■「正す会」第8回定例会のご案内
日時:11月17日(金)18:15受付 18:30開演
場所:てだこホールの市民交流室 浦添市仲間1-9-3(てだこホール:098-942-4360)
会費:一般は500円、会員は無料
問い合わせ:080-8364-3051 (但し、番号非通知および公衆電話からの対応はできません)
捏造報道が犯罪と認識し始めたのは国民だけではない。
沖縄のメディアの中でも八重山日報がいち早く沖縄2紙の異常性に気が付き、4月から本島版発刊に踏み切ったことは記憶に新しい。
2013年に、仲井真知事が行った「埋め立て承認」という覊束裁量を取り消した翁長知事が、本部町や北部地域で、自分が行った覊束裁量を不服とする「市民ら」や沖タイが反基地運動の英雄に祭り上げた山城博治被告らに攻撃を受ける羽目に陥った。
沖縄では宮古毎日新聞が「偏向報道は犯罪」とコラムで書いた。
▼先の国政選挙でテレビや新聞が報道しなかった「偏向報道は犯罪だ」とのプラカードをかかげてのテレビ局に対する大衆の批判は新鮮な驚きであった。
これまでジャーナリストや特定の人々の特権であるかのように思われていた言論・表現の自由はすべての人々の権利であることを思い起こさせる出来事であった
▼報道の良し悪しは報道する側・ジャーナリズムが判断することではないと一般の人々が主張しだしたといえるだろう。
ダメなものはダメだと視聴者や読者が声を上げるようになったことを、既存メディアは法律論は別にして真摯(しんし)に受け止めるべきではないのか
▼テレビや新聞が社会をリードするといった概念はソーシャルメディアの普及によって変わりつつあると思える。
沖縄タイムスも「取材現場」をネットで晒されては「辺野古の真実」を報道せざるを得ない立場に追い込まれた。
従来、辺野古の「反基地活動家の実力行使」を市民らの「意志の表現」と報じていたが、「妨害活動」と認めざるを得なくなったのだ。
そして山城博治被告や「市民ら」と称する暴徒集団が、翁長知事を批判し、「オール沖縄」が分裂した事実も報道せざるを得なくなった。
翁長知事は、「あらゆる手段で辺野古阻止」などと強がって見せるが、その一方、成す術を失って記者の前で愚痴を言うしかないのである。
支援者のはずの「市民」や山城被告の攻撃を受け、四面楚歌の翁長知事は、政府との対立についてマスコミに問われ「本意ではないが、私のできることはせいぜいここ(マスコミの前)で気持ちをぶちまけるしかないのではないか」と嘆いた。
沖縄タイムス 2017年11月12日 05:00 普天間移設問題・辺野古新基地辺野古埋め立て沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、県と本部町は護岸建設用石材の海上運搬を請け負った業者に対し、奥港(国頭村)と本部港を使うことを許可した。業者は近く、海上からの搬入を始める方針だ。翁長雄志知事が「あらゆる手段で建設を阻止する」と強調している中での許可に、「辺野古反対」を掲げる市民からは「逆行している」と反発の声が強まっている。一方の沖縄防衛局は、奥港や本部港以外にも複数の港が使用できないか検討を進めている。(政経部・大野亨恭、比嘉桃乃)
前 拡大する(資料写真)本部港
拡大する石材運搬業者が利用する予定の港
次奥港の岸壁と港湾施設用地の使用許可は県が9月上旬に、県から本部港の管理の移譲を受けている本部町は、塩川地区の荷さばき施設の使用許可を10月に出した。県は許可した理由について「港湾関連法に基づいて審査した結果、許可せざるを得なかった」とする。県によると、船を停泊させるため、中城湾港の岸壁の使用許可申請もあがっているという。
ある県幹部は「行政として使用を許可するのは認めざるを得ない」と苦しい胸の内を明かす。一方、「辺野古反対の方針をぶらさずに訴え続けることで、民意が離れないことを信じるだけだ」と語った。
防衛局が複数の港の使用を検討しているのは、反対する市民らの「妨害行為」を懸念しているためだ。防衛省関係者は「市民らが港に押し寄せ、一時的にでも使用できなくなれば、その分工事が遅れる。複数の港を準備すれば、市民らを散らすことができる」と狙いを語る。
防衛局は、埋め立てに使用する岩石を運び出す採石場も本部町や国頭村など複数の場所を確保。その理由の一つも「市民らの妨害行為を避けるため」(防衛省関係者)だという。
防衛局は市民らのキャンプ・シュワブゲート前での抗議行動により工事の遅れを余儀なくされており、今後、大量の資材を円滑に運び入れるために大浦湾の「K9」護岸に船を係留させて海上から搬入する計画だ。関係者は「工事の遅れを取り戻すためにも、万全の態勢で臨む」と話した。
☆
>県は許可した理由について「港湾関連法に基づいて審査した結果、許可せざるを得なかった」とする
>ある県幹部は「行政として使用を許可するのは認めざるを得ない」と苦しい胸の内を明かす。
2013年12月、仲井真前知事が行った行政裁量を翁長知事が行って、支援者の「市民ら」に非難される・・・・皮肉な状況である。
>反対する市民らの「妨害行為」を懸念しているためだ。防衛省関係者は「市民らが港に押し寄せ、一時的にでも使用できなくなれば、その分工事が遅れる
沖縄タイムスが「市民ら」の妨害行為を認めた瞬間である。
やはり、「市民ら」はこわいなー、こわいなー!
