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おめでとうございます!
昨日は午後6時半から那覇市の博物館で行われた講演会に参加していた。
筆者が中山氏の当選の第一報を聞いたのは講演会も終わりに近づいた頃、司会の方が「今入った情報」として中山氏勝利のニュースが告げられた。
会場に詰め掛けていたおよそ300人の聴衆はいっせいに立ち上がり、誰かの掛け声で万歳三唱が行われ、いやが上でも会場に満ちた熱気は頂点に達した。
11月の県知事選に大きな影響を与えるといわれている石垣市長選が昨日投開票され、現職の中山義隆氏が1万5903票を獲得し、前職、大浜長照氏(に4022票差で圧勝、再選を果たした。
中山氏は保革相乗りの「市民党」を掲げた大浜氏の追撃をかわし、 尖閣の国有化後、初の市長選は保守系が制した。
同時に行われた市議補選は中山陣営が擁立した東内原とも子氏(57)が初当選し、中山陣営のダブル当選、保守市政の完勝であった。
石垣市長選で与党系・中山氏再選 陸自配備に追い風2014.3.2 22:38
任期満了に伴う沖縄県石垣市長選は2日、投開票が行われ、現職の中山義隆氏(46)=自民、公明推薦=が元職の大浜長照氏(66)を破り、再選を果たした。石垣島への陸上自衛隊配備に柔軟姿勢の中山氏の続投は防衛省にとって追い風。革新勢力は大浜氏を支援し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)の名護市辺野古への移設が争点となる11月の知事選もにらみ「反基地」の訴えを強めたが、浸透しなかった。
名護で自主投票の公明、中山氏支持で結束
投票率は75・19%で前回を2・23ポイント下回った。防衛省は石垣・宮古両島への警備部隊配置を重視しており、選挙戦に入り大浜氏が反基地を前面に掲げたため危機感を強めていた。中山氏の再選により、最初のハードルを越えた形だ。
今回、石垣でもホテルを所有する「かりゆしグループ」CEOの平良朝敬(たいら・ちょうけい)氏が大浜氏の支援に回った。平良氏は長年、保守陣営を支援してきたが、辺野古移設をめぐる仲井真弘多(ひろかず)知事の埋め立て承認をきっかけに保守陣営から離れた。
1月の名護市長選でも平良氏は革新勢力の推薦を受け辺野古移設に反対する稲嶺進氏を支援。平良氏は公明党にパイプがあり、同党が自主投票とした名護市長選では大量の票が稲嶺氏に流れた。
だが、石垣市長選では公明党は中山氏を推薦し、中山氏は同党支持層の票の9割近くを固めたもようだ。自民党幹部は名護市長選からの連敗を食い止めた一因とし、「平良氏の影響力が極めて限定的であることも明確になった」と指摘する。
実業家・平良氏と翁長那覇市長の蜜月
平良氏は知事選への出馬が取り沙汰される那覇市の翁長雄志(おなが・たけし)市長と蜜月な関係にあり、知事選までのステップとして4月の沖縄市長選、9月の名護市議選でも革新陣営を支援することも想定される。
革新側にも辺野古移設に反対する翁長氏との連携に期待感を示す声が挙がっており、自公両党は知事選での翁長氏との一騎打ちを視野に万全な共闘態勢を構築していくことが求められる。(那覇支局長 半沢尚久)
▽石垣市長選開票結果
当 15903中山 義隆 無現
11881大浜 長照 無元
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大濱長照前石垣市長が16年にも及ぶ長期極左政権を謳歌できた理由は、革新政党の他に大濱氏の個人的人脈による公明党の支持を取り付けていたからだ。
>公明が中山氏を推薦するのは前回2010年の市長選に続き2回目で、今選挙でも自公選挙協力体制が実現する。
ところが、2010年の選挙では、大濱氏の「婦女暴行疑惑」が噴出し、市議会の再三にわたる釈明要求にも関わらず、説明会をドタキャンし「事実無根、法廷で決着をつける」を繰り返すだけで疑惑を払拭できなかった。
公明党は疑惑の人物を支持することは出来ず、結局前回市長選で初めて中山氏を推薦した。
今回も大濱氏は立候補に際し、「ブログ告発」による「婦女暴行疑惑」を問われたが説明責任は果たしていない。
1月の名護市長選で、普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題が争点となり、移設容認派の末松候補が反対派の現職稲嶺候補に敗北した。
