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昨日のエントリーで概略次のようなことを書いた。
竹富町の町民大会も「9・8全教委協」も主張することは同じでも、どちらも法的に何の根拠もない似たもの同士だ。 そして弁護士先生がどんな屁理屈をこねくり回しても、ネット時代の今時騙される読者は少ない。
保護者と称する母親が同じ主旨で裁判に持ち込んだわけだから司法の判断を待てば良いものを、今度は予想通りの「県民大会」を開くという。
八重山教科書:23日に県民集会 全教育委員協議決定求め/沖縄 毎日新聞
八重山地区の公民教科書採択をめぐる問題で、沖教組など7団体で構成される「9月8日八重山全教育委員協議の決定を求める県民集会実行委員会」は23日午後2時から、嘉手納町のかでな文化センター大ホールで県民集会を開くことを14日、決定した。16日に共同記者会見し、参加を呼び掛ける。
実行委員会は沖教組のほか高教組、連合沖縄、平和運動センター、統一連、沖縄から平和教育をすすめる会、9・29県民大会決議を実現させる会。 (琉球新報)
☆
よくよく見たら「県民大会」ではなく「県民集会」としているのは、会場が屋内なので、参加人数にお得意の大幅水増しが出来ないからなのだろう。(笑)
でも実行委員の顔ぶれを見たら「県民集会」でもとんでもない、「左翼政治集会」ぐらいが相応しいと思う県民は多い。
裁判では負けると知ったプロ市民がついに立ち上がった?
そういえば昨日エントリーの竹富町の町民大会も八重山毎日の記事を見ればやはり「町民大会」というより「プロ市民集会」としたほうが相応しいようだ。
■八重山毎日 11月15日
「教科書無償給付を」
町民の会が集会
竹教委に」「屈するな」と要請
文科省に大臣発言撤回求める
八重山地区の公民教科書問題で、竹富町の子どもに真理を教え
る教科書採択を求める町民の会(仲村貞子世話人代表)は13日
夜、「竹富町の子どもに教科書無償を求める町民の会」を西表上
原多目的集会所で開き、東京書籍版公民教科書の無償給付を求め
る集会アピールと要請決議を採択、14日に中川正春文科相らに送
付した。仲村世話人代表らは同日、竹富町教育委員会を訪ね、
「町教委と県教委の判断を断固支持する。文科省の不当な介入に
屈せず、竹富町の主体性を堅持」するよう慶田盛安三教育長に要
望した。
教科書問題をめぐり、町内で集会が開かれるのは初めて。文科
省の対応を糾弾し、町民の意思を内外に発信しようと、教員や
PTAら町民70人余が参加した。竹富町を無償措置の対象外とする
文科省見解に「憲法二六条に反する」と抗議し、「法の下に平等
原理に反する文科省の見解と指導に断固反対し、教科書有償化を
絶対認めず、無償給付を求める」と宣言した。要請決議のあて先
は文科省、県教委、県議会、町議会、町教育委。文科省に対して
は、9月8日の全員協議が「八重山郡民多数世論の下の民主的に
決められた解決策」と訴え、「県教委の努力と成果を踏みにじ
り、竹教委に法的瑕疵(かし)があるかのような対応を示してい
るのはお粗末」と批判、大臣発言の撤回を要求している。両議会
には文科省に抗議するよう求めた。
仲村世話人代表や母親代表の村田美樹さんらが14日、町教委を
訪れ、慶田盛教育長に要請文を手渡し、「運動をもっと広げる。
一緒に頑張りましょう」と激励。議会には事務局に文書を届け
た。慶田盛教育長は「町教委の気持ちを町民が受け取ってくれ
た。頑張ろうという気持ちをますます強くした」と感謝し、「答
申が教育委員会の採択権を束縛できるのか。憲法26条は義務教育
を無償としているのに、竹富町だけ有償とするのは分からない。
4月は目の前。子どもたちには、大人のいがみ合いではなく模範
を示すべきだ」と話した。
「黙っておれない!」
無償措置を訴え
文科省に抗議町民集会に70人余
【西表】教科用図書八重山採択地区協議会の答申に基づかない教
科書を採択した竹富町教委を無償措置の対象外としている文科省
に対し13日夜、町民が立ち上がった(※注)。「このまま黙っておれな
い」「法の下の平等ではないのか」「無理を通してはいけない」
―。西表上原多目的集会所で開催された「竹富町の子どもに教科
書無償を求める町民集会」で保護者や教員らは文科省に怒りをぶ
つけ、無償給付を訴えた。
仲村貞子世話人代表は「みんな同じように無償の扱いでなけれ
ばならない。私たちの子どもだけなぜ有償になるのか」と声を上
げ、「育鵬社は偏っている。私たちが歩んできた同じ道を子ども
たちに歩ませてはならない」と東京書籍版を支持した。町PTA連
合会の宇根信夫会長は「教科書問題の発端は、結論ありきの改革
にある。調査員のマイナス評価の多かった育鵬社がなぜ採択され
たのか。協議をしない協議会、協議をさせない協議会で選定され
た育鵬社こそ無効を訴えたい」と語気を強めた。
教師の池村久美さんは9月8日、「全員協議で東京書籍」との
連絡に教師仲間とともに喜んだが、その後の文科省の判断、対応
に「えっと思い、本当にがっかりした」。池村さんは「これを認
めてしまうと、子どもたちに無理が通るよと教えるのと同じ。絶
対認めてはならない。町教委のぶれない姿勢に感謝し、私たちも
同じ気持ちですよと伝えたい」エールを送った。
全会一致で東京書籍版を採択した町教委に「胸を打たれた。
りっぱな教育委員。誇りに思った」という元町議の津嘉山彦さん
は「町民で町教育委員をバックアップしていこう」と呼びかけ
た。
☆
自称「町民大会」の世話人の仲村貞子氏は平和集会の語り部をしているようだし、
アジ演説をした教師の池村久美氏は現役バリバリの沖教組八重山支部中央委員⇒教育情報
さらに池村先生は教育よりこんな活動の方が忙しいようである。
⇒イラク戦争を検証するネットワーク
さらに町民に呼びかけをした津嘉山彦氏は自衛隊は殺人装置と公言した前大浜極左市長の子分であることもその激しい反自衛隊活動から垣間見ることが出来る。
【おまけ】
(注※)「オトシタレの読んだか!ブログ」さんが八重山毎日の「立ち上がった」にこだわってオモシロイ記事を書いているので紹介する。
⇒八重山毎日新聞がタチアガッタの巻よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします