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風邪を拗らせて病院通いをするはめに陥ったことを書いたら、コメント欄やメール、電話などで多くの読者から自愛するようにと声をかけて頂き恐縮しております。 この場を借りて皆様にご心配をおかけしたこととお詫びし、激励の声掛けに御礼申し上げます。
筆者、実は若いときから喘息の持病があり風邪を引くたび喘息の症状を誘発し咳き込んで体力を消耗したものです。 ところがここ10数年風邪を引かなくなったせいか喘息の症状も忘れかけていたのですが・・・。
歳には勝てないもので最近疲労が重なったせいか風邪を拗らせ夜中の咳き込みが激しいため、病院から吸引用と服用の喘息のクスリを貰い、どうにか落ち着きを取り戻した今日この頃です。
長々と私事で失礼しました。
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沖縄タイムスは、集団自衛権の解釈変更と武器輸出三原則の撤廃をセットにして安倍政権の目指す積極的平和主義を、「戦争のできる国」「地球の裏側の侵略戦争に加担させられる国」を目指していると喧伝し、日本を「戦争に駆り立てる国にする安倍政権」という印象操作を目論んでいるもよう。
勿論11月の県知事選挙が延長線上にあり、「辺野古埋立承認により安倍政権と一心同体となった仲井真県知事」というイメージ造りをして、仲井真県知事が「戦争のできる国」「地球の裏側の侵略戦争」に加担することに賛意を表しているかのような印象操作である。
■「戦争のできる国」
先ず「戦争のできる国」についてだが、国の個別的自衛権は国際的には国連憲章でも認められており、国内的にも最高裁判決で認められた当然の権利である、ということを確認しておく。
相手が戦争を仕掛けてきたとき、自衛権を行使するためにはこちらも武器を持って戦わなければ自衛にはならない。
戦争を仕掛けてきた国に対し、武器を持って戦うことは「戦争のできる国」でなければならない。
ライオンに襲われたハリネズミでも、全身の針を逆立てて抵抗するからそれが抑止力となりライオンも避けて通るという。つまりハリネズミは針で攻撃する相手を刺すという戦争のできる動物である。
したがって反日サヨクが叫ぶ「戦争のできる国にするつもりですか」の問いには、「はい、それが何か」のひと言で終わりである。
■「地球の裏側の侵略戦争に加担させられる国」
集団自衛権の行使で一番問題になるのが、この「地球の裏側の侵略戦争に加担させられる」という文言。
だが、ここで強調すべきは集団自衛権の行使は「権利の行使」であり「義務の遂行」と根本的に意味が違うということ。
行使するか否かの決定権はわが国にある。
米国が引き起こした「地球の裏側の戦争」が日本の国益にかなう自衛の戦争なのか、わが国とは関係のない米国の侵略戦争なのかを、国会で議論し、その結果国会議決により、判断すればよいのである。
日本は法治国家である。
竹富町の教科書採択に関し国に反旗を翻した竹富町でさえ、政府が強権的に是正させることは出来ず、行政訴訟によらざるを得ないということから判断しても「地球の裏側の侵略戦争に加担させられる」ということが如何に日本の法治主義を無視した議論であるかが、一目瞭然である。
■行使できないい現状の問題点
自国が攻撃されるまで武器を使用できないため、先制攻撃を受ける可能性がある紛争地帯などでのPKO活動などは満足にできない。
他国の軍に守ってもらうだけで、守ってあげないといことは、両国の発言権に大きな影響力をもたらす。
現在の日米関係の発言力の違いがそれだ。
アメリカの言いなりになるな、とはサヨクの意見だが、残念ながら両国の発言力の違いはここで言及するまでもない。
その結果、政治や経済面を含む外交の面で、日本は米国に絶対に強く出ることができない状況になる。 国防案件のみならず外交における全ての発言力の低下が国益に大きなマイナスを与えることになる。
現在、話題となっているTPPがまさにその典型である。
日本が国際舞台でリーダーシップをとれるかというと、集団自衛権の行使のできない日本がどんな奇麗ごとを言っても誰も本気で相手にしないであろう。
ことほどさように、外交力は(行使のできる)軍事力と密接に関わっている。
残念ではあるがこれが生き馬の目を抜く外交の現状である。
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古くからの読者には不愉快な思いを抱かせたことをお詫び致します。
管理人
「かみつく4」は「沖縄民主主義4」と改題しました。
書店発売のお知らせとお詫び
発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
狼魔人日記でネット発売
書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。
ヒジャイ出版 代表者 又吉康隆
新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中
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ブログ 狼魔人日記
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