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今朝の沖縄タイムス社を見て、思わず「やった!」と叫んだ。
八重山教科図書協議会が県の介入を撥ね付けたのだ。
社会トップには、四段抜きで次の大見出しが踊っている。
【教科書協 委員追加せず】
八重山地区 県要請動かず
【八重山】来年度以降の中学校の教科書採選定をめぐる問題で、八重山教育図書採択協議会(玉津博克石垣市教育長)は9日の役員会で、件から要請されていた協議会役員の追加について10日の臨時協議会に提案しないことを決めた。 玉津会長ら3役員の意見が一致しなかったことが理由。 教科書の採択は今月中に県へ報告する必要があるが、同協議会が県の要請を聞き入れるのかどうか不透明な状況となっている。(略)
ひと言でいえば、教科書採択の権限を持つ協議会側が、県の介入を拒否したということ。
「県要請 動かず」の見出しの大きさに、沖縄タイムスの悔しさが滲み出しているが、協議会の判断は当然のことであり、玉津会長の決断に拍手を送りたい。
県は協議会役員を追加するように「要請」と称する介入を行ったわけだが、その理由を「学識経験者を加えた方が良い」などと、反対派の意見を鵜呑みにしていた。
だが、同協議会の委員は現在、石垣、竹富、与那国の3市町村の各位教育長に加え、教育委員各一名と保護者代表、学識経験者の計8名で構成している。
協議会役員の崎原与那国教育長が「(現協議会委員の)教育委員の中にも学識経験者がいるので(追加は)必要ない」と発言するのも理のかなったことである。
いずれにせよ県は、各地域の教科書採択に関し、助言を求められれば助言・指導などをすることが出来たとしても、採択に介入は出来ないはずだ。
地域の採択権者が、従来の左翼教師に丸投げの無責任な採択方に改革をしようとしているのに、介入する権限はないのだ。
あくまでも教科書採択の権限は八重山教育図書採択協議会に在るわけだから、県の「要請」を拒否したことは採択権者と何の問題もない。
せいぜい沖縄タイムスが紙面トップの大見出しで悔しがる程度である。
沖縄県の介入が法律上も許されないということは、文科省がその根拠を次の文科省HPに明記している。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/gaiyou/04060901/006.htm
クリックすれば一目瞭然だが、お節介にも該当部分を抜書きしておく。
採択 6.教科書採択の方法
採択
1.採択の権限
教科書の採択とは、学校で使用する教科書を決定することです。その権限は、公立学校で使用される教科書については、その学校を設置する市町村や都道府県の教育委員会にあります。また、国・私立学校で使用される教科書の決定の権限は校長にあります。(以上文部科学省のHPより)
なお今日の沖縄タイムスには、【八重山発】として、八重山地区の教科書採択に関し、次の見出しの記事も載せ玉津会長に圧力をかけている。
自由社など採択反対
大学教授らアピール
記事は県内外の大学教授とは書いてあるが、名前は載せていない。
この手の問題では必ずと言っていいほど顔を出してくる高嶋伸欣琉球大名誉教授や山口剛史琉球大准教授が名前を出していないのは、この2人の正体が大学教授の名を借りた、左翼活動家であることが今では県民の間に知れ渡ってしまっているので、名前を出すと都合が悪いと思ったのだろう。(笑い)
玉津協議会長の勇断で、県の介入は排除したが、地元紙氏や左翼学者の圧力は、採択決定の日まで勢いを増してくることが予想される。
引き続き玉津博克・教育長に応援・激励のメッセージを送りましょう。
なお文末に読者実際にファックスで送った激励分をコピペしますので参考にして下さい。
石垣市教育委員会 教育部 学校指導課
Eメールkirameki@city.ishigaki.okinawa.jp
TEL (0980)-82-4701
FAX (0980)-82-0294
_______________________________
石垣市教育委員会 教育部 学校指導課 殿
私は、長崎県民です。
玉津博克教育長の教科書採択についての改革を支持します。
反対派が議論の場に子供を持ち出すのは彼らの常套手段です。子供のためという美名のもとで、ありもしなかったことを事実として教育することは結果として子供に誤った知識を与えることになり、教育の目的を大きく損なうのみならず、子供たちから日本人のとしての誇りを身に付ける機会を奪う、野蛮な行為と言わざるを得ません。
県民大会に県民が集まったとか、「出版の差し止めを求めた」裁判に勝ったからという理由で教科書の記述を変えるのは文明国として許されるものではありません。
「出版の差し止め」を求めた「集団自決訴訟」の判決でも軍の命令は立証されていません、単に「出版の差し止め」については否定されたにすぎません。文科省検定意見でも、軍の命令や強制は削除を指示されています。教科書は確認された事実と文科省の検定結果に従い構成されていなければなりません。
八重山地区の元教育長たちが「住民の会」を名乗って県に圧力をかけているとのことですが、彼らは一般の住民ではなく前の極左市長の独裁に唯々諾々と従っていた前市長の残党に過ぎません。
沖縄タイムスや八重山毎日など地元紙の誹謗中傷記事に負けることなく勇気を持って改革を断行して下さい。
戦いにおいて勝利するのは、最後まで白旗をあげなかった者のみである。
良識ある多くの国民が応援しています。
長崎県民 ○○
【付記】
激励のメールとともに、できれば不当介入をしてきた県八重山教育事務所に「不当介入を許さない」という抗議をしましょう。
あて先
沖縄県八重山教育事務所 ( 〒 907-0001 沖縄県石垣市字真栄里438-1 )
宮良 学 所長
Tel 0980-82-3622
Fax 0980-83-7606
沖縄県メール(代表): okinawa@pref.okinawa.lg.jp
ご参考
南の島の死闘!沖縄タイムスvs石垣市教育長 狼魔人日記http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/08305b9636834e258c6b5533ce254333
南の島の教科書採択、ペンギン王国の遺物に風穴 狼魔人日記
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/47c887f44f759dc659f56fe000f1e035