望)
電子書籍『そうだったのか「沖縄!」』を発売しました。
購入は下記サイトからお願い致します。
【購入サイト】
<示現舎電子書籍ショップ(クレジットカードまたはBitCash)>
https://print.cssj.jp/ebook/buy/item.php?id=A00003-32
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<ブクログのパブー>
http://p.booklog.jp/book/91432
※ 近日、Google Play、Google Books、楽天Kobo、ConTenDoでも配信予定です。
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