アメリカ「中国企業は安全保障上の脅威」
ということは、中国は安全保障上の敵!
日米安全保障上、中国は日本の敵である!
ファーウェイ幹部保釈可否の審問再開 カナダ
NHKニュース 2018年12月11日 4時41分米中貿易摩擦アメリカの要請によってカナダで逮捕された中国の通信機器大手ファーウェイの幹部の勾留を続けるかどうかの審問がカナダの裁判所で再開されました。制裁下のイランとの不正取り引きを主導したとして詐欺の疑いが持たれ、アメリカと中国の対立の新たな火種となりかねない事件の行方に世界的な注目が集まっています。
中国のファーウェイの財務の責任者で副会長の孟晩舟氏(46)は、今月1日、カナダ西部のバンクーバー国際空港で、アメリカの要請を受けたカナダ当局に逮捕されました。
バンクーバーにある裁判所で10日、孟氏の勾留を続けるかどうかの審問が、7日に続いて本人が出廷して日本時間の午前3時すぎに始まりました。
アメリカ政府の代理で法廷に立ったカナダの検察当局者は、孟氏の容疑について、ファーウェイの関係会社を通じて2009年から2014年にかけて、制裁下のイランの通信会社に機器を販売した際に、アメリカの複数の金融機関に虚偽の説明をしたとして、詐欺の疑いがあると主張しています。
そのうえで、保釈すれば国外逃亡のおそれがあるとしてアメリカに身柄を引き渡すまで勾留を続けるよう求めています。
これに対して孟氏側は、中国の信用にかかわるため、国外逃亡のおそれはないとして保釈を求めています。
審問にはこの日も各国の記者が取材に訪れ、アメリカと中国の対立の新たな火種となりかねない事件の行方に世界的な注目が集まっています。
NHKニュース 2018年12月10日 5時07分
中国の通信機器大手、ファーウェイの幹部が逮捕されたことをめぐり、アメリカのトランプ政権や議会では中国企業に対する警戒感が一層強まっています。
ファーウェイのCFO=最高財務責任者の孟晩舟氏は、今月1日、アメリカの要請によってカナダの空港で逮捕され、カナダの検察当局は制裁下のイランとの取り引きをめぐる詐欺の疑いがあると主張しています。
これについて、ホワイトハウスのクドロー国家経済会議委員長は9日、FOXニュースに出演し、「非常に重要な問題だ。ファーウェイがイランに対する制裁に違反していたのは証拠から明らかだ」と述べました。
議会でも強硬な対応を求める声が共和・民主、両党の議員から上がっていて、共和党のルビオ上院議員はCBSテレビに出演し、「ファーウェイはアメリカの安全保障を脅かしている」と指摘し、アメリカ企業との取り引きや、アメリカでの営業を禁じるべきだと訴えました。
また、中国との通商協議のアメリカ側の責任者を務めるライトハイザー通商代表はCBSテレビに出演し、今後の協議では、中国によるアメリカの知的財産の侵害の問題も含め、90日以内に検証可能な結論を出す必要があると強調し、ファーウェイをはじめとする中国企業の問題について対応を求めるものとみられます。
今回の逮捕を受けて、アメリカでは、中国の企業が安全保障上の脅威になるという警戒感が一層強まっていて、米中関係の悪化は避けられない見通しです。
Huawei副会長の逮捕ですが、米通商代表部のLighthizer氏が今後も同様の刑事事件が続く可能性があると警告しています。米中の通商協議とは別問題であると念を押しつつ、90日の制裁猶予期間も延長しないことを明言しました。3月1日が厳格な期限となりましたので、中国がこの日までに態度を100%改善できなければ追加関税が発動されるでしょう。
USTR代表:華為逮捕と通商協議は別問題、90日間は厳格な期間
12/10(月) 5:08配信 Bloomberg
ライトハイザ-米通商代表部(USTR)代表は華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)幹部が米国の対イラン制裁に違反した容疑について、中国との通商協議とは別の問題であると述べた。その上で、中国企業一般について刑事責任を問うケースが今後生じる公算は大きいと警告した。
<iframe id="aswift_7" style="height: 121px; width: 484px; position: absolute; left: 0px; top: 0px; border-image: none; border-width: 0px;" name="aswift_7" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" width="484" height="121"></iframe>ライトハイザー代表はCBSの番組で9日語った。同代表はまた、関税を巡る米中間の休戦期間を現在の90日間から延長する可能性を否定した。
同代表は3月1日が「厳格な期限」だと考えているとし、中国が意義のある構造改革や米国製品への市場開放を進めない限り、2000億ドル(約22兆5000億円)相当の中国製品への関税を10%から25%に引き上げると警告した。
華為の孟晩舟最高財務責任者(CFO)が1日にカナダで逮捕され、米国が引き渡しを求めている問題については、「この問題を巡る中国の見方を理解できるが、これは刑事事件だ。私が取り組んでいることと完全に切り離されている」と述べた。
同代表はその上で、中国の知的財産権侵害や制裁違反などに対する取り締まりが拡大しており、中国企業に対する刑事事件が今後も出てくる可能性は高いと指摘した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-86128063-bloom_st
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