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尖閣侵犯は「石原都知事が引き金」?

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沖縄の出版界が

 

出版を拒否した

 

問題の書!
『沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆 定価:税込み1575円

 

ネット販売註文先 ezaki0222@ybb.ne.jp

 

※住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします<送金方法等詳細はここ>

 

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社説[日中関係]認識のずれ克服しよう  

 2012年10月29日 09時19分

 中国公船の領海侵入が常態化している。

 中国国家海洋局の海洋監視船4隻が28日、尖閣諸島周辺の日本領海に侵入した。中国公船による領海侵犯は今年10回目。このうち7回は国有化後の事例である。

 領海侵入の日常化が、尖閣国有化に対する対抗措置であることは明らかだ。政府は、そこまで事態を予測していただろうか。国有化を決めた最終責任者の野田佳彦首相は、大規模な反日デモについて「想定を超えている」と発言し、自らの不明を天下にさらしてしまった。

 対中外交は「何の戦略もなく思いつきで碁盤に石を置いている」(手嶋龍一氏)ように見える。具体的な目標も長期的な戦略ビジョンも定まらないまま、そのつど国内世論に左右されているようにも見える。

 政府は事あるごとに「日米基軸」とか「日米同盟重視」を強調してきたが、その裏で、対中外交を軽視・敬遠する空気が政府の中に広がり、対中外交そのものが空洞化しているのではないだろうか。

 中国が経済的にも軍事的にも強大化し、地域の大国として台頭することは、ずっと前から分かっていたことだ。だとすれば政府は、リスクヘッジ(危険の回避)という意味からも、人的パイプづくり、民間交流、留学生の受け入れ、中国専門家の養成などを進め、日米関係を維持しつつ中国との関係を深化させるべきではないのか。

 米国の関心は中国に傾斜しているのに、隣国日本は、感情的に中国を遠ざけ、米国にすがる−危うい外交だ。

 そのような状態が続いた結果、日本と中国の間には、深刻な「パーセプション・ギャップ(認識のずれ)」が生じてしまった。

 中国の若い世代は、尖閣を中国の領土だと教わり、抗日戦争(日中戦争)を教材にした愛国教育を受けてきた。若い世代の中には、日本が尖閣を実効支配している事実を知らない人たちも多いという。

  国交正常化から40年。山あり谷ありの日中関係は今が最悪だ。

 「両国とも相手をどう位置づけたらいいか分からなくなっている」と、元中国大使の宮本雄二さんは先行きを懸念する。その通りだと思う。

 両国の認識のずれを丁寧に解きほぐし、時間をかけて修正していく日中共同の作業が必要だ。

 中国では、胡錦濤・温家宝体制が終わりを告げ、近く習近平政権が誕生する。日本でも、「近いうち」に総選挙が行われる。日中両国で新体制がスタートするのを機会に、両国が足並みをそろえ、関係改善に全力を上げるべきだ。

                     ☆

全く因果関係のない「オスプレイの危険性」と「米兵強姦事件」の二つで、連日紙面のトップを飾るのさすがに苦しいようで、昨日の沖縄タイムスの第一面と社会面トップから「オスプレイ」と「強姦」が消えた。

代わりにこれまで沈黙を守っていた中国の尖閣での領海侵犯を書かねばならぬ。

なるべくなら書きたくない案件をアリバイ記事として書けといわれたらこうなってしまった典型が上記引用の社説。

気の抜けたビールのように切れのない文言の羅列は読む人の興味を殺ぐ。

>領海侵入の日常化が、尖閣国有化に対する対抗措置であることは明らかだ。

>国有化を決めた最終責任者の野田佳彦首相は、大規模な反日デモについて「想定を超えている」と発言し、自らの不明を天下にさらしてしまった。

一々突っ込みを入れるのは止めにするが、結局は1972年の周恩来、1978年の?小平の提案通り「棚上げ」しておけば問題化しなかったのに、石原都知事の買収宣言で慌てた国が「何の戦略もなく思いつきで」国有化したため問題が悪化した、と社説は主張したいのだろう。

これは文面には出てこないが元外交官の孫崎亨氏の主張をまる投げしたようなもので、同じよう主張をしているテレビのコメンテーターも散見される。

>日本にとって国有化は所有権の移転にすぎないが、ヨーロッパや日本から侵略された歴史を持つ中国側から見れば、日本が領土を奪い取りにきた、と映る。

ここで尖閣が日本領である理由を細々と論じるつもりはないが、中国側に軸足を置いた「日本から侵略された歴史を持つ中国側から見れば、日本が領土を奪い取りにきた、と映る」の文言に一欠けらの正統性もないことに沖縄タイムスは気が付いていない。

