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2011年7月1日11時22分
北京と上海を結ぶ高速鉄道(1318キロ)が30日、開業した。最新列車「CRH380」が最高時速約310キロで運行を始めた。開業を前に、中国企業が高速鉄道にかかわる技術について国際的な特許申請手続きに着手。技術を供与した日欧などと紛争となる可能性も出てきた。
一番列車G1号は午後3時(日本時間午後4時)に北京南駅を出発し、約5時間で上海虹橋駅に到着。一番列車の切符は、15分足らずで売り切れた。ただ、30日夕方からは空席も目立つ。2等車でも555元(約7千円)の価格が、利用者に敬遠されたようだ。航空便が1等車(約1万2千円)以下に値下げ攻勢をかけていることも背景にある。
「CRH380」は、川崎重工業をはじめとする日本勢や、シーメンスを中心とするドイツ勢の技術を基に開発された。中国側は「(技術を)消化し、独自に発展させた完全に中国のもの」(鉄道省)として、中国企業が日米欧、ロシア、ブラジルの5カ国・地域で特許取得の手続きに入った。列車の組み立てなど21件が対象で、8件はすでに中国内で予備審査を終えたという。
審査は各国でそれぞれ進められ、日欧などと類似の技術であれば進歩性がないとして却下される。一方、少しの手直しでも大きな効果を生む技術であれば認められる。ただ、日欧企業が不満に思えば無効を訴えることもできる。このため、1〜2年後に各国で明らかになる結果しだいでは紛争につながる可能性がある。
特許申請について川崎重工は「内容が分からないのでコメントできない」という。川崎重工によると、海外では新幹線に関する特許を取得していないという。
日本企業連合は、米カリフォルニア州での高速鉄道計画に入札する方針だが、中国側の特許取得の動きが影響を与えかねない。JR東海の山田佳臣社長は29日の記者会見で、「中国は自分の技術だと言うが、我々は国内メーカーと旧国鉄技術陣の汗と涙の結晶だと思っている」と主張。川崎重工に対しては「技術立国日本の代表的な企業の名に恥じないきちんとした対応をしてほしい」と述べた。(吉岡桂子=上海、金井和之)
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中国が高速鉄道に関する技術の特許申請を日本や欧州など5か国・地域で進めていることが28日、明らかになった。(西原和紀、北京 幸内康)
日本側は「中国版新幹線」の輸出に警戒感を強めるものの、具体的な対策は見えていない。
国際統括官新設
高速鉄道を巡って、中国は10年以上前から日本の技術に関心を寄せていた。2000年に来日した朱鎔基・中国首相(当時)は、来日前から希望していた山梨県のリニア実験線に試乗して興味を示したが、日本側は先端技術の供与に消極的で、レール方式を採用することになった経緯がある。
04〜05年には、川崎重工業など国内6社が中国メーカーと共同で、日本の新幹線「はやて」をベースにした車両120編成(計960両)を中国に納入した。
外観もそっくりで、日中友好のシンボルとも言える技術供与だっただけに、日本側は「関係者はみな快く思っていない。中国は納入車両の技術をコピーして独自技術と言っているに過ぎない」(国土交通省幹部)と苦々しげだ。ただ、鉄道車両の部品メーカーなどにとって中国は重要な市場で、波風を立てたくないとの事情もあって、企業は表向き静観している。
国交省は28日、インフラ(社会基盤)の海外輸出などを担当する「国際統括官」(局長級)のポストを7月1日付で新設すると発表した。高速鉄道などの国際展開を強化するのが狙いだが、中国の特許攻勢にどう対処するかも注目される。
具体策見えず
中国は日独などから導入した高速鉄道技術をもとに、海外プロジェクトへの参画を進めている。トルコで路線建設に入っているほか、米国、ロシア、ブラジルなどへの進出も狙う。
中国は、設計から施工、運行管理までを鉄道省が統括するため、プロジェクトの進行が速く、車両価格が他国より2割程度安いのが強みだ。特許を取得できれば、さらに競争力が上がる。
国有企業の車両製造会社「中国南車」と米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、米プロジェクトの落札を狙って協力を深めている。中国鉄道省によると、GEは南車からの技術移転を目指し、法律の専門家に頼んで南車の特許について特許紛争になる恐れがないか検討している。日本側は「どういう技術が特許申請されているのかはっきりしない」(川重)ため、具体的な対応策は見えていない。
(2011年6月29日 読売新聞)
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中国がパクリ新幹線をアメリカに特許申請すると聞いて呆れたと書いた。 アメリカは鉄道後進国であり、パクリ新幹線の時速300キロという速度は、米国で最速の列車の平均速度の2倍以上だという。
そこで米国のGEと中国鉄道省が経済ではタッグを組んで米国への売り込みに共同戦線を張るという。 これではまるで大東亜戦争の再現ではないか。 仮に日本が米中連合軍に勝利して本家・新幹線の米国への売り込みに成功しても、米国での特許料を中国に支払わねばならぬという奇妙な事態になる。
パクリ新幹線の米国や他の外国への特許申請だけでも奇妙な事態が発生するというのに、何と本家本元の日本での特許も申請するというから呆れを通り越して言葉を失い、逆に感心してしまった。 さすがはヤクザ国家、泥棒国家の面目躍如だと。
それにしても特許技術の保全についてJRも中国に出荷した川崎重工も完全な平和ボケに陥っているのではないか。
無法国家中国がパクリ新幹線の特許を世界各国に申請すべくすばやい動きをしているのに対し、何と本家本元の日本側は川崎重工によると、海外では新幹線に関する特許を取得していないという。
技術に対するあまりにも酷い平和ボケには言葉を失ってしまう。
2011年06月30日
<中国の新幹線が先日デビューしたが、鉄道省が日本や欧米でも特許申請を行う方針であることがわかった。>
< 狙いとしては、特許を申請しているブラジル、ロシアなど今後の高速鉄道の導入が見込まれる国への売り込みのためだと思われる>
新幹線のパクリだけならまだしも、日本で特許申請中というとんでもないニュースに対し、テレビメディアは沈黙を守っているが、昨夜のTBSたけしのニュースキャスターがかろうじて「中国またもパクリ疑惑、今度は新幹線?」というタイトルでこれを取り上げた。
ドラえもんやミッキーマウスのパクリキャラをVTRで流し、新幹線とパクリ新幹線の映像を見せて女性コメンテーターに「似ていますね」といわせる程度の軽い扱いだったが話題として取り上げただけでもましなほうだろう。
ちなみにたけしがパクリ新幹線について安住アナウンサーに振られ、何かコメントをしていたがよく聞き取れずに意味不明であった。
中国にこのような屈辱的な仕打ちをしていながら、日本側は一部にブツブツ不満を呈する向きはあっても堂々と正面からパクリ新幹線の違法性に抗議することがないのは、中国の巨大な消費市場に色気をだしているからだというこの期に及んでこのノウテンキにはなんとも懲りない面々である。
ヤクザ国家の巨大市場に平伏し、パクリ新幹線に対して抗議もできないJRやメーカーの川崎重工、
そしてこの期に及んでも中国市場に色気を示す懲りない面々は売国奴である、
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