今朝の沖縄タイムスは一面トップ、社会面トップなど合計四面を使って、米兵による交通死亡事故の大見出し。
沖タイが擁護する翁長知事の「不都合な言動」が目につく昨今、久々に狂喜乱舞の様相である。(どう見ても米兵がらみの事件事故を喜んでいるようにしか見えない)
ちなみに産経新聞や八重山日報が一面トップで報道した「翁長知事国連演説訴訟」については一行の記述もない。不都合な事実だから。
■一面トップ
米軍車両衝突
飲酒疑い 海兵隊員逮捕
那覇署「公務外」経緯を捜査
赤信号無視の目撃証言
■第二社会面トップ
米軍 飲酒事故絶えず
■社会面トップ
激しい衝撃 車体大破
「あってはならない」
飲酒米兵死亡事故
周辺住民ら怒り
「元軍属」のシンザト容疑者が犯した個人の事件を、「米軍基地があるゆえの事件」などと、あたかも米軍全体が組織的に事件を起したかのように騒ぎ立てる沖縄タイムス。
同じく一米兵が起した酒帯運転を紙面トップで誇大報道する沖縄タイムス。
言うまでもないが、米軍基地がなくなっても暴行殺人事件が根絶できる保証はないし、米軍基地が撤去されても酒帯運転が根絶できる保証もない。
酒帯運転では全国一を誇る沖縄だが、沖縄タイムスがこんな記事を恥もなく平気で報道できるのが不思議だ。
沖縄、飲酒運転が過去最悪ペース 今年上半期 100件増の844件 沖縄タイムス 2016年7月26日 07:50 統計・調査 注目 事件・事故 社会・くらし2016年上半期(1~6月)の沖縄県内の飲酒運転摘発件数が前年同期比100件(13・4%)増の844件となったことが25日、沖縄県警のまとめで分かった。実数で全国最多だった昨年を上回るペースで、人身事故と死亡事故に占める飲酒運転の割合も全国ワーストの見込みだ。交通指導課は「『つかまらない』『大丈夫』と考える人がまだまだ多い証拠。一層取り締まりを強化する」と話している。(社会部・新垣卓也)
» 観覧車から12人救出、5時間宙づり「暑かった」 沖縄・北谷
飲酒絡みの人身事故は46件で、前年同期より9件減少、死亡事故は昨年と同じ6件だったものの、交通人身事故と死亡事故に占める飲酒運転の割合は人身事故で1・82%、死亡事故で37・5%に上り、全国ワーストになる可能性が高いという。逮捕件数(速報値)は79件増の293件だった。
より罰則の重い、危険運転致死傷罪(自動車運転処罰法違反)の適用状況は9件で昨年同期より6件増加した。直近では、在沖米海軍の2等兵曹の女が酒酔い運転で嘉手納町の国道58号を逆走し、衝突した対向車両の男女2人に重軽傷を負わせた事故などがある。
交通企画課が飲酒運転の摘発者を対象に実施した実態アンケートによると「酒を飲んだ後、車を運転するつもりだった」との回答が、15年は全体の72・5%。03年の統計開始以来、最も高い割合となり「悪質な確信犯が飲酒運転を続けている」(同課)状況だ。
県警は25日、飲酒運転根絶や交通事故抑止に向けた下半期の取り組みを協議する「交通課長会議」を開催。
池田克史本部長は「飲酒運転を自らの問題と捉えていない者や悪質な違反者が多く潜在している」と指摘。「県民総ぐるみの根絶活動が展開されるよう、一層力を入れて取り組んでほしい」と述べた。
☆
>直近では、在沖米海軍の2等兵曹の女が酒酔い運転で嘉手納町の国道58号を逆走し、衝突した対向車両の男女2人に重軽傷を負わせた事故などがある。
全国一の酒帯運転を誇る沖縄で、わざわざ米兵がらみの事故を明記するというのは、それだけ米兵がらみの事故は、沖縄県人の酒帯事故に比べて希少価値があるという証明なのか。(爆)
2017年11月19日18:28 カテゴリ法/政治 沖縄をめぐる被害妄想の起源 沖縄タイムスに掲載された琉球大学教授の暴行殺害事件初公判の傍聴記がちょっと話題になっている。米兵=強姦というステレオタイプで「迷いなく急所を攻撃できる、殺しのテクニックを持つ」という差別意識まる出しの記事を津田大介氏が拡散して批判を浴びた。本書も指摘するように、米兵に犯罪が多いというのは嘘である。米軍の軍人・軍属は沖縄の人口の3%だが、犯罪検挙数は刑法犯の0.7%だ。1件の犯罪を「米軍基地は悪だ」と一般化するのは地元紙の常套手段だが、こういう被害者意識を生み出した事情は複雑だ。その起源は1947年に昭和天皇がGHQに伝えた、次のような天皇メッセージにさかのぼる。 米国による琉球諸島の軍事占領の継続を望む 占領は日本の主権を残したままの長期租借(25年ないし50年以上)によるべき 手続は日米の二国間条約によるべき これが1990年代に発見された当初は「沖縄切り捨て」の起源だと思われたが、それは逆だった。マッカーサーは東アジア戦略の要となる沖縄をアメリカが今後も支配すべきだと主張したが、天皇はそれに対して米軍基地を認める代わりに、沖縄に対する日本の主権を守ったのだ。このメッセージがなかったら、その25年後に沖縄が返還されることはなかっただろうが、この「長期租借」という擬制が沖縄問題の起源になった。
続きは11月20日(月)朝7時に配信する池田信夫ブログマガジンでどうぞ。 2017年11月19日18:28 【おまけ】
沖縄タイムスのダブスタ報道は珍しくもないが、「当て逃げかひき逃げか」でコメント欄をにぎわしたこんなエントリーがあった。
⇒毎度、沖縄タイムスのダブスタ報道!2010-08-17 06:59:47
再掲するので、よろしかったら読んで想いだして下さい。
以下一部加筆した引用文です。
☆
今年(2010年)の三月に米兵が酒気帯びで起した当て逃げ事故を、沖縄タイムスが「ひき逃げ」と報じたことに疑念を呈したら、コメント欄が盛り上がった。
当て逃げに見えても被害車両にけが人がおれば、「ひき逃げ」と報ずるという沖縄タイムスをしつこく援護する常連さんがいたからだ。
だが、沖縄タイムスの主張は、その場限りの言い逃れで、加害者が米兵の場合に限り人目を引く「ひき逃げ」と差別報道をすることを自ら暴露してしまった。
全く同じ条件で沖縄人が起した事故を「ひき逃げ」ではなく、「当て逃げ」と報道した事実があるのだ。
その詳細は沖縄タイムスが差別報道!に記してあるが、要約し引用するとこうなる。
引用文に入る前に何度も繰り返してきたことを、しつこくくり返す。
日本語の分からない方々向けの一種の儀式ですので飛ばしても結構です。(笑)
米兵の事故・事件に絡むエントリーで、筆者は容疑者が米兵という理由だけで歪曲報道される卑劣な沖縄メディアの報道姿勢を批判するのであり、米兵の事故や事件そのものを擁護する気は毛頭ない。
悪質な事故・事件を起した犯人は、米兵、沖縄人を問わず厳しく断罪されてしかるべき、これは改めていうまでも無い。
で、引用文に入る。
<米兵が起した「ひき逃げ」の報道と同じ日の沖縄タイムス(2010年7月9日)に、次のような記事があった。
酒飲み当て逃げ
容疑の男を逮捕 嘉手納署
酒気帯び運転でバイクに追突し、現場から逃走したとしたとして、嘉手納署は8日、道交法違反(酒気帯び運転・事故不申告)の疑いで、那覇市辻の会社員、上地栄太郎容疑者(22)を現行犯逮捕した。 追突されたバイクの運転手は、右ひざを打撲したという。 同容疑者は酒を飲んだことは認めているが、バイクへの追突については「何かにぶつかったような気がする」とあいまいな供述をしているという。(沖縄タイムス 2010年7月9日)
二つの「事件」は同じ追突事故で、事故の状況は次の条件のどれを取っても全く同じである。
(1)酒気運転、(2)追突事故、(3)逃亡、(4)被害車両に怪我人
