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「ニュース女子」沖縄報道批判に徹底反論 ネット放送1時間、沖縄メディアへの疑問
2017/3/14 01:10沖縄県の米軍基地反対運動を批判的に取り上げた情報番組「ニュース女子」(TOKYO MX)をめぐる問題で、番組を制作したDHCシアターが2017年3月13日夜、「マスコミが報道しない沖縄 続編」などと題した独自の検証番組をネット限定で放送した。
番組の内容は、問題となった放送で「デマ」「ヘイト」などの批判が殺到した部分について、徹底的に「反論」を加えるもの。その中では、「取材は極めてニュートラルだった」「タブーに切り込んだ」などと批判を受けた放送内容を妥当とし、逆に、批判した他メディアの偏向を主張する出演者のコメントも目立った。
「ニュース女子」が検証番組を放送した(画像はDHCシアター公式YouTubeより) 辛淑玉氏にも出演依頼「ニュース女子」は17年1月2日の放送で、「過激な反対派の実情を現地取材」などと題し基地反対派の活動を批判的に取り上げた。番組では反対派を「テロリストみたい」と表現したほか、抗議活動をする人々が「日当をもらっている」などとも伝えていた。
こうした同番組の放送内容には、インターネット上を中心に「沖縄ヘイトだ」「人種差別だ」などの批判が相次ぎ、BPO放送倫理憲章委員会が2月10日に審議入りを決定していた。その後、MX側は2月27日に公式サイト上で見解を発表し、
「事実関係において捏造、虚偽があったとは認められず、放送法および放送基準に沿った制作内容であった」と説明。その上で、再取材などに「数ヶ月の制作期間」を取った上で、検証番組を放送する予定だとしていた。
こうした状況の中、番組を制作したDHCシアター側がYoutubeなどウェブ媒体で限定放送したのが今回の検証番組。冒頭のVTRでは、批判を集めた1月2日の放送について、「はたしてそれはデマだったのか」「はたしてそれはヘイトだったのか」を疑問視するナレーションが読み上げられた。
このVTR終了後、スタジオでは番組がBPO審議入りした点が話題に。これについて、司会を務める東京新聞論説委員の長谷川幸洋氏は、BPO側が放送内容を問題視する勧告や見解を出すことを決定した「審理」ではなかった点を強調し、
「要するに、軽い方ですよ」と笑いながら話していた。
また、問題の放送の中で取り上げられた市民団体「のりこえねっと」代表の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表にも出演依頼を出したというが、スケジュールの都合で出演できなかったとも説明していた。
「沖縄タイムスや琉球新報だけでなく色々な意見がある」番組では、1月2日の放送で問題になった点について、
「一部の反対派を『テロリストみたい』と表現したのは問題だったのか?」「『反対派は日当を貰っている!?』と疑問を呈するのは問題?」
など、全部で6つのポイントに分けて個々に反論した。
問題の放送の中で特に批判が殺到した「テロリストみたい」との発言については、テロリストという言葉の辞書的な定義(「政治的目的のために、暴力あるいはその脅威に訴える傾向」)を引用し、その直後に反対派が激しく活動する様子をおさめたVTRを放送。その上でスタジオでは、辞書的な定義からみれば問題がなかった、と結論付けた。
また、反対運動の参加者が「日当をもらっている」と伝えた点については、再取材の結果、日当を貰って活動をしていた「知り合いがいる」という人が、「次から次へと出てくる状況でした」とVTRで説明。ただ、実際に日当を貰った経験があるという人物に直接的に取材することは「できなかった」とも伝えた。
この問題をめぐってスタジオでは、反対派に日当が渡されていることを取材した経験がある出演者が次々と「現金が渡されていることは事実」などとコメント。こうした意見を踏まえた上で、出演者の間では「(資金援助ではなく)『日当』という言葉を使ったことが問題か?」といったテーマで議論が交わされた。
総じて、番組では若干の「反省」を織り込みつつも、全体としては検証や再取材を加えた上で、放送内容への批判に対して強く「反論」する部分が目立った。こうした検証番組の終了間際には、番組に出演していたタレントの吉木りささんが、
「今回の放送を通じて、より公平に、ちゃんと事実に基づいて報道することが大事なんだなとわかりましたね」とコメント。また、沖縄問題に詳しいジャーナリストの大高未貴さんは、「(沖縄の中でも)沖縄タイムスや琉球新報だけでなく色々な意見があるのだから、いろんな声を拾って取材してほしい」という現地住民のコメントを紹介した。
☆
【追記】
>問題の放送の中で取り上げられた市民団体「のりこえねっと」代表の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表にも出演依頼を出したというが、スケジュールの都合で出演できなかったとも説明していた。
我那覇さんら3人の沖縄県民の公開質問や公開討論を大逃亡した「のりこえねっと」代表の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表は、今回の取材にも逃亡した。
以後、何を反論しても負け犬の遠吠えである。
負け犬でも親犬が沈黙を守っているのに、子犬や孫犬が、「潰す」などと吠えている。
噛まれたら狂犬病の恐れもあるので、ご用心、ご用心。
■目的は沖縄2紙のフェイクニュースの糾弾!
再三繰り返しているが、我那覇さんら3人の沖縄県民が行動を起した目的は、「ニュース女子」の内容をデマだとしてBPOに申し立てたシンスゴ氏の個人攻撃でもなければレイシズムの主張でもない。
シンスゴ氏の主張を批判することにより、結果的にシン氏が鵜呑みにしている沖縄2紙の捏造報道を全国民の目に晒すことである。
その辺の事情を、我那覇さんが代表を務める「琉球新報・沖縄タイムスを正す国民・県民の会」が発行する「メルマガ」は次のように述べている。
★
「メルマガ第100号」2月27日
24日に東京で行った「ニュース女子」関連の記者会見は、当初の目的は達成して成功裡に終えることができました。 皆様方のご支援の賜物とこの場を借りて深く感謝申し上げます。
記者会見および先行して沖縄で行った18日のシンポの目的は、名目上は「ニュース女子」の内容を批判したシンスゴ氏に対する反論という形式をとりました。
詳しく説明しますと、シン氏は「ニュース女子」の内容を「デマ」と批判し、「高江の出来事」を「沖縄ヘイト」、「沖縄は植民地化されている」などとありもしない事に摩り替えてBPOに申し出たことに対する反論という体裁をとりました。
ところがすでにご推察の通り、記者会見の目的は、シンスゴ氏が戦わずして逃亡したことに対する勝利宣言でもなければ、シンスゴ氏やその賛同者への個人攻撃でもありませんでした。
記者会見の真の目的は、沖縄2紙が報道しない事実を,「ニュース女子」が暴露したことを、シンスゴ氏が真っ向から否定した・・・その裏に横たわる「沖縄2紙の捏造報道」を全国民に暴露することです。
確かに「ニュース女子」の内容はバライティ形式の番組構成のため、多少の誇張はあったとしても、高江の真実を報じるという根本では、高江の真実を報道したに過ぎません。
沖縄2紙が捏造報道をしていただけなのです。
結局、我那覇代表ら3人の沖縄県人の会見の目的が、(ニュース女子の内容が)「デマでない言い訳」や「在日を含む朝鮮人や韓国人の政治運動参加を拒否する『差別』発言」を期待していた記者たちにとっては、記者会見の目的は、予想だにしなかった方向だったに違いありません。
少しでもまともな記者なら、記者会見の目的が他ならぬ「マスコミ批判だった」と理解したのではないでしょうか。
もっとも、会場で提示した動画をCGとでも考えたのか、情報源を要求したりで最初から固定観念で思考停止の朝日新聞の記者さんに会見の目的を理解するのはムリでしょうが。
我那覇代表がシンスゴ氏の「ニュース女子」批判を知ると同時にすばやい行動を起した裏には、シン氏に対する批判は間接的に沖縄2紙の批判に通じると直感したからです。
その意味では、シンスゴ氏の逃亡は、沖縄2紙を鵜呑みにしたシン氏の全面降伏を意味し、結果的には沖縄2紙の「捏造報道」が全国的に認知されたこと意味します。
会見に同席したケントさんが、沖縄2紙の捏造報道を鵜呑みにしてそのまま報道する怠惰な本土マスコミを批判したコメントを紹介します。
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ケント「この実態を本土のマスコミ、まぁ沖縄の新聞はあんなんだからね、嘘ばっかり書くからね、頼りないですけれども、なんで本土の皆さんはこれをきちんと報道しないのか不思議でならないんですね。
そこでこないだMXテレビの『ニュース女子』の中で実態を報道しようとしたことを今度BPOにかけると。(中略)沖縄を中国が領土にしたいというのが目に見えているわけですよ。それもあってですね、きちんと報道してもらいたい。
