よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします 長年生きていると体にもガタが来るもの。 5月18日、二泊三日の検査入院をし昨日退院した。 入院中のブログ更新は、事前にタイマー設置で切り抜けた。 入院中にブログ及びチャンネル桜の視聴者のSさんから声を掛けて頂き、いろいろお話しできたことは思わぬ収穫でした。 顔も知らないSさんと入院中に親しく懇談できた思わぬ出来事に、世間は狭いと痛感した。 入院中、病院の医師、看護師さんらの親切な対応には感謝でしたが、退院間際の看護師の対応に思わず切れて怒鳴ってしまった. 何歳(いくつ)になっても大人気ない自分に反省ひとしきり。
けさの沖縄タイムスは具志堅用高の愛弟子比嘉大吾がデビュー以来前戦KO勝でWBC世界フライ級王者になった記事が一面、社会面トップを含む合計合計五面を使って大発狂。
沖縄タイムスも、こんな発狂なら大歓迎だ。
何しろ郷土の英雄具志堅用高が育てた比嘉大吾の小型タイソンともいえる攻撃的ボクシングに県民、いや全国ボクシングファンの度肝を抜かれたのだから。
さて、具志堅用高の愛弟子がタイソンばりにノックアウトでフライ級王座になったニュースはさておき、昨日来の沖縄タイムスは「共謀罪」の成立怯え「隠れ発狂」の状況。
まず昨日(20日)の「共謀罪」関連の見出しを抜粋・紹介しよう。
■一面トップ
「共謀罪」採決を強行
自公維 衆院委で可決
23日の本会議通過図る
野党阻へ連携
■二面トップ
県内政党 賛否割れる
県民与党「市民抑圧」
自公維 必要性理解示す
廃案求め意見書可決
北谷町議会 降下訓練に抗議
■三面トップ
「共謀罪」数の力横行
捜査権の乱用に懸念 強行採決に与党疑問
「テロ防止進む」歓迎 自公維
■第二社会面トップ
国民理解置き去り
■社会面トップ
市民運動 弾圧懸念
「共謀罪」採決に怒り
県内団体 監視社会化に不安
「まるで独裁国家」
国会前に9000人 危機訴え
そしてきょう(21日)の関連見出し
■第三面
「共謀罪」週明けに激突
与党 参院審議入り図る
■第二社会面連載インタビュー
【共謀罪を問う】
日常監視息苦しい
玉城愛さん(22) 元シールズ
☆
筆者は、「共謀罪」の可決・施行には大賛成である。
ところが沖縄タイムスを見る限り、「共謀罪」の施行により戦前の「独裁国家」が復活するような印象だ。
>市民運動 弾圧懸念
>県内団体 監視社会化に不安
>「まるで独裁国家」
反対論者の「一般市民が巻き込まれる」という点だが、少なくとも一般市民が「共謀罪」の対象になることは無い。
ただ、沖縄2紙が「市民」と報じている反基地活動家の中には過激派といわれる極左暴力集団も含まれたいる。(警察庁の「国会答弁)
その意味での「市民」なら当然「共謀罪」の対象になるはずだ。
監視カメラが設置されたとき、反対派は今回同様に「一般市民のプライバシーが侵される」などと「市民」が巻き込まれる(被写体になる)ことを懸念していた。
だが、筆者は被写体になる程度で、犯罪が防げるなら賛成であった。
沖縄2紙は、あたかも全権民が「共謀罪」に反対の印象操作をしているが、朝日新聞が沖縄2紙が決して報道しない宮嶋カメラマンの「共謀罪」賛成のコメントを報じている。
当日記でも「オスプレイと豊洲市場、安全と安心は別?」で紹介したが、要点を抜粋・再度紹介する。
反権力はかっこいいが 不肖・宮嶋、「共謀罪」を語る
朝日新聞デジタル 5/13(土) 21:42|Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00000086-asahi-pol
「
<共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案が国会で議論されている。政府は「テロ対策に必要」との立場だが、捜査当局による乱用や「表現の自由」などの侵害を危惧する声もある。
危険と隣り合わせの取材を重ねてきたカメラマン、宮嶋茂樹さん(55)の目には、法案をめぐる議論はどう映っているのか。
《「社会が萎縮する」。そんな各界の訴えに、真っ向から異を唱える。》
わしは「共謀罪」法案に賛成する。世界情勢を見れば、テロ対策の強化が必要なことは明らか。捜査機関による監視が強まるという批判もあるが、政府は「一般市民は対象にならない」と説明している。そう簡単にふつうの市民を逮捕できるわけがない。
むしろ共謀罪は、市民が犯罪者を拒む理由になるんじゃないか。「あなたとは会うだけで共謀罪に問われそうだから」と。もちろんテロリストや暴力団などの組織的犯罪集団と関係があるような人は一般市民とは言えない。>
<少しくらい監視されたって枕を高くして眠る方がいい。>
<多くのジャーナリストや作家たちが「言論・表現の自由が萎縮する」と反対している。反権力を叫ぶと確かにかっこいい。だが、世論調査を見ると、賛否は割れている。安全への脅威が高まるなか、彼らの訴えは市民の心に響かなくなっているのではないか。>
2004年、海上自衛隊の輸送艦に同乗して中東へ取材に向かった。途中、ペルシャ湾で正体不明のボートが接近してきた。警笛を鳴らしても止まらない。爆弾を積んだボートが米艦に突っ込んで死傷者が出たテロが頭をよぎった。結局何事もなく通り過ぎたが、艦内には緊張が走った。
日本人は、テロや他国からの攻撃に対する危機感が薄い。先月、北朝鮮のミサイル発射で一部の地下鉄が運転を見合わせた。「過剰反応だ」という声もあったが、止める判断は正しかったと思う。災害時の避難指示なら「空振り」でも文句が出ないのに、ミサイルやテロだとやり過ぎと言われる。国民に「どうせ起きるわけない」という思い込みがある。
< これからも安全な日本社会を守っていきたい。共謀罪でテロを全て防げるとは思えないが、計画の実行前に取り締まれるようになる意味は大きい。これまで過激派が起こした事件の中には、準備段階で検挙すれば防げたかもしれないと思えるケースもある。>
<もちろん権力は監視しなければならない。わしも時に大臣や議員を追っかけ回して取材し、厳しく批判している。警察だって組織防衛に走ることがあり、妄信するつもりもない。だが、治安維持法を引き合いにした「警察が暴走する」といった批判には、「おいおい今は戦前とは違うだろう」と言いたい。
カメラマンとしての経験から、表現や言論の自由の尊さは十分理解している。それでも、共謀罪を危険視するだけの反対論には同意できない。テロ防止のために必要な法案は早く成立させるべきだ。(聞き手・岩崎生之助)>
☆
>日常監視息苦しい
>玉城愛さん(22) 元シールズ
玉城さんは「日常監視息苦しい」などと共謀罪を批判しているが、筆者はテロに怯えて暮らすくらいなら、「少しくらい監視されたって枕を高くして眠る方がいい」という宮嶋カメラマンの意見に賛同する。
沖縄では「共謀罪」の対象となる反基地活動家が既に逮捕・起訴された例は多い。
暴力行為で逮捕・起訴されて保釈中の山城博治安被告と添田充啓被告が保釈後どのような進路を歩むか興味津々だ。
暴力行為で逮捕・起訴され保釈中の山城被告が国連で「沖縄への政府の無慈悲で暴力的な圧政を訴えたい」と、国連演説の予定という。
まさか国連で「お笑い」を演じるつもりか、と疑わざるを得ない。
沖縄タイムス+プラス ニュース 長期勾留された沖縄の基地反対リーダー 国連で6月にスピーチへ 沖縄タイムス 2017年5月17日 12:12
研究者らでつくる「沖縄国際人権法研究会」(島袋純、星野英一共同代表)は16日、沖縄県庁記者クラブで会見し、6月中旬にスイス・ジュネーブで開かれる国連人権理事会で、沖縄平和運動センターの山城博治議長がスピーチし、日本政府による人権侵害を訴える計画を発表した。現地で、名護市辺野古の新基地建設反対運動への弾圧を報告する公開シンポジウムも開く予定で、実現に向けてカンパを募っている。
拡大する「沖縄への政府の無慈悲で暴力的な圧政を訴えたい」と語る山城博治議長(右から2人目)=16日、県庁記者クラブ
■「民主主義が圧殺される」山城議長は、反対運動に関連して逮捕、起訴され、現在は保釈中。会見に同席し「このままでは民主主義が圧殺される。形式的な法律で表現活動の規制がまかり通っていることを訴えたい」と語った。人権を抑圧された当事者として国際世論に訴える考えだ。
弁護人で、国連に同行する金高望弁護士も「日本政府の対応が、国際的な人権法の水準に照らしてどうなのか問う」と語った。日程が決まれば、那覇地裁に山城議長の海外渡航許可を申請するという。
☆
当日記は、沖縄2紙のことを「黒を白と報じ犯罪者を英雄に仕立て上げる捏造新聞」と批判してきた。
犯罪者を英雄に仕立て上げる典型は暴力行為で逮捕・起訴されたた山城博治被告が有名だが、県外から流入してきた犯罪者も、反基地を叫びさえすれば沖縄では英雄だ。
暴力行為で執行猶予中の添田被告も高江で暴力行為で逮捕・拘留されたが、添田の一時釈放を報じる沖縄2紙はまるで英雄の釈放を報じるようだ。
添田さん、半年ぶり保釈 着陸帯抗議中に逮捕 那覇地裁
琉球新報 2017年4月22日 08:30
釈放され、支援者らに花束を贈られる添田充啓さん=21日午後10時45分ごろ、那覇市樋川の那覇地裁前
米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する抗議活動中に逮捕され、半年以上勾留が続いていた添田充啓(あつひろ)さん(44)が21日夜、那覇拘置所から釈放された。那覇地裁が同日に保釈を決定した。保釈後、添田さんは「支援してくれた皆さんのおかげで保釈がかなった」と話した。
☆
山城や添田のように逮捕・起訴されることがなくとも、沖縄2紙が報じる場合、反基地を叫ぶ活動家は善良な「市民」となり、彼らの違法行為を取り締まる警察官は「市民を弾圧する機動隊」となる。
つまり「善良な市民を暴力的に弾圧する機動隊」という構図である。
このように沖縄2紙によって捻じ曲げられた反基地活動家と警察官の接触を八重山日報・本島版はどのように報道しているか。
冒頭に引用の27日付八重山日報本島版のコラムを通じて、辺野古の反基地活動家の実態を再確認していただきたい。
反基地無罪を信じる反基地活動家は「市民」でもなければ英雄でもない。
単なる暴徒か、犯罪予備軍に過ぎない。
犯罪予備軍の1人山城被告が国連で「平和」を訴える「お笑い芸人」を演じるというが、一方添田被告は、これ以上沖縄での反基地活動は「共謀罪」の対象になり再逮捕が懸念れるのか、所属する男組を解散するという。
朝日の宮嶋カメラマンの記事といい、添田被告の「男組解散」といい、沖縄2紙が報道しないニュースが多すぎる。
http://menfolk.jp/
解散声明
男組メンバーの高橋直輝(添田充啓)の解放から一か月が経とうとしています。
6ヶ月以上にわたる不当な拘束に耐え続けた高橋の解放に向けた関係者の皆様のご尽力、そして全国各地で沖縄・高江の戦いに注視、支援を続けて下さった皆様の支援に対し、男組一同、心より感謝致します。
現在、高橋の闘いは法廷へと移り、その体調回復と生活再建も整いつつあることから、休止状態であった男組は、本日正式に解散します。
さて――
2013年の結成以来、ネットから街頭にあふれ出て来た在特会を始めとした日本のレイシストに対峙し、非暴力超圧力の「旗」を掲げ、直接抗議行動をすることによって、我々はリアルな存在であり続けようとした。
だからこそ2016年の再結成後、我々の差別反対の直接行動が、沖縄の歴史的・構造的な差別へ立ち向かうことは必然だった。そこで我々は基地問題を通して、国家というリアルと対峙した。
しかし今回、高橋直輝をはじめとする男組メンバーが、沖縄・高江のヘリパット建設反対運動において山城博治・沖縄平和運動センター議長らと共に、全く身に覚えのない、「微罪」による逮捕で、不当な長期拘留を受けたことは、これが共謀罪の予行演習であり、戦前の治安維持法における「予防拘禁」であり、人権を無視した、非人道的な行為だと、すでに少なくない人々が指摘している。
今、<テロ等組織犯罪準備罪法案>の名の下で、行動の自由と信条の自由に対する危機が日本を覆っている。我々が直面している時代のムードは、行動する人々の目を隠し、耳と口を塞ぎ、さらに手足を縛りつけようとしているのだ。
これはもちろん行動する人々――我々だけの問題ではない。
時代と社会を告発し続けてきたある映画監督の墓碑銘には、歌人・明石海人の言葉が刻み込まれている。
「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処にも光はない」
たとえ我々が今立ち向かおうとしている時代のムードが<深海>の如く暗闇へと向かいつつあったとしても、我々は一人ひとりが目を見開き、耳を澄まし、誰かが口にした言葉に呼応し、また自らが光を放たなければならない。
我々は解散するが、タフであることが求められる時代に、一人ひとりになっても、時代のムードに抗うリアルな存在であり続けるだろう。
5年に渡る共闘に感謝する。友よ、また路上で会おう。
男組一同
2017年5月19日
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