きょうの沖タイは昨日6日の菅・デニー面談を受け、合計四面を使って大発狂である。
関連見出しを一部紹介しよう。
■一面トップ
協議合意 工事は継続辺野古新基地
菅氏、知事会談で意向
県の中止要請に応じず
■二面トップ
協議は一ヶ月限定
政府 事実上「ゼロ回答」
■三面トップ
県と国 一致点遠く
知事対話に徹する
辺野古「土砂投入不可」
県工事停止へ戦略急務
■社会面トップ
市民団体「誠意ない」
工事続行へ反発
県と政府 協議に合意
最初から結果の知れた猿芝居に発狂してみせる沖タイはお気の毒。(涙)
デニー知事と菅官房長官の面談で決まったことは次の2点。
①協議は一ヶ月限定
②工事は続行
デニー知事は「翁長前知事の遺志を継ぐ」以外に特別の腹案を持っていない。
四年前、「辺野古阻止」を主張する翁長前知事は菅氏と一ヶ月間協議したが平行線に終わった経緯はある。
今回も翁長前知事が演じたドラマの台本通りに協議するデニー知事に新しい展開や結末を求めるのは時間の無駄。
結局、以後「国県係争処理委」→「高裁提訴」→「最高裁・県の敗訴確定」→「県による撤回の撤回」という筋書きの知れた退屈なドラマは終了することになる。
普天間基地移設計画 政府と沖縄の対立打開できるかNHKニュース 2018年11月7日 4時41分基地問題
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐり、政府は沖縄県からの要請を受け入れ、協議を行うことで合意しました。政府内からは、先行きを悲観する見方の一方、沖縄県側から新たな具体策が示されるのではないかという期待も出ていて、国と自治体が全面的に対立するという異常事態の打開に向けて、双方が歩み寄れるかが焦点です。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり、石井国土交通大臣が先に沖縄県の行った埋め立て承認の撤回の効力を一時的に停止したことを受けて、防衛省が工事を再開したことから、沖縄県側は、国と地方の争いを調停する『国地方係争処理委員会』での審査の申し出に向けた手続きを進める構えを見せています。
こうした中、菅官房長官は沖縄県の玉城知事と6日会談し、玉城知事からの要請を受け入れ、沖縄県側が『国地方係争処理委員会』に審査を申し出る際の期限となる、今月末までのおおむね1か月間、協議を行うことで合意しました。
これについて政府内からは、沖縄県側が、普天間基地の全面返還を求めながら、移設計画にも反対する姿勢を堅持するのであれば、協議は平行線にならざるをえないとして、先行きを悲観する見方が出ています。
一方で、玉城知事から協議の申し入れがあったことから、アメリカ政府からも理解が得られる新たな具体策が示されるのではないかという期待も出ていて、国と自治体が全面的に対立するという異常事態の打開に向けて、双方が歩み寄れるかが焦点です。
☆
県と国の対立は感情論の段階から既に法律論の段階に突入している。
その結末が、2015年の最高裁による翁長前知事の敗訴確定である。
デニー知事が「取り消し」に代わる「撤回」を盾に最高裁判例を覆せるはずは無い。
>国と自治体が全面的に対立するという異常事態の打開に向けて、双方が歩み寄れるかが焦点です。
デニー知事が「翁長知事の後継者」を公約にする限り、県の歩みよりは不可能。
一方、国が歩み寄るということは、最高裁判断に逆らうということである。
国が最高裁判断に逆らい、地域の首長の反対に屈して安全保障問題である辺野古埋め立てを止めたらどうなるか。
安倍政権がひっくり返る程の大問題である。
日本が法治国家である限り、最高裁確定は覆せない。
デニー知事が演じてるのはケツの割れてる猿芝居。
「デニー劇場」は自爆する。
「翁長劇場」と同様に・・・。
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