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行使できない集団的自衛権は竹光だ

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八重山日報2014年5月11日

「祖国復帰は沖縄の誇り」 宜野湾で42周年大会   沖縄県祖国復帰42周年記念大会が開かれた=10日午後、宜野湾市民会館大ホール 沖縄県祖国復帰42周年記念大会が開かれた=10日午後、宜野湾市民会館大ホール

 「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」(主催・同実行委員会)が10日、宜野湾市民会館 大ホールで開かれた。第1部の記念式典は保育園児による「教育勅語の奉読」で幕開け。復帰前から教員を務めていた上原義雄氏が「祖国復帰は沖縄の誇り」と題して提言し、当時のエピソードを紹介した。


 上原氏は「当時、安保に賛成する立場をとっていた私は、教職員組合の集会で質問をしました。『自衛隊にも米軍にも反対ならば、誰がどうやって国を守るのですか?』と聞くと彼らは『平和を愛する我々が守る』と答え、私に『バカ野郎!引っ込め!』と罵声を浴びせた」と述べた。

▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

                         ☆

日の丸を掲示し国家斉唱で始まる集会は、どんな大規模な集会でも黙殺するのが沖縄2紙の慣性。 その一方で反戦平和を叫ぶならなら例え十数名の集会でも写真入で報じるのが沖縄2紙。

さて、本日の沖縄タイムス社会面は、「下地島の軍事利用『ノー』」という見出しの「平和行進」を写真つきで報じているが、上記の「祖国復帰42周年記念大会」は、会場で配布した日の丸の小旗や国歌斉唱が気に入らないのか黙殺である。

・・・・と思ったら、あった!

第二社会面の見落としがちな極小のベタ記事でこんな見出しが。

復帰42周年祝う

意義継承訴え

報道によると参加者は800名とのことだが、沖縄タイムスの本音は1000名集まっても2000名集まっても、日の丸を掲げ国歌斉唱をするような不逞の輩の集会など、アリバイ記事を載せただけでもありがたく思え、ということなのだろう。

筆者も参加したが、沖縄選出の衆議院議員・宮崎氏や、桑江沖縄市長、松浦添市長が登壇し挨拶をした。

これまで保守系集会には保守系政治家でも沖縄2紙の目を恐れ、参加を遠慮する傾向にあったが、今回は他にも多くの保守系県議、市議が登壇したのは時代の空気が変わっていくのを肌で感じることが出来た。

ちなみに仲井真県知事は祝辞を代読させたが、地元宜野湾市の佐喜真市長の姿は見えず、祝電さえなかった。

佐喜真市長については、以前翁長那覇市長と一緒に「オスプレイ反対」の音頭とりをしたり「正拳突きでオスプレイを落とす」などのバカげた発言をしたので「本物のバカ」と批判したら、支援者からクレームがついたことが有った。

 

「本物のバカ」が新登場!小池議員の沖縄紙批判に反論?2013-04-02

 

 

 

その後、翁長那覇市長の呪縛が解けたような言動だったので「本物のバカ」を撤回した経緯がある。

国旗を掲げ国歌斉唱することに違和感を感じ、参加を辞退したのならやはり、この男本物のバカだったのだろう。

佐喜真市長より若い松本浦添市長は、国歌について自分の海外留学時の体験を交え、他国の留学生が自国の国歌を誇らしげに歌うのに対し、自分は学校時代国歌を歌ったことは一度もなく、歌詞さえ覚えていないので恥ずかしい思いをした、と吐露してくれた。

そしてその日は余興で出演した幼稚園児たちも一緒に国歌斉唱できたことを喜んでいた。

記念講演は沖縄出身のカメラマン、ボランティア活動家の池間哲郎氏の実体験を映像を使っての講演だった。

政府の援助は一切受けずボランティアと寄付金だけでアジアの子どもたちや恵まれない人達への援助活動続けている話には思わず引き込まれ感動した。

ウチナーンチュでこんなすばらしい活動をしている人物がいることを誇りに思った。 沖縄メディアは池間氏とその活動にについてもっと県民に知らせる義務が有ると思うのだが、保守系集会に講師として呼ばれるような人物を紹介する紙面などないのだろうか。

                                 ☆

沖縄にとっては他人事とも思えない南シナ海の中越衝突事件だが、今朝の沖縄タイムスはまるでこの問題は決着済みであるかのように静かさである。

そんなに中国を批判するのが怖いのだろうか。

ただ、これも見過ごしがちな6面の下部にこんな見出しのアリバイ記事を載せている。

南シナ海の衝突

中国に自制を促す

AZEANが外相が声明

沖縄タイムスにの他人事のような記事に対し、経済紙の日経でさえこのように詳しく報道している。

南シナ海問題に深刻な懸念 ASEAN外相が共同声明
中国をけん制

  2014/5/10 20:51 (2014/5/11 1:16更新)    【ネピドー=松井基一】東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、ミャンマーの首都ネピドーで外相会議を開き、中国との間で緊張が高まる南シナ海問題について「現状に深刻な懸念を表明する」とする共同声明を発表した。ASEANが南シナ海問題について独自の声明を打ち出すのは極めて異例。同海域で強硬姿勢を強める中国への危機感がASEANの結束を促した形になった。 ミャンマーの首都ネピドーで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(10日)=AP 画像の拡大

ミャンマーの首都ネピドーで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(10日)=AP

 ASEANは11日に開く首脳会議でも南シナ海問題を協議する予定。

 声明では関係当事国の自制と平和的手段による問題解決を促し、名指しは避けたものの、中国を強くけん制する内容になった。ASEANと中国は02年に南シナ海問題を平和的に解決する「南シナ海行動宣言」を採択したが、強制力を持たない紳士協定にとどまっている。声明では早期に法的拘束力を持つ「行動規範」に格上げすることも訴えた。

 一方、中国外務省は10日深夜に談話を発表し、「南シナ海問題は中国とASEANの間の問題ではない。一部の国がこの問題を利用して中国とASEANとの友好協力を壊すことに反対する」として、声明の採択を働きかけたベトナムなどを批判した。

 ASEAN加盟国の中では、中国に対して対決姿勢を強めるフィリピンやベトナムと、中国からの多額の経済援助を受けるカンボジアやラオスなどとの間で、大きな温度差がある。南シナ海問題の対応を巡って、これまでASEANの足並みはそろわなかった。

 今回ASEANがまとまったのは、高まる中国の脅威に対して一致して行動しなければ、地域連合としての求心力が低下するとの強い危機感がある。ASEANは15年末、単一市場・生産基地からなるASEAN経済共同体(AEC)の発足も目指している。市場統合を前に加盟国間の意見対立を極力避け、団結を重視した面もある。

               ☆

これに対し中国は、南シナ問題は2国間の問題として反発している。

 中国 「南シナ海は2国間の問題」 (5月11日 5時01分)

ヤクザ国家の中国と2国間では話にならないからこそ、集団の力で圧力を加えるのであり、集団自衛権の重要性が叫ばれるゆえんである。

2国間の交渉を避け、集団で共同声明の発表などで国際世論に訴えれば、中国としても国際世論をを一切無視して好き勝手にふるまうことはできないはずだ。 ベトナムやフィリピンは主権を守るためアメリカや日本をはじめ国際社会と連携して中国に力による領海侵犯の方針転換を迫っていくべきだ。

それには「集団的自衛権は有するが行使は出来ない」などの平和ボケから一刻も早く覚醒しなければ、何の抑止力にもならない。

したがって尖閣防衛の抑止力にもならない。

行使できない集団的自衛権など竹光だ!

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【おまけ】

中国の尖閣侵略の抑止力にはオスプレイが有効であるということを示す記事。

米紙、琉球諸島を失うことを恐れる日本が「オスプレイ」など導入へ=中国メディア

 中国メディアの環球網は6日、米国ディフェンス・ニュースの記事を引用し、日本やシンガポール、韓国、台湾がV−22オスプレイを含む各種ヘリコプターの導入を検討していると伝えた。  ディフェンス・ニュースは、東シナ海や南シナ海で日増しに高まる「中国による海上の脅威」に対抗し、人道主義に基づく任務や災害救助活動などに対処するため、日本やシンガポール、韓国、台湾は、ヘリコプターのように離陸でき、飛行機のように飛ぶことのできるオスプレイに関心を示していると伝えた。  さらに、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題で焦りを見せる日本は、中国が武力によって尖閣諸島を占拠するのではないかと懸念していると主張。  続けて、「自衛隊はヘリコプターの航続距離と性能を向上させなければ、尖閣諸島だけでなく琉球諸島の一部まで中国に譲ることになりかねないと考えている」と論じた。  日本政府は中期防衛力整備計画で2018年までに17機のオスプレイを導入する方針を決定している。さらに、日本はオスプレイの導入だけではなく、海上保安庁がシルコスキー S−76Dヘリコプターをすでに11機発注していることを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

 

 ■御知らせ■

5・15 祖国復帰記念

頑張れ日本全国行動委員会 IN沖縄

(下記の画像をクリックするとPDFデータを開きます。)











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 ■御知らせその2■

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関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 

 第二部 意見交換会(午後7時50分〜)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

 

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

 

    ★

 ■御知らせ3■

【緊急宮古島講演 沖縄在住ジャーナリスト・恵隆之介氏】 

「海の武士道DVD□BOOK」・山形県中学校道徳教本指定
・東京都、神奈川埼玉両県教育委員会指定道徳副読本       
「昭和天皇の艦長□沖縄出身提督漢那憲和の生涯」
昭和天皇最期の御枕元にあった天覧本。作家阿川弘之氏に文芸春秋で紹介され時を経て再び復刊と至った。

「中国が沖縄を奪う日」
沖縄南西諸島に迫る危機、今もっとも宮古島の皆さんが知るべき現実が詳細に語られています。
などの著者

平成の久松五勇士再び船に乗り込む時来たり。
宮古島の皆さん、惠先生の熱い心情に触れ、今再びアララガマ!で船を漕ぎ出しましょう!


講師・惠隆之介先生
演題・忘れすれられた戦後史(沖縄の戦後は米国のおかげで発展した)

日時・6月4日(水)
19時〜21時(18時〜受付)     
会場・宮古島市中央公民館二階視聴覚室
会費・1000円、児童生徒、大学、専門学校生無料
主催・宮古島を取り巻く国際政情を学び子供を守る親の会

問合わせ、申し込み(nmanukan11@yahoo.co.jp)

宮古島にご家族や親戚、友人知人がいる方、お声かけをお願いします!

【サポートスタッフも募集中!】

 

 

 

 


 


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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

 

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