⇒最初にクリックお願いします。
マレーシアは、中国が支援する最大プロジェクトのうち、220億ドル相当の３つのプロジェクトを中止した。現在、中国国有銀行からの融資の一部が、スキャンダルに揺れる政府系投資ファンド「１ＭＤＢ」を利する取引に使われたか否かについても捜査が行われている。
問題となっているのは、開発が遅れている東部沿岸を、タイ南部の国境付近や首都クアラルンプールと結ぶ「東海岸鉄道」の建設と、各10億ドル以上の費用がかかる２つのパイプライン敷設プロジェクト。
■「費用超過」で建設中止を指示
画像の拡大
マレーシアは中国依存プロジェクトの見直しに動き出した（2017年９月、東海岸鉄道の模型を見るナジブ前首相（左から３人目）＝ＡＰ
財務省幹部によると、東海岸鉄道を管理する政府系のマレーシア・レール・リンク（ＭＲＬ）と、２つのパイプラインを管轄する財務省傘下のスリア・ストラテジック・エナジー・リソーシズ（ＳＳＥＲ）は４日、各プロジェクトの建設請負会社である中国国有の中国交通建設（ＣＣＣＣ）と中国石油パイプライン局（ＣＰＰＢ）に通知を送り、費用超過のため建設を中止するよう指示した。
ＣＣＣＣは、ＭＲＬの通知に中止期間は明記されておらず、追加費用の発生や現地にいる約2250人の従業員について懸念しているとの声明を発表した。中国石油天然気集団（ＣＮＰＣ）のパイプライン子会社ＣＰＰＢからはすぐにコメントが取れなかった。
今回のプロジェクトの中止は、マレーシアに対する中国の影響力低減を掲げるマハティール首相の姿勢を、これまでで最も鮮明に表している。ナジブ前首相の下では中国からマレーシアに数十億ドルという資金が注がれ、東南アジア全域でインフラプロジェクトを進める中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席の広域経済圏構想「一帯一路」に成功をもたらしている。
その中国はいま、過剰支出の削減と、中国の全プロジェクト及び「不平等契約」を見直すと明言する、民主的に選ばれたマレーシア新政府からの抵抗にあっている。
パイプライン事業は、45億ドルが行方不明になったとされる１ＭＤＢと直接的な関連を持っている。取引に詳しい２つの情報筋によると、ＳＳＥＲが中国輸出入銀行から得た融資の一部が、１ＭＤＢの膨らむ債務返済を助けるため、１ＭＤＢが所有するペナン島の土地取得に流用されたとの疑念を財務省は持っている。
財務省幹部は「資金の流れの詳細を持っていないので確認できていないが、疑いを持っている。流れた資金は人民元建てで、中国の銀行システムを経由している」と語った。中国輸出入銀行はコメント要請には応えなかった。
土地取得に関する捜査は、マハティール首相が打ち出した１ＭＤＢ捜査が加速した一環で、今週、ナジブ氏が汚職疑惑で逮捕、起訴されるに至っている。
マレーシアのリム財務相は６月、ナジブ前政権はマレーシア本土とボルネオ島の石油・ガスパイプライン敷設に関し、プロジェクトの進展ではなく、「ほぼ完全に（カレンダーの日付に）基づいた」支払いで合意していたと語った。パイプラインの敷設は平均で13％しか完成していないにもかかわらず、プロジェクト総額のほぼ90％がＣＰＰＢに支払われていた。
前出の幹部は「未完成分に対する支払い済みの資金を、可能ならば返還してもらおうとしている。軽く50億元、それ以上に相当する」とした上で、プロジェクトを再評価したところ「価値があるという確信」に至らなかったため、パイプラインを解約する可能性が高いと語った。
By Stefania Palma（2018年７月５日付 英フィナンシャル・タイムズ紙 https://www.ft.com/）
清島清さんのコメント
一帯一路で習近平に賛同する、７０歳の富川盛武副知事、沖縄
今朝の八重山日報に、
『沖縄「一帯一路の入り口に」
中国の福岡総領事来県』
の記事があった。
富川副知事は
「私は中国との関係、特に福建省との関係は重要視している。（沖縄を）一帯一路の日本への入り口にしていきたい」
と述べた。
中国の福岡総領事館といえば、中国共産党の工作機関。
売国奴 翁長雄志の子分の富川副知事は本気で、一帯一路を沖縄に繋げたいと思っているのであろう。
ーーーー
青山繁晴氏が翁長知事と中国共産党の関係を暴露！
http://japan-plus.net/724/
翁長知事と琉球独立論と中国共産党の深～い関係
https://www.youtube.com/watch?time_continue=424&v=c5MXH6D7Xfw