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速報!中川文科相、逆転不採択を無効と明言 育鵬社の公民教科書

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文科大臣が、県の「指導」は不当介入であると認めた。

八重山教科書問題は、発狂新聞の「三日天下」、いや、わずか四日天下に終わった。

 8日の県首謀の「ペテン会議」で強行採決した教科書採択決議。

勝利の美酒に酔いしれ、「民主主義の勝利とか」「正義が勝った」などととか、寝惚けた見出しで県民を惑わした「発狂新聞」。

その狂気乱舞は、僅か僅か四日間のぬか喜びで、一転地獄の底へ転がり落ちることになった。

13日、玉津教育長が上京することに怯えた沖縄2紙は、攻守所を変えたことを敏感に察知し、「政治介入」の文言を乱発することにより牽制にこれ努めた。

だがその前日の12日には文科省が狩俣課長を呼びつけ、その「指導」の違法性を指摘していた。それまであいまい発言で、態度を明確化していなかった文科省も、さすがに沖縄県の「クーデター」を認めるわけにはいかなかったのだろう。

おそらく明日(14日)の発狂新聞の社会面トップは「教科書選定に政治介入の影」などの大見出しが躍ることだろう。(笑)

文科省が県の担当課長を呼びつけ、その違法な「指導」を指摘した。 それを受け、教育行政の最高責任者の文科大臣が、「県の指導は違法」だと発言したことが、何で政治介入に当たるのか。

発狂新聞に残された最後の手段は、「県民大会」を開いて、教科書採択は県民大会で決めるなどと、キチガイ発言を連発するつもりだろうか。

これ以上の恥の上塗りは勘弁して欲しい。

明日の沖縄2紙の見出しが楽しみである。

中川文科相、逆転不採択を無効と明言 育鵬社の公民教科書

 2011.9.13 11:40
 沖縄県石垣市と与那国町、竹富町からなる「教科用図書八重山採択地区協議会」が選定した育鵬社の公民教科書が一転不採択とされた問題で、逆転不採択となった8日の「新たな協議の場」について、中川正春文部科学相は13日の閣議後会見で、「協議が整っていないと考えざるをえない」と無効を明言した。

 育鵬社の教科書を選定した八重山採択地区協議会の選択の経緯には法的な問題はなく、中川文科相が現時点では同協議会の決定事項のみが有効と判断した格好だ。

 中川文科相は「昨日(12日)、文科省の担当が直接、(沖縄)県教委の担当者からそのときの事情を聞き取っており、その結果を判断すると、協議が整っていないと考えざるをえないと思う」と述べた。

 この問題をめぐっては、県教委が逆転不採択となった8日の協議を「(3教委で)合意した」と主張しているのに対し、石垣市と与那国町の両教委側が直後に協議の無効を訴える文書を文科省へ送付。文科省は12日に県教委から説明を求め、法的に無効との見方を示していた。

 県教委から文科省への最終報告期限は16日に迫り、育鵬社の教科書採択に難色を示している竹富町教委の対応が迫られる中、中川文科相は「一義的には県教委に(まとまるように)頑張っていただかないといけないが、私たちも努力をする」と話し、文科省として事態の収束に乗り出す用意があることを示唆した。

                         ☆

育鵬社不採択「無効」 文科省 3教委で合意なし
2011.9.13 01:30
 沖縄県石垣市と与那国町、竹富町からなる「教科用図書八重山採択地区協議会」が選定した育鵬社の公民教科書が一転不採択とされた問題で、「逆転不採択」劇があった「新たな協議の場」について、文部科学省が「法的に無効」との見方を示していることが12日、分かった。文科省は同日、県教委に不採択の経過の説明を求めたが「新たな協議の場」が効力を持つ前提となる3教委の合意ができていない問題があった。異例続きの八重山教科書問題は仕切り直しの見通しとなった。

 県教委は文科省への説明で「その場で協議することに(3教委で)合意した」と有効性を主張。しかし、石垣市と与那国町の両教委側から8日の協議の無効を訴える文書が10日に文科省に届いており、文科省は矛盾を指摘した。

 文科省に対して県教委側は改めて手続きの正当性を強調。しかし、文科省は(1)県教委の権限は各教委への指導、助言にとどまる(2)あくまで「協議の場」を設置する主体は県教委ではなく3教委(3)その当事者2教委から無効を訴える文書がある以上、県教委の説明で「3教委に合意がある」とするのは無理があると判断。「逆転不採択」を有効とは判断しない方針だ。

文科省は県教委に対し、3教委の教育委員全員の協議が行われた8日以前に、「3市町の教育委員会がそれぞれの教委で、合意することを前提とする」よう通知していた。しかし、県教委は文科省通知を無視する形で8日の協議を進め、「不採択」としていた。

 育鵬社の教科書を選定した八重山採択地区協議会での採択経緯に法的な問題はなく、現時点では同協議会での決定事項のみが有効となる見通しだ。

 県教委はこれまで、八重山採択地区協議会に日程の延期を指導したり、委員の追加を求めるなど「不当な採択介入」を続けていた。

 一方、与那国町教委は12日、来春からの教科書の需要数について、「公民は育鵬社」と県教委に報告する方針を固めた。需要数報告は、文部科学省がどの教科書が何冊必要か取りまとめる手続き。各県教委は16日までに、各市町村の需要数を文科省に報告しなければならない。同様に不採択を無効だとする石垣市教委は、すでに育鵬社と決めたことを報告している。

     ◇

 仕切り直しの見通しとなった「八重山教科書問題」。時計の針は育鵬社を石垣市と与那国町の両教委が採択し、竹富町が不採択とした初期の状態まで逆戻りした格好となった。今後は県教委や育鵬社の教科書採択に難色を示す竹富町教委が、文科省の考えを受け入れるかどうかが焦点となりそうだ。

県教委の指導はこれまで一貫して不自然かつ無理があるものだった。8月の協議会で育鵬社採択の議決が必至となると、県教委は協議会に日程の延期や委員の追加を要求。「不当な採択介入」を行った。

 さらに無償措置法の規定を無視して育鵬社不採択にした竹富町への指導ではなく、何の法的権限もない3教委の教育委員全員での協議で調整を図る提案を突然、持ち出した。

 既に育鵬社で手続を終えた石垣市教委と与那国町教委が、この「協議の場」を採択機関と見なすことに教育委員会の意思として反対を表明すると、協議の場で参加委員による採決を強行。県教委主導で「3教委の合意がある」と結論を作り出した。

 これに対して石垣市はすでに、「これがまかり通れば、採択権が奪われたに等しい」として、県教委を相手取った行政訴訟の提起を検討。文部科学省にも無効だとする文書を送っていた。

 採択に関する文科省への最終報告期限は16日。3教委の足並みがそろうか予断を許さない状況だが、県教委の指導は“勇み足”の連続で文科省の判断は当然といえそうだ。

               ☆

 

ところで、本件をあの朝日新聞はどのように伝えているか。

文科相「再協議は不成立」 八重山の教科書採択振り出し  朝日新聞

中川正春文部科学相は13日の閣議後記者会見で、沖縄県の八重山地区(石垣市、与那国町、竹富町)が8日、育鵬社版の中学の公民教科書の採択を撤回して東京書籍版を採択した際の協議について、「協議は整っていないと考えざるをえない」と話した。石垣市、与那国町の両教育長が「協議は無効」と主張していることを踏まえたもので、採択問題は振り出しに戻ることになる。

 3市町の教育長らでつくる八重山採択地区協議会は8月23日、「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版の教科書をいったん採択したが、竹富町が独自に「不採択」としたことを受けて今月8日に3市町の教育委員で再協議し、東京書籍版の採択で一本化することを多数決で決めた。

 しかし、この協議の場で石垣、与那国の教育長が多数決を拒否するなど混乱したことから、文科省は「当事者の合意に基づく協議とは言えず、成立していない」と判断。東京書籍版の採択も根拠を失うことになり、どの教科書を採択するか、改めて調整が必要との考えを示した。

          ☆

>どの教科書を採択するか、改めて調整が必要との考えを示した。

適法に決定した教科書選定を違法な「協議」で覆したのを、文科大臣が違法であると認めたわけだから、八重山採択地区協議会が合法的選定した教科書に戻るのが、すじであり、これを「どの教科書を採択するか、改めて調整」などと援護射撃のつもりだろうが、既に決まった教科書をを調整したからこそ、今回の大騒動が起きたのだ。 

これを本気で考えているとしたら朝日の本家「発狂新聞」の面目躍如だ。

ちなみに朝日新聞の那覇支局は沖縄タイムスの社屋にある。

           ☆

【予告】

朝のエントリーで13日付八重山日報の県首謀「ペテン会議」の内幕暴露シリーズ第2弾を紹介します。

【おまけ】

昨日、沖縄の教育を憂える父母の会の代表約10名が県庁を訪れ仲井真県知事に大城教育長と狩俣課長の処分を求める要請書を手渡した。 発狂新聞は決して報道しない「不都合な事実」なので、要請文を全文紹介する。

なお「村八分」、嫌がらせ等が危惧されるため「父母の会」メンバーの氏名は省略した。

            ☆

沖縄県知事    仲井真弘多殿
沖縄県教育委員長 中野吉三郎殿
                      平成23年9月12日
           
                        沖縄の教育を憂える父母の会 
                           
県教育長並びに県義務教育課長に対する厳正な処分を求める陳情書

 
陳情趣旨要旨

 1、八重山地区教科書採択協議会に不当介入し採択協議を混乱させた件についての処分
 2、法令を無視し、正当な手続きを踏まない地区教育委員協会に採択権があるかのように偽り、教科書採択を混乱させたことに対する処分
 

陳情の理由

八重山地区教科書採択協議会は、当初8月4日に開催する予定であったものを県教育委員会は8月3日、八重山教育事務所を通じ、「協議会メンバーに校 長・三市町教委指導主事を新たに追加すること」を求め、協議会を不要に延期させ混乱を招いた。これは、越権行為であり不当な介入に当る。
八重山地区教科書採択協議会は23日に教科書を採択、公民教科書に育鵬社を選定したが、竹富町の慶田盛教育長等は27日竹富町教育委員会に於いてこれを拒否。8月31日協議会役員会において竹富町に答申通りの採択を要請するが、竹富町は再度拒否。
ここで、本来であれば、県教育委員会が竹富町に答申通りの採択か、竹富町のみ有料教科書とするよう、助言・指導しなければならないところを法令にも依らず、正当な手続きもしないまま、八重山地区教育委員協会に教科書の採択権限があるかのように偽り、教科書の採択を著しく混乱させ、県民に間違った情報を流布した罪は重い。
ここに、この問題の責任者である大城 浩教育長並びに義務教育課の狩俣智課長に対し、厳正な処分を行う事を強く要請する。

                                                      (氏名省略)

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