ただ一つ違いを挙げれば、片方は容疑者が米兵で、一方が容疑者沖縄人という違いである。
沖縄タイムスは人種によって報道の姿勢が大きくことなる、つまり人種差別主義者であることを自ら暴露したのが二つの追突事故の報道である。
沖縄タイムスは同じ追突事故であっても容疑者が米兵というだけで、一面のトップを使って大々的に報道し、しかも違和感のある「ひき逃げ」と決め付けている。
一方の沖縄人による同種の事故は、第二社会面の最下部に見逃しがちなベタ記事で、しかも「当て逃げ」と報じている。
これこそ人種、国籍による差別報道ではないのか。>
◇
3月に起きた米兵の交通事故を、8月になっても大見出しで報じる沖縄タイムスはしつこく続報を報じていたのだが、沖縄人が起した同種の事故にもこのように執拗に報道するのか。
否である。
ひき逃げ米兵を起訴、身柄引き渡される、那覇地検 2010年8月13日
今年3月、名護市辺野古であった米軍車両によるひき逃げ事件で、道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告、救護義務違反)と自動車運転過失傷害の容疑で書類送検されていた在沖米海軍の女性3等兵曹ウェンディー・フォスター容疑者(26) ... 米兵を書類送検へ 辺野古ひき逃げ 2010年7月9日来週にも県警方針 車両実験など終了
終戦記念日の昨日の沖縄タイムス社会面の目立たぬ場所に次のベタ記事があった。
バイクに衝突 けがさせ逃走
酒気帯び容疑の男逮捕
宜野湾署は13日、酒を飲んで車を運転し、オートバイに衝突して男性にけがをさせ逃亡したとして、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び、救護気味違反)の疑いで、中城村北上原の自営業、瑞慶覧朝盛容疑者(53)を現行犯で逮捕した。 同署の調べでは、瑞慶覧容疑者は13日午後9時ごろ、中城村北上原の剣道29号で、酒気帯び状態で普通貨物乗用車を運転してオートバイに衝突、乗っていた男性(24)を転倒させ、擦過傷を負わせた上で、逃走した疑いがある。 同署によると、目撃者からの通報を受けて現場付近を調べたところ、瑞慶覧容疑者は現場から約1㌔離れた場所に車を停車させ、車内に座っていたという。 飲酒検知では、基準値の約2倍アルコールが検出されたという。(沖縄タイムス 2010年8月15日)
◇
まぁ、次々と同じような事故が起きるのも呆れるが、これも赤文字で示したように沖縄タイムスが主張する「ひき逃げ」の条件を全て満たしている。
おまけに酒気帯び運転まで問題の米兵と全く同じではないか。
沖縄タイムスがいうところの「ひき逃げ」報道の次の4点セットである。
(1)酒気運転、(2)追突事故、(3)逃亡、(4)被害車両に怪我人
ん? 実際は5点セットで、(5)は米兵が条件だって。
だったら沖縄人の場合は「ひき逃げ」の栄誉?を得る資格が無いことになる。
やはり、サンマは目黒に限る・・・ではなく、「ひき逃げ」は米兵に限る、というわけだ。
読者をバカにしているとはまさにこのことだ。
敢えて引用と同じ文を用いて、沖縄タイムスのダブスタ報道を批判する。
沖縄タイムスは同じ追突事故であっても容疑者が米兵というだけで、一面と社会面のトップを使って大々的に報道し、しかも違和感のある「ひき逃げ」と決め付けている。
一方の沖縄人による同種の事故は、第二社会面の最下部に見逃しがちなベタ記事で、しかも「当て逃げ」と報じている。(今回は衝突とだけ報じて、「当て逃げ」とも書いていない)
これこそ人種、国籍による差別報道ではないのか。
沖縄タイムスよ、恥を知れ!
ん?カエルの面に小便、と言う言葉もあるか
よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします