抗議文例はこちらで
現役の国防大臣が3代前の元総理大臣のことを「国賊」と罵った。
敵国へ行って利敵行為をした鳩山元首相に対する小野寺国防大臣の言葉だ。
一般の人が国賊と罵倒するならともかく現役の大臣が「国賊」などと発言するのは、いかがなものかと言う向きもあろう。
「国賊」の他に鳩山元総理に相応しい言葉を見つけるとしたら・・・。
そう、売国奴しか見当たらないが、何か。
そういえば菅元首相も一時「売国奴」と呼ばれていた。
■鳩山氏は「国賊」と防衛相(産経新聞 1月17日)
昨日のエントリーで紹介した「安倍総理のセキュリティダイアモンド構想」。
何故か日本のメディアは隠蔽を試みたが、音声がアップされているとヒロシさんからの情報です。
安倍晋三・アジアの民主主義セキュリティ・ダイアモンド構想
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19848705
読み上げてくれています。
安倍首相の民主主義セキュリティ・ダイアモンド構想を実現すべく東南アジア諸国を歴訪中の安倍首相。
アルジェリアのテロ騒動で急遽帰国することになったが、インドネシアで発表した共同記者会見で、セキュリティ・ダイアモンド構想を裏付けるような声明を発表した。
これはアセアン諸国に食い込んで中国包囲網の分断を目論む中国への牽制になる。
日本外交新たな5原則 首相が提示「普遍的価値」「海洋の法の支配」など 2013.1.18 21:28【ジャカルタ=杉本康士】安倍晋三首相は18日、インドネシアのユドヨノ大統領との会談後、大統領宮殿で共同記者会見した際、「日本外交の新たな5原則」を表明した。思想・言論の自由など普遍的価値の重視や、中国を念頭に、海洋における法の支配の重要性を提示している。
アルジェリアの邦人拘束事件に対応するため中止した政策演説の内容を、共同記者会見で紹介する形をとった。
公開された演説案のタイトルは「開かれた、海の恵み」。アジア太平洋地域に重心を移している米国を「大いに歓迎したい」とし、「日米同盟に一層の力と役割を与えなくてはならない」と強調。同時に、東南アジアを含め、「海洋アジアとのつながりを強くする」と宣言している。
その上で、(1)言論の自由など普遍的価値の重視(2)海洋における法の支配(3)自由でオープンな経済(4)文化のつながり(5)未来を担う世代の交流促進−を5原則として提示している。
演説案では、中国に直接言及していないが、「海は法とルールの支配するところでなくてはならない」「海を、力の支配する場としない」とし、強引な海洋権益確保を目指す中国を牽(けん)制(せい)している。
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>同時に、東南アジアを含め、「海洋アジアとのつながりを強くする」と宣言している。
アセアン諸国にはフィリッピン、ベトナムなど中国の南シナ海における狼藉行為に悩まされてる国が多い。 まさに安倍首相が言う「南シナ海は北京の湖」である。
またアセアン諸国にはTPP加盟国と重なる国も多い。
TPPを食糧安全保障の面に重きを置い反対意見を述べる向きもあるが、環太平洋は中東石油輸入の重要なシーレインである。
国の安全保障を論じるのにエネルギーの安全保障はある意味食の安全保障より重要だと書いた。
TPPの加盟に関しては共産党、社民党の反対に止まらず政府与党の中にも反対意見が少なくない。
だがTPPを普遍的価値を同じくする環太平洋諸国の集団安全保障という見地から考えれば、日本がこれに参加するのは中国に対する牽制効果からいっても当然と考える。
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「中日関係改善には鳩山氏のような姿勢が必要」=中国報道(XINHUA.JP 1月18日)
【新華網】 京華時報はこのほど、鳩山由紀夫元首相の訪中に関して、「鳩山氏の姿勢は日本政界の理性的な一面を反映しているが、安倍政権の姿勢は理性に欠けた一面を反映している。
冷え込んだ中日関係を改善させるには、鳩山氏のような姿勢が必要だ」との内容の記事を掲載した。以下がその主な内容。
中日関係が冷え込む中、日本の鳩山由紀夫元首相が中国を訪問した。
鳩山氏は17日、江蘇省南京市で侵華日軍南京大虐殺遭難同胞記念館を見学した際に「当時の日本軍の罪をお詫びしたい。悲劇が繰り返さないことを心から望む」と謝罪の意を表明した。
それ以前に鳩山氏は北京で、「日中両国には尖閣諸島(中国語では釣魚島と付属の島嶼)の領有権をめぐって係争がある」と述べている。
これら2つの発言は歴史に対する認識を表す一方、現実の障害も明らかにしている。
この2つは中日関係の発展において回避できないものだ。
鳩山氏の姿勢は日本政界の理性的な一面を反映しているが、現在の安倍首相は理性に欠けた一面を反映している。
冷え込んだ中日関係を回復させるには、鳩山氏のような姿勢が必要だ。
理性のない一面は次第に大きな問題となってきている。
肯定できるのは、安倍首相の姿勢が中日両国の対立解消にとって無益だということだ。
麻生太郎政権の時代には「自由と繁栄の弧」という概念が打ち出されたが、実現しなかった。
安倍政権は同じ失敗を繰り返そうとしている。
中日関係の改善には、心からの反省や客観的な対処が欠かせない。
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7年ほど前の古いエントリーで中国の兵法書について書いた。
≪膠着状態の雰囲気の中で、先月日本の二階経済産業大臣が中国を訪問した。
小泉首相を始め誰も会ってくれない日本の閣僚に中国の温家宝首相は面会の栄誉を賜ったのだ。
温首相が日本の閣僚と会うのは久しぶりのことで、中国側の対応の変化をうかがわせた。
昨年7月、二階大臣の前任の経済産業大臣の中川昭一は、「中日間の中界線」の日本側海域で、日本の帝国石油に採掘権を与える決定をした。
東シナ海の情勢はたちまち一触即発の状態になった。
1月14日、二階大臣は日本の石油企業向けて、中国の顔色をうかがったのか、東シナ海海域における天然ガス採掘の許可はできないと前任者の発言を取り消した。
二階経産相はかつて、中国の江沢民・前国家主席の講話を刻んだ石碑を地元に建てようとした媚中派だ。
二階経産相の就任を中国が好感し、日本に歩み寄る可能性もある、と期待する向きも国内にはあった。
だが、その後行われた実務者協議でも中国は日本の開発中止要求を拒否した。
現在もガス田とガス田をつなぐパイプラインの敷設を完了させるなど、着々と開発を進めている。
二階大臣を無能な閣僚と判断した結果だ。
中国は兵法秘伝書「六韜」の教えを現代の外交交渉に忠実に再現して見せた。
手強いと見る小泉首相、中川前産経相そして麻生外務相には面会を拒否し、御し易しと見た媚中派の二階に面会の栄誉を与えた歓待した。
中国メディアの「Eastday.東方新報]は兵法書に忠実に、次のように関係閣僚を論評した。
≪小泉は「固執」、麻生は「無責任」、二階は「理知的」≫と。
ところで二階大臣って中国の大臣?≫
中国の兵法書『六韜(りくとう』の中で特に有名なのが次の部分である。
≪交渉の為に隣国から使者が来て、
もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。
交渉の為に隣国から使者が来て、
もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。
そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。
そしてやがては滅ぶ≫
これを読むと最近の冷え切った日中関係と二重写しになる。
中国は隣国の有能な人物は拒否し、無能な人物は大いに歓待せよという孫子の兵法に従がった。
今回の日中摩擦では無能な鳩山ルーピーをを歓待し、孫子の兵法を実践した。
無害な男に「ルーピー鳩」などとからかうのは結構だが、鳩山元首相の場合、百害あって一利なしの売国奴である!
この男に「元首相」などの肩書きをつけてはいけない!(怒)
ではなんと言う肩書きかって?
そう、「売国奴・鳩山」で充分である。
【おまけ】
■八重山日報 2013年1月18日
尖閣諸島周辺海域で…尖閣諸島周辺海域で中国公船の領海侵入が常態化している現状について「石原慎太郎前都知事が日中関係を悪化させたせいだ」と批判する声がある。石原氏の尖閣購入発言がなければ尖閣の国有化もなく、現在の事態も起こらなかったというのだ◆別に石原氏を擁護するわけではないが、その批判は明らかに誤っている。中国公船が初めて領海侵入したのは2011年8月24日であり、国有化の1年も前なのだ。中国の尖閣に対する野心と国有化には何の関係もない◆この「8月24日」は、かの八重山教科書問題で、尖閣が日本の領土であることを詳述した育鵬社の公民教科書が選定された翌日でもある。中国に八重山ウォッチャーがいるのかどうかは定かでないが、実は関係者の間では「八重山が育鵬社版を選定したことに中国が怒り、住民を威嚇した」という見方がある。あながち邪推とは言い切れない◆中国国内の報道を見ていると、中国政府が「開戦」に強い意気込みを抱いていることがうかがえる。日本を挑発して先に手出しさせれば、米国もおいそれ介入できないという思惑もあるのだろう◆挑発は今後もエスカレートするはずで、事態の鎮静化にもはや安易な期待はできない。国境の島に住む住民にとって、厳しい時代の到来である。
沖縄戦「集団自決」の謎と真実秦 郁彦
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