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産経新聞 2017.12.30 09:00
更新
【沖縄2紙が報じないニュース】我那覇真子さんFM番組 あわや打ち切りに「左翼の言論弾圧に屈しない」 沖縄県のコミュニティーFM局が、我那覇真子さんに「年内の番組打ち切りも」と通告した12月6日付文書(一部黒塗りで加工してあります)(高木桂一撮影)
沖縄県紙「琉球新報」「沖縄タイムス」の偏向報道を糾弾している専門チャンネルキャスター、我那覇真子(がなはまさこ)さん(28)の発言を封じ込める動きが県内でエスカレートしてきた。我那覇さんが県内のコミュニティーFM5局で制作、放送する番組「沖縄防衛情報局」について、5局のうちの1局が「内容が改善されない場合には年内に打ち切る」と文書で通告していたのだ。背後には番組つぶしを画策する地元紙の圧力も見え隠れし、我那覇さんは「左翼勢力による言論弾圧には屈しない」と断固戦い続ける。
平成29年12月15日夜、沖縄県浦添市の産業振興センターで開かれた「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」緊急集会。師走の金曜の宵(よい)にもかかわらず県民ら約100人が駆けつけた。会場では同会の代表運営委員、我那覇さんの言論活動を阻もうとする組織・勢力の露骨な工作に対して怒りと、我那覇さんへのエールの声が渦巻いた。
渦中の番組「沖縄防衛情報局」を制作しているのは我那覇さん、父親の隆裕さん(59)、妹の舞輝(まき)さん(20)ら。県内のコミュニティーFM5局から放送枠を買い取り、昨年夏から各局持ち回りで週3回1時間放送している。
沖縄2紙によって偏向した情報をすり込まれている県民に、「沖縄の真実を伝えたい」という思いが込められたもので、米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設反対などの反基地運動を厳しく批判している。
我那覇さんに対し、FM5局のうちの1局(以下「A局」)が12月6日、「放送改善のお願い」と題した文書で、「放送内容の改善がなされない場合は12月いっぱいで放送を終了させていただく」と通知してきた。
何を改善するよう求めているのか-。中身があいまいだったとして、我那覇さんは12月8日、A局にファクスでただした。
すると、A局側は同11日付の文書で(1)反対意見を持つ相手の言論を一方的に否定するような発言は望ましくない(2)「反戦平和運動のそのほとんどが偽物」などという発言は十分事実確認をしてほしい(3)沖縄2紙の記者個人の実名を挙げて批判をあおるような放送は望ましくない-などと回答した。
唐突に「改善」を要求し、受け入れないならな「番組を打ち切る」と迫るA局。示した「改善」の中身も、番組打ち切りの根拠に足り得るものではなかった。
A局の主張に対し、我那覇さんは「私たちは反対意見に対して一方的な批判をしていない。相手側に討論を呼びかけているのに出てこないだけだ」と反論し、こう言い切った。
「これは『放送局VS出演者』の構図ではない。沖縄タイムスによる『取材』と称した圧力がエスカレートし、放送局側が動かざるを得なくなった」
伏線はあった。沖タイは同年9月20日付社会面トップで、5局のうち「沖縄ラジオ」(沖縄市)が運営するFM「オキラジ」での番組を取り上げ、「沖縄の平和反戦運動はほとんどが偽物」「朝鮮人や中国人はどうして平気で嘘をつくのか」などという人種的差別的ともとれる発言が放送されている-と報じた。識者のコメントとして「番組編集についての規定を定めた放送法に抵触する可能性がある」と指摘した。
同紙は9月21日付の社説でも、同番組の放送内容について、「第三者の機関で検証を」と書いた。そこでは「根拠も示さず、言いたい放題の主張を放送し、それについて説明責任を果たさない。これではデマと変わりがないというべきであり、公共の電波を使用する放送局と放送人にとってあるまじき行為である」とまで言及した。
すると琉球新報も10月2日付社会面トップ「FM番組で中傷、差別」の見出し記事で、沖タイの記事の内容を後追いした。
沖タイは社説で、放送内容について「事実にもとづかないものであり、看過できない」「何を根拠にこのような主張をするのだろうか」とも書いた。
「ならば、沖縄タイムスは何を根拠に『事実にもとづかない』と断定するのか、しっかり説明すべきだ」。「沖縄防衛情報局」にもレギュラー出演し、我那覇さんが「師匠」と仰ぐ文筆家の江崎孝さんは、そう訴える。
2紙にとって、「不都合な真実」を発信する我那覇さんが目障りな存在であることは言うまでもない。“攻撃”の背景には、多くの県民が早晩、2紙の偏向ぶりがおかしいことに気づき、目を覚しかねないという焦りが浮かび上がる。
「沖縄防衛情報局」に対する2紙の「差別報道」攻撃の直後のことだった。A局は、定例の番組審議会に我那覇さんを呼び、番組内容に関して説明を求めていた。
番組審議会に出演者を出席させるのは極めて異例だ。我那覇さんは事前に番組審議会メンバーの名簿提出と会議の録音・録画を求めたが、A局に拒否された。結局、素性の分からない「審議委員」らに“裁かれる”事態となった。
我那覇さんは席上、日本に迫る中国脅威論を報じない沖縄2紙の報道姿勢を批判する理由について、資料を手に真摯(しんし)に説明した。すると一人の審議委員が、「中国や韓国の悪口を言うな」と怒り出したという。番組審議会とは名ばかりで、実態は「2紙に洗脳された人々の集まり」(関係者)なのだ。
別の関係者によれば、くだんの放送局の幹部は最近も、「地元新聞社」に呼びつけられたという。「年内打ち切り」通告などA局側の一連の動きは、地元紙の意向が反映しているとみられる。
折しも、「年内打ち切り」通告に時期を合わせ、我那覇さんらの言論を封殺しようとする動きは、沖縄県議会にも広がった。
12月11日の県議会12月定例会の一般質問だった。「辺野古移設阻止」一辺倒の翁長雄志(おながたけし)知事を支える県政与党の宮城一郎県議(社民、社大、結連合)が、特定のラジオ番組を狙い撃ちするという県議会では前代未聞の挙に出たのだ。
一般質問で宮城氏は、「沖縄防衛情報局」で沖縄の基地反対運動を批判する発言があったことを「フェイクニュースだ」と弾劾ししたうえで、「人種差別を疑われる内容、事実に基づかない放送内容が配信された。これらのラジオ放送を利用し、差別デマなどが流布されている」と県に見解をただした。
県側は、金城弘昌子ども生活福祉部長が「放送内容の編集は事業者の自主規制が基本。適正化どうかは放送事業者が設置する審議機関が審議すべきもの。内容は承知していない」とまっとうな答弁をした。番組への政治的圧力といえる宮城氏の言動は、辺野古移設阻止に血道を上げる「オール沖縄」勢力による我那覇さんらに対する“脅し”にも受け取れた。
「番組は2紙を批判する趣旨だが、2紙は問題を差別にすり替え、私たちの言論をつぶそうとしている。オール沖縄に対する異論を封殺する動きだろう」。我那覇さんはそう語る。
こうした中、年末も差し迫った土壇場で、朗報が飛び込んできた。我那覇さんによると、A局が番組の「年内打ち切り」を“撤回”し、当面は様子を見るという方向に転換したのだ。関係者によれば、A局の番組の「年内打ち切り」方針に対し、聴取者らから抗議の声が多数寄せられたという。「沖縄の良心」が、局側を翻意させたようだ。
かくして我那覇さんは、年明けの1月4日、これまで通りA局で「沖縄防衛情報局」を放送することになったが、番組内容や方向性を見直す考えは毛頭ない。
その一方で、「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の平成30年の活動方針として、基地問題の真実を世論啓発するために、街頭での2紙の「不買運動」を宜野湾市を皮切りに県内各地で繰り広げるほか、県内全41市町村でタウンミーティングを順次開催する計画だという。
むろん、沖縄2紙が我那覇さんに攻撃姿勢を強めてくるとみられるが、我那覇さんは言い切った。「望むところです」。
「偏向」を代名詞とする2紙が牛耳る沖縄県の言論空間の異常さは漸次、県内はもとより全国に認識されつつある。それが、きっと我那覇さんらの活動への追い風になるだろう。
(那覇支局長 高木桂一)
☆
■東子さんのコメントです。
「【沖縄2紙が報じないニュース】 我那覇真子さんFM番組 あわや打ち切りに「左翼の言論弾圧に屈しない」 2017.12.30 09:00」
http://www.sankei.com/premium/news/171230/prm1712300018-n1.html
>我那覇さんは席上、日本に迫る中国脅威論を報じない沖縄2紙の報道姿勢を批判する理由について、資料を手に真摯(しんし)に説明した。
>すると一人の審議委員が、「中国や韓国の悪口を言うな」と怒り出したという。
>番組審議会とは名ばかりで、実態は「2紙に洗脳された人々の集まり」(関係者)なのだ。
>別の関係者によれば、くだんの放送局の幹部は最近も、「地元新聞社」に呼びつけられたという。
>「年内打ち切り」通告などA局側の一連の動きは、地元紙の意向が反映しているとみられる。
>こうした中、年末も差し迫った土壇場で、朗報が飛び込んできた。
>我那覇さんによると、A局が番組の「年内打ち切り」を“撤回”し、当面は様子を見るという方向に転換したのだ。
>関係者によれば、A局の番組の「年内打ち切り」方針に対し、聴取者らから抗議の声が多数寄せられたという。
>「沖縄の良心」が、局側を翻意させたようだ。
>かくして我那覇さんは、年明けの1月4日、これまで通りA局で「沖縄防衛情報局」を放送することになったが、番組内容や方向性を見直す考えは毛頭ない。
>その一方で、「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の平成30年の活動方針として、基地問題の真実を世論啓発するために、街頭での2紙の「不買運動」を宜野湾市を皮切りに県内各地で繰り広げるほか、県内全41市町村でタウンミーティングを順次開催する計画だという。
>むろん、沖縄2紙が我那覇さんに攻撃姿勢を強めてくるとみられるが、我那覇さんは言い切った。
>「望むところです」。
「沖縄防衛情報局」を無視すれば、「『偏向』を代名詞とする2紙が牛耳る沖縄県の言論空間の異常さ」は広まり、糾弾すれば、更に広まる。
「沖縄防衛情報局」「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」は、「煮ても焼いても食えぬ」存在になった。
頑張れ! 我那覇嬢、覚醒した沖縄県民、「沖縄の良心」。
「【沖縄2紙が報じないニュース】 我那覇真子さんFM番組 あわや打ち切りに「左翼の言論弾圧に屈しない」 2017.12.30 09:00」
http://www.sankei.com/premium/news/171230/prm1712300018-n1.html
>こうした中、年末も差し迫った土壇場で、朗報が飛び込んできた。
>我那覇さんによると、A局が番組の「年内打ち切り」を“撤回”し、当面は様子を見るという方向に転換したのだ。
>関係者によれば、A局の番組の「年内打ち切り」方針に対し、聴取者らから抗議の声が多数寄せられたという。
>「沖縄の良心」が、局側を翻意させたようだ。
ということは、
「差別的放送「改善する」 出演者が地域FM局へ回答 番組は継続 2017年12月29日 12:51」
ネットのうわさ・デマ ヘイトデマ 差別
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/189341
>本紙が9月、同番組を放送している沖縄市の「沖縄ラジオ」について差別的放送があると報道後、3局は第三者機関である番組審議会を開催。
>12月6日、出演者に対し「放送の改善がなされない場合は12月末で終了する」と伝えたところ、26日に出演者から「内容を改善し継続したい」と返答があったという。
産経によれば、「『年内打ち切り』を“撤回”」は、局側の都合ですよね。
タイムスの圧力にそう言えない局側が、表向き「『内容を改善し継続したい』と返答があったから継続」ということにしたか?
もし、タイムスの取材に、タイムスの気に入る答え方しかできないとしたら……、捏造だの願望だのの記事を書く以前に、「事実」が手に入らない新聞社になった。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします