知事「良き隣人と言えず」 飲酒死亡事故に抗議、米軍トップ謝罪「努力足りず」 琉球新報 2017年11月20日 18:38
米海兵隊員による飲酒運転死亡事故について沖縄県の翁長雄志知事(右)に謝罪するニコルソン在沖縄米四軍調整官(中央)とエレンライク在沖縄米総領事=20日午後、沖縄県庁
沖縄県の翁長雄志知事は20日午後、那覇市で19日に起きた米海兵隊員による飲酒運転死亡事故について、在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン在沖米四軍調整官と県庁で会談した。翁長知事は「綱紀粛正、再発防止に努めると言っても、県民は疲れ果てて何ら信用できない。とても良き隣人とは言えない」と抗議した。
ニコルソン氏は「非常に残念で悲しく言葉では言い表せない。米国民を代表して哀悼の意を被害者と家族に表したい。これまで改善してきたが、努力が足りなかった。心からおわび申し上げる」と謝罪した。
【琉球新報電子版】
「もう勘弁してくれ」-。那覇市で起きた在沖縄米海兵隊員による飲酒運転死亡事故から一夜明けた20日、目の前に立つ在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官に対し、沖縄県の翁長雄志知事は率直な言葉を次々とぶつけた。「何の信用もできない」と抗議する知事に対し、ニコルソン氏は終始、厳しい表情を崩さなかった。
県庁6階の知事応接室。報道陣の間から翁長知事が姿を見せると、一足先に入室していたニコルソン氏とジョエル・エレンライク総領事が頭を下げて迎えた。
知事が用意した紙を読み上げる。「『綱紀粛正、再発防止に努める』と言っても、県民は疲れ果てて何の信用もできない。とても『良き隣人』とは言えない。県民は『もう勘弁してくれ』という気持ちだ」
知事とニコルソン氏の距離は1メートルほどで、傍らに通訳が立った。知事の発言に時折、小さくうなずいたニコルソン氏。知事が抗議文を手渡すと、お辞儀して受け取った。
直立したニコルソン氏は「さまざまな取り組みで改善してきたが、努力が足りなかった」と述べた。「心からおわび申し上げる」と深々と頭を下げると、カメラのフラッシュが一斉に光った。
「私たちの気持ちを聞いてもらいたい」。着席後、そう強調した翁長知事は、沖縄戦以来、強いられ続ける沖縄の苦難に言及した。時に「返事は要らない」と前置きし「県民からしたら『もう嫌だ』と。この気持ちはどこに発散すればいいのか」と問い掛けた。
ニコルソン氏はメモを取ることもなく知事の言葉を聞き、「基地負担軽減の努力」を強調した。同氏が深く息を吐いた後、会談は終わった。予定の30分間を10分超過していた。エレンライク氏は一言も発することなく、退室する知事の後ろ姿を見やった。
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翁長知事や沖縄2紙が、米軍関連の事故・事件が起きると、内心では狂喜しているのを押さえて、二枚舌を使う姿は、良識ある県民なら、こう述べる。
「もう勘弁して」と。
■普通の宜野湾市民さんのコメント
「人命失われ激しい怒り」 富川副知事が防衛局長らに抗議 米海兵隊員の飲酒運転死亡事故
琉球新報 11/20(月) 15:27|Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00000020-ryu-oki
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翁長知事「同じことの繰り返しで言葉を失う」【米兵の飲酒死亡事故】
沖縄タイムス 11/20(月) 10:35|Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00172597-okinawat-oki
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翁長知事「同じことの繰り返しだ」米兵“飲酒事故”
11/20(月) 15:00
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20171120-00000026-ann-soci
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今回の飲酒運転による死亡事故でお亡くなりになった方の御冥福を心から御祈りします。
沖縄県は27年連続飲酒運転による交通事故はワースト1位!
飲酒運転による交通事故で毎年10名以上の尊い命が奪われている。
沖縄県の首長として、翁長知事や富川副知事が今回の死亡事故で県民の尊い命が奪われた事に対して怒りのコメントを出すのは当然の事!
