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お気の毒な「県民集会」

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今朝の沖縄タイムスは、しばらく大人しくしていた教科書問題で、1面、2面、3面、30面、31面を使って久々の大発狂 5連発である。(笑)

とりあえず一面トップに躍る大見出しから順に紹介しよう。

★一面

≪「全教委委決定の教科書を」≫

1000人集会、一本化要求

八重山からも参加 文科省発言撤回も

★二面、三面にまたがる巨大見出し

≪「採択に現場の声を」 育鵬社版「拒否」一致≫

納得できる協議必要(2面)

拙速な対応事態悪化も(2面)

★三面

一本化期限「根拠ない」

教科書県民集会 高嶋氏が分析・見通し

「いつか来た道 許すな」 市民団体

★30面、31面にまたがる巨大見出し

≪「子のため」登壇 全県で思い共有≫

※「順に紹介する」と言ったが、30,31面のほとんど全面を発狂見出しと写真で埋め尽くしているので煩雑につき他は省略。(見出しが多すぎて面倒クセー!のが本音)

             ☆

「県民集会」としたのは、沖教組ら労組主催の「政治集会」を「県民大会」と名乗るのは、厚顔の沖教組も気が引けたのだろう。(笑)

だが、1000人の政治集会で「全県で思い共有」などの大見出しをつけられては、一般県民としては迷惑至極な話である。

「県民集会」については、沖縄タイムスのウェブサイトは速報のみなので突っ込むのは後に譲るとして、とりあえずQABテレビの報道を引用する。

【動画】八重山教科書問題で県民集会

QABテレビ 2011年11月23日 18時32分

八重山地区の公民教科書の採択を巡る問題で「竹富町だけ教科書の無償配布の対象からはずす」と発言した文部科学大臣の発言撤回を求める県民集会が23日、嘉手納町で行われました。また、9月に行われた八重山地区の教育委員全員が集まった協議の有効性を訴えました。

県民集会には八重山の住民や市民グループなど、およそ1000人が参加しました。

集会では文部科学省の協議の結果に従わない竹富町を、無償配布の対象外とした発言について憲法に違反していると批判。文科省が竹富町を対象外の根拠としている育鵬社と決めた8月の協議の結果については「この協議自体、非常に多くの問題があり、9月に開かれた八重山地区の教育委員全員の協議で決まった東京書籍が有効である」と訴えました。

この集会に参加した瑞慶覧長敏衆議院議員は「現地に赴いて現地の方々の声も聞いたらり、県の教育委員会あるいは地域の教育委員会の声も聞くことをやるべきではないかと。もう一回再調査するべきじゃないかと進言はできますよね。それをやっていきたいと思います」と話し、文科省に対して採択の経緯などを再調査するよう求めることを明らかにしました

文科省は県教育育委員会に対して、11月末までに必要な教科書の数の報告を求めていますが、解決の糸口は見えないままです。

           ☆

>文科省が竹富町を対象外の根拠としている育鵬社と決めた8月の協議の結果については「この協議自体、非常に多くの問題があり、9月に開かれた八重山地区の教育委員全員の協議で決まった東京書籍が有効である」と訴えました。

八重山教科問題は既に決着した問題であり、沖教組などの「極悪複合体」の誤誘導で集まった1000人もの「県民」が、本気で「9・8全教委協」の協議を合法だと信じているとしたら、まことに罪深い話である。

今回の八重山教科書問題は、記述内容の問題から採択手続きをめぐる法律問題に進展している。

つまり問題の焦点は、育鵬社か東京書籍の選定に関し、民主主義の根幹ともいえる「法律の遵守」をどのように考えるかの問題に進展しているのだ。

会場に集まった方々が、本気で法律を踏みにじってまでも「全県で思い共有」を主張し、「全教委決定の教科書を」などと、東京書籍版の採択を主張するのであれば、日本の法体系に決別して「沖縄独立」を目指す以外に解決策はないだろう。

