地元で安保講演 講演会は31日、普天間基地のある宜野湾市で行われたようだが不思議なことに参加者の記載が無い。 こんな場合20名前後というのが沖縄紙の常だが10名以下だってありうるのでは? 石垣市ではこんな人物まで講演会だと・・・。 渡瀬さん「住民投票を」 与那国の自衛隊問題で講演 八重山日報 2012年5月31日 自衛隊誘致で「住民投票を」と訴える渡瀬さん=官公労共済会館、登野城
与那国・竹富・石垣の視点で自衛隊問題を考える集い(実行委主催)が30日、官公労共済会館であり、ノンフィクション作家の渡瀬夏彦さん=豊見城市=が講演、自衛隊誘致で住民投票の必要性を訴えた。
渡瀬さんは、18歳で援農隊として与那国に滞在した経験から語り始め、島の自衛隊誘致について、反対署名が多いのに、町長と町議会の一部が基地建設を進めていると批判した。
与那国の基地建設は、教科書問題とリンクしている、とも指摘。中国脅威論で、与那国に基地を置く必要性があるのか、と疑問を投げ掛け、海上保安庁の強化で事足りるのではと提言した。自衛隊員が来ることが活性化になるとの主張は無理があるとも。
一方、住民投票については、外間守吉町長は反対していないと伝え、投票を推進している住民組織も紹介した。
住民投票に大賛成とする渡瀬さんは、公職選挙法の規制の無い住民投票の危険性も強調した。
その上で「(国の方針にも)びくともしない民意を示してほしい。与那国に一番近い石垣の人々が心を寄せ、(不正が無いよう)与那国の住民を応援して」と結んだ。
質疑では、「反対運動をすると、ネット上で激しい誹謗中傷にさらされる」「この講演を与那国との連帯の第一歩にしたい」との声が寄上がった
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本土の知識人が沖縄住み着くには沖縄2紙に媚を売りながら適当に「大文字言葉」を垂れ流しておけば沖縄では何とかやっていけるし、場合によっては大学教授のお鉢が回ってくることもある。
渡瀬夏彦氏とは、沖縄2紙の顔色窺いながら売文家業にいそしむ沖縄移住者である。
最近、結果的には沖縄2紙を批判することになる「報道されない沖縄」を上梓した産経新聞の宮本雅史那覇支局長とは眞逆の立ちなの様子が、渡瀬氏のブログから垣間見ることが出来る。
同ブログで渡瀬氏は「産経・宮本雅史氏は、地元紙の沖縄タイムスと琉球新報に対して、一見するとケンカを売っているように見える。」とかいているが、沖縄で「不都合な真実」を書くと結果的に沖縄タイムスと琉球新報にケンカを売ることになる。
琉球新報に掲載中の「パンドラの箱が開く時」で「慶良間の真実」を書いたため琉球新報とケンカになった上原正稔さんがその好例である。
渡瀬氏は筆者が極悪複合体と命名した沖縄2紙に擦り寄ってメシを食っているようだから、極悪複合体の構成員としての名誉を与えておこう。
それにしても産経宮本氏が反日左翼学者の佐藤学沖縄国際大学教授を批判したことに対して。さんざん悪態をついておきながら最後の結びが「きょうのところは矛をおさめる」には、コーヒーを吹いてしまった。
渡瀬氏は沖縄移住で沖縄の真実がわかったつもりらしいが、しょせん氏のような「識者」が付き合うのは極悪複合体の構成員やその親派たち。
沖縄2紙に這いつくばってさえおれば、何とかやっていける。
気楽な家業である。
さて渡瀬氏が自衛隊の与那国配備に関して訴える与那国の民意とはなにか。
>島の自衛隊誘致について、反対署名が多いのに、町長と町議会の一部が基地建設を進めていると批判した。
与那国町民が選んだ町長と議員が議会で決めればこれこそ与那国町の民意ではないか。
反対署名のため臨時に住民票を移した地域外のプロ市民の署名など民意とはいえない。
地元の民意というが、そ一方で辺野古区民が移設を容認してもこれには反対するだろう。
厳密な民主主義論で安全保障問題を語ると、こうなる。
代議制民主主義では国会の決めた法律が民意なのであり、それにもとづかない「住民投票」「地元の同意」は違法な手続きである。
自衛隊が国防上必要と国会で決まれば、国防の要所に自衛隊を配備するのに地元の同意は必要ない。
したがって安全保障・国防問題で、法的根拠のない地元の民意を問うことは、事態を混乱させるだけである。
まして何の法的根拠も無い住民投票など持ち出して住民を扇動する者は、中国に利する使命を帯びた工作員と言われても仕方が無い。
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【おまけ】
知人のメールの紹介です。
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Iです。
2月の市長選で27年ぶりに保守が政権を奪還した普天間飛行場のある宜野湾市。
5月12日の「祖国復帰40周年記念大会」以来、久しぶりに宜野湾市役所を訪問しました。
事前に聞いていましたが、入り口正面の三本ポールの中心に国旗「日の丸」が本当に掲揚されていました。
県議員選挙の某候補の事務所開きで本日、佐喜真市長に偶然お会いし、お聞きしたところ、5月14日より平日、国旗を掲揚しているとのこと。
5月12日(土)の「祖国復帰40周年記念大会」前の9(水)・10(木)・11日(金)の三日間、街宣活動で市役所での国旗日の丸の掲揚を訴えた効果が少しあったのかも知れません。いずれにしましても、清々しい気持ちで宜野湾市役所を後にしました。I拝
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産経新聞社・那覇支局長
宮本雅史氏
『報道されない沖縄 沈黙する「国防の島」』
刊行記念+サイン会のお知らせ
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■日 時 6月3日(日)午後3時〜/ 参加費無料
■場 所 ジュンク堂書店・那覇店 1階
エスカレーター横 特設会場
■講演テーマ 『沖縄の「今」と「声なき声」に迫る!』
■主催/問い合わせ先 ジュンク堂書店・那覇店 でんわー860−7175
※サイン会にご参加される方は、『報道されない沖縄 沈黙する「国防の島」』をご持参下さい。
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【書籍のご紹介】
本土復帰から40年ーー。
戦争、米軍基地を背負ってきた
国防の要衝地・沖縄が発する
国家への問いを、真摯に描く!
2012年4月27日発売
定価:1470円(税込)
発行:角川出版
発売:角川グループパブリッシング
宮本雅史(みやもとまさふみ)氏、プロフィール
1953年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学卒業後、産経新聞入社。 現在、産経新聞那覇市局長。主な著書に、『真実無罪』(角川学芸出版)、『「特攻」と遺族の戦後』『海の特攻「回天」』(ともに角川ソフィア文庫)、『検察の披露』『歪んだ正義』(角川文庫)、『電池が切れるまで』(角川つばさ文庫)など。
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