■「正す会」第8回定例会のご案内
日時:11月17日(金)18:15受付 18:30開演
場所:てだこホールの市民交流室 浦添市仲間1-9-3(てだこホール:098-942-4360)
会費:一般は500円、会員は無料
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辺野古新基地、奥港使用許可撤回も 知事「新たな事態」 2017年11月16日 06:30 辺野古新基地 石材搬入 奥港 記者の質問に答える翁長雄志知事=15日午後6時37分、県庁
米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地建設の護岸工事で資材の海上搬入のために出した国頭村奥港の使用許可について県が、港を往来するダンプカーの粉じんや騒音など環境問題を「新たな事態」と位置付け、奥港の使用許可の撤回も視野に検討を進めていることが15日分かった。同日付で、奥港を使用した海上搬入を停止し変更承認の手続きを取るよう沖縄防衛局に文書で求めた。同日夕に会見した翁長雄志知事は「道路をあれだけの粉じんを上げながらダンプが通っていくことについての認識を奥の区民に伝えられなかった。港湾法との関係でどうなるのか、新たな事態が出てきているので、対処をしっかりやっていきたい」と述べた。
県は9月に奥港の岸壁と港湾施設用地の使用許可を出した後、11月7日付で新たに「港湾施設使用許可に係る審査基準等」を設定した。新基準の中に「環境を悪化させる恐れがないこと」を盛り込んだ。この規定を適用して更新申請を認めないことなども含め許可の撤回を検討しているとみられる。
海上搬送開始に対して翁長知事は「県との協議が調うまでは実施しないよう行政指導していたが、県の行政指導に従うことなく、拙速に海上搬入したことは極めて残念」と批判した。
あらゆる手法を使って新基地を阻止するとしながら奥港の使用許可を出したことに、新基地に反対する市民から反発が高まっていることには「県民からの声は私自身がその声の気持ちと全く一緒。私自身もじくじたるものがある。公約違反ではないかというのも当然率直な気持ちとして出てくるのは否めない」と批判を受け止める姿勢を示した。
埋め立て承認の撤回の時期について翁長知事は「私の責任でやる。明日か1カ月後かは、国家権力の大きなものと対峙(たいじ)しているときに時期まで明示しながらやるのは今考えていない」と述べるにとどめた。
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朝令暮改。
追い詰められ錯乱した翁長知事に県政をまともに行う能力はない。
前日の説明で吉田勝廣政策調整監は、県の対応を追及され「・・・・法令の範囲で許可せざるを得なかった」と、答えていた。
それが一夜明けたらこの有様だ。
>港を往来するダンプカーの粉じんや騒音など環境問題を「新たな事態」と位置付け、
>奥港の使用許可の撤回も視野に検討を進めていることが15日分かった。
工事現場で周辺住民に一定の迷惑がかかるのは日本全国どこでも同じこと。 奥港近辺に限ったことではないはずだ。
それを、「新たな事態」と位置づけ、許可を撤回するとは、県職員とはそんなにおバカなのか。 県民をバカにするのもいい加減にしてほしい。
そうではないはずだ。
これまで翁長知事を支援してきた山城博治被告や「市民ら」が、県庁に押しかけて恫喝したからではないのか。
山城被告が「市民ら」を引き連れ、県庁で恫喝した記事がこれ。
奥港使用許可 市民団体が撤回を要請 山城氏ら知事姿勢を批判2017年11月16日 07:10 辺野古新基地 石材搬出 奥港 国による奥港の使用許可を撤回するよう訴える山城博治氏(右から2人目)=15日、県庁
名護市辺野古の新基地建設工事に使用する石材搬出のために県が国頭村の奥港の使用を許可したことについて「基地の県内移設に反対する県民会議」の山城博治共同代表らが15日、県庁を訪れ、県に使用許可を撤回するよう要請した。
謝花喜一郎知事公室長は「一つ一つの事案が、埋め立て承認の撤回につながっていく」と述べ、知事による埋め立て承認撤回という形で最終的には対応していきたいとし、理解を求めた。
山城共同代表は「知事はあらゆる手段で新基地に反対すると言っていたが、現状は公約違反、言行不一致だ」と厳しく批判した。
さらに、知事の言葉を引用し「知事は県民に『なまからど。まきてーないびらん(今から、ここからだ。負けてはならない)』などと言ってきたが、このままでは『話くわっちー(話のごちそう)』は知事の方だと、言葉をそのままお返しせざるを得ない」と皮肉を交え、「知事には『もうおしゃべりはやめて、やることやって』と言いたい」などと述べ、政治判断による早期撤回を重ねて求めた。
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>県に使用許可を撤回するよう要請した
これは要請というより一種の恫喝でしょうが。
それに、見出しには「市民団体」としながら、本文では「県民会議」となっている。
暴徒を勝手に「市民」などと書くから、このような混乱が起きる。
ここで言う「撤回」も、仲井真前知事の埋め立て承認の「撤回」ではなく、翁長知事が下した許可の「撤回」だから読者は混乱する。
それにしても、「法令の範囲で許可せざるを得なかった」はずの許可を、「トラック運送にはほこりや騒音が伴うことに気がつかなかった」という理由で摘記するつもりか。
「撤回」の法的根拠は何なのか明示する必要がある。
翁長知事は「あらゆる手法で」と言いながら、知事権限の駆使を強調してきた。
「あらゆる手法で」 翁長知事、年頭あいさつで新基地阻止誓う2017年1月4日 10:42辺野古工事:午後再開へ 沖縄、知事権限で抵抗の構え - 毎日新聞
ところが、最近「知事権限」について言及することが少なくなった。 法的根拠もなく「知事権限」を強調すると「職権濫用」で、知事個人に損害賠償の話が浮上したからだ。 【普天間移設】政府、辺野古阻止の権限乱用で沖縄・翁長雄志知事個人に ...2017/03/27 - ≪政府が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設で、同県の翁長雄志(おながたけし)知事が移設を阻止するため知事権限を乱用すれば翁長氏個人に損害賠償請求を行う検討に入ったことが26日、分かった。≫ 一旦許可した許可を知事権限の乱用で「撤回」したら、莫大な損害賠償請求が知事個人に売りかかってくる。 さ、どうする翁長知事! 味方のはずだった沖タイもこのような社説で、恫喝してくるし・・・。 社説[辺野古石材 海上搬入]工事停止し協議進めよ2017年11月15日 07:24 普天間移設問題・辺野古新基地辺野古埋め立て・・・ 沖縄防衛局は、海からの資材搬入のため、奥港だけでなく本部港や中城湾港も利用する考えだ。
奥港の使用を許可したのは実は県である。
「辺野古阻止を主張しながら、海上搬入のための港の使用を認めたのはなぜか」-抗議行動を展開してきた市民の中には、県の判断に対する疑問と不信感が広がっている。
港使用を許可しなかった場合、「裁判を起こされたときに県は負ける」というのが県の言い分だ。それで反対派住民が納得するだろうか。
使用許可は「港湾施設使用許可にかかる審査基準」に照らして妥当な判断だったのか、県は県議会与党や反対行動を担ってきた市民団体に丁寧に説明する必要がある。
最高裁判決に基づいて埋め立て承認取り消しを取り消したときもそうだったが、重要な決定を下す際の事前調整や県民への説明が不十分だ。・・・
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進退きわまり、ますます錯乱する翁長知事の今日この頃である。
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