法令の遵守を国是とするわが国では、たとえ日教組に支えられた文科省の民主党政権と言えども、彼ら1000人の「県民」が要求する法令無視を受け入れることはないだろう。

政府が、閣議決議で決定した重要案案件を、労組主導の「県民集会」に参加した1000人の「県民」の要求で覆すとしたら、民主党政権は無法内閣として国民の糾弾を受け一瞬にして瓦解するだろう。

八重山教科書問題は、法的には既に「8・23協議」で決着した案件である。

これを「県民集会」で否定し「9・8全教委協議」を合法と認めよということは無理を通して道理は引っ込め、ということである。 

何度も繰り返すが、沖教組らが合法だと主張する「9・6全教委協」の協議が、法的根拠のない単なる「話し合い」に過ぎないことは言うまでもない。

県教委が越権行為で強行した「9・6全教委協」の違法採択を、文科省に合法と認めさせることは、死刑が確定したオウム麻原を無罪にせよと主張するに等しい。

不可能なことを国に要求するため、折角の休日を無駄に使って参集し、わざわざ恥を全国に晒す1000人もの人々。

まことにお気の毒な話だ。(涙)

沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日ら育鵬社版教科書を支持する勢力は、「9・8全教委協」で行われた県の狩俣課長による違法な採択の実態については触れていない。

お得意の「不都合な真実」の黙殺だ。

そしてあたかも玉津石垣市教育長が「8・23八重山採択協議会」で法を踏み躙って強権的に育鵬社版を選定したような印象操作をしている。

このような報道環境の下で、「県民集会」に集まった「県民」の果たして何人が、教科書問題の実態を知らされているだろうか。

もっとも集会を主催した市民団体は、「不都合な真実」を知っていながら騒動を起こした確信犯である。

演壇に立った人が、教科書問題と自衛隊配備問題はリンクしているという主旨の発言をしているが(動画)、むしろ教科書問題を自衛隊反対運動に結び付けて、異常なまでの政治運動に引きづり込んでいるの沖教組ら左翼団体の方ではないか。

語るに落ちるとはまさにこのことだ。

その辺の事情は次の動画を見ればよく理解できる。

【動画】⇒沖縄の特殊言論空間と八重山教科書問題

沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日そしてQABテレビ等の沖縄メディアが、ウソの情報を垂れ流し県民を大混乱させたことは、沖縄県を飛び出していまや全国民の知ることとなった。

今までのようにウソをばら撒き、都合が悪くなると沈黙を守って県民の忘却を待つ卑怯な手法はもはや通用しない。

県民の怒りは購買部数の減少という破壊的ブーメランでウソを発進し読者をたぶらかした「発狂新聞」を直撃するだろう。

因果応報である。

 

【独り言】

読者の皆様には、同じことをしつこく繰り返している筆者の文体が鼻につくかも知れませんが、「発狂3紙」によって雨霰と垂れ流されるウソの洪水に対抗するには、辟易するほど繰り返し「不都合な真実」を書かねば、ウソが真実としてまかり通ります。

例えば「9・8全教委協議」は合法的だとか・・・。(しつこい?)

しつこい文体にはしばらく我慢して付き合ってください。

 

【追記】

「1000人集会」(沖縄タイムス)に参集した方々のことを「県民」と括弧付きにした理由は、参加者のほとんどが沖教組、高教組など労働団体の組織動員であるため一般の県民とは区別し考えるべきと判断したから。

その判断材料は教育関係者の知人の情報の他に、沖縄タイムスが次のように自白している。(笑)

「わずか10日間という準備期間で1000人が足を運んだ」(沖縄タイムス11月24日)

そう、各労組による動員割り当てで組織動員を図れば、準備期間は10日間だろうが1週間だろうが1000人程度は容易に集まるだろう。

何しろ北朝鮮も真っ青の「全体主義の島沖縄」なのだ。

 

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