杉田さんが持っている情報がこれだけありますから。
日本のマスコミの皆さんがきちんと取材すればもっといろんないい情報が出てくると思います。もっと根の深い、裏付けになるような情報もたくさん出てくるでしょう。
どうしてそういう仕事しないんですか?これでマスコミ人ですか?それとも沖縄に関心がないですか?日本固有の領土の一つですからね?平和な状態ではないです。
一部は無法地帯に陥ってしまっているわけですから。私は悲しいんじゃなくて怒ってます。(中略)
いい加減に仕事して下さい。それを言いたいです。以上です。」
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ケントさんのご指摘は「沖縄2紙の捏造報道」は仕方が無いが、せめて本土マスコミは「いい加減に仕事をして下さい」と記者には耳の痛い話しでした。
今回の会見の目的は一応達成することは出来ましたが、沖縄2紙は「東京記者会見」については「だんまり」を決め込んでいます。
沖縄2紙を「正す」、その次にはケントさんの指摘のとおり本土マスコミに「いい加減仕事をしてもらう」という大きな目的も控えています。
【おまけ】
産経ニュース 2017.3.13 23:44
更新
【東京MXニュース女子問題】検証番組公開「なぜ韓国や朝鮮の人が反対運動しているの?」の疑問はヘイトスピーチか
沖縄の米軍基地反対運動を扱った内容に批判が出た東京MXテレビ(MX)の番組「ニュース女子」について、同番組を手がけるDHCシアターが独自に制作した検証番組が13日夜、公式サイトで公開された。司会を務める東京新聞の長谷川幸洋論説委員は、同番組への反響を振り返ったうえで、何が問題だったのかを6項目に分けて検証した。
DHCシアターの検証番組は、「ニュース女子 特別編 マスコミが報道しない沖縄続編」のタイトルで、午後11時から配信を開始。批判を受けた1月2日の放送について、番組スタッフが2度にわたり沖縄を訪れ、事実関係などを再取材したという。
番組では、「ニュース女子の何が問題だったのか」について、6項目に分けて分析。(1)高齢者を「逮捕されても生活に影響がないシルバー部隊」と表現したこと(2)一部の基地反対派の活動を「テロリストみたい」と表現したこと(3)「なぜ韓国や朝鮮の人が反対運動しているの?」と疑問を投げかけることはヘイトスピーチなのか(4)(出演した軍事ジャーナリストが)高江のはるか手前の「二見杉田トンネル」で危険だと引き返したこと(5)「反対派は日当をもらっている!?」と疑問を呈すること(6)「反対派は救急車の通行も妨害している」という証言の真実性-の6項目について検証した。
また、同番組に「自身の名誉を毀損(きそん)された」として、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会に番組内容の審議を申し立てた市民団体「のりこえねっと」の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表にも出演のオファーをしたが、「残念ながら海外にいるため、ご出演はかないませんでした」(長谷川氏)という。
一方、東京MXは13日夜の「ニュース女子」の放送で、昨年12月に放送された回を再放送。「プーチン露大統領の怪しい噂」や、「北方領土は本当に返ってくるの?」などの話題を取り上げた。
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