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指導すべきは竹富町!最初からすべきだった

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【教科書問題】
文科省、竹富町指導へ

産経新聞 2011.9.15 01:34
 沖縄県石垣市、与那国町、竹富町からなる「教科用図書八重山採択地区協議会」が選定した育鵬社の公民教科書を竹富町が不採択としている問題で、文部科学省は14日、沖縄県教委を通じて同町に、同協議会の選定に沿った採択を行うよう文書で指導する方針を固めた。採択教科書の文科省への最終報告期限の16日までに、教科書無償措置法の規定に従った採択を行うよう是正を求める。

 教科書無償措置法は採択地区内の教委は同一教科書を採択するよう求めており、石垣、与那国の2市町は同協議会の選定通り育鵬社の教科書を採択したが竹富町は不採択に。地方教育行政法で採択権限は市町村教委にあるため、文科省は県教委に3市町の協議で一本化するよう指導してきた。

 しかし、今月8日、県教委の主導で、3市町の全教育委員が参加した「新たな協議の場」を設定。県教委は「3教委の合意があった」として育鵬社を不採択とし東京書籍を採択した。

 石垣、与那国の2市町側は文科相に協議の無効を申し立て。文科省は当事者2教委の訴えを重視し、協議は無効と判断した。その上で違法状態が続くのは竹富町に原因があるとして、是正を促すよう指導する方針を固めた。

 産経記事

Sankei0915_2

                           ☆

愈々、断末魔!

両「発狂新聞」の電子速報版は、いずれも意味をぼかした書き方をしているのは、涙目で書いたからなのか。

次の時事報道が、要点を突いて分かり易い。

参院質疑では何時も騒動屋の役目を果たしている森裕子文科副大臣が、今回は騒動を静める役を演じている。

つまり、文科省が指導すべき相手は、正式な手続きを踏んで採択決議をした石垣市教育委会と与那国町教育委員会ではなく、ルールを踏みにじって採択決議をした竹富町教育委員会である・・・と、森議員は、極めて単純なことを発言している。

にも関わらず、あたかも名裁定のように聞こえるのは、不思議な感覚である。

これまでの「発狂新聞」が垂れ流す大量のデマ情報に馴らされた県民にも、同じく新鮮に聞こえるから不思議だ。

 16日までに一本化を=文科省、沖縄県教委に指導−八重山教科書問題
 沖縄・八重山地区の中学校公民教科書採択をめぐる問題で、文部科学省は15日、沖縄県教育委員会に対し、教科書無償措置法に基づき同地区内で使う教科書を一つに決め、16日までに報告するよう文書で指導した。
 森裕子文科副大臣は15日午後の定例会見で「協議会の規約に基づき、正式に決定された答申は一つ。それに基づき採択するよう努力いただきたい」と述べ、3市町の教育長らによる八重山採択地区協議会が育鵬社版を選定した8月23日の答申が有効との考えを示した。
 東京書籍版の採択を決めた今月8日の3市町の全教育委員による協議について、森副大臣は「規約の設定もない新たな協議会で、その有効性を確認できていない」と述べた。(2011/09/15-20:20)

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森副大臣は会見で「発狂新聞」に「政治介入だ!」などと咬みつかれるのを恐れ回りくどい言い方で、会見動画を見た方は意味不明だろう。

だが琉球新報の女性記者が間抜けな質問を連発し、そのため逆に次の発言が引き出された。

(1)「協議会の規約に基づき、正式に決定された答申は一つ。それに基づき採択するよう努力いただきたい」

(2)「規約の設定もない新たな協議会で、その有効性を確認できていない」

琉球新報記者の間抜けな発言とは「石垣市教育長(玉津氏)が文科省に送付した抗議文は、石垣市教育委員長(仲本氏)は承知していない発言しているが、無効ではないのか」と木を見て森を見ない質問。 この記者、準備した質問メモのみを見て、本当に森(裕子)を見ていなかったのではないか。

そういえば琉球新報にはこんなタイトルの社説があった。

「木を見て森を見ず」

森副大臣の発言から導き出されるココロは、産経記事が明確に報じている通り、「竹富町を指導」ということ。

だが、既に3教育委員会がそれぞれ採択した教科書の出版社名が判明している以上、文科省が特定の教科書を推薦していると言われるのを避けたかったのであのような発言になった模様である。

さて、今朝のおめざの沖縄タイムスのトップ見出しは・・・。

発狂指数全開です!

★一面トップ

≪文科省、教科書一本化指導≫

県教育委、きょう方針表明

3教育委員長「協議有効」

連名で国・県に要請文

★社会面トップ

あいまい表現 混乱

文科省通知 県内困惑

「真意は」「国の越権だ」

「結果」の意味 玉虫色

沖縄の教育界を、いや、沖縄全体をダメにした四大極悪共同体が、文科省の「指導文書」を前に、憤死寸前の様子が目に浮かぶが、イデオロギーで硬化した脳ミソでは、「結果」の意味を玉虫色から赤色に変わるのを期待しているのだろうか。

で、問題文科省通知の抜粋はこれ。

「八重山採択協議会の規約に従ってまとめられた結果に基づいて、採択地区内で同一教科書を関係市町村教育委が採択するよう指導を行う」

県教育委のお偉方が鳩首会談をしなくとも、中学生レベルの国語力があれば、竹富町教育委を指導すべきは明々白々ではないか。(怒り)

教育行政の幹部がこの有様では、全国学力最下位の汚名をそそぐことは当分困難のようである。(涙)

さて、お待ちかねの八重山日報の「暴露シリーズ」」です。

羊の皮をかなぐり捨て狼の本性丸出しの悪代官。

場面は愈々クライマックスです。

★八重山日報への激励文、及びご購読はここ。⇒http://www.yaeyamanippo-news.com/info.php

■八重山日報 9月15日

 ” 多数決 ”の是非で紛糾
石垣、与那国は拒否
「決定この場で」迫る県教委

< 逆転不採択の現場 ▼4▼ >

ー竹盛委員長が、教科書の一本化へさらに議事を進める。

竹盛委員長
「教育委員は基本的に合議で話をしようというのが基本だが、合議は難しい。ここで採択について決める、教科書を1つに絞ることを皆さんに諮ッていいか」

ー玉津教育長が反対する。

玉津教育長
「協議会は、あらかじめルールを定めて協議するのが無償措置法の基本だ。最低条件は、各教委が合意することだ」

ーここで狩俣義務教育課長が玉津教育長に反論。協議は、県教委の事実上の「主導」が鮮明になってくる。

狩俣課長
「協議は、あらかじめルールを決める必要はない。ここでルールを決めて話し合えばいい」

ー狩俣課長は、教科書採択に向けた具体的な協議の方法を提案する。

狩俣課長
「いろんな協議の仕方がある。教育委員長だけでやる方法、教育委員全員でやる方法。他教行法で教科書は教育長の専権事項ではなく、教育委員に専決権があるので、どうしても協議には教育委員会が入っていないといけないというという判断を持っている。教育長だけの協議は考えていない」

ー教育長だけの協議だと、2対1で育鵬社版の採択が決まる。教育委員全員での協議、教育長と教育委員長の協議では、いずれも育鵬社版に反対する意見が多数だ。
狩俣課長は、なおも協議入りを迫る。

狩俣課長
「教育委員会で協議した結果、協議しないことにしました、ということは有り得ない。そこは誤解がないようお願いしたい」

竹盛委員長
「ここは多数決で、協議の場とすることを決めたい」

ー崎原教育長が反対する。

崎原教育長
「法的拘束力もないのに、多数決で決めてどうするのか。世間受けを狙っているのか」

玉津教育長
「(3市町教育委員会に)分けてください。採択を変えるか変えないか確認して戻ってくる」

ーここで玉津教育長は、3市町が育鵬社を採択したあとで、竹富町だけは副読本として東京書籍を購入することを提案するが、竹富町の委員から「沖縄の教育を揺るがす問題だ。受け入れるわけにはいかない」(大田委員)と断られる。
議長役は仲本委員長に交代した。

仲本委員長
「堂々めぐりをしている状況だ。この場を協議の場として確認し、教科書を一本化したい、採択は挙手でお願いしたい」

ーいきなり多数決を持ち出す仲本委員長。崎原教育長、玉津教育長が抗議する。

崎原教育長
「これは拘束力があるのか」
玉津教育長
「法的根拠は何か」

ーここで、狩俣課長が両教育長をけん制する。

狩俣課長
「協議は、しっかり最後までやってもらわないといけない。席を立つようなことがないようにお願いしたい。協議の仕方を決めてほしい。3つの教育委員会に分かれるなら、どういう形で協議するのか対案を出してほしい」

ーさらに狩俣課長は続ける。

狩俣教育長
「協議の方法は、この場で多数決で決めていただかないといけない。ちゃぶ台を返さないで決めていただきたい」

ー多数決での決着を容認する発言だった。ここで3市町教育員会は、協議入りするかどうかを話し合うために、別々に協議を開くことになり、休憩に入る。協議が再開し、3教育委員長が報告する。

入慶田本委員長
「(与那国町は)合意を前提に全員で決める」

仲本委員長
「(石垣市は)採択の意見は曲げない。協議の形態についてはまとまらなかった」

竹盛委員長
「(竹富町は)委員13人全員で(協議)という結果が出ている。全員で決めることでよろしいですね」

ーここで、教科書採択に向けた協議入りに異議は出なかった。しかし条件として、与那国町教委は全会一致、市教委は育鵬社版を採択するという意見は曲げないということを明言した。この条件が無視されたことがのちに「協議は無効」だとする主張の根拠になる。

竹盛委員長
「協議会の答申は育鵬社、竹富町は東京書籍。この2つについて、挙手して決めたい、よろしいですか」

ーいきなり多数決に持っていこうとする議事運営に対し、狩俣課長が止めに入る。

狩俣課長
「答申は生きているので、まず、答申の是非について確認した上で、もし答申通りいかないものであれば、2番手(の教科書)はどうするのか議論してほしい」

ーここで崎原教育長が「多数決」に異議を唱える。

崎原教育長
「与那国町は多数決でないと条件を言っている。ぼくたちは3人しかいないので、多数決したら負ける。だから合議にしてくださいとお願いしている」

竹盛委員長
「多数決は採択協議でもやられたことだ。今の状況では合議は無理だ」
ー「多数決」を認めるかどうかをめぐり、協議は紛糾してくる。

崎原教育長
「(与那国町教委の)人間が少ないと分かりながら、多数決に持っていこうとするのはどういう魂胆か。全体で多数決を取ると負ける。民主主義ではない」

玉津教育長
「石垣市も、採択は曲げないと言っている。私たちは多数決は受けない」

ー慶田盛教育長が反論する。

慶田盛教育長
「石垣だって多数決だった」

玉津教育長
「それは、そういう規約を作ってやっているからだ」

ーあらかじめ決められた規約などにもと基づき、多数決を取った採択協議会や市教委と、何のルールもないところから始まったこの日の協議をを同一視できないと玉津教育長は訴える。

            ☆

愈々悪代官の本性丸出しにしてきた狩俣課長。

この場面を見ただけでも狩俣課長が重大な越権行為をしていることがよくわかる!

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