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ドキュメンタリー作家上原正稔さんの特集「沖縄戦」が、本日より世界日報にて連載されます。
連載は、毎週土曜日、計25回ほどを予定しています
中心となるテーマは、昨年の春に出版された「沖縄県史 各論編第6巻 沖縄戦」の検証です。*最初の数回は、プロローグとして氏が関わった主要な著作に関係する題材となります。*
高校の歴史教科書検定から10年、集団自決冤罪訴訟(大江・岩波裁判)の最高裁判決から7年、上原正稔氏が琉球新報を提訴した「パンドラ訴訟」勝訴判決から4年の歳月が流れました。
集団自決や壕の追出し、幼子の殺害等の軍命説は主としてGHQの宣撫工作(『鉄の暴風』の出版)と援護法による県民救済事業のカラクリ(軍命=雇用形態)に由来することが、上記の2つの裁判によって明らかとなりました。
しかし、沖縄の地元では、沖縄本島2紙をはじめとするメディアがこの真実を報道していません。
また、この裁判の係争中に「軍命」を煽った恣意的報道により、今でも「軍命説」が残っています。これを利用し「日本軍の理不尽な軍命」を復活させようともくろむ勢力があります。
その中の識者等が総出で執筆したものが、「沖縄県史 各論編第6巻 沖縄戦」です。
上原正稔さんは常々、「戦場というのは、人間の最も醜いところと最も美しい所が現れる」と言っておられます。氏には、今回の連載で、その戦場での人間として美しい姿も発表して欲しいと要望しています。
*上原氏は公式サイトで真実の動画を公開しています。この機会にご覧ください。
1フィート運動の会解散記者会見2 音声改善版https://www.youtube.com/watch?v=XV0ekD53-og
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☆ ■翁長氏再出馬に暗雲!秋の知事選、緊急入院で
筆者は11月の県知事選に翁長知事の再出馬は無いと予測していた。
その理由は、「オール沖縄」が支援する候補者が重要選挙で連戦連敗を喫し、国との法廷闘争も惨敗続き。「あらゆる手段で辺野古阻止」と叫ぶだけで、辺野古阻止の公約は見通しは暗い。 翁長知事が保守系知事なら、沖縄2紙が「公約違反」と連日知事批判のキャンペーンを張ってもおかしくない。
そして「オール沖縄」の要といわれた呉屋金秀会長や仮よしグループが次々と「オール沖縄」を離れていく。
すっかり共産党の操り人形となった翁長知事から、浦崎副知事まで離れていった。
そして、県政与党から「撤回」には不可欠といわれる「県民帳票」の実施を事実上断られる有様だ。
これだけでも知事の再出馬を困難と見る。
満身創痍で八方塞の翁長知事にとって、県知事出馬断念の絶好の口実が、今回の入院だ。
八重山日報4月7日
今秋の知事選に向け、自民党県連や経済界関係者などが3月末、候補者選考委員会の初会合を開き、5月までに候補者を決定する方針を決めた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力からは翁長雄志知事が再選を狙うと見られており、知事選は保守勢力と「オール沖縄」勢力が激突する構図になる可能性が高い。いよいよ知事選に向けた動きが始動する。
ただ、保守勢力の候補者選びがすんなりと進むかどうかは見通せない。これまでも現職国会議員や著名経済人などの名前が浮かんでは消え、現時点で衆目の一致する人物が見当たらない。翁長知事の県民的人気が依然高いとされる中、「勝てる候補」擁立は最初から難航が予想されていた。現実にも「出たい人」「出したい人」が入り乱れている状況のようだ。
しかし、翁長知事が誕生した2014年と現在では、選挙情勢が一変した。
翁長知事初当選からしばらくは、国政、県政の主要選挙で「オール沖縄」勢力が連戦連勝。まさに沖縄を席巻する勢いだった。
しかし、翁長知事最大の公約である辺野古移設の阻止は、なかなか前に進まなかった。安倍政権は県民の基地負担軽減に向け、移設を着実に進める方針を堅持。辺野古沿岸埋め立て承認の取り消しは最高裁で違法とされ、翁長知事は裁判闘争でも敗れた。移設工事は着実に進んでおり、翁長知事は公約を達成できないまま任期満了を迎えようとしている。
こうした中、「オール沖縄」勢力は退潮傾向が顕著になった。昨年の衆院選では、4区で自民党候補が「オール沖縄」候補を初めて撃破。他の3区では「オール沖縄」候補に軍配が上がったものの、鉄壁に風穴が開いた。今年2月の名護市長選では、移設の是非を争点とした選挙としては翁長知事の誕生以来初めて、辺野古反対派が敗れた。
辺野古反対派の政治家や経済人などで組織する「オール沖縄会議」からは、金秀グループの呉屋守将会長が共同代表辞任を発表したほか「かりゆしグループ」も脱退を決めた。「オール沖縄」勢力の組織力低下が鮮明になっている。
辺野古反対を旗印に、保守、革新の共同体を標ぼうした「オール沖縄」勢力は、名実ともに終焉(しゅうえん)に向かっていると見るべきだろう。辺野古阻止に向けた実効性ある道筋や、国民が納得できる具体的な安全保障政策の対案を持たなかったことが要因だ。
翁長知事は今後、辺野古阻止に向けた切り札として、辺野古沿岸埋め立て承認の「撤回」に踏み切ると見られるが、国が裁判闘争に訴えれば、暫定的に工事が止まるだけに終わるとの見方もある。「オール沖縄」勢力そのものが存続できるかの正念場だろう。
前回知事選と違い、保守勢力は自民党だけでなく、公明、維新も巻き込んだ選挙協力体制を構築しつつある。既に3者の連携で名護市長選、石垣市長選を勝ち抜いた。県内の政界再編を見据えていると見られる維新のこうした動きは、知事選で台風の目になるかも知れない。
翁長知事は精密検査のため検査入院した。退院時は自ら健康状態について説明する意向のようだ。検査結果によっては健康不安説が浮上しかねず、知事選にも影響が出る可能性がある。
☆
今朝の沖縄タイムスから翁長知事関連の見出しを拾ってみよう。
■一面左トップ
■二面トップ
知事入院 飛び交う憶測
本島の病状は■秋の知事選どうなる
風雲急告げる県内政局
記事には入院による懸念材料としてこう報じている
≪・・・県政与党関係者の間では、知事が2期目に出馬できないことへの懸念が早くも出始めている。知事選をあきに控える中、オール沖縄会議」から金秀、かりゆしが離脱し与党間の足並みがそろわないまま県民投票に突入する心配もある。与党幹部に1人は、仮に知事が不出馬を決めた場合「『オール沖縄』ないでの候補者選びは一筋縄ではいかない。党利党略がむき出しになる可能性すらある」と指摘する。・・・・
自民県連の幹部は知事が週末にかけて金秀、かりゆしのトップと会談するとの情報があるとし「すでに後継者を選んでいるのでは」と憶測。入院を機に「一気に県内政局が慌しくなる可能性がある」と状況を注視している。≫
>仮に知事が不出馬を決めた場合「『オール沖縄』ないでの候補者選びは一筋縄ではいかない。党利党略がむき出しになる可能性すらある」と指摘する
いやいや、共産党の操り人形と化した翁長知事周辺では、既に党利党略が剥き出しになっている。それが金秀、かりゆし両企業グループの離脱の原因である。
これで翁長氏の不出馬の可能性はますます濃厚になった。
「あらゆる手段で辺野古阻止を貫徹する決意」だったが、病には勝てません。 痛恨の思いだが、涙を呑ん再出馬を断念しまう」
こう言えば、政府との戦いで「刀折れ矢尽きた戦う知事」の印象のまま勇退できるだろう。(涙)