事故を起こした米軍兵は日本の法律によって厳しく罰して欲しい!
但し、米軍だけを抗議し非難するのは全くの筋違い。
以前、知り合いの警察関係者が「飲酒検問をすればする程、検挙数が増える」と嘆いてた。
沖縄県や各市町村、沖縄県警等がこれ迄飲酒運転の撲滅運動を行ってきたが、毎年飲酒運転の検挙数は上がっているという現状を見ると、全く効果が無いという事。
「命ちどぅ宝!」のフレーズを、反基地、反米軍以外で聞いた事がない。
米軍関係者による事故、事件で奪われた「命」と、日本人による事故、事件で奪われた「命」の重さ、尊さに違いがあるのか? と疑問に思う事がよくある。
これ迄行ってきた飲酒撲滅の対策が何の効果も上がってないなら、沖縄県は現行の法律よりもより厳しい「県条例」を作り対策を講じないと「県民の尊い命」を守る事は不可能!
同じような飲酒運転による悲惨な事故が「日本人」によって起こった時、翁長知事や富川副知事は「同じことの繰り返しで言葉を失う」、
「人命失われ激しい怒り」と同じコメントを出せるのか?
飲酒の機会が増える年末年始にあたり、早急な対策が必要。
飲酒検問が飲酒運転の「抑止力」になってないのは27年のワースト実績が証明している。
沖縄県政、県議会はもっと真剣に飲酒撲滅に取り組むべき。
沖縄県民の命を本気で
「命ちどぅ宝!」と思うのなら!
■ 宜野湾より さんのコメント
私はひと月のうちに5回くらい朝5時台に58号を宜野湾から那覇市内まで南下することが10年ちょっと続いている。
その時間帯の国道は比較的空いている区間が多くて、通勤・帰宅や業務で日常走行している人々で流れが割と快調。
その中にあって、20km/hくらいの車両、ふらついている車両、赤信号で止まらない車両、意味不明なブレーキを度々踏む車両、つまり飲酒の影響下にあると思われる車両に出会うことがある。
これまでに見てきた数々を今また思い返すと、沖縄ナンバーもYやAナンバーもレンタカーも県外ナンバーもあった。
いつも早めにそういう車両から離れるようにしてきたけれど、面倒でも通報した方がよかったのか…と思う。
沖縄ナンバーだから沖縄人とは限らないし、YやAナンバーでも民族としての日本人沖縄人かもしれないし、アメリカ人でも兵士であるとは限らない。レンタカーは県民から外国人まで運転する。
そして、自発的に律せる人々もいるし、だらしの無い人々もいる。
要するにいろいろ。
何処其処の人なら飲酒運転をしないというわけではないので、飲酒に寛容なリゾート地である沖縄の現状を見るに、日米当局で協力しながら、パトロールでの摘発や抜き打ち飲酒検問の場所と回数をもっともっともっと増やすことに人と予算のリソースを割く、そういうことを立場信条政治思想に関わらず我々も求め受け入れなければならないのでは、と思えてくる。少なくとも短期的・対症療法的には。
亡くなった方とご家族は本当にお気の毒で、お馴染みの対立構図に持ち込んでいる場合ではもはやないと。
【おまけ】
「元軍属」のシンザト容疑者が犯した個人の事件を、「米軍基地があるゆえの事件」などと、あたかも米軍全体が組織的に事件を起したかのように騒ぎ立てる沖縄タイムス。
同じく一米兵が起した酒帯運転を紙面トップで誇大報道する沖縄タイムス。
言うまでもないが、米軍基地がなくなっても暴行殺人事件が根絶できる保証はないし、米軍基地が撤去されても酒帯運転が根絶できる保証もない。
酒帯運転では全国一を誇る沖縄だが、沖縄タイムスがこんな記事を恥もなく平気で報道できるのが不思議だ。
沖縄、飲酒運転が過去最悪ペース 今年上半期 100件増の844件
沖縄タイムス 2016年7月26日 07:50
2016年上半期(1~6月)の沖縄県内の飲酒運転摘発件数が前年同期比100件(13・4%)増の844件となったことが25日、沖縄県警のまとめで分かった。実数で全国最多だった昨年を上回るペースで、人身事故と死亡事故に占める飲酒運転の割合も全国ワーストの見込みだ。交通指導課は「『つかまらない』『大丈夫』と考える人がまだまだ多い証拠。一層取り締まりを強化する」と話している。(社会部・新垣卓也)
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飲酒絡みの人身事故は46件で、前年同期より9件減少、死亡事故は昨年と同じ6件だったものの、交通人身事故と死亡事故に占める飲酒運転の割合は人身事故で1・82%、死亡事故で37・5%に上り、全国ワーストになる可能性が高いという。逮捕件数(速報値)は79件増の293件だった。
より罰則の重い、危険運転致死傷罪(自動車運転処罰法違反)の適用状況は9件で昨年同期より6件増加した。直近では、在沖米海軍の2等兵曹の女が酒酔い運転で嘉手納町の国道58号を逆走し、衝突した対向車両の男女2人に重軽傷を負わせた事故などがある。
交通企画課が飲酒運転の摘発者を対象に実施した実態アンケートによると「酒を飲んだ後、車を運転するつもりだった」との回答が、15年は全体の72・5%。03年の統計開始以来、最も高い割合となり「悪質な確信犯が飲酒運転を続けている」(同課)状況だ。
県警は25日、飲酒運転根絶や交通事故抑止に向けた下半期の取り組みを協議する「交通課長会議」を開催。
池田克史本部長は「飲酒運転を自らの問題と捉えていない者や悪質な違反者が多く潜在している」と指摘。「県民総ぐるみの根絶活動が展開されるよう、一層力を入れて取り組んでほしい」と述べた。
☆ 米軍関係車両に「Y」と落書き 沖縄で29台被害 沖縄タイムス 2017年11月21日 05:01 事件・事故在沖米
沖縄県北谷町北前と宜野湾市大山で19日以降、Yナンバー車両など計30台と米軍関係者が住むアパートなど3カ所の建物外壁にスプレーのような青色塗料で「Y」などの文字が落書きされる被害が相次いで確認された。沖縄署と宜野湾署が連続器物損壊事件として捜査している。
拡大するYナンバー車両のボンネットに落書きされた「Y」の文字=20日、北谷町北前
県警によると、北谷町内ではYナンバー27台と、アパートや店舗などの外壁が被害に遭った。宜野湾市内の被害はYナンバーが2台、沖縄ナンバーが1台という。20日午前8時半ごろまでに「Yナンバー車両が落書きされている」と憲兵隊から通報があった。
北谷町北前の国道58号近くのアパートでは外壁と駐車車両が被害に遭った。Yナンバー車両の所有者の女性は「とても悲しい」と落胆。ボンネットの落書きを洗剤を使って落としていた男性は「ノーコメント」と険しいを表情で話した。
19日早朝には、那覇市の泊交差点で米海兵隊員による飲酒運転死亡事故が発生。落書きの被害を知った日本人男性は「全然気づかなかった。死亡事故に対する怒りなのか」といぶかしがった。
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>19日早朝には、那覇市の泊交差点で米海兵隊員による飲酒運転死亡事故が発生。落書きの被害を知った日本人男性は「全然気づかなかった。死亡事故に対する怒りなのか」といぶかしがった。
翁長県知事が、県民による自動車死亡事故は黙殺し、米軍関係の死亡事故で怒りを露にし、沖縄2紙が米軍への憎悪を煽る偏向報道をすれば、扇動された沖縄県民が米軍車両に怒りを表すことも考えられる。
翁長知事や沖縄2紙がダブルスタンダードで、米軍への憎悪をあおる限り、Yナンバー車両への悪戯は止まないだろう。
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