☆沖縄県内の「告別式」最新情報。
想定内ではあったが、安倍政府の河野談話の検証結果の発表で、韓国紙の中央日報がパニックを起した。悔しかったら、感情的罵詈雑言は止めて、客観的資料をそろえて反論してみるがいい。
安倍首相、河野談話を揺さぶる中央日報日本語版 6月21日(土)9時51分
日本政府が「河野談話の文言は韓国政府との集中的、具体的な調整によるものだ」という内容の、いわゆる「河野談話検証」結果を20日に発表した。1993年8月に当時の河野洋平官房長官が慰安婦強制動員を認めた「河野談話」を「政治的妥協の産物」と規定し、両国関係がさらに悪化する見込みだ。
日本の加藤勝信官房副長官はこの日、衆議院予算委員会にA4用紙21枚分の報告書「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯」を提出した。この報告書は「韓国側が談話発表前に一部の内容を具体的に修正することを希望し、『その点が解決されなければ、日本政府が談話を発表しても、韓国政府は肯定的な評価はできない』と明らかにした」と明示した。
当初、日本側の原案には慰安所設置の主体が「軍当局の意向を受けた業者」だったが、韓国側に配慮して「軍当局の要請を受けた業者」に修正され、「おわびする」という部分の前に「心から」という表現が追加されたのも同じ理由ということだ。また、慰安婦動員の強制性を表す「甘言、強圧による等本人の意思に反して」という部分も、両国間の調整過程があったと報告書は主張した。
報告書は特に「河野談話発表の直前、日本側が『事前のやりとりをしたことはマスコミに一切出さないようにすべきだろう』を提案し、韓国も了承して『発表直前にファックスで発表文を受けたことにする』という趣旨で答えた」と伝えた。また「宮沢喜一首相と金泳三(キム・ヨンサム)大統領まで案文を上げて最終了解を取った」と明らかにした。
報告書に含まれた内容は、日本政府の関係者が事前に説明したものよりはるかに強く談話を傷つけるものであるうえ、一方的な「検証」という点も問題だ。
菅義偉官房長官は発表後の会見で、「河野談話の見直しはしないという日本政府の立場に変わりはない」とし、日本軍慰安婦問題を含む歴史研究・評価は「専門家の手に任せる」と述べた。
外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は「日本の検証の結果は、事実関係を糊塗することで河野談話の信ぴょう性を損なう結果を招く内容を含んでいる」と述べ、強い遺憾を表した。
【河野談話検証】政府検証全文(2)
【河野談話検証】政府検証全文(3)
【河野談話検証】政府検証全文(4)
【河野談話検証】政府検証全文(5)
【河野談話検証】政府検証全文(6)
【河野談話検証】政府検証全文(7)
【河野談話検証】政府検証全文(8)
【河野談話検証】政府検証全文(9)
全文は長過ぎるが次のように要約できる。
(1)韓国側の要望ですり合わせが行われていた。
(2)慰安婦の証言に裏付けはとれなかった。
(3)強制連行は確認できなかったが、河野氏が「強制連行があった」と歴史的事実と矛盾する発言を勝手にした。
(4)当時の金泳三大統領が慰安婦問題の終結宣言を確認した。
4つの歴史的事実がが公表されたことで、安倍政府は「談話の見直しも行わない」としていても、「検証」そのものが有効なボディブローとなって韓国に大きなダメージを与える、と書いた。
なぜなら事実というより政治的擦り合わせで談話を作り上げた事実や、強制連行の客観的証拠はなかったことが公表され上に、韓国側は日本が創設したアジア女性基金を一旦は受諾しておきながら、それを反故にして再度賠償を要求したことが明らかになったからだ。
これは裁判で和解決着をしたにもかからず、それを反故にしたのに等しいからだ。
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韓国の新聞が検証結果の公表でパニックを起すのは想定内だったが、韓国紙以上に脊髄反応をして、怒りまくっている沖縄タイムスには驚いた。
どこの国の新聞だろうか。
社説[河野談話検証結果]日韓関係壊すつもりか 沖縄タイムス社説 2014年6月21日 05:30
政府は20日、「従軍慰安婦」問題に関する河野談話の検証結果を国会に報告した。結果のいかんにかかわらず、河野談話を見直す考えはない、と菅義偉官房長官は重ねて強調する。
不可解な検証作業である。一体、何を目的に河野談話の検証作業を始めたのか。検証結果を公表することでどのような効果を期待し、これから何をするつもりなのか。
日韓の間で大きな政治問題に発展していた従軍慰安婦問題について河野洋平官房長官は1993年、官房長官談話の形で政府の見解を明らかにした。これが河野談話と呼ばれているものである。
従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与と強制性を認める内容で、「多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」ことをおわびし、謝罪した。
河野談話をめぐっては、第1次安倍内閣以来、政権の中からも信ぴょう性を問う声が後を絶たなかった。
報告書は、談話作成にあたって日韓両国の担当者が綿密に調整を重ねていたこと、談話の土台となった元慰安婦証言の裏づけ調査を実施しなかったことなどを明らかにしている。軍の「関与」という表現や、「強制性」という文言に韓国側がこだわり、ぎりぎりまで調整が図られた、と報告書は指摘する。
日韓の水面下のやりとりについては、当時、複数の新聞に取り上げられている。決して目新しい話ではない。
外交関係文書の作成にあたって、事前に相手国と内容をすりあわせるのも特に問題はない。
■ ■
戦時における女性の人権という視点から、従軍慰安婦問題の歴史的事実を詳しく調査し、真相を明らかにしていくことは重要である。
だが、有識者5人で構成する検証チーム(座長・但木敬一元検事総長、女性3人)が調査の対象にしたのは、河野談話作成過程における日本と韓国のやりとりが中心。聞き取りの対象も関係省庁の担当者などに限られた。
河野談話は、従軍慰安婦問題に対する政府の姿勢を公式に示したもので、国際社会に向けたメッセージの意味を持つ。その河野談話に疑問を持ち、政府として検証作業を実施するということは、それ自体、外交問題化することが避けられない。
この問題に対する安倍政権の姿勢には一貫性が感じられない。安倍晋三首相や閣僚、自民党幹部から本音が飛び出したかと思うと、米国から批判を浴びて引っ込める、というその繰り返しだ。
■ ■
第1次安倍内閣は2007年、議員の質問主意書に対して「軍や官憲による、いわゆる強制連行を直接示すような記述も見あたらなかった」との答弁書を閣議決定した。
だが、資料がないからといって強制連行がなかった、と断定することはできない。
河野談話作成にあたって、韓国からさまざまな注文がついていたことを示すことで、安倍政権は何を狙っているのだろうか。
「談話は見直さないが、実質的に無効化する」との疑いが消えない。
☆
語るに落ちるとは、この社説のこと。
沖縄タイムスの軸足は日本ではなく、中韓であることが炙り出される社説である。
>不可解な検証作業である。
河野談話を見直す考えはないが、検証結果を国会に報告した。
この一連の作業を韓国の目線で言えば「不可解」なのは当然である。
>戦時における女性の人権という視点から、従軍慰安婦問題の歴史的事実を詳しく調査し、真相を明らかにしていくことは重要である。
「従軍慰安婦問題の歴史的事実を詳しく調査し、真相を明らかにしていくことは重要」ということを認めるなら、政治的決着の産物である河野談話はそのままにしても、日本人なら今回の検証及び結果報告は理解できるはずだ。
>河野談話は、従軍慰安婦問題に対する政府の姿勢を公式に示したもので、国際社会に向けたメッセージの意味を持つ。
その通りである。
>その河野談話に疑問を持ち、政府として検証作業を実施するということは、それ自体、外交問題化することが避けられない。
その通りである。
真実を解明し、韓国の嘘捏造の国際世論形成に対抗するには、いきなり河野談話の否定をし、慰安婦問題を「性奴隷問題」と勘違いしている国際世論を敵に回すことを避けたのだ。
戦略なき戦いを挑んで、結局「慰安婦問題」を「性奴隷問題」にまで悪化させた「橋下発言」の轍を踏まない戦略である。
>第1次安倍内閣は2007年、議員の質問主意書に対して「軍や官憲による、いわゆる強制連行を直接示すような記述も見あたらなかった」との答弁書を閣議決定した。
社説では安倍首相の態度は、「安倍政権の姿勢には一貫性が感じられない」などと批判するが、安倍首相が本心では首尾一貫河野談話を否定していることは誰の目にも明らかである。
ちなみに河野談話は世間に流布している割には、閣議決定はされていない。
>だが、資料がないからといって強制連行がなかった、と断定することはできない。
これこそ沖縄タイムスの韓国視線の典型だ。
ならば逆に問う。
強制連行の資料もないのに世界中に「日本は国家ぐるみので性奴隷を認めた国」と嘘の報道が流れるのを沖縄タイムスは是認するつもりか、と。
何の証拠も客観的証言もないのに、「集団自決は軍の命令による」という記事を垂れ流す沖縄タイムスの嘘の報道と軌を一にする反日視線ではないか。
>「談話は見直さないが、実質的に無効化する」との疑いが消えない。
その通りである。
疑いだって?