石垣市長選を11月の知事選の行方を占う重要な選挙と位置づける政府・自民党は、今回の結果を歓迎。
石破幹事長は2日、石垣市長選の勝利について「沖縄が地域全体の安全保障に持つ役割は非常に大きく、国政全体に与える影響は決して無視できない」と記者団に語った。(2014年3月2日 読売新聞)
☆
今回の選挙で現職の中山氏と前職の大濱氏の一騎打ちと決まった当初、筆者は前回に続き中山氏の楽勝と考えた。
なぜなら前回は市職員に対する大濱氏の婦女暴行疑惑が浮上し、「説明責任は法廷で果たす」と豪語しながら結局刑事告訴の記者会見も猿芝居に終わり、現在に至るも市民に対する説明責任を果たしていないからだ。
その大濱氏が市長選に立候補すること自体が常識外れであり、当然石垣市民の良識で前回同様大差で大濱氏が敗北するものと考えたからだ。
ところが大濱氏は婦女暴行疑惑については徹頭徹尾「被害者s氏の告発はデタラメ」で押し通し、疑惑が払拭できていないことを逆手にとって「デタラメでなければこうして立候補できるはずがない」などと「(ブログ告発は)デタラメ作戦」で押し通した。
結局刑事告発をしなかったが、ブログ告発に対する大濱氏の対応はこうだった。
⇒http://www.youtube.com/watch?v=AlExGzsZPuM#t=49
「あんな事に関心があっては困る
妨害されたので
起訴しようとしたが 肝心な現場にいた人が居ないので
あんな事実ではないので つくり話、デタラメ
関係ない堂々とやる」
大濱氏の「(ブログ告発)デタラメ作戦」は一部成功し、筆者の周辺の保守系の知人の間にも「大濱氏の婦女暴行疑惑のブログ告発はデタラメだったらしい」という噂が行き来するようになった。
噂の発信源を問いただすと石垣市の保守系の友人からの連絡だという。
本島にいてもこのような噂が筆者の耳に入るようでは、石垣市では、かなりの数の保守層が大濱氏の「デタラメ作戦」に取り込まれている、という危機を肌で感じた。
それ以来4年前の石垣市長婦女暴行疑惑の記事を掘り起こし、連日のようにサルベージ記事の連載をし、破廉恥ペンギンの告発を投票日の朝のエントリーまで続行した。
その間、「大濱氏が筆者を名誉毀損で民事提訴する」などの脅迫とも取れる書き込みやメールが多数入ったが、筆者はこの際、実際に提訴して頂き法廷でことの真相を白日の下に晒すべきだと考えている。
勿論勝訴する証拠類は多数保存している。
告発者sさんとの数多くの往復メールもそうだが、大濱氏の刑事告訴の記者会見後、突如sさんが削除した自身のブログをすべて保存してある。
民事訴訟は証拠書類の公開を認められているので、場合によってはこれらを公開する用意もある。
【おまけ】
沖縄では選挙違反に目を光らすべきの選挙管理委員会が関連法規に疎く、多くの選挙違反を「(法令を)知らなかった」などとして見逃してきた。
弁護士出身の照屋寛徳衆院議員が「沖縄は選挙違反特区」などと選挙違反を奨励するくらいだから、新聞記者が選挙違反に鈍感になるのも仕方がない。
現職の県議が選挙違反をした事実を発狂2紙が何の罪の意識もないまま報道しているのは驚きである。
以下は光と影産の引用です。
2014年03月02日 1月16日に戸別訪問を行ったのは玉城善和、山内末子県議 1月に行われた名護市長選挙で県議会議員らが戸別訪問していた事が報道されました。1月24日のタイムスのスクープです。
しかし新報も負けてはいません。
タイムスは人数しか報道していませんでしたが
1月27日の新報記事では
玉城善和県議と山内末子県議
と名前まで報じています。
ぜひ県議会で取り上げてほしいものです。
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「かみつく4」は「沖縄民主主義4」と改題しました。
書店発売のお知らせとお詫び
発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
狼魔人日記でネット発売
書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。
ヒジャイ出版 代表者 又吉康隆
新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中
狼魔人日記でネット全国販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp