Quantcast
Channel: 狼魔人日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9761

都民の前の踏み絵、尖閣問題で禍根を残すな

$
0
0

 

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

今回の「石原尖閣買取」発言は売国奴をあぶりだすリトマス試験紙だと書いた。

同時にこれは国民を代表して東京都民に突きつけられた踏み絵でもある。

全国紙は産経と読売を除いて、売国新聞であることを吐露してしまった。

オキナワ2紙が売国新聞であることはいまさら書くだけ野暮だが、沖縄紙に登場する識者も予想に違わず売国奴であることを告白してくれた。 常日頃は保守を標榜する人の中にもつい本音が出て売国奴の本性を暴露したものがいる。

 保守系首長の翁長雄志那覇市長は18日の定例会見で、石原慎太郎東京都知事の尖閣諸島購入表明について「奇想天外。東京都が持つと尖閣問題が解決するのか」と批判した。(沖縄タイムス 4月19日)

沖縄では左翼発言で東京に戻ると保守を自称する佐藤優氏などは、石原発言で見事に隠れ売国奴の本性を晒してくれた。

漫画家のやくみつる氏も実は隠れ売国奴であることを炙り出された。

それがこれ。

尖閣諸島:石原知事発言…識者「中国を利する発言」

 毎日新聞 2012年04月17日 13時18分 

 作家で元外務省主任分析官の佐藤優さんは「今回の発言には二つ要因がある。ひとつは、石原氏が領土問題に敏感で高い国防意識を持っていること。もうひとつは『石原新党』が白紙に戻った中、領土問題で強硬姿勢に訴えれば、お金を使わず国民人気を保ち続けることができること。日本政府はこれまで『尖閣諸島に領土問題は存在しない』と主張してきたが、今回の発言で中国との間に深刻な外交問題が生じれば『領土問題』になり、中国はしめたもの、と思っているだろう」と指摘した。

 漫画家のやくみつるさんは「石原氏は今までいろいろ公約を掲げてきたが、何も実現しておらず、最後くらい爪痕を残したいという思いがあるのでは。日本の中国外交が事なかれ的になっていて、国民の不満が高まっているので、石原氏のこうした発言には期待が集まりやすいと思う。ただ、日本国内は震災からの復興など他の懸案を多く抱えており、尖閣諸島漁船衝突事件の時のように世論が沸騰することはないのでは」と話した。【袴田貴行】

              ☆

民主党政府が「尖閣海域に領土問題は無い」という公式見解を呟くだけで、中国の度重なるFEZ侵犯や領海侵犯に対し、腰が引けた態度で終始している。

これに対し、中国はこれらの中国船の活動は、日本の尖閣諸島への実効支配を打破する目的であると公言した。

≪尖閣諸島(中国名・釣魚島)海域で16日に開始した海洋調査船の巡視活動について日本の実効支配の「打破」を目的にした「定期」巡視と表明した。実効支配排除を明確に巡視目的として掲げるのは珍しい(産経)。≫

中国が尖閣の実効支配打破を表明したということは、中国による尖閣の実効支配が次の目標であることはいうまでも無い。

したがって、わが国が打つべき次の一手は、石垣市長さえ視察の出来ないような形だけの実効支配を脱皮し、実質上の実効支配を実施することである。

それと同時に、国際社会と中国に対しては、「日中に領土問題は存在しない」、と主張し続けることが重要である。

その意味では東京都が買い取る話しは尖閣の実効支配の強化として大きな前進といえる。

これに対し藤優氏は、「中国はしめたものと思っているだろう」、と的外れなことを言っているが、中国以上にしめたと思っているのは、尖閣の形だけの実効支配を切歯扼腕していたわが国国民である。

やくみつるなどは、「ただ、日本国内は震災からの復興など他の懸案を多く抱えており、尖閣諸島漁船衝突事件の時のように世論が沸騰することはないのでは」と言っているが、この男には国防は最大の福祉であると言う認識に欠けており隠れ売国奴であることが判明しだ。

産経によれば、都庁には17日、尖閣購入に関する意見が午前中だけで100件ほどあった。多くは「決断に感激した」「国が動かない中、よくぞ言った」などと石原知事の方針を支持する声という。 都民の声の窓口担当者では「5台の電話がひっきりしなしに鳴り、9割ほどが賛成意見のようだ」と話した(産経)。