この程度の歴史認識で社説が書けるとは流石発狂新聞の面目躍如と脱帽せざるを得ない。

>逆に、日本側から見れば、中国のやり方は横暴で、なりふりかまわず圧力をかけているように映る。国際協調を無視した、話し合いのできない隣国、という対中イメージが、急速に広がっている。

「日本側から見れば」などと但し書きをつけなくても中国のやり方がなりふりかまわず圧力をかけてくる様は、南シナ海でのフィリピンやベトナムなどに対する例でも明らかな通り、「話し合いの出来ない隣国」に違いはないのではないか。

おっとこれ以上筆者がウダウダ述べるより、京都大学の中西輝政教授が結果的にではあるが、沖縄タイムスの意図する、中国の狼藉は「石原都知事が引き金」という主張を木っ端微塵にしているので引用する。


尖閣危機
「石原都知事が引き金」は思うツボ

反日デモは戦前から

WEDGE11月号特集

2012年10月22日(Mon)  中西輝政 (京都大学教授)

この20年、日本人の多くが、中国に対する誤った想念に衝き動かされてきた。
今回の尖閣危機を契機に、日本はチャイナ・リスクを強く再認識し、
実効支配強化へ向けた計画と備えを行うとともに、安全保障体制の強化が必要だ。この20年、日本人の多くが、中国に対する誤った想念に衝き動かされてきた。
 今回の尖閣危機を契機に、日本はチャイナ・リスクを強く再認識し、
 実効支配強化へ向けた計画と備えを行うとともに、安全保障体制の強化が必要だ。


 
 日中間の目下の尖閣危機について奇妙なことが起こっている。それはあの激発的な反日暴動が中国全土で荒れ狂った直後から、日本国内で「折角、現状凍結で棚上げされてきた尖閣問題だったのに、日本政府が9月11日に行った国有化の決定が今回の大きな騒動を引き起こしたのだ」という見方がマスコミでも広く流布され始めたことだ。中国政府も同様のことを言っているが、これは明らかに事実に反している。
 
 たとえばここに今年の3月17日付の新聞報道がある(『産経新聞』同日)。それによると前日の3月16日、尖閣諸島の久場島沖で中国の国家海洋局所属の大型で最新鋭の海洋監視船「海監50」と他1隻の中国の公船が日本の領海内を航行しているのを海上保安庁の巡視船が発見し警告したところ、「海監50」は「(尖閣諸島の)魚釣島を含むその他の島は中国の領土だ」と応答し、逆に日本側に退去を要求し、数時間にわたり日本の領海と接続水域を“巡回”した、と報じられている。このようなあからさまな中国の挑発行為は初めてのことと言ってよい。
 
 周知の通り、日本政府の公船による海上からの巡視は1972年の沖縄返還(と同年秋の日中国交正常化)以来、ずっと行われてきたことだ。「今回どちらが先に現状凍結を破ったか」と問われれば、答は明らかであろう。さらに、8月15日には「香港の活動家」を使った強行上陸も行われていた。昨年の「3・11」以来、中国側の尖閣周辺での行動は急速にキナ臭さを増してきていた。こうした一連の流れの中で、4月16日の東京都の石原慎太郎都知事による「尖閣購入」の意思表明があったのである。
 
 そもそも78年の?小平の「棚上げ」発言の十余年後(92年)、中国は「領海法」を制定し一方的に「尖閣諸島は中国領土」と規定、「棚上げ」を自ら放棄していたのである。
 
 それにしても、なぜ今回、「日本による国有化が引き金を引いた」とか「都知事の提案が火を付けた」といった事実に反する評論が日本のメディアなどで語られ始めているのだろう。誠に奇妙な光景、と言うしかない。中国による対日世論工作があったのかもしれないが、もっと深い要因に目を向ける必要もある。
 
丹羽前中国大使の
中国観
 
 「東京都が尖閣諸島を購入すれば日中関係はきわめて重大な危機に陥る」と6月7日付の英紙『フィナンシャル・タイムズ』のインタビューで発言した丹羽宇一郎駐中国大使。その中国観を窺わせる発言があった。そして、この「奇妙な光景」も、そうした中国観に由来しているところ大と言えるのである。作家の深田祐介氏によれば、大使就任の前に丹羽氏に取材した際、同氏は自信に満ちてこう明言したという。「将来は大中華圏の時代が到来します」「日本は中国の属国として生きていけばいいのです」「それが日本が幸福かつ安全に生きる道です」(『WILL』2012年7月号)。

               ☆

>「将来は大中華圏の時代が到来します」「日本は中国の属国として生きていけばいいのです」「それが日本が幸福かつ安全に生きる道です」

沖縄タイムスも、丹羽宇一郎前駐中国大使と同じ意見であると考えれば、上記社説もなんとなくわかるような気もする。

 【おまけ】

今朝の沖縄タイムスの一面トップの見出しには「暴行事件」や「オスプレイ」の文字が見えるので、またぞろガセネタ記者平安名純代女史の登場でマユツバ記事のオンパレードかと思いきや、なんと野田首相の所信演説の文言から探し出してきた「暴行事件」「オスプレイ」を誇らしげに大見出しに使っているではないか。 発狂新聞でも連日新鮮に発狂し続けるの難しいものと思わず落涙した。(涙)

沖縄タイムスが「オスプレイ」に関しネタ切れ、スタミナ切れの様相を呈してきたので、本土テレビの報道を「ぼやきくっくり」さんより勝手に引用して紹介する。

■10/6(土)放送 読売テレビ「あさパラ!」オスプレイ沖縄配備問題  

121006-01title.jpg

 今からちょうど2週間前、オスプレイ沖縄配備問題について、全国ネットでは決して流れないであろうコメントが電波に乗りました。
 その部分を起こします。

 今回は完全起こしではありません。
 本筋とは無関係の笑いを取るようなやりとりは略しています。

 画像はテレビ画面からデジカメで撮影しました。粗くてすみません。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。


 内容紹介ここから____________________________
  ※司会のハイヒール・リンゴさんがまずオスプレイの基礎知識を紹介。

121006-02dream.jpg

121006-03sisha.jpg

121006-04heikin.jpg

121006-05fukuzatu.jpg

※オスプレイの事故がずば抜けて多いわけではないことを説明、
 また、ヘリから飛行機になる時、飛行機からヘリになる時の
 運転操作が非常に難しいという説明のあと…

勝谷誠彦
「嘘八百や」

リンゴ
「え、なんで?」

勝谷誠彦
「全部それを手動で、アナログでやってたら、そりゃ大変な、超人的なあれやけど、基本的にコンピューターが制御してるから、それのきっかけを全部それで作るだけだから」

リンゴ
「でもきっかけは…」

勝谷誠彦
「そりゃそうだけども」

リンゴ
「コンピューターでなんぼしてたとしても、その時の気流とか…」

勝谷誠彦
「それが問題なんです。だからそんな外的要因で今、落ちたのもほとんど後ろからの風があった時に切り替わった時に、だからどちらかというと、機体そのものよりもコンピューターのソフトの問題かなと僕は思いますね」

一同
「うーん、ああー」

勝谷誠彦
「そういうとこにいる、そういう時に、やっぱり自然が相手だから、気象の予報さえできないんだから、巨大なコンピューター使っても」

リンゴ
「そりゃそうですよね」

勝谷誠彦
「だからそこの時に、だからむしろそういう時にですね、マニュアルモードに切り替えて、人がやった方が良かったのかもしれないですね」

一同
「ああー」

リンゴ
「そこの判断であれだけの事故が起きる」

勝谷誠彦
「うん、だからそれはしょうがない。だんだんそうやって試行錯誤して、だって航空機全体がそうじゃないですか。昔、飛行機ってよく落ちたでしょう。そういう中でだんだんだんだん進歩していったんだから」

川合俊一
「ヘリだって未だに落ちる、普通のヘリだって未だに落ちてるよね」

勝谷誠彦
「ヘリのほうがはるかに安全だと思いますね。特に普天間にいるのは、今までいたのは老朽化したヘリですから、あれに比べたらオスプレイのほうがはるかに安全だと僕は思いますね」

一同
「ふーん」

リンゴ
「さ、そのオスプレイなんですけど、オスプレイの行動範囲というのを見ていただきましょう」

121006-06map.jpg

リンゴ
「ま、普天間に配備されたとしまして、従来のヘリはこの部分(一番内側の小さな円)ですね。この部分しか空中給油しない限りは飛べません。ところがオスプレイの場合は、この距離(真ん中のピンクの円)が空中給油なしで飛びます。600kmですね。台湾の一部まで行きます。そして空中給油をした場合は(一番外側の円)、フィリピンから、東シナ海からずっと日本、もちろん日本にも帰れますし、朝鮮半島も行けると」

一同
「へえーー」

リンゴ
「かなりの、装備が、ま、整ってると言えるわけですよね、これで」

勝谷誠彦
「そうですね。だから中国がもう徹底的に、いろんなあらゆる工作を仕掛けてきて、あの反オスプレイ運動ってのもかなり背後には中国のいろんな支援があると思うんですね」

リンゴ
「だからもう沖縄では今、反オスプレイの運動がものすごくかまびすしいですね」

勝谷誠彦
「ものすごく盛り上がってません、別に。テレビとか新聞はあそこだけ映すからですけども、一部だけです。あれは左翼商売人が来て騒いでるってのが半分ぐらいですから。たとえば岩国も反対運動してたでしょ。岩国の地元のメディアは、僕の読者のほうにもいっぱいいますけど送ってくれたのは、(岩国の)地元のメディアでもオスプレイ反対集会に集まったのは300人、賛成集会、応援集会は500人集まってます。そういうことは一切報じない」

一同
「えー……」

勝谷誠彦
「それから地元のおばさんたちの、会話は、あそこ地元対策で地元の人たち乗せるんですよね。ああ、乗りたいわ、乗りたいわ、みんな乗りたいわ、乗りたいわと言ってる。そういうことは一切報じないんですね、どこぞの極左新聞は」

リンゴ
「でも、ま、岩国と、いや、普天間は、まあ、非常に民家が近いということもあって、やっぱり危険なんじゃないかという」

勝谷誠彦
「あのね、今、反対してる人たちがですね、凧(タコ)揚げたり風船揚げたりしてるんですよ」

リンゴ
「あ、凧とか風船をね…」

モモコ
「邪魔するのに?(邪魔するために?)」

リンゴ
「オスプレイの飛んでるところに向かって揚げてるんです」

一同
「えー……」

121006-08tako.jpg

※注:上記画像はネットから拾ったもので番組で紹介されたものではありません。

勝谷誠彦
「オスプレイより上まで揚げてるんですね。あんたら、オスプレイ落ちるから、怖いから来んといてな言うてるんやろ?それ引っかかって落としたら誰が責任とんの?」

一同
「うーん」

勝谷誠彦
「あれは要するに、米軍機に対する妨害工作であり、テロなんですよ。よその国で、たとえばイラクでこれやったら、たちどころに揚げてる人は射殺されますね」

リンゴ
「えー」

勝谷誠彦
「そらそうや、戦争、準戦時だから」

リンゴ
「それ凧で、オスプレイ落ちるもんなんですか?」

勝谷誠彦
「分からない、分からないけれども、だってそんなに微妙な飛行機でしょ?たとえばバードストライクでも飛行機落ちるわけだから、鳥が入っても」

リンゴ
「ああー、エンジンの中に突っ込んだらね…」

勝谷誠彦
「オスプレイのエンジンのところに凧本体が入ったり、あと凧糸ってのは線だから、非常に引っかけたりすると微妙、一番降りる時って危ない時ですよね。そこにそういうことされたら困る。それとこれ航空法でですね、花火や気球はダメなんですね。なぜか、凧とか風船とかは…(一同ざわ)、いいって言うんです、国交省は」

リンゴ
「凧は思ってなかったでしょうね。(中略)航空法は、空港敷地内の半径9kmの管制圏では、ロケットや花火の打ち上げ、気球、模型飛行機の飛行は禁止。だからそれが禁止なだけで、凧がOKではないんですよ。禁止には漏れてるからOKなだけで」

勝谷誠彦
「だけどその航空法のそこを熟知して…」

リンゴ
「はい。…調べてますよね」

勝谷誠彦
「そしたら風船と凧ならいんだろうと言ってることを、素人が思いつくとは思えないわけですよ」

一同
「うーん、ああー…」

勝谷誠彦
「誰が背後に…」

リンゴ
「凧のプロ?」

勝谷誠彦
「誰が背後、いやいや、だから成田空港なんかで、成田闘争なんかでそれをやっていたプロが背後にいて、糸引いて、凧じゃないけど糸引いてるんですよ、ほんとに。(中略)だからそういうことを報じないし、僕ら知らないよね」

一同
「うん」

勝谷誠彦
「あの、凧だから、朝日新聞なんか、凧だから揚がれみたいな、すっごい美談仕立てにしてて、地元の凧売ってる駄菓子屋さんかなんかが、それに使うんだったら500円の凧、300円にしましょうとか書いてるわけよ」

リンゴ
「何かそういうね、募金も始まってるような」

勝谷誠彦
「アホか、ほんまに」

121006-07stu.jpg

中野雅至
「ちょっと話変わりますけどね…、(中略)だけど安全保障上はね、勝谷さん言うようだと僕も思うんですよ。ただね、民主党政権になってからやっぱり目立つのはね、沖縄政策、やっぱり説明が全然足らない感じはしますわ、自民党時代に比べたら」

勝谷誠彦
「そのとおり」

中野雅至
「地を這うようにやっぱり説明していかないと。こんなのだって誰だって受け入れるのやっぱり嫌やから。基地偏在してますしね。やっぱり日米安保のあり方とか、今回もこれ重大設備じゃないから、日米協議の事項じゃないと、だから持ち込んでもOKやみたいな話でしょう?そうするとやっぱり、自分たちの自主防衛とか、自分たちで国守るってどういうことやって議論をほんとはしてほしいわけですよね」

勝谷誠彦
「そのとおりやね」

中野雅至
「従属的に、こんなん一方的にアメリカから受け入れて。じゃあ中国だって思うわけです、アジアだって。お前ら中国や他の国には強気やのに、何やねんこのアメリカだけはって。やっぱりそういう論調でも他のアジアの新聞は論じると思うんですよ」

勝谷誠彦
「あのね、岩国の地元の人乗せるのもいいんやけど、何で野田が乗らんねん、まず」

中野雅至
「そうや、野田が乗ったらええ」

リンゴ
「防衛大臣乗りましたよね、森本さんは」

勝谷誠彦
「野田これに乗って尖閣に降りたら一発で解決する話や、どっちも、いろんなことが」

一同
「(笑、ざわ)」

中野雅至
「あの人ね、いや、ほんとに口だけは達者やねん。演説口調ですごく説得力もあるけど、全然汗かいてるような感じせえへん」

勝谷誠彦
「今度、野田乗せて尖閣で降ろしてそのまま置いてきたらええねん。そしたら日本すぐ良くなるわ」

リンゴ
「すみません、そんな子供の喧嘩みたいなことできません(笑)」

勝谷誠彦
「あとね、沖縄及び北方領土対策の担当はですね、今、樽床さんなんですね。地元ですわ。あの人こないだまでは、選挙区の区割りのな、区割りの民主党責任者で、自民党とずっと交渉してたんだけど、肝心な時には逃げ出すんですって、いつも。だから、とっとこ樽床って言われてるんですよ」

モモコ
「かわいいあだ名…」

勝谷誠彦
「ほんとに、議員の間でとっとこ樽床。とっとこ樽床は一番、本当に地を這うような説得をせなあかん、沖縄担当は。できますか?」

中野雅至
「それできへん。絶対できへん」

勝谷誠彦
「絶対また、とっとことっとこ逃げ出すで」

 ____________________________内容紹介ここまで


 勝谷さんに関しては私もいろいろ思うところはありますが(特に小沢さん関連)、ブログでは是々非々で取り上げさせてもらっています。

 実は恥ずかしながら、私、反オスプレイ派の「凧揚げ」を、勝谷さんの発言を聞くまで全く知りませんでした。
 私ですらそうなんですから、沖縄以外の国民には本当にあまり知られてないんだろうと思います。

 そもそもがメディア、特にテレビはオスプレイ賛成派の声を伝えることなどほとんどありませんから、「沖縄県民のほぼ全員がオスプレイ配備に反対している」と勘違いしている人は全国的に多いんじゃないでしょうか。

 もちろん事実はそうではありません。

 たとえばこちらは石垣市民の有志でつくる「沖縄の平和を守る県民の会」による垂れ幕。

121006-09kangei.jpg

 また、軍事ジャーナリスト・鍛冶俊樹氏のメルマガ10月19日号によれば、
 「沖縄に講演に行って来た。オスプレイ賛成の集会で講師を務めたのだが、会場は超満員。マスコミでは、沖縄はオスプレイ反対一色であるかのように報ぜられているが、実態はさにあらず。翌日、普天間飛行場の周辺も散策したが、反対派のデモの影はなく、賛成派のポスターが寧ろ目立った」


 「凧揚げ」に関しては、レイバーネットでこのようなものが拡散されてました。これは沖縄ではなく東京のイベントのお知らせです。

【拡散希望】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

        10/8 風船と凧(たこ)の渋谷パレード
        〜オスプレイの沖縄配備に反対する〜

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 10月1日、2日、私たちの反対の声を無視して、オスプレイ計9機が沖縄に配備されてしまいました。沖縄では、すべての市町村と県議会がオスプレイ配備反対の決議を採択し、10万人を越える集会が行われ、さらに知事が直々に防衛大臣に申し入れをしましたが、沖縄県民の意向は全く無視されたことになります。

 民意を無視され続けられた結果、沖縄では座り込みや車両で普天間基地のゲートを封鎖するなど反基地運動が平和的実力行使に移行しています。現在、沖縄では、オスプレイの飛行を妨害するために風船や凧を揚げています。10月8日(体育の日)には「オスプレイは出て行け!風船・たこ揚げ大会」(仮称)の開催が普天間基地ゲート及びその周辺で予定されています。「本土」でも日米両政府が困るような平和的実力行使に立ち上がりましょう。

 「本土」では沖縄に較べ、まだまだオスプレイ配備に反対する世論が強くありません。これから全国6つのルートで低空飛行訓練が行われること、そして何より日本全土の0.6%しかない沖縄に在日米軍基地の74%を押しつけ、さらに危険なオスプレイまで押しつけてしまったことを考えれば他人ごとではいられないはずです。

 まず、沖縄の平和的実力行使、風船や凧揚げの存在とその意味を多くの人に知らせましょう!「NO! オスプレイ」と書かれた風船を手に渋谷の街を歩きます。通りを歩いている人たちに風船と趣旨の書かれたビラを配りましょう。日本中に風船と凧があふれ、オスプレイが肩身が狭くなり、米国「本土」に戻るまで、このアクションを盛り上げていきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
とき:2012年10月8日(月/体育の日)
14時集合 14時30分出発
場所:代々木公園 ケヤキ広場集合(仮)
   渋谷の街を歩きます(予定)
   ※場所は確定次第、お知らせします。

※11月4日(日)には芝公園で大集会を行います。
 その際も風船と凧を持参してご参加ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
主催:オスプレイの沖縄配備に反対する首都圏ネットワーク
 (「沖縄県民大会と同時アクション」改め)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
問い合わせ:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック TEL090-3910-4140
       沖縄意見広告運動 TEL03-6382-6537
  ピースボート TEL03-3363-7561
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「平和的実力行使」という言葉にすごく違和感を覚えます。
 本当に「平和的」なんでしょうか?

 この飛行妨害活動に関しては、米当局が日本側に抗議し、取り締まりの強化を要請してます。
 但し、航空法などの適用については現状では事実上、有効な取り締まり手段がないようで、日本政府関係者によれば「常識的には威力業務妨害などに当てはまると思うが(立件は)難しいようだ」とのことです(産経2012.10.16 10:09)。

 もっとも左翼の方々にとっては、取り締まりにあうのも織り込み済みなんでしょう。
 逆に「取り締まってもらった方が、ニュースで取り上げてもらえるしアピールになる」という算段をしているかもしれません。

 「逮捕されても生活に影響がない65歳から75歳」の方々を、予め募ったりしてましたしね。

■沖縄タイムス9月20日28面
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 「逮捕されても生活に影響がない」って、字面で改めて見るとすごいですよね(^_^;


 これは私の経験から言うのですが、左翼の中には逮捕されることをむしろ勲章と考える人たちが多くいるのではないでしょうか。

 昔、私が働いていた小さな会社の幹部で、成田闘争で逮捕経験のある人(昭和25年生まれぐらい?)がいたのですが、彼は自分が逮捕された時の新聞記事をスクラップブックに大事に保存してあり、私をはじめ社員が入社するたび、「すごいだろー、俺、逮捕されたことあるんだぜ」と見せびらかしていました。

 それを見せられた私も、他の人たちも、もちろん唖然としましたよ。
 ところが、社長も他の幹部たちも(全員その幹部と同世代ですが闘争経験はなし)全くそれを問題視してなくて、私たちはもう一度唖然としたものでした。

 世代論でひとくくりにするのは良くないとは思いますが、「この世代の人たちってみんなこうなのかな」と、当時の私がある種の偏見を持ってしまったのは事実です。
 ちなみにその会社はとっくの昔に潰れてしまい、今は存在していません

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