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吉か凶か!翁長県知事、両陣営注目の膵臓再手術は

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⇒⇒ よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします NO!残紙キャンペーンサイト 翁長県知事の「膵臓に腫瘍」の記者会見を受け、今朝の沖縄タイムスの関連見出しを紹介しよう。 ■沖タイ一面左トップ 知事、膵臓に腫瘍 月内手術と公表 休養へ ■二面トップ 知事選控え県内に衝撃 野党 県政奪還へ注視 与党 安堵と懸念 ■社会面トップ 知事早期復帰に意欲 膵臓の腫瘍 月内に手術へ 残り6ヶ月「任期全うしたい」 良・悪性術前診断は困難   翁長知事 膵臓に腫瘍 手術へ 2期目態度明かさず 2018年4月11日 01:10 翁長雄志 膵臓 腫瘍 手術 知事選     入院先の病院で会見し、膵臓に見つかった腫瘍の手術的治療が必要と説明する翁長雄志知事=10日午後5時10分ごろ、浦添総合病院(花城太撮影)

 翁長雄志知事は10日、浦添市の浦添総合病院で会見し、精密検査の結果、膵臓(すいぞう)に腫瘍が見つかったことを公表した。現時点で良性か悪性かは不明で、確定診断のための手術を今月中に行うことで日程を調整している。2期目に向けた知事選出馬については態度を明かさなかった。

 会見には担当医も同席した。翁長知事は「医師からは根治する方向で治療をやっていけると説明を受けている。病気と相対しながら根治をする中で、知事としての責任を全うしたい」と語り、手術後の早期の公務復帰に意欲を示した。
 2期目となる知事選出馬への影響については「診断を受ける以前から知事選に出る出ないを考えていない状況でやってきた。それをベースに早めに病気を治して公務復帰を果たしていく」と明言を避けた。
 手術までは知事公舎で静養し、現時点では職務代理は置かずに副知事らと連絡を密にしながら県政の業務を続ける。17日の具志堅用高さん、比嘉大吾さんへの県民栄誉賞表彰式には贈呈者として知事自ら出席する考えを示した。
 会見した医師によると、膵臓の中心から末端にかけての部分(膵体尾部)に2センチを超える大きさの腫瘍が見つかった。腫瘍は手術で切除する。膵臓以外の臓器に異常はないという。
 翁長知事は5日に豊見城市内の病院で陽電子放射断層撮影(PET)検査を受けたところ異常が見つかり、再検査のため浦添総合病院に5日午後から入院した。7日まで精密検査を受け、治療方針を確認したという。
 膵臓は食物の消化を助ける膵液や、血糖値を調節するホルモンのインスリンなどを生産する器官。翁長知事は那覇市長時代の2006年に、初期の胃がんが見つかり胃の摘出手術を受けている。担当医は今回の腫瘍について、前回のがんの転移や再発ではないとの見解を示した。

                ☆

県知事選を8ヵ月後に控え、まだ有力候補者の選定も決まっていない、保革両陣営にとって、最重要人物の「健康不安」は衝撃が走ったようだ。

 >良・悪性術前診断は困難

腫瘍が良性・悪性の判断が出来ない手術前の現時点では、「知事選のことは、この診断を受ける以前から考えていない」というのが翁長知事の考えと思われる。

筆者は以前から知事の知事選出馬は無いと予測してきた。

だが、その理由は辺野古阻止に対し「撤回」以外になす術を知らない翁長知事が八方塞で知事を辞任という筋書きであり、必ずしも任期以前の辞任ではない。

任期以前の辞任表明だけで、同時に知事選不出馬声明も含まれる。

さて、手術後の結果により、三つの状況が考えられる。

1)腫瘍が良性⇒公務に復帰し、知事選に出馬

2)悪性の場合⇒手術後の容態が良好で、知事選に出馬

3)悪性の場合⇒手術後の容態が不調で、辞任表明⇒知事選不出馬

1)の場合は「健康問題」は筆者が想定外で主張していた通りなので、住民投票、やオール沖縄内部の分裂、それに法廷闘争の惨敗続きなどで判断すると、結局県知事選は翁長知事の惨敗で終わる。

2)、3)の場合相手候補の「健康問題」は保守側に追い風のように見ルむきも多い。

だが、相手候補の健康問題による「前倒し辞任」が、保守系候補にとって逆風になると懸念する考えもある。

「国に果敢に立ち向かった翁長知事が雄図むなしく、健康問題で辞任に追い込まれた」といった判官贔屓の影響だ。

筆者は翁長知事とはイデオロギー、政治政策面で反対の立場であり、「翁長知事国連演説訴訟」などでは、翁長知事を糾弾する原告の立場である。

だが翁長氏個人に対しては何の恨みも持っていない一県民の立場。

翁長知事が政策上八方塞で辞任するのは賛成しても、今回のような健康上の理由で辞任するとなると、仮に知事選で勝利しても後口が悪い。

上記1)で示したように、「健康問題」ではなく、政策で争って辞任に追い込まれたほうが、気は晴れる。

建前でなく、本気で知事の膵臓手術が成功裏に終わることを祈る。

 

それとは別に、知事選の前倒しによる統一地方選との兼ね合いで、現場の支援層の分散を懸念する考えもある。

沖縄の重要選挙の度に来沖して応援して頂いている、福岡県の行橋市議小坪さんの懸念も、おなじだ。

以下はブログ「小坪しんや」からの抜粋である。

 【沖縄県知事選、自民敗退の危険性】翁長知事、すい臓に腫瘍、手術へ【危機啓発のためにシェア】

(OGP画像)

 

 

最悪の事態の、想定

以下は、あくまで「想定」である。
また、病気について論じるものではない。
一人の保守系政治家として、未来を読み解いておく必要に感じ、ドライに分析するものである。

 

 

翁長知事に万が一があり、途中辞任。
オール沖縄からは、「糸数慶子」(現職参議院議員)が「意志を継ぐ!弔い合戦だ!」とやったとしよう。
または、稲嶺(前)市長の可能性もある。

自民が誰を擁立しても無理ゲーに近い状況となろう。

 

稲嶺氏は、左派には名前が浸透しており、また名護市長選で「相当に名前が売れた」ため、
すでに沖縄県民に強く浸透している。
糸数議員も同じく、現職の参議院議員ゆえ、県内に名前が浸透している。

自民は、名前の浸透以前に、候補が決定していない。
話にならない。

 

反基地活動の封印

さらに最悪の、相手の戦術を述べておく。

 

「敢えて、普天間・辺野古を争点にしない」方法。
基地問題全般については論じるが、生活に根差した政策をメインに据える。

実際、名護市長選では「度重なる反基地活動」に対し、
名護市民が嫌気がさしたという部分は、私自身も体感した。

「異常なレベルに到達している反基地」を封印し、色を落とされると厳しい。

 

ネット上では、沖縄県民を悪く言う者もいる。
気持ちは、わからんでもない。

だが、沖縄二紙が台頭する中、言いたくとも口にできぬ空気は確かにある。
そして、沖縄にも実際に保守はいるし、だからこそ名護・石垣と勝利を納めているのだ。

私の体感で申し訳ないが、「沖縄の普通の市民」も、【行き過ぎた反基地活動】には嫌気がさしている。
”声なき声”があることは事実だ。

それが選挙結果にも反映されているし、現場に行き、声を聴いてまわった実体験に基づく。

 

しかしながら、そこに基地があることへのアレルギーは、
沖縄二紙の”活躍”もあり、また事実として被害があったこともあり、
同じようにアレルギーがあることも、やはり事実なのだ。

「異常な反基地活動」を封印し、「普通の基地反対」をやられると、
今までのような勝利は難しい。

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