■東子さんのコメント
「「あらゆる手段で阻止」のはずが… 新基地建設で2港使用を許可 沖縄県の苦悩 2017年11月12日 05:00」
普天間移設問題・辺野古新基地 辺野古埋め立て
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/169153
>防衛局が複数の港の使用を検討しているのは、反対する市民らの「妨害行為」を懸念しているためだ。
>複数の港を準備すれば、市民らを散らすことができる」と狙いを語る。
>防衛局は、埋め立てに使用する岩石を運び出す採石場も本部町や国頭村など複数の場所を確保。
>その理由の一つも「市民らの妨害行為を避けるため」(防衛省関係者)だという。
これ、凄い記事ですよね。
反対派の抗議活動を「妨害行為」と言い切っている。
しかも、
抗議活動は「反対の意思表示」であって、「妨害行為ではない」
今後批判を呼びそう
のいつも常套句なし。
つまり、防衛局の「妨害行為」という表現を認めているのだ(びっくり
まぁ、抗議活動家も「今日は何分止められた。この積み重ねが工事を遅らせられる。もっと皆さん集まって、工事を止めよう(妨害しよう)」と言っているものね。
今更、反対の意思表示は、通じないよね。
私の深読みですが、シュワブゲート前のブロック積む積むで起訴されている山城被告は、ブロック積む積むを「表現の自由」と言って無罪を主張しているが、「妨害行為」と判断されそうなのでは?
それもあって、
遅らせる抗議活動は、「反対の意思表示」であって、「妨害行為ではない」
「「あらゆる手段で阻止」のはずが… 新基地建設で2港使用を許可 沖縄県の苦悩 2017年11月12日 05:00」
普天間移設問題・辺野古新基地 辺野古埋め立て
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/169153
>県は許可した理由について「港湾関連法に基づいて審査した結果、許可せざるを得なかった」とする。
>県によると、船を停泊させるため、中城湾港の岸壁の使用許可申請もあがっているという。
>ある県幹部は「行政として使用を許可するのは認めざるを得ない」と苦しい胸の内を明かす。
反対を掲げる候補者を当選させるだけでは駄目だ。
反対を掲げて当選した者が、「反対を行政に落とし込んで」、初めて反対を具体化。
しかし、「反対を行政に落とし込む」のは無理なのは分かっていたことで、タイムス、新報が「反対を掲げる候補者を当選させ」さえすれば、辺野古工事は止まるような幻想を県民に見せたのが、罪。
今になると、もしかして、タイムス、新報は「反対を行政に落とし込むまなければいけない」ということを知らず、「反対を掲げる候補者を当選させ」さえすれば、辺野古工事は止まると本気で思っていたかもとも思えてくる。
だとしたら、法治の意味を知らない者達が記事を書いていることになる。
こわいなー、こわいなー。
【おまけ】
今朝の沖縄タイムス
■社会面左トップ
奥港できょう試験搬入
新基地石材運輸
住民「生活に影響」
記事は、住民の怒りを防衛局た工事業者向けよぷとと必死の様相。
こんな住民の声を掲載。
住民の宮城恵子さん「60)は「静かな村にダンプが何度も往来することで周辺に砂ぼこりが舞い、生活にも影響が出る。集落に十分な説明もないまま、一方的に『港を使います』なんて住民をばかにしている」と憤った。
工事の砂けむりを、あたかも猛毒でもまき散らしたように怒っているが、工事トラックに砂けむりはつきもの。日本全国どこでも工事中には近隣に一定の迷惑はかかるもの。
それに、「市民ら」の妨害行為さえなければ、工事が必要以上に長引くこともない。
怒りを向ける相手は、「搬入」の許可をした翁長知事ではないのか、阿部北部報道部長さん。
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