今日の沖タイは、本部港の使用不許可で、勝ち誇ったような発狂見出しの乱舞である。
■一面トップ
本部町、港使用認めず
台風影響で岸壁損傷
辺野古新基地 土砂搬入年内困難も
■二面トップ
海路絶たれ国困窮
陸路に移送 県の許可困難
国頭の港 小規模で大型船無理
本部港の一部使用禁止
一面を見る限り、本部港の使用許可権限は本部町に在り、県には相談した程度と読み取れる。
だが、二面の記事には、次のような記載が・・・。
<一方で、元部長担当者は「本部港の管理主体は県で、町は認可権限の一部を委託されているだけ。 許可判断を町独自で出すことは無い」としている。
県と本部町の方針に、防衛省関係者は「基地建設以外の事業者も同様の(岸壁使用禁止)の取り扱いというが、工事をとめるための口実ではないか」とけん制した。
本部町独自では使用禁止に出来ない案件を、本部町を盾にして、後ろで「使用禁止」の圧力を加えているのが県であることは明らかである。
港の修復が不許可の理由なら、修復工事を故意に長引かせて工事妨害するのも「あらゆる手段」の一つなのか。 卑劣である。
【おまけ】
本部港の使用不許可は、本部町のイデオロギー判断であり、行政判断ではない。
反基地活動家レベルの嫌がらせである。
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平良武康 本部町長
沖縄タイムス+プラス ニュース 辺野古への土砂搬入、本部港の使用許可を得られず 沖縄防衛局 2018年11月2日 09:36
【東京】沖縄県名護市辺野古の新基地建設に使う土砂を運び出すため、沖縄防衛局が本部町に本部港の使用許可を申請しようとしたところ、受理されなかったことが2日、分かった。岩屋毅防衛相が2日の記者会見で明らかにした。
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1日に町に使用許可を求めたが、台風で岸壁の一部が被害を受けていることや、すでに他の使用許可が45件出されていることを理由に難色を示されたという。
岩屋氏は「本部町との調整を進め、速やかな使用許可を得たい」と述べ、引き続き町に許可を求める考えを示した。
埋め立て承認撤回の執行停止を受け、1日に工事を再開したことには「普天間飛行場の固定化を絶対に避けるためにも、ここは前に進ませていただきたい」と述べ、改めて工事を進める考えを示した。
☆
地方自治体は特別の理由が無い限り、申請業務を許可しなければならない。
建築許可でも関連法規を満たしておれば、政治判断などで不許可にすることはできない。
>1日に町に使用許可を求めたが、台風で岸壁の一部が被害を受けていることや、すでに他の使用許可が45件出されていることを理由に難色を示されたという。
本部町が不許可にした理由は「台風の影響」だが、台風さえ来なければ許可せざるを得ない。
他に45件許可したことを不許可の理由にすることは出来ない。
反基地活動家が妨害のため許可申請する可能性が有るからだ。
地方自治体の行政裁量には覊束行為がある。
覊束行為とは、一定の要件に該当する場合に、行政庁が一定の行為をしなければならないことをいう。
本部長の不許可は明らかに「反基地活動」の政治的判断であり、地方自治の覊束裁量に違反しており、不作為で訴えられる可能性がある。
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