尖閣のために都民の税金を使うべきかという疑問はもっともらしく聞こえるが、領土問題、主権の問題は、金銭的合理性を超える面がある。

家族愛の問題が金銭的合理性を超越するのと同じく、領土問題、愛国心の問題は理屈を越えた心情の問題である。

ニューヨークが人種の坩堝(るつぼ)と言われるが、東京は地方出身者の坩堝であり、愛郷心の無い国民の典型とされてきた。

だが今回の件で、都民は全国民を代表して愛国心、領土問題と真正面から向き合わざるを得なくなった。

戦後長年にわたって平和ボケに腑抜けになってきた日本国民の代表として、自分たちが納めた血税が目先の利害に関係の無い愛国心のために投入する是非を問われる踏み絵を踏まされることになるのだ。

田舎者の坩堝で愛郷心に欠ける東京都民が今、日本国民を代表して全国民の問題である領土問題に血税投入の是非をとわれる歴史的瞬間にいるのだ。

これを拒否した結果、尖閣買取の献金運動が全国的国民運動として展開されたら、尖閣の購入資金など一気に集まるだろう。

そうなれば東京都民は売国奴の汚名を着せられ、孫子末代まで禍根を残すことになる。

石原発言によって野田首相や前原氏などは「政府が買い取るのが筋」などと後だしジャンケンのようなことを述べ、これに対し石原氏も政府が買い取るなら下りる、と発言した。

だが、政府が直接買い取る話は次の点で反対である。

(1)石原氏を信頼して売却の合意にいったたという地権者が、民主党政府が出てきたことで翻意するおそれがある。

(2)かりに政府買取が成功しても、中国に腰の引けた態度を続行し、立ち入り禁止を」さらに強化するおそれがある。

従って石原氏が下りたり、買取後政府に転売する場合でも「実質的実効支配」を政府が行うという条件を国民の前に提示した後政府買取の話を進めるべきである。

実質的実効支配とは、喫緊の課題である漁船の避難港の建設は勿論だが、国民の誰でも自由に上陸できるようにし、建築物の構築や自衛隊の配備も自由にできると言うことが条件である。

 

【おまけ】

産経・【笠原健の信州読解】中国は沖ノ鳥島周辺で資源採掘を開始する より

 ≪ 石原知事が構想を明らかにした直後の政府の狼狽ぶりは目を覆うばかりだったと言っていい。寝耳に水とはまさにこのことだろう。石原知事に外交の有り様を批判された玄葉光一郎外相は「何もやっていないということは全くない」と反論したが、尖閣諸島をめぐる政府のこれまでの対応を見てきた者にとってはむなしく響くだけだ。かつて外務省を取材していたときに「日本の外務省は中国外務省の日本出張所でしかない」と誰かが言っていたことを思い出してしまった。≫

 ≪石原知事による東京都による買い取りと、政府がほのめかしている国による購入は「公有化」では同じだが、月とスッポンほどの違いがあると思う。石原知事の構想によって船舶接岸用の岸壁整備、ヘリポート設置、研究施設の建設、自衛隊の常駐などの計画が広がってくるが、政府のそれは「とにかく事は荒立てたくない」という一点につきるだろう。

 政府はあらかじめ認める場合を除いて尖閣諸島への上陸は認めていないが、国有化したとしても政府はこの方針を変えないのではないか。国有化によって政府がこれまでの弱腰を突如、返上して尖閣諸島の統治強化を図る施策を次々と打ち出すと思っている人がいたら、失礼だがその人はかなりのお人よしだ。政府は一切、そのようなことをせずに、「大局的見地に立って冷静に対処すべきだ」との念仏を唱えるだけで、具体的な施策は何一つ実行せず、ひたすら現状維持を図ろうとするだけだろう。これこそ、あらゆる手段で尖閣諸島をわが物にしようしている中国の思う壺だ。

海洋覇権を目指す中国の圧力は強まりこそすれ、弱まることは絶対にない。この点についていささかも幻想を抱くべきではない。その中国の標的の一つになっているのが西太平洋の沖ノ鳥島だ≫

 ≪それどころか、中国は沖ノ鳥島周辺のEEZ内で調査活動を続ける一方、2009年には中国艦艇が沖ノ鳥島の北東海域に出現して訓練を実施。中国艦艇は2010年3月、そして同年4月にも沖ノ鳥島の西方海域に現れ、軍事訓練、対艦演習を実施した。

 沖ノ鳥島は、中国が米海軍の接近を阻止するために設定している第1列島線と第2列島線の間にあり、沖縄県那覇市からは約1100キロメートル、米領グアム島からは約1200キロメートルとほぼ中間に位置し、西太平洋の戦略的な地点にある。中国の調査活動は単なる海洋資源の探査ではなくて潜水艦の航行に必要な潮流や水温分析のデータ収集が目的だ。

 中国はすでに十分なデータを集めたはずだ。沿岸諸国の抗議や非難を無視しての海洋調査の続行とそれに続く資源探査の強行、そして資源探査や施設保護を名目とした海軍艦艇の出動…。東シナ海のガス田開発の例を挙げるまでもない。中国が沖ノ鳥島の周辺海域で資源探査に乗り出しても何の不思議はない。≫



産経・【笠原健の信州読解】中国は沖ノ鳥島周辺で資源採掘を開始する

2012.4.21 12:00 (1/3ページ)[笠原健の信州読解]
 東京都の石原慎太郎知事が明らかにした、尖閣諸島の購入計画に胸がすく思いを覚えた人は多かったはずだ。強奪すると腹を固めた中国の強圧と政府の無策の前に、尖閣諸島がわが国固有の領土だという紛れもない事実は淡雪のように消えてしまいかねないような状況になっていた。政府は、国が購入することもあり得るとの考えを示し始めたが、「今更、何を言うか!!」といったところであろう。

 石原知事が構想を明らかにした直後の政府の狼狽ぶりは目を覆うばかりだったと言っていい。寝耳に水とはまさにこのことだろう。石原知事に外交の有り様を批判された玄葉光一郎外相は「何もやっていないということは全くない」と反論したが、尖閣諸島をめぐる政府のこれまでの対応を見てきた者にとってはむなしく響くだけだ。かつて外務省を取材していたときに「日本の外務省は中国外務省の日本出張所でしかない」と誰かが言っていたことを思い出してしまった。

 野田佳彦首相は18日の衆院予算委員会で国による尖閣諸島の買い取りに含みを持たせる発言をしたが、政府の本音は国有化によって、わが国による尖閣諸島の統治強化を図るというよりも石原知事の構想に何とかして横やりを入れることができないか、というところなのではないか。

 

■■沖縄女性塾 懇談会開催のお知らせ■■

 春たけなわ本州ではさくら前線が北上を続けれおります 皆様には益々御健勝御事と中心よりお喜び申し上げます

 さて四ヶ月ぶりの沖縄女性塾ですが、左記の如く開催致 しますので、皆様のご出席をお待ち申し上げております。

 日時: 四月二十二日(日)正午より昼食をとりながら

 場所: 沖縄県護国神社 社務所二階会議室

 会費: お弁当代 五〇〇円

   建て直そう日本・女性塾 幹事長  伊藤玲子

 お問合せ:090・9780・7272 ニシコリまで

 

 

■■第二回沖縄戦を考える集い 並びに

パンドラの箱掲載拒否訴訟七回口頭弁論のご案内■■

 

 上原正稔氏の戦いをご支持御支援賜ります皆様、第二回沖縄戦を考える集い 並びに第七回口頭弁論と報告会を左記の如く行いますので、多くの皆様の参加をお願い申し上げます。

          記

 ■第二回 沖縄戦を考える集い-裁判の報告と沖縄の再生-

 日時: 四月二十二日(日)午後二時 開演

 会場: 沖縄県護国神社 社務所大会議室

 参加費:無料

 

■第七回口頭弁論

  日時 :四月二十四日(火) 午前十時半より

  場所: 那覇地方裁判所

■報告会

  日時: 同日      午前十一時半より

  会場 :沖縄県護国神 社社務所内会議室

上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 

--------------------------------------------------------------------------------
ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
--------------------------------------------------------------------------------
ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ.

     ■  ■  ■  ■

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 9761

Trending Articles