またしても語るに落ちた発言だ。
河野談話によって日本の名誉がどれだけ貶められたか。
沖縄タイムスは少しでも考えたことはあるのだろうか。
河野談話を見直さないが検証により、「実質的に無効化する」ことこそが検証の狙いであることは言うまでもない。
あまりのも韓国視線が満載の沖縄タイムス社説を読むと、この社説の執筆者は日本名を騙る在日朝鮮人ではないか、という疑念が脳裏を過るくらいだ。
河野談話の張本人である河野洋平氏は、河野談話を検証した政府の報告書について「正しく全て書かれている。足すべきところも引くべきところもない」と述べている。
⇒談話検証に河野氏「正しく書かれている」 2014年6月21日
ならば国会への証人喚問を断る理由はないはずだ。
愈々、「検証」の最後の仕上げである。
第四回「島守・防人に感謝する集い」、「殉国沖縄学徒顕彰六十九年祭」
【日 時】平成26年6月23日(月) 13:30~
【ところ】沖縄県護国神社 大ホール、社殿
※参加費無料(カンパ大歓迎でございます。)
沖縄戦は壮絶を極めましたが、鉄血勤皇隊や通信隊、また、ひめゆりなどの学徒看護隊は家族と郷土を守るべく、自らの意志で沖縄戦を戦ったのであり、その思いを無視することこそが、戦争の歴史の風化へとつながると思います。
集団的自衛権行使が容認されれば、「戦争する国になる」、「沖縄戦の悲惨さが繰り返される」等と、現在の問題と短絡的に結び付けたり、イデオロギーに囚われた目で見るのではなく、壮絶を極めた沖縄戦の事実や、学徒隊の方々の思いをありのままに記憶することが大事ではないでしょうか?
慰霊の日に、我々沖縄の大学生で、沖縄戦を戦われた学徒の方々に「鎮魂と敬いの心」を捧げる顕彰祭を行います。お気軽にご参加くださいませ。
【主催】琉球大学公認サークル「沖縄から日本を考える学生の会」(実行委員長:琉球大学3年 野田拓志)
【お問い合わせ】070-5279-1139(部長:外間) new.okinawa.proud.japan@gmail.com
「龍の柱について市民の声を聴く大会」
日時:6月27日(金)17:30会場、18時開演、21時まで。
場所:県立博物館(新都心)
入場料:無料
駐車場:完備
主催:住みよい那覇市をつくる会
会長 金城テル
天皇陛下、皇后陛下のご来県が今月26日(木)、27日(金)に予定されています。
昭和19年8月22日の学童疎開船「対馬丸」の事件より70年を迎える本年、那覇市若狭の「小桜の塔(対馬丸慰霊碑)」と「対馬丸記念館」を慰霊の為ご訪問されます。
下の予定表をご参考に、出来る限りご参加くださいませ!!
6月26日(木)
集合時間
13:00 那覇空港国際線ターミナルビル1階(ANA側)
13:30 安次嶺交差点、赤嶺交差点、瀬長交差点
13:40 西崎球場前、JAファーマーズ前、糸満市役所前
13:50 平和記念公園中央口(入り口付近)
14:10 平和記念公園中央口(入口付近)
14:20 西崎球場前、JAファーマーズ前、糸満市役所前
14:30 豊崎にじ公園の向かい側
14:35 瀬長交差点
14:40 沖縄産業支援センター前
14:45 明治橋交差点〜旭橋交差点間の歩道(琉球銀行側)
6月27日(金)
集合時間
9:30 松山公園前(那覇商業高校付近)
9:30 若狭中通り(「味の店三郎」側)
9:35 波之上自動車学校前
11:20 久米交差点(若狭大通りの公園側)
11:20 松山公園前(那覇商業高校付近)
13:00 県民広場(県庁前の広場)前の歩道
13:00 明治橋交差点〜旭橋交差点間の歩道(県庁側)
13:05 産業支援センターの向かい側
13:15 那覇空港国内線ターミナルビル1階(ANA側)
「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)を4月25(金)より発売。
狼魔人日記でネット全国販売しています。
申し込みはメールでできます。
価格850円(税・送料込み)
メール ezaki0222@ybb.ne.jp
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沖縄の出版界が出版拒否した禁断の書! 『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1800円(税・送料込み)
著者:又吉康隆
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