

「信念の人」あるいは「ぶれない人」と言われると「信頼できる人」と同義語に受け取られがち。
だが、「頑迷な人」「思考停止の人」と一皮一枚でつながっている。
一方、「柔軟な人」あるいは「他の意見に耳を貸す人」を、「定見の無い人」「八方美人」と言い換えることもできる。
沖縄県政の最高責任者であるデニー知事は、「あらゆる手段で辺野古阻止」を主張しながら、同じ口で「反米でも反基地でもない」と平気で公言する。
デニー知事は就任以来「対話」を口癖のように繰り返すが、対話(協議)をしたら、翁長知事が書いた台本を1㍉もズレることなく平行線上を突っ走る。「辺野古阻止」を繰り返しながら。
柔軟なのか頑迷なのか、はたまた思考停止なのか、判断に苦しむ。
不思議な思考の人物が知事になったものだ。いや、知事に選んだものだ。
最近の県民投票を巡るデニー知事の対応は、頑迷と柔軟が同時進行し、もはや県民の手に負えない混迷の極致に陥っている。
与党幹部や県幹部、新里県会議長の意見が出るたび、デニー知事はその方向を見るが、瞬時に態度が変わる。 カメレオンだ。
いや、「あっち向いてホイ!」に弱い知事かもしれない。
これでは、せっかく沖タイがスクープ記事を書いても一夜にして「あっちを向いてホイ!」で、飛ばし記事の汚名を余儀なくされる。
朝令暮改がデニー知事の対応だ。
おまけにハンストで恥を晒した元山氏が論議に介入、混乱は火に油の状況だ。
ハンスト男は、どさくさ紛れにデニー知事の政治顧問に就任した様相だ。
これでは県民はたまったものではない。
さて、今日の沖縄タイムスから県民投票関連見出しを拾ってみよう。
■一面トップ
県民投票 全県実施へ
与党、3択を容認
きょう野党と協議
■三面トップ
与党軟化「議論止めず」
知事や市民に押され
自民に不満の声も
沖縄県民投票、全県実施へ近づく 3択容認で複数の市が前向き 沖縄タイムス 2019年1月24日 05:382月24日実施の、沖縄県名護市辺野古の新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、県議会の県政与党の全3会派は23日、選択肢を賛否の2択から「どちらでもない」を加えた3択へ変更する条例改正を容認することを決めた。これにより、県民投票が全県で実施される公算となった。新里米吉議長は24日に野党・中立を含めた各派代表者会議を開催し、29日の臨時会での改正案採決を目指す構えだ。不参加意向を示す複数の市長は、3択になった際の投票参加に前向きな姿勢をみせている。

名護市辺野古沿岸部への土砂投入から1カ月を前に護岸(区域(2)-1)で囲まれた半分近くが埋め立てられた=13日午前、名護市(小型無人機で撮影)
与党3会派の代表は23日午後、新里氏へ報告。最大会派社民・社大・結の照屋大河県議は報告後、記者団に「条例を改正すれば全県実施が可能との状況が確認できた。5市の不参加が現実的となり、このままでは約3割の県民の投票権が奪われることになる」と改正を容認した理由を語った。不参加意向を示していた松川正則宜野湾市長は、謝花喜一郎副知事から選択肢を増やした場合の投票参加の可否などを問う連絡があったと明かし、「県が汗をかいていることは高く評価している。しっかり調整したい」と述べた。
照屋氏によると、県は22~23日にかけて不参加を表明している5市へ3択にした場合、投票に参加するかを確認。市長らは明確に参加するとの意思は示さなかったが、「県、県議会の選択肢を広げる動きは歓迎している」との返答があったという。
公明県本の金城勉代表は「知事、執行部と与党が一定方向で合意できたのは喜ばしい。自民県連にも丁寧に話して、与野党一致して同じ方向に向かうことを期待したい」と歓迎。自民県連の島袋大幹事長は、改正するにしてもしっかりとした審議が必要だと指摘した上で、「今まで説明がなく中身が分からない。代表者会で確認しないといけない」と述べるにとどまった。
☆ 沖タイの見出しを見る限り、県民投票は「3択」により、全県実施でメデタシメデタシの印象を受けるが、自民党県連は不満を漏らしているし、不参加の宮古島の下地知事の意見は故意に黙殺されている。 では同じ記事を産経はどのように報じているか。 沖縄県民投票、社民党など3択賛成に方針転換 産経新聞 2019.1.23 18:20
沖縄県議会与党の社民党、共産党などは23日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票(2月24日投開票)について、賛否2択に「どちらでもない」を加えた3択を容認する方針に転じた。与党会派代表が同日、新里米吉議長に伝えた。ただ、社民党などは投開票日の変更や4択への変更には応じない方針で、投開票事務への協力を拒否している宜野湾市など5市が参加するかどうかは不透明だ。
社民党県連の照屋大河委員長は23日、県議会で記者団に「2択から3択への条例改正について、全県での実施の可能性、県議会での全会一致での議決という方向が認められるのであれば柔軟に対応したい」と述べた。これを受け、新里氏は与野党代表者会議の開催を目指す。
選択肢の変更について、社民党などは「5市が参加する担保がない」などとして反対していた。しかし、県の協力要請を受けた5市が県民投票条例改正の動きを「歓迎する」と回答したため、社民党なども方針を転換した。県民投票条例の制定を直接請求した市民団体も選択肢変更を容認する方針を示している。
一方、うるま市の島袋俊夫市長は23日、投開票を延期した上で、賛否に「やむを得ない」「どちらとも言えない」を加えた4択とするよう県に要求。石垣市の中山義隆市長は自身のツイッターで「公職選挙法の適用を求める。今のままでは過激な県民投票運動になりかねない」と投稿した。宮古島市の下地敏彦市長は23日、県庁で記者団に「やるかやらんかわからんものを前提に仮定の質問には答えられない」と述べた。
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不参加5市が、デニー知事の要請に賛同したわけではないが、沖タイはあたかも全県実施に全市が前向きの態度であるかのような捏造報道である。
さらに自民党県連は22日、県民投票の白紙を求める声明を発表しており、条例改正に応じるかは不透明だ。
【おまけ】
沖縄タイムス+プラス ニュース 沖縄県民投票 与党が3択容認 「全県実施が可能と確認」 2019年1月23日 15:22沖縄県名護市辺野古の新基地建設の可否を問う県民投票を巡り、県政与党3会派は23日、全県での実施に向け、選択肢を2択から3択へ変更する条例改正を容認することを決めた。最大会派社民・社大・結の照屋大河県議は県議会で記者団に「条例改正すれば全県実施が可能との状況が確認できた」と述べた。

名護市辺野古沿岸部への土砂投入から1カ月を前に護岸(区域(2)-1)で囲まれた半分近くが埋め立てられた=1月13日午前、名護市(小型無人機で撮影)
照屋氏は「5市の不参加が現実的となり、このままでは約3割の県民の投票権が奪われることになる」と改正を容認した理由を語った。3会派代表は同日午後、新里米吉県議会議長へ報告した。新里氏は24日に各派代表者会を開催し、29日の臨時会での改正案採決を目指す構えだ。照屋氏によると、県は22日から23日にかけ、不参加を表明している5市に、3択にした場合、県民投票に参加するかを確認。市長らは明確に参加するとの意思表示はなかったものの「県、県議会の選択肢を広げる動きは歓迎している」との返答があったという。
ただ、5市長はこれまで関連予算を否決するなど、県民投票に反対する市議会の判断を重視すると表明しており、最終的に参加するかは見通せない状況だ。さらに、自民党県連は22日、県民投票の白紙を求める声明を発表しており、条例改正に応じるかは不透明だ。
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