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沖縄2紙に平伏す!大城県教育長の会見

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産経新聞 2011.9.16 21:52
【採択の危機】県教委、文科省指導に従わず 一本化 再協議を指導へ
 沖縄県石垣市と与那国町、竹富町からなる「教科用図書八重山採択地区協議会」が選定した育鵬社の公民教科書が一転「不採択」とされた問題で、県教委は採択結果の国への報告最終期限となった16日、3教委に、改めて教科書一本化へ向けて協議するよう指導する方針を明らかにした。文部科学省は県教委に事実上、竹富町教委に育鵬社を採択するよう指導したが、これに応じず再協議へと差し戻した形。県教委の対応に、批判が集まりそうだ。

 文科省は15日、協議会の結果に基づき、県教委に3市町教委が同一教科書を採択するよう指導。事実上、竹富町教委に育鵬社を採択するよう求めていた。

 しかし、県教委の大城浩教育長は16日の会見で「3教委に同一教科書が採択されるよう、文科省と調整しながら助言したい」と、改めて協議による一本化を求める考えを示した。具体的な協議方法は「3教委に努力していただく」とした。

 文科省の指導については、「『協議会の結果』が(育鵬社を選定した)8月23日の協議会なのか、(不採択とした)9月8日の協議の結果なのか、さまざまな解釈がある」と言及。文科省が無効とした8日の協議結果に有効性があるかのように述べ、狩俣智義務教育課長が「23日の結果なら、その答申を踏まえ協議する」とした。

大城教育長は、各教委に採択権を認めた地方教育行政法と、地区内で同一の教科書採択を求めた教科書無償措置法双方の順守を強調。狩俣課長は「答申通りの一本化もあるし、答申以外の教科書での一本化もある」と、指導に反する形になる可能性を示唆した。

 文科省への報告期限を過ぎても違法状態が続くことから、文科省は16日に改めて県教委を指導。県教委は「しばらく時間を下さい」と回答したという。

          ☆

正常な判断力のある人なら、県教育委の「反乱」に対し批判の矢を浴びせるだろうが、県教育委のお仲間の「発狂新聞」なら、逆に昨日の大城教育長の会見に、お褒めの言葉を述べるからやはり狂っているのだろう。

例によって一面、社会面見開きで、発狂指数全開の今朝の沖縄タイムスをから、県教委の対応への評価を表す記述を拾うとこうなる。

≪県教育委の判断は、期限が迫る中で目に見えない「圧力」をかわし、県の立場を踏まえた冷静な対応だった。≫(沖縄タイムス 17日)

沖縄の教育界というより沖縄全体を覆っている「全体主義」の呪縛は沖縄2紙、沖教組などの極悪共同体の強大な影響力による、と書いた。

極悪共同体の片割れである県教育委は、事ここに及んでもついにその呪縛を断ち切ることが出来なかった。

仮に、県教委が一本化のために、文科省の指導に従って「武富町教育委を指導」したらどのように事態は展開していたか。

今朝の「発狂新聞」は、おそらく次のような類の大見出しが躍っていただろう。

≪県教育委、政治的圧力に屈す≫

≪県民への裏切り行為だ! 町の声≫

≪県民感情を踏みにじる暴挙≫

等々。

そして談話を発表した大城教育長は裏切り者として「メア・バッシング」並みの新聞による総攻撃の標的にされていたであろう。

小林よしのり氏の言う「全体主義の島沖縄」である。

              ☆

県教育委が発狂新聞に迎合するための最後の砦は9月8日の「全教育委協」の会議で決議した結果を合法的と認識することである。

合法的と主張する根拠は、「県はあくまでオブザーバーで参加しており、採択の主体は参加した全教育委員である」ということである。

極悪共同体の仲間である沖縄2紙と地元沖縄毎日の3紙は、同会議に参加した狩俣課長がオブザーバーどころか、数々の越権行為をして強引にに採択するよう主導した事実を隠蔽し、県民の知る権利を奪っていた。

なぜなら、、もし8日の「全教委協」での採択の合法性を巡って裁判沙汰になった場合、会議内での狩俣課長の言動が大きな鍵になり、重大な証拠になるからである。

八重山日報が連載で特集している<逆転不採択の現場 シリーズ>は、全教委協の協議が違法であることを示す動かぬ証拠になる。

沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日の「発狂3紙」が必死に隠蔽する狩俣悪代官の悪行の数々を、今日も八重山日報が暴露して、県民の知る権利に答えている。文末に掲げた八重山日報の連絡先に激励のメール等を送りましょう。

■八重山日報社 9月16日

「協議には拘束力」県教委明言
育鵬社の採択疑問視
玉津氏「多数決はいけない」

< 逆転不採択の現場 ▼5▼ >

ーここで竹盛委員長が、県教委に指導助言を仰ぐ。

狩俣課長
「全体で協議することは決まったので一歩前進。あと3段ぐらい階段
を上ってもらわないといけない」

ー協議の進行を求める狩俣課長。さらに、育鵬社版の採択を疑問視す
るような発言が飛び出す。

狩俣課長
「お願いしたいことは、文科相の通知には『地域において広く関係者
の理解を求める』とある。皆さんは絶対的な権限があって参加してい
るのではない。関係者の意向をくみ取って自分自身の意見を出してい
ただくということだ。学校現場、保護者、地域の意向はこうだ、とそ
れぞれ話をしてほしい」

ー校長会やPTA、地域住民から育鵬社版の採択に反対する意見が上が
っていることを念頭に置いた発言だ、宮良学教育事務所長は、さらに
踏み込む。

宮良教育事務所長
「校長会は調査員の意思を尊重してくれと言った。八P連も『つく
る会』系の教科書採択には反対。教育は保護者、学校、地域の信頼
があって始めて成り立つ。校長会、八P連の主張をどう各委員が判断
したのか、そこを聞きたい」

ー玉津教育長が反論する。

玉津教育長
「教科書15種目のうち、2種目が調査員が推薦しなかった教科書が
選定された。残り13種目は、何らかの形で教員の専門性に基づく
調査報告書と複数推薦制を参考にした結論が出ている。教員、校長
先生の思いも、十分選定に生かされている。何ら問題はない」

狩俣課長
「今の考え方は誤認がある」

ー玉津教育長に再反論する狩俣課長。こうした県教委の姿勢の背景に、
協議はさらに、育鵬社版に反対する委員に有利な情勢となっていく。
仲本委員長は、再び新聞の世論調査を持ち出す。

仲本委員長
「沖縄タイムスの世論調査で育鵬社反対が56.2%。市、与那国町
の教員が調査員推薦ではない教科書を採用したのに反対は61.3%。
地域の実態も十分反映して尊重してほしい」

ー崎原、玉津両教育長が反論する。

崎原教育長
「マスメディアを含めて不採択運動に走っている。世論、世論という
が、世論作りをしているのは誰か。新聞が正論だと思ったら大変な間
違いを犯す」

玉津教育長
「公務員にとって大事なのは法律だ。世論ではない。世論は参考と
して聞くが、私たちは法に基づいてやることを確認しましょう」

ー協議はここで、「多数決」の是非に再び戻る。崎原教育長が、
多数決に反対する意見を述べる。

崎原教育長
「合議制でやるなら協議に参加するが、委員が少ないと分かりながら
多数決を押し付けるなら、脱法行為だ」

大田委員
「市教委、協議会でも最終的には多数決だ」

崎原教育長
「あれは、あれでいい。(傍聴人から大きな笑いが)条件が一緒
だった。われわれは3人しかいない。条件が違う」

ー崎原教育長の発言に大きな笑い声を上げる傍聴人。育鵬社版の不
採択を求める団体のメンバーたちが会場に詰め掛ける。玉津教育長
を罵倒する私語が多い。笑い声だけではなく、時おり拍手すること
もあり、傍聴マナーに問題がある。

玉津教育長
「合議制を希望している人がいる場合は多数決はできない」

ー入慶田本委員長が「できないということがあるか」と声を張り
上げる。

玉津教育長
「3市町教委は独立した機関だ、その独立した組織が決めた結論
を変える場合は、決めた本人たちが決める」

慶田盛教育長
「何のためにこの会議を持っているのか」

崎原教育長
「条件が違うので、採決を取る意思決定方法はやめてください。
そうでないと、与那国に帰って協議事項を否決する(多数決なら)
拘束力がないからだ」

ー多数決をめぐる議論がさらに白熱する。

玉津教育長
「協議会では、多数決という規約を決めてきた。きょうは合議で
やるか、多数決でやるかを、多数決で決めてはいけない。何でこ
れを、みんなで集まったから変えようという話になるのか」

大田委員
「始めに確認してスタートしている」

慶田盛教育長
「採決の意見は曲げないと出席しているのに、どんな合議ができ
るのか」

ー狩俣課長が発言する。

狩俣課長
「採択が異なれば協議をしなければならない。そこを確認してく
ださい」

竹盛委員長
「多数決で諮るか、諮らないか決めたい」

大田委員
「多数決で諮ってください」

崎原教育長
「多数決を取るなら私は退席する。ルール違反だ」

玉津教育長
「私も退席する」

狩俣課長
「退席という選択はできるだけ避けてほしい」

崎原教育長
「人間の少ないほうが不利だ」

狩俣課長
「皆さんは協議する義務がある。そこから逃げないでください」

崎原教育長
「ここで決めたことには拘束力は何もない」

ー狩俣課長が明言する。

狩俣課長
「ここで話したことは拘束力がありますよ。先ほどの段階で、全
体で協議することを確認したので、それを踏まえて、無償化措置
法13条4項で、そこで決めたことに拘束力がある。答申は拘束
力はない。もう一度確認する。この違いは大事だ」

ー育鵬社を選定した協議会の答申には拘束力はないが、この日の
協議には拘束力があるー。
県教委は、答申に従わなかった竹富町教委の意向を支持する姿勢を
明確にした。


      ☆

このような狩俣課長の「朕はルールブックなり」を地で行く強権発動が、はたしてオブザーバとしての出席といえるのか。

全教委協での協議が合法的と言えるか!

県教委は「発狂新聞」が主導する極悪共同体の批判の目を恐れて、終に自己崩壊の坂道を一歩踏み出したことになる。

次の打つ手は発狂新聞主導の「県民感情」を叫ぶ「県民大会」くらいだろうが、ネットの普及した現在、「大会」に集まる人は、沖教組やプロ市民等を動員しても1000人も集まらないだろう。

       ★

筆者は沖縄に住んでいながら、今回の八重山教科書問題が起きるまでは、恥ずかしながら八重山日報の存在を知らなかった。

八重山関連の情報といえば、それぞれ石垣市に支局を持つ沖縄タイムス、琉球新報と地元石垣市の大手八重山毎日新聞の極左3紙のみに頼っていたからである。

したがって当日記と八重山日報の記者やスタッフとは面識はないし、メールの交換などもない。

石垣市在住の有志が、労をいとわず連日八重山日報の記事を送って頂く結果、「発狂新聞」が必死で隠蔽する県教委の越権行為をお知らせできるわけである。

前にも書いたが、八重山日報は県民の知る権利に応えて報道をしているだけのようだがだが、一部の読者には保守系新聞に見えるらしい。

県民の知る権利に応えるのが保守系というならそれも良かろう。

八重山日報の奮闘に敬意を表紙、勝手に購読の案内をさせていただく。

【付記】

今朝も一面、社会面見開きとトップで狂態を晒している沖縄タイムスの見出しの紹介は、ばかばかしいので、本日は省略。

以下は八重山日報のサイトの転載です。


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