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本日午後7時よりチャンネル桜「沖縄の声」に出演します。
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喜納昌吉氏の「オール沖縄」離脱と立候補表明で、混とんとしてきた革新陣営。
県知事選の告示日まで1ヶ月と迫った現在、気が付けば「純粋革新」の候補者が1人もいないという現実を突きつけられ、「翁長謀略説」(※1)まで飛びだす有様である。
今朝の沖縄タイムスに「辺野古埋め立て撤回派」にとっては逆風となる見出しが踊っている。
第二面トップ
「県不承認 国に敗訴も」
辺野古めぐる法律相談文書判明
弁護士、可能性に言及
<県は、稲嶺進名護市長が計画にはんたいしていることを理由に埋め立てを不承認した場合の国の対応について質問。 弁護士は国が是正の指示を行う可能性が「あり得る」と指摘し、国に提訴されれば県が敗訴する可能性が高いと説明していた。>
<昨年12月に埋め立て承認した仲井真知事は「法律の基準に適合している」と繰り返してきた。法律面の具体的な検討内容が初めて明らかになった。>
<弁護士は・・・「地元市長村長の反対は事情の一つだが、不承認の直接の根拠とは出来ない」「国勝訴の判決が確定すれば、就任する義務を負う」と回答した。>
移設「100点に近い」
辺野古 知事、安全をめぐり答弁
<仲井真弘多知事は29日、県議会(喜納昌春議長)の一般質問で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について、「V字形の滑走路で民家の上を通らない」と述べ、「むしろ今の普天間飛行場に比べれば100%に近い安全なもの」との認識を示した。>
☆
稲嶺名護市長がいくら反対といっても、「不承認の直接の根拠とは出来ない」。
法治国家では法に従がうのが県行政の最高責任者たる県知事の責務である。 それと同時に「世界一危険」といわれる普天間飛行場の一刻も早い移設も、県民の生命財産を守るのが知事としての責務でもある。
☆
■覊束裁量
仲井真知事の埋め立て承認が適法行為で他に選択肢がなかったことを、筆者は過去ブログ
辺野古移設にごまめの歯軋り、知事に牙をむく新聞2014-08-18 で次のように書いた。>その上で仲井真知事は「どこが無責任なんですか。工事のプロセスをいちいち聞かれても答えようがない」とも述べ、「(承認は)法律に従って行った。それがおかしいんですか」と気色ばんだ。
「気色ばんだ」という表現に記者の悪意が読み取れるが、それはさて措き、「(承認は)法律に従って行った」という意味は行政法上の大原則である「覊束(きそく)裁量」に従ったということ。
記者団が行政裁量の「覊束概念」に無知で繰り返し質問したのなら知事が「気色ばむ」のも無理もない。
ちなみに覊束概念とは、行政庁に判断の余地が与えられていないことをいう。 つまり、一見、行政庁に判断余地・裁量の余地が与えられているように見えるが、一定の要件に該当する場合に、行政庁が一定の裁量をしなければならないことをいう。防衛局からの埋め立て申請は覊束裁量に相当する、というのが知事の判断である。
☆前にも紹介した生真面目な革新派と思われる 私の沖縄日記―広島さんの怒りを紹介する。
翁長氏の曖昧発言に対し、沖縄の知識人たちの沈黙しているのに怒る気持ちは、立場こそ違うが、筆者にも理解できるものがある。
☆
私の沖縄日記―広島編2014/09/27
沖縄県知事選は、かつてない様相を呈しています。
公約を破って辺野古埋め立てを「承認」した仲井真弘多知事に対し、「保革相乗り」で立候補する翁長雄志那覇市長が、新基地建設反対県民の強い要望である「承認撤回」をいまだ言明しない中、喜納昌吉氏も名乗りを上げるなど、混迷を深めています。
こうした中で不思議なのは、これまで重要な局面局面で「声明」を出すなど沖縄の世論をリードしてきた県内の民主的知識人が、県知事選に関してはいまだ何も公式に発言せず、沈黙を守っていることです。
たとえば、昨年4月27日に結成された「沖縄の平和創造と人間の尊厳の回復を求める100人委員会」(共同代表:安里英子、石原昌家、上里賢一、高良沙哉、高良鉄美、比屋根照夫、宮城=内海恵美子の各氏)です。(写真左は設立総会。右は今年9月20日の辺野古集会)
その「設立趣意書」は、「高江のヘリ(オスプレイ)パットの建設、辺野古の新基地建設、先島への自衛隊配備など、基地の重圧から解放されるどころか、住民の負担はますます重くなっている」と沖縄の現状を告発したうえで、こう宣言しました。
「私たちは、沖縄の平和創造、沖縄の住民が被っている不平等、不公正の是正、憲法で保障されている基本的人権と尊厳の回復を追求し・・・東アジアの平和創造をどのように実現すべきか、あらゆる分野の人たちの英知を結集し、総点検と政策提言を行うことを主たる目的に、ここに有志による百人委員会の結成を宣言する」
今回の知事選は、まさに「沖縄の住民が被っている不平等、不公正の是正、憲法で保障されている基本的人権と尊厳の回復」にとっての正念場です。
知事選で問われるべきは何なのか。辺野古新基地建設阻止において今必要なことは何なのか。「反基地・平和・革新」の人びとがその願いを託そうとしている翁長氏に何を求めるべきなのか。県民はいかなる選択をすべきなのか。
「100人委員会」は、知事選をめぐるこうした重要課題について、いまこそ県民に指針を与える見解、「政策提言」を示すべきではないでしょうか。
先日亡くなられた宇沢弘文さん(東大名誉教授)は、沖縄や米軍基地についても積極的に発言されました。次の言葉をかみしめ、沖縄の知識人の奮起を期待したいと思います。
「歴代の自民党政権の指導的な立場にあった政治家たちの果たした役割を明らかにし、その社会的責任を徹底的に追及することが、いま日本の置かれている悲惨な、望みのない状況を超克するためにもっとも肝要なことである。
その上で、日本国民すべてが力を合わせて、沖縄の米軍基地を始め、日本国内に存在する米軍基地の全面的返還を求めて、大きな国民的運動の展開をはかるべきではないだろうか」(『日本の進路』2010年4月号)
☆
<4年前、前回の知事選が行わる5カ月前の2010年6月30日。宮本憲一、西谷修、小森陽一の各氏ら本土18人と沖縄20人、計38人の学者・知識人が「呼びかけ人」となり、「米海兵隊は撤収を」と題する「普天間基地問題についての声明」が発表されました。>
<「声明」はこう言っています。
「沖縄は、いまや“オール沖縄”で『県内移設』反対を明確にしたのである」「そもそも政権が奔走し、メディアが関心を集中させたのは、『基地用地』探しばかりであった。いま考えるべきことは、本当にそのようなことなのだろうか。むしろ冷戦時代の思考法である『抑止力』とか『敵』とか『同盟』といった発想そのものを疑い、その呪縛から逃れることが必要なのではないか」>
<そしてこう結んでいます。
「私たちは、米軍基地の代替地をタライ回しのように探すのでなく、米軍基地を沖縄・本土に存在させ、米軍に勝手気ままに使用させている構造こそを問わなければならない。日米安保条約は、冷戦時代の遺物であり、いまこそ、日米地位協定、ガイドライン(日米防衛協力の指針)などを含めて、日米安保体制を根幹から見直していく最大のチャンスである」>
<まさに、県内外・日本の英知を結集して県民と国民に訴えた渾身の「声明」です。
ここで指摘されていることはけっして過去の問題ではありません。それどころか、安倍政権によって「集団的自衛権行使容認」の閣議決定が強行されたいま、その指摘はいっそう切実さを増しているのではないでしょうか。>
< 「声明」の呼びかけ人となった沖縄の学者・知識人は次のみなさんです。(敬称略、五十音順)
新崎盛暉、大城立裕、大田昌秀、我部政明、桜井国俊、島袋純、新城郁夫、高里鈴代、高良鉄美、高良勉、照屋寛之、富川盛武、仲里効、仲地博、比屋根照夫、三木健、宮里昭也、宮里政玄、山城紀子、由井晶子>
「呼びかけ人」のみなさんにお聞きします。
みなさんが呼びかけられた4年前の「声明」は、今に通じる、いいえそれどころかますますその価値を増しているのではないでしょうか。
「日米安保体制の是非が問われない沖縄県知事選」という前代未聞の事態を、このまま黙過してよいのでしょうか。
☆
(※1)「翁長陰謀説」
SHANTI PHULA
竹下雅敏氏からの情報です。
下に揚げた植草氏の記事で明らかになったことは、翁長氏が基地建設阻止を公約に掲げているにも関わらず、“「埋立申請承認撤回」を公約に盛り込むことを拒否している”ということです。どうやら翁長氏は隠れ基地建設推進派のようで、自民党と共に、巧妙に国民を騙す算段であった可能性が出て来ました。
この植草氏の記事による鋭い指摘によって、“元参議院議員の喜納昌吉氏が出馬の意向を示している”とのこと。俄然面白くなって来ました。植草氏の天才的な閃きによって、自民党の野望が打ち砕かれる可能性が出て来ました。 (竹下雅敏) ■「純粋革新」の疑心暗鬼! 翁長雄志さんの選挙事務所に要請に行きました。
『高江も必ず公約に!』との思いで、那覇は久茂地にある翁長雄志 県知事候補の選挙事務所に要請に行ってきました。
翁長さんは現職の那覇市長で公務中なので、事務総長の安慶田光男さんが対応してくれました。
4名で要請文を読み上げ、主旨を説明しました。
安慶田さんは「みなさんの気持ちはよくわかりましたので、公約委員会や翁長には伝えます」とのこと。
早々に終わってしまいそうな気配だったので
「翁長さんは新基地建設を許さないと言っていますが、そこには高江は入っているのですか?」と質問をしました。
安慶田さんは「そういう固有名詞はなく、全体として新基地建設ということで汲み取っていただきたい」
「建白書以上でも以下でもない」というようなことをおっしゃっていました。
うーん、よくわからないな。
建白書ってことは、オスプレイ撤回だからヘリパッド建設には言及しないということかな、、、
今ひとつ釈然としませんが、要請は、終始、和やかなムードで話は進みました。
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第37回世日フォーラム沖縄
沖縄と日本の未来を考える講演会
9月7日の統一地方選挙が終わり、いよいよ11月16日投開票の県知事選挙戦に突入しました。3選を目指す自民党推薦の仲井真弘多知事に対し、「オール沖縄」を掲げて、革新諸派の支持を受けた翁長雄志那覇市長、それに元郵政民営化担当相の下地幹郎氏が出馬表明し、保革中道の三つ巴の様相を呈しています。
そこで当フォーラムでは、全国的に人気の高いブログ「狼魔人日記」の管理人である江崎孝氏を招いて、最近の沖縄情勢から見た知事選の行方について講演していただくことになりました。ご多忙とは存じますが、読者の皆様始め、知人、友人の方、万障お繰り合わせの上、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。
演 題 「沖縄がアジアの中心となる日」
〜沖縄の将来にとって誰が知事にふさわしいか〜
講 師 江崎 孝 氏(コラムニスト)
プロフィール;江崎 孝 えざきたかし
1941年 沖縄生まれ。 慶應義塾大学(経済学部)卒業、
東京にて商社勤務の後、沖縄にて貿易会社経営。
同時に雑誌『WILL』や『正論』などで評論活動開始。
現在人気ブログ「狼魔人日記」の管理人、チャンネル桜沖縄支局
のレギュラーキャスターを務めている。
著書『マルチ商法を斬る』、『沖縄「集団自決」の謎と真実』(共著)
【日 時】平成26年10月12日(日)午後1時30分開場
午後2時開演、4時終了
【会 場】沖縄県立博物館・美術館 講座室
〒900-0006 那覇市おもろまち3−1−1
電話 098(851)5401(博物館班直通)
【会 費】 500円
【主 催】世日フォーラム沖縄
【後 援】世界日報社那覇支局、自主憲法制定沖縄県民会議、勁草会
【連絡先】世日フォーラム沖縄事務局 電話&FAX:098 (862) 9195
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「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。
狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp
価格850円(税・送料込み)
☆
沖縄の出版界が出版拒否した禁断の書! 『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1800円(税・送料込み)
著者:又吉康隆
ネットから御注文を受け付けています。
ezaki0222@ybb.